31 12月

18歳選挙権・・生徒たちに政治に関心をもってもらうために(多摩市選管が学校で出前授業)

今朝(12月31日)付の毎日新聞多摩版に、多摩市の選挙管理委員会が子どもたちに選挙や政治に関心をもってもらうために、市内の学校に出前授業を行っている記事が掲載されています。記事では「国の補助事業にも選ばれた」とあります。記事ではその様子について「多摩市選管は20日、市立多摩中で開いた出前授業で『国際交流大使』を決める模擬選挙に、3年生約160人が参加した。争点は2020年東京五輪にむけて、『世界の若者に日本の文化をどう伝えるか』」として、生徒のなかから立候補者が4人、市の若手職員が候補者役になって、主張をアピール。応援演説を生徒の代表が行うというもの。

記事では「応援演説をした中学生は『政治や政党と聞いてもピンとこなかったけれど、実際にやってみて理解できた』」。「多摩市選管の越智弘一さんは『楽しく、わかりやすいことが第一。選挙に対するプラスのイメージを子どもたちに届けられたら』と話している」。

ちなみに多摩市の選管では小学校から高校までこうした選挙活動を啓蒙する出前授業を行っているとのことです。

私も朝の駅頭では人数は少ないですが、高校生がチラシを受け取ってくれる方がいます。4年前の市議選ではまだ18歳選挙権がスタートしていなかったので、今回はどのように18歳の有権者にアピールするかは、大変重要な課題であると考えています。

そこでこの記事にある多摩市選管の取り組みは大変有意義なものだと思います。私は議会制民主主義であるわが国では「政治とは主権者たる有権者が主役」であり、「国民にとっての民主主義とは選挙」であると思っています。当然、小学生から高校生までの方々は学業に身をおく立場であり、社会にでた経験がないわけですから知識も制約されることは当然です。だからこそ、このような取り組みが学校で行われることで、子どもたち自身が「選挙とは何か」「政治とは何か」を肌でふれる機会になると思います。3月の予算委員会ではぜひこのような取り組みについて、質疑をしたいと思います。

結城亮(結城りょう)

27 12月

トランプ大統領がイラクを電撃訪問・・米国は世界の警察官を続けることができない

今朝(12月27日)のAFP=時事通信では、ドナルド・トランプ米大統領がイラクを電撃訪問したと伝えています。ニュースでは「26日、イラクを電撃訪問し、同国に駐留する米軍部隊を激励するとともに、『米国は世界の警察官を続けることはできない』と宣言した。トランプ氏が戦地の米軍部隊を視察したのは2年前の就任後初めて。AFP特派員によると、トランプ氏は午後7時16分(日本時間27日午前1時16分)、メラニア夫人と共にイラクのアル・アサド空軍基地に到着。トランプ氏は兵士らを激励し、軍幹部と面会した」と報じています。

 

【トランプ大統領誕生の仕掛人はキッシンジャー目的は新たな世界秩序構築か?!】

 

私は2016年の12月30日のブログでトランプ大統領誕生の背景に、キッシンジャー元国務長官の存在があると掲載し、以下のように記載しました。「読売新聞(2016年12月27日付朝刊)で、元米国務長官のキッシンジャー氏のインタビュー記事がありました。同氏はトランプ氏について『彼は極めて高い政治的資質を示してきた』『特定の団体の何のしがらみもない。傑出した大統領になる、またとない好機だ』」。

「米中関係についてキッシンジャー氏は、『世界的に最も重要な2国間関係だ』『両国が争えば他の国々はどちらにつくべきか決断を迫られ、世界中が引きさかれる』『両国が協力関係にあることは世界の利益にもなる』」

 

「米ロ関係については『(プーチン氏について)ロシアの指導者を精神分析するのは、やめるべきだ』『彼(プーチン)は欧州から中東、アジアで同時多発的に起きるすべての事象に対応しなければならないと考えているのだ』としています。

「この発言を聞くと、『今後、欧州や中東、アジアの安定はプーチンにまかせる』とも聞こえます。キッシンジャー氏は最後に『米国が世界のすべての問題をただちに解決する必要はない』『他の国々と平和で安定的な世界秩序を創造する機運が醸成できればよい』『その取組を始めることができれば、来年は希望の年になる』と結んでいます。これは米国のブッシュ政権以来、『中東民主化』と称したイラク、アフガン戦争をはじめ、『世界の警察官』たる米国の役割は終わった、と解釈できます。米国の世界戦略の大転換は、安倍政権の外交・安保政策の破たんを意味するのではないか」と記しました。

 

【2019年は中東と北東アジアを中心に新しい世界秩序が始まるのか?!】

 

あれから3年が経過しますが、当時のキッシンジャー氏の証言を振り返り、そして今日のトランプ大統領の発言を聞くと、いよいよ世界は新しい世界秩序の建設が進むのではないかと思わざるをえません。そして北東アジアでは来年、朝鮮半島の統一がいよいよ現実味を帯びていると私には思えるのです。

アメリカ、ロシア、中国を中心とする世界、中東と北東アジアの動きが激動する2019年となりそうです。

結城亮(結城りょう)

 

17 12月

府中市で湯浅誠さんの基調講演を予定・・「広がれ、子ども食堂つながれ支援のわ」来月1月6日開催

【府中市市民提案型協働事業 シンポジウム開催・・地域でつながる子ども支援のしくみ、湯浅誠さんが基調講演】

 

来月1月6日に府中駅前ビル「ル・シーニュ」の5階のプラッツのバルトホールにて、法政大学教授で社会活動家の湯浅誠さんの基調講演をはじめとするシンポジウムが開催されますので、ご案内します。主催は「子どもの居場所作り@府中」が開催。当日は湯浅誠さんの基調講演「子どもたちの未来へ、今私たちができること」と題してお話をされます。湯浅誠さんはちょうど10年前のリーマンショック後に起きた自動車会社や電気メーカーなどが、年の瀬に大量の派遣労働者の雇用を打ち切った際、そうした労働者の生活を救済するために、日比谷公園において「日比谷年越し派遣村」を運営して、派遣労働者の生活と環境を守ったリーダーの一人です。また子どもの貧困問題についても運動を通じて、取り組んでこられた方です。地域住民と行政と民間企業、団体がつながることで、子どもたちが連帯する社会をつくることを展望する取り組みが始まっています。

私も12月議会の一般質問で、市内に広がる子ども食堂に行政からの踏み込んだ支援策を求めて質疑を行いましただけに、大変興味ある企画です。ぜひみなさん、おいで下さい、

主催 子どもの居場所作り@府中  協力 府中市

日時 2019年1月6日(日)開場12時、開演13時

会場 府中市 市民活動センタープラッツ5階バルトホール

参加費 300円、定員は280名(先着)

第一部が湯浅さんの基調講演、二部がトーキングタイム

問合せは、府中市子ども家庭部子育て支援課 042-335-4192 まで

17 12月

府中市の職員現場や学校現場においてもパワハラ防止の対策強化を!

12月議会の一般質問において、他会派の議員の方ですが、「スポーツ指導現場における体罰や各種ハラスメントの撲滅に向けた取り組み」について質疑をされていました。私もいずれこの問題を取り上げたいと考えていましたので、興味深い聞きました。

また先日、産経新聞ネットニュースにおいて、国もパワハラ対策について法制化する方向について掲載していました。それによると「職場でのいじめや嫌がらせなどのパワーハラスメント(パワハラ)を防ぐため、厚生労働省が企業に対応を義務付け、法制化する方針を固めたことが11月16日、分かった。セクハラに加え、顧客からの暴言や暴行などカスタマーハラスメント(カスハラ)対策も強化し、職場でのハラスメント全体について11月19日に開かれる労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に骨子案を示す」と報じています。

【市役所や学校現場におけるパワハラの現状と対策は】

 

また教育現場において部活動の現場などで、教員による児童、生徒に対するパワハラ的指導や、自治体の職員間によるパワハラで職員が処分されたケースなどが、マスコミでも報道されています。親御さん、保護者からの相談をうけて学校現場ではどのように対応しているのか、また教育委員会による指導はどうなっているのか。府中市役所の職員間において、パワハラは発生しているのか、今後も情報の公開、あるいは具体的対策などについて、今後も検証していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

09 12月

今年も若松町2丁目、関野原自治会で年末もちつき交流会開催

昨日(12月8日)、私の住む地元の自治会、府中市若松町2丁目の関野原自治会では、年末恒例のもちつき交流会を開催しました。

このもちつき交流会は関野原自治会でも長い歴史がある催しものとのことです。一時期中断した時期もあったそうですが、近年また復活したとのことです。今年も若松小学校の児童ら、近所の大勢の子どもたちが集まりました。

前日から、子ども会のお母さんたちの協力もえて盛大に開催されている、もちつき交流会です。お雑煮など数種類のおもちを、お母さんたちに用意していただきました。

すっかり年末の風物詩として地域に定着しています。また議員関係者では、佐藤新悟議員も来られました。私も自治会の役員の一人でもありますので、これからも地域住民活動に貢献できればと思っています。

結城亮(結城りょう)