07 8月

府中市の再犯防止計画について、受刑者が社会復帰できる手だてのために施策の充実を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。8月29日から開会予定の府中市議会での一般質問で、私は「府中市の再犯防止計画に関する施策」について質疑をする予定です。府中市には、国の再犯防止推進法に基づき、犯罪をした者などが地域社会の一員として円滑に社会復帰することができるよう、国、東京都、民間支援機関等と連携し、必要な取組を推進、市民が安全で安心して暮らせる地域づくりを行うため、市独自に再犯防止計画が策定されています。この計画について、具体的な施策について質疑予定です。

★受刑者が出所後の生活基盤を保障するために

この質疑に関係して、私は以前、ラジオフチューズの「刑務所ラジオ」に出演させていただきました。その際、この番組の制作者で司会を務められている塩田さん(人権監獄センター)から、出所した受刑者のその後の生活について、行政としても支援できないものかと考えました。

インターネットの「弁護士ドットコム」で塩田さんは、「以前に、刑務所を出所したばかりの人の支援をしたことがあった。『その方は身寄りがなくて、頼れる友人や知人もまったくいない状態だったので、出所後の住居の確保や、生活保護の申請のお手伝いをしました』。その過程で、塩田さんは、事件を起こして逮捕され、起訴、裁判、収監されてしまうとどんなことが起こるかを知ったという。『たとえば、アパートで一人暮らしの人が、いきなり逮捕されて、保釈されないまま刑が確定して刑務所に入っちゃったら、アパートの家賃は滞納されたままになり、大家さんや管理会社にしてみれば、いわゆる【飛んだ】状態になるわけですね』。

★受刑者の社会復帰できる手だてを支援するために

「出所後、アパートを借りようと思っても、以前の家賃滞納が解消されていないので、いわゆる『ブラックリスト』に入っていて新規の契約ができない。持ち物や家具も全部処分されてしまって、何もない状態。家族や頼る人がいればまだしも、身寄りのない人にとっては、社会に復帰しようと思っても手立てさえない状態ということもあるんです」と語られています。

この府中市内には府中刑務所というわが国で一番古い矯正公共施設がありますが、だからこそこの府中市における再犯防止計画は特別の意義があるのではないかと考えました。今後とも再犯防止の関係に少しでもお役に立てればと思っています。(一般質問は8月30日を予定)

 

02 8月

府中市にも動物愛護の相談支援窓口の開設など求めたい・・足立区が相談窓口を開設、施策の支援策充実を図る

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。動物愛護の相談についてもこれまで、いくつかの相談がありました。そこで都内の足立区が、今年の4月から動物愛護の相談窓口が開設しています。以下、足立区のHPから抜粋して紹介いたします。

1,足立区の動物愛護相談支援窓口について

令和4年度から「動物愛護相談支援窓口」実施事業を開始しました。足立区で動物に関する相談を受け、支援していくための窓口です。飼い主が健康上の理由で犬及び猫を飼い続けることが困難となったときなどの各種相談に応じ、一時保護や譲渡先確保等を支援していきます。

また、飼い主のいない猫が増えているなどの問題が生じている場合は、委託事業者が猫を捕獲して不妊去勢手術を実施して元の地域に戻すほか、譲渡実現の可能性が高いと認められる野良猫の子猫などについては、捕獲及び新たな飼い主に譲渡するための一時保護を行う方法でも支援していきます。   くわしくは、以下のお問い合わせ先まで、ご連絡・ご相談ください。

2,飼い主のいる犬及び猫について

①飼育相談、②譲渡相談、③一時保護した犬及び猫の譲渡会への移送、④譲渡実現した犬及び猫の譲渡先への移送など

3、ほかにも、以下のような支援メニューを行っています。

犬及び猫に係る譲渡のための医療費助成・・不妊去勢手術のほか、譲渡前に必要となるワクチン接種や検査などの支援を委託事業で実施します。

多頭飼育崩壊している家庭への支援・・飼い主はいるが、多頭飼育崩壊で飼育放棄された犬または猫を引き取って、捕獲・保護してから譲渡実現するまでを委託事業で支援していきます。

③飼い主のいない猫について(令和4年8月1日から)・・・野良猫や地域猫への適切な餌やり方法や、適切な糞尿場所である猫トイレの設置及び誘導方法などの相談

④譲渡相談、⑤捕獲・不妊去勢手術の実施(「地域猫活動協力員」として登録・活動できる方に限る)など

4,ほかにも、以下のような支援メニューを行っています。

飼い主のいない子猫の譲渡先探し・・飼い主のいない猫はTNR(野良猫を捕獲して不妊去勢手術を実施し、元の地域に戻す活動)が中心ですが、譲渡実現の可能性が高く、新たな飼い主による終生飼養が見込まれるような子猫などは、譲渡実現への橋渡しを目的として、捕獲・保護してから譲渡するまでを委託事業で支援していきます。(以上、足立区のHPより掲載)

~府中市においても飼い主のいない猫への対策について、地域の保護猫団体のみなさんへの支援策なども講じており、私も以前、議会で一般質問したことがありました。この足立区のようなさらに進んだ支援策を、ぜひ府中市においても実施できないものか、委託事業という形式でもよいと思います。ぜひ取り上げたいと考えています。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

06 7月

府中市でも原油、物価高騰問題で本格的な対策を(その2)・・地域の特徴に応じた事業者、市民生活への財政支援策を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。物価高騰の問題で各自治体が緊急施策を講じています。

そうしたなか奈良県生駒市では、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分の臨時交付金等を活用して、以下のような施策を補正予算を計上して講じています。

①水道料金の基本料金減免(2か月)、②学校給食費の無償化(2か月分)、③市内団体に限って生涯学習施設の使用料の2分の1を継続して減免、④事業者に対する物価高騰対策の給付金、⑤30%プレミアム付き商品券の発行、⑥市内公共交通事業者に燃料上昇分の一部財政支援、⑦施設園芸農家に燃料上昇分を財政支援などを補正予算、約3億5,600万円を増額する一般会計と水道事業会計の補正予算案を追加で提出しています。

各自治体それぞれ、特徴的な産業、事業者の状況に応じた物価対策の支援策が求められています。この生駒市ような市民生活、業者などに目配せした支援策が、府中市においても求められているのではないでしょうか。ぜひ議会でも要望したいと考えています。  ※生駒市の支援策概要⇒ 生駒市物価対策支援策

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

02 7月

府中市が来年度から、高校生の医療費を所得制限なしの完全実施へ(読売新聞ネットニュースより)

★多摩地域の自治体でさきがけて、自主財源で実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(7月2日)の読売新聞インターネットニュースによると、「東京都が来年度から実施を予定している高校生の医療費助成について、府中市の高野律雄市長は1日、所得制限なしの完全無償化とし、都の助成の対象外分は市の自主財源で補う方針を明らかにした」と同新聞社の取材に答えたと報じています。

同ニュースのなかで、高野市長は読売新聞の取材に対して、「子育てしやすいまち、府中として、高校生についても無償化に取り組んでいきたい」とコメントし、9月の定例市議会には、医療費助成のシステム改修費を含む補正予算案を提出するとのことです。高校生の医療費無料化については、23区が高校生まで完全無償化を実施する方針でしたが、多摩地域では府中市がさきがけて、自主財源で実施することになります。

私は高野市長のこの決断を歓迎するものです。今後、わが国は少子高齢化が進行するもとで、子育て世帯、若年層にどれだけ魅力のある行政サービスを実施して、人口流入を図るかで、自治体間の「競争」になると思います。それだけに府中市の豊富な財政を、こうした福祉のソフト面において活用することは、大変意義あることです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

 

30 6月

府中市内の小中学校は、この異常な暑さが続く日は、教室の冷房を稼働させてほしい(保護者からの声より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方から、以下のようなお声をいただきましたので、紹介させていただきます。

★この暑さのなか教室のクーラーを稼働させない?!

府中市内の公立小学校に子どもを通わせている親です。この数日来、暑い日が続く中、子どもが在籍する学級の教室はクーラーが稼働しておらず(教室にクーラーは設置してあります)、扇風機のみの対応のようなのです。この数日中、暑過ぎてプールの授業が中止になる気温にも関わらず、扇風機のみの対応では、子どもたちの生命の危機に繋がるのではないかと心配しております。

ここまで暑くなる前にも、子どもが食欲なく、熱を出した事で、学校から呼び出されました。帰宅後、涼しい部屋で、沢山水を飲ませたら、すぐに回復しました。軽度の熱中症だったと思うのです。このまま暑い時期に学校に通い続けさせてよいものか迷います。各学校の職員室は、クーラーは設置されていないのでしょうか、校長室はクーラーがついてないのでしょうか、教育委員会で働く方々は、クーラーはつけてないのでしょうか。適していない環境の中で勉強する事は、勉強のパフォーマンスも下がると思うのですが。(以上、保護者の方の声より)

★学校長は「冷房を稼働するよう指示している」のだったが・・・

この投稿をいただき私も至急、教育委員会の事務局に問い合わせをしました。その後、教育委員会の担当者からこの学校の校長先生に確認したところ、「毎日、各学級の担任教員には、冷房を稼働させるよう指示しています」とのことでしたが、あらためて冷房を稼働するよう、教員に指導するとのことでした。

大人でもこの暑さは、命の危険を感じるくらいです。学校現場の教員の方々には、くれぐれも子どもたちの命と健康を守る自覚をもって、熱中症の危険性から児童生徒への対応をお願いしたいものです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。