府中市 増加する公共工事の入札不調、辞退を減らすために・・請負事業者支援のために前払金の上限撤廃を(青梅市が公共工事で前払金の上限撤廃へ)
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
★請負工事前払い金の撤廃・・工事事業者の資金繰りを支援して、受注を促すのが狙い
今朝の読売新聞多摩版で青梅市が、公共工事の請負契約の前払金の上限額を撤廃したと報じています。「最近の物価高騰や人手不足による公共工事の入札の辞退、不成立の増加を受けて」、今回の措置を講じるとのことです。前払金の上限額を撤廃することで、工事事業者の資金繰りを支援して、受注を促すのが狙いとあります。記事によると、多摩地域の自治体で前払い金の上限額を撤廃するのは青梅市が始めてだそうです。
記事では「同市はこれまで、市発注の公共工事の請負金額の前払金の上限額を1億円、工事の進み具合を確認したうえで払う中間前払い金の上限を5000万円と定めていた」そうです。
記事によると、今年度から始まる新学校給食センター建設、市立美術館の大規模改修工事などを円滑に進めるために、今回の措置を決めたそうです。また「複数年にわたる工事については、年度ごとの出来高予定額に応じた前払金と中間前払い金を支払うこともできるようにした」とのことです。
★府中市の公共工事の一般競争入札でも不調、辞退が増加
府中市の公共工事の一般競争入札においても、近年の物価高騰、人手不足を背景に入札業者の不調、辞退が増えている状況です。例えばのケースでは、府中第一中学校(幸町1丁目)の関連工事で、歩道の建設工事が年度内に終わる予定のところ、入札不調により、工事が実施されなかったケースなどがあり、議会でも報告があり、その後、市は補正予算を計上しあらためて競争入札を再度実施した例もあります。
私も一度、この問題については質疑をしたいと思っていましたので、ぜひ青梅市のケースを参考に、府中市にも提案などしたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
★公共工事の入札不調とは(生成AIによる解説から)
「官公庁が公示した入札に対して、入札参加者がいない、または予定価格を下回る金額の入札がなかったため、入札行為を中止することです。入札不調の原因としては、次のようなものがあります」。
①公示された入札が魅力的ではない、②公表された予定価格では事業者の利益が出ない、②公示から入札期限までのスケジュールが短すぎる、③技術要件や納期が厳しく要件を満たせない、④働き手の不足により、利益率の低い工事の入札には参加しない事業者が増えている、⑤労務費や材料費が高騰し、採算がとれない、条件に合わないといったケースも増加している、⑥災害復旧工事やオリンピック関連工事の影響によって、人手不足、資材不足を原因とする入札不落・不調が増加傾向にありました。入札不調が発生した場合、予算の調整や事業のスケジュールを見直す、成果物の部分引渡しで対応するなど、必要な対策を検討します。(生成AIより)
※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで