30 11月

府中市 公共交通においても、自動運転バスの実用化を求めたい・・多摩市が自動運転バスを実証実験

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

★多摩市が東京都と連携し自動運転バスを実証実験、有料による予約制で実施

今日の読売新聞多摩版に多摩市が、東京都と連携して自動運転バスの実証実験を行うとの記事があります。記事では「市によると、自動運転バスが走るのは、多摩センター駅から青木葉公園を経由し、京王多摩車庫前までの約3.5キロのル―ト」で「15,21、22の土日の4日間で各日とも午前から夕方にかけて7往復する」とし、「運転手同乗型の小型バスを運行し、運転手の手動介入が必要になる際の要因把握や、自動運転バスが社会的に受け入れられていくための課題などを検証する」とのことです。

ちなみに多摩市は2019年にも自動運転バスの実験が行われ、前回は無料だったが、今回は通常のバス料金と同額にして、完全予約制で実施とのことです。また記事によると多摩地域では、来年2月に瑞穂町での小型バスによる実証実験を行うとのことです。

★バス、タクシーの運転手不足に対応するため、自動運転を推奨(国交省)

また今年8月の東京新聞には、国交省がバスやタクシー運転手の不足解消のために、自動運転バスの普及を進めているとの記事があります。一方で「費用がネックとなり、運行に乗り出す自治体はまだ一部にとどまっている」とのことです。記事では、車両購入費用などを支援する補助金の配分先を増やし、すそ野広げるとしています。国交省は「24年度は全都道府県を網羅する形で94自治体の99事業を選んだ。成功例が積み重なれば後追いする自治体が増えそうだ」とのことです。

この記事によれば、この自動運転バスの形態は多数あり、「運転席やハンドルを備えていない車両だけでなく、コミュニティバスとして使われている小型電気自動車(EV)バスの改造車や、小型カートなどがある」そうで、自治体だけではなく、民間主導での運行もあるそうです。

★現状、自動運転を実施しているのは大田区など2自治体のみ

この記事にもありますが、政府はバス、タクシーの運転手不足への対策として、自動運転を推奨しており、「課題は技術レベルの向上、道路環境や天候など一定の条件下でシステムがすべての運転を行い、ドライバーが必要なくなる『レベル4』が実用化されているのは、現状、福井県水平寺町と都内の大田区だけ」とのことです。

こうした状況を今後前進させるために、政府は「レベル4の実用化が滞らないようにするために、都道府県警察や地方運輸局による許認可の審査手続きは、従来の約11ヶ月から約2ヶ月への短縮をめざす」そうです。ちなみに国交省からの補助金の上限は「1事業当たり1億5千万、車両の購入費やリース代、保安要員の人件費、運行計画の策定に必要な調査費などに使える」として、「対象の94自治体には、24年度中に一般道での運行を実施するか、計画の策定をしてもらう」としています。

★東京の自治体ではデマンド交通の実証運行がスタート

また以前の読売新聞多摩版に利用者の事前予約に基づいて、運行やルート、ダイヤが決まる「デマンド交通」の導入にむけた動きが広がっていることを伝えています。すでに大田区、世田谷区、多摩ではあきる野市が実証運行をスタート、東京都も自治体に補助制度を設けてデマンド交通の導入を促進しているそうです。ぜひ府中市においても、こうした施策について実施することを要望したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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27 11月

府中市 パブリックコメントを市民のみなさんから募集しています(令和6年11月27日)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では市政を進めるために、多くの具体的な方針、計画案を策定していますが、その際、必ず市民のみなさんから意見、要望(パブリックコメント)を募集しています。現在は以下、6つの方針、計画案に対するパブリックコメントを募集していますので、ぜひお気軽にメールなどでご応募ください。

①府中市都市・地域交通戦略【分倍河原駅周辺地区】(令和6年修正)(案) 

令和6年11月25日(月曜日)から、令和6年12月24日(火曜日)まで、担当課・まちづくり拠点整備推進本部、問合せ:042-335-4371新規ウインドウで開きます。

②市民協働の推進に関する制度(案)令和6年11月23日(土曜日)から令和6年12月22日(日曜日)まで、担当課・市民協働推進部協働共創推進課、問合せ:042-335-4414

新規ウインドウで開きます。第7次府中市男女共同参画計画(案)令和6年11月23日(土曜日)から令和6年12月22日(日曜日)まで、担当課・市民協働推進部多様性社会推進課、問合せ:042-351-4600新規ウインドウで開きます。

④府中市こども計画(案) 令和6年11月25日(月曜日)から令和6年12月24日(火曜日)まで、担当課・子ども家庭部子育て応援課、問合せ:042-335-4192

新規ウインドウで開きます。府中市バリアフリー基本計画(案) 令和6年11月25日(月曜日)から令和6年12月24日(火曜日)まで、担当課・都市整備部計画課交通企画担当、問合せ:042-335-4325新規ウインドウで開きます。

⑥開発事業に関する指導内容の見直し案令和6年11月25日(月曜日)から令和6年12月24日(火曜日)まで、担当課・都市整備部計画課地域まちづくり担当、問合せ:042-335-4412

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16 11月

府中市 人口減を見据えた市の将来と負担のあり方を考える・・江戸川区が人口減、税収見通しを区民に示してアンケートを実施へ

府中市議会議員(改革保守系、無所属)の ゆうきりょう です。

★行政サービスと住民負担の望ましいバランスについて、区民に問う

先日の朝日新聞多摩版によると、都内の江戸川区が将来の区政と住民負担について区民アンケートを実施するとの記事があります。記事では将来にむけて人もお金も減るなか、行政サービスと住民負担の望ましいバランスについてのアンケートとのことです。記事では「江戸川区が人口や税収の見通しなど『誰もがあまり触れたくない』データを示したうえで、区民に区の将来像を問うアンケートを実施していく」そうです。

記事によると「江戸川区の推計によると、2100年の区の人口は現在の69万3600人から半減、35万4500人になり、歳入は現状の6割減の763億円になり、区職員も半減する」「高齢化による社会保障費用の増加などもふまえ、区は行政サービスの急減な低下を避けつつ『持続可能な江戸川区』にするために、区民の意見を募る」とのことです。

また同記事によると、江戸川区は今の子どもたちが高齢になる2100年を見据えたアクションプランを策定、「社会保障やごみ収集など行政サービスに使われるお金と、区民税や公共施設の使用料など区民負担のバランスについて、①高サービス高負担、②中サービス中負担、③低サービス低負担の3つから回答するあります。ちなみにこのアンケート回答は、後日の同区の広報紙に掲載されるとのことです。

★府中市の将来・・今後の人口減少、高齢社会の到来に対し、これまでの公共施設を維持できるのか

府中市の将来について考えるときに、公共施設マネジメント(以下、公マネ)という方針が参考になります。これは市内にある公共施設の今後のあり方に関する市の方針書で、この公マネで主張している大きな情勢分析として、①人口減少に伴う市税収入の減少、②社会保障関連費の増加により、今後は厳しい財政運営が予想されるとし、公マネ全体を通じて「わが国の人口が近い将来において人口減少に転じること、高齢社会となり、子どもの人口が減少していく」ことに大変強い危機感を表しています。あわせて、この公マネ方針のなかに注目するのは、「本市は同程度の人口規模の他自治体と比べて多くの公共施設を有していることがわかります」との記述があります。

★建築後30年、60年後にかかる経費は莫大

また公マネでは①本市の公共施設のうち約65.7%が建築後30年以上を経過していること、②令和34年度までにかかる修繕、更新費用は年平均約106億円、最も費用を要する年度で約175億円の費用がかかるとの記述があります。さらに続けて①現実的には現状の公共施設の面積で、更新などを行うことは困難とし、②今後、施設にかかる費用をできる限り抑えていくことが重要とあり、③今ある施設をすべて更新、保有することは市民負担の増加になると警鐘を発しています。

★平成の初頭に建設された府中の森芸術劇場、生涯学習センター、府中市美術館の運用費が財政を圧迫する恐れ

さらに公マネ方針のなかで「市民文科系施設や社会教育系施設などの大規模施設を整備したのは昭和の終わりから平成初期であり、これらの施設整備にあたっては、本市が平和島で開催しているモーターボート競走事業の収益による繰り出し金を活用することで対応した」とあります。調べると1991年は168億円の実収入がありました。また一方で「これらの建築後30年以上が経過する施設は大規模改修などの老朽化対策が必要になる」とし「建築後60年が経過した施設は立て替えなどの対応が必要となる」とし、現状のままでは将来において市の負担が過大なると、的確な分析しています。

★民間活力の導入で市負担の軽減を図るべき

この平成の初頭に建設された府中の森芸術劇場、生涯学習センター、府中市美術館、これが建設された経過と理由および、建設から30年が経過した段階で、どの程度の施設改修費用がそれぞれに要し、その総額はいくらか。あわせて建設から60年を経過した段階では、どの程度の改修建築費を要するか知りたいところです。

公マネではこうした危機感から「管理運営方法を見直し、民間活力の導入など様々な手法を検討し」「コストの削減や財政の平準化を図る」との方向性を打ち出しています。90年代初頭に建設したこれらの大型公共施設について、今後は統合、民間への売却、または民間への賃貸など、様々な民間活力の手法を導入し、その運用費用について、市の負担が軽減する策について、私は必要であると考えます。ぜひこうした点についても、今後予算、決算委員会で質疑をしたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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08 10月

府中市基地跡地留保地(浅間町)・・ 高齢者の健康維持のためのトレーニング施設について、新総合体育館建設中も近隣に代替施設を(市民の声)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

現在、府中市は市の総合体育館(矢崎町)を府中基地跡地留保地(浅間町)に移し、同時に生涯学習センターの機能をあわせた複合施設の建設を計画しています。一方で、こうした計画に対して、市民の方から危惧する意見を匿名でいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★高齢者の健康維持に欠かせない、生涯学習センターのトレーニング機能について、近隣において代替施設を用意してほしい

私は健康および体力維持のため、平日生涯学習センターのトレーニング室を週 3,4回利用しています。平日にトレーニング室、体育室、温水プールを利用してい る方は高齢者が多く、皆さん主として健康維持の目的で運動されているようです。今回の計画(案)では、生涯学習センターの既存建物は「解体に向けた取り組み」を経たのちR11解体となっています。これに対し、体育機能は「機能統合に向けた取り 組み」を経たのちR13,14に新築、R15に供用開始となっております。

★新総合体育館共用開始までの4年間は長すぎないか

近隣に は無料又は格安で利用できるトレーニング施設はなく、R11に解体されR15に供用 開始されるまでの間(4年間超)、どうやって体調維持ができるのか非常に危惧してい ます。高齢者にとって4年間の空白はあまりにも長く心配です。現在のト レーニング室の代替施設ができてから既存施設の解体を切にお願いいたします。 都立武蔵野の森 総合スポーツプラザは遠く、3時間500円と料金も高く、郷土の森 総合体育館は遠すぎますし、若干料金も上がります(¥300)。運動場所を奪わない でください。

★体育施設で最も利用者数が多いのが、生涯学習センター

また体育施設としての利用人数を見ると、最も多いのが生涯学習センターではないでしょうか。それに対し利用不可期間4年を設けることは、米軍跡地の利用計画の中で総合体育館を移転統合することが目的となり、本来の目的である健康増進が脇に追いやられてませんか?。 基地跡地(留保地)の利用計画の詳細が定まっていない、または公開されていない中で、新総合体育館を、基地跡地及び平和の森公園及び生涯学習センター跡地に股がって建築するとしてますが、おかしくないですか?(以上、市民の方の声より)

~いただいたご意見のなかで、高齢者の方々の健康増進の要望は、大変切実なものだと思います。市による総合体育館と生涯学習センターとの統合計画は、避けられない見通しですが、いただいたご要望については、ぜひ市に対しても要望をしたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

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02 10月

府中市 「府中基地跡地留保地利用計画」見直しに関するオープンハウス開催のお知らせ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、米軍通信施設の返還等により府中基地跡地留保地を取り巻く状況が大きく変化したため、令和2年2月に策定していた「府中基地跡地留保地利用計画」の見直しに向けた検討を行っています。この度、利用計画見直しの検討状況をご案内するオープンハウスを下記の2会場で開催します。
事前の申し込みは不要ですので、期間中、お気軽にご都合のよい会場に直接お越しください。展示物をご覧いただくだけでも結構ですので、たくさんの方のご来場をお待ちしています。注記:両会場とも展示内容は同じです。

会場➀ 府中市生涯学習センター

開催日時・・10月13日(日曜日)及び14日(月曜日・祝日)の午前10時から午後5時まで 注記:府中市生涯学習フェスティバル内で開催します。

開催会場・・府中市生涯学習センター2階研修室2-1(府中市浅間町1丁目7番)

会場➁ フォーリス「光と風の広場」

開催日時・・10月21日(月曜日)及び22日(火曜日)の午前10時から午後8時まで

開催会場・・フォーリス1階「光と風の広場」(府中市宮町1丁目41-1)

基地留保地ニュース

~府中市に残る最後の広大な公有地が、浅間町にある基地留保地跡地です。東京ドーム3.2個分という広さがあり、府中市の利益、市民生活のために活用できる公有地であるので、ぜひこの機会に市民のみなさんによる来場をお待ちしています。(府中市議 ゆうきりょう)