25 6月

府中市 府中基地留保地跡地活用(浅間町)について、府中市からの経過報告について・・令和7年6月市議会(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

浅間町にある府中基地留保地の跡地活用の件で、市議会特別委員会において説明があり、そのポイントを紹介します。

~令和3年9月の米軍通信施設の日本への返還や、国立美術館収蔵庫の白紙化、希少な猛禽類であるオオタカの営巣及び繁殖が確認されたことを受けた自然環境調査の実施など、当初の計画は白紙化(3つのゾーンにわけて開発を図る計画案)となりました。~

★通信鉄塔の解体は7月から来年2月にかけて実施

①今年度に解体予定の通信鉄塔について、国はオオタカの非営巣期間である7月から来年2月の間で足場や養生などを準備した上で、解体工事を実施していくとのことです。なお、通信鉄塔の塗料には低濃度のPCBが含まれておりますが、解体に際し、塗料が飛散しないよう適切な対策を取りながら鉄塔を切断し、専門業者が処理施設へ運搬し処分する予定です。

★パラボなアンテナの解体も今年度中から実施へ

②次に、解体時期が未定となっていたパラボラアンテナについても、国は今年度のオオタカの非営巣期から解体作業を進めます。しかしながら、工事着手に向けて現地を再確認したところ、パラボラアンテナの塗料にも低濃度のPCBと鉛が使われていたことがわかったため、現在、有害物質を含む解体方法については検討中とのことです。市としては、通信鉄塔を解体する防衛省および、パラボラアンテナを解体する財務省ともに、有害物質の撤去の際に近隣住民への周知と影響が及ばないよう適切な対応を要望します。

★基地留保地の活用については、生涯学習センター、平和の森公園の範囲もあわせて一体的に活用を図る

③土地利用計画について、新たに整備する幹線道路の東側の留保地及び米軍通信施設跡地は全て公園として土地利用を図るとともに、生涯学習センターや平和の森公園といった既存施設の範囲も一体的に活用することとしています。また、希少な猛禽類等の生息環境を保全するための保全区域も設定いたします。また今後の土地利用の準備に係る方針では、適切な都市計画手続を行うことや、公園整備の方向性においては、市民や有識者を含めた検討協議会等を設置します。

また令和8年度からは新設の幹線道路部分にある樹木の伐採を行い、その後、既存建築物の解体や埋蔵物の調査、インフラ工事を進め、道路整備工事は令和12年度末の完了を予定しています。

★新しい総合体育館を移設、共用開始は8年度の令和15年度を予定

⑤留保地、平和の森公園及び生涯学習センターの敷地にまたがるような形での整備を予定している新総合体育館については、今年度、基本構想の策定に向けて取り組んでおり、令和8年度から令和12年度にかけて基本計画の策定、事業者選定、測量や設計を進めたいと考えております。また、令和11年度からは、既存の公共施設の敷地を活用するため、建物の解体や樹木の伐採などを行い、令和15年度の新総合体育館の供用開始に向けた新設工事を予定しています。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

18 6月

府中市都議選 小山くにひこ候補(現職)の政策を支持する・・新しい産業誘致と中小企業支援で地域経済の活性化を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

6月22日投開票の東京都議選、府中市選挙区で小山くにひこ候補(現職)を支援(会派 自由クラブでも推薦)していますが、なかでも小山都議には府中の地域経済の発展、産業誘致などの施策にも期待をしています。

★府中市を宇宙産業先進都市に・・小山くにひこ都議会議員の取り組み

小山都議が都議会一般質問で、府中市の宇宙作業先進都市へ向けた取り組みについて取り上げた際、都の答弁は「東京都の中小企業が月面への探査機着陸プロジェクトに参画するなど、東京が誇る知恵や技術が宇宙への道を切り拓く時代だ。都は今年度、宇宙産業を含む成長産業分野に、中小企業が大企業などと連携して参入できるよう支援を進め、事業者の宇宙産業での成長を力強く促進していく」との答弁があったとのことです(小山くにひこ都議会報告より抜粋)。

★東府中駅前に完成間近のビルは・・放送衛星システム会社の施設

そこで小山都議からは、府中市を宇宙産業の先進都市にするという構想のもと、「航空自衛隊府中基地には、宇宙作戦隊、宇宙作戦群がある。宇宙産業への支援や拠点創出を通じて、官民一体となって宇宙産業の先進都市にするべき」との質疑があったことが報告された際、京王線東府中駅北口前(旧甲州街道を渡った若松町1丁目6番地付近)に完成間近のビルディングビルが、「株式会社 放送衛星システム(略称:B-SAT)」「(英文名称)Broadcasting Satellite System Corporation」その施設になるとの報告がありました。

★官民連携による新しい産業誘致を府中市に

府中市にある特長を生かした産業誘致、企業誘致は今後もぜひ進めるべきだと、私も考えています。その意味で航空自衛隊府中基地の存在とあわせて、官民が連携して全国レベルで衛生放送の送信システムを兼ね備えて企業の施設が誘致されることは、大変意義あることです。

私は今後、こうした衛星通信産業とあわせて、今後さらなる需要が見込めるAI産業、電算システムなどの企業の施設を府中市内に誘致できないものかという問題意識があります。府中市を産業都市として発展させていく取り組みについて、小山都議とも協力連携させていただきたいと思っています。

★府中市も市内産業の現状把握など調査と分析に予算化図る

府中市は令和7年度の予算案のなかに、①市内産業の現状把握および、事業所数などの推移に関する要因の分析を行うというものがあります。私も以前、府中市内に多額の収入をもたらす法人企業の誘致について、以前、府中市議会予算特別委員会の総括質疑で質疑提案したことがあり、この調査結果を踏まえ、今後、新たな企業誘致策について提案したいと考えています。

★府中は需要があるデータセンターの立地条件に最適な地

また以前ですが、私は大手の総合金融サービス企業のマーケティング担当者から、「府中市は東京の真ん中に位置する立地の良さ、地盤が固い、市内には広い土地が散見されることから、データーセンターや物流センターの開設には好条件だ」との話も伺ったことがあります。

府中市はこの10年来、特定法人からの税収がもたらされており(この3年間では、毎年30億から40億円以上)、この法人税収が市の基金積立に役立っていますが、今後、生産者人口の減少、高齢者人口増加を考えると法人企業の誘致による税収増は、真剣に検討しなければならない課題です。ぜひ府中の地域経済の発展、産業の活性化についても、小山都議の活躍に期待をしています。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

25 5月

府中市 小山くにひこ都議選政策「人手不足解消のため、デジタル・AIロボティクスの活用」で行政サービス向上を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日(5月20日付)の読売新聞多摩版に業務効率化のために、AI(人口知能)を活用する動きが、自治体に広がっていることを伝えています。「膨大なデータを処理する選考やアンケート分析に利用」「防犯活動に活用」など、「限られた人員で行政サービスを維持したい狙いがある」としています。

★保育所の選考業務にAIを活用、労働時間が短縮へ(武蔵村山市)

いくつかの例では、武蔵村山市では22年度から保育所の入所選考にAIを取り入れ、「保護者から提出された申請書の内容をシステムに送信すると、AIが各人のデータをもとに自動的に施設に割り当ててくれる」とあります。記事によると、これまでは職員の労力や時間を割き、担当職員の時間外労働も多く、ミスの懸念もあったそうですが、「AIを導入したところ、4月の選考事務は従来の107.5時間から1時間に短縮、保護者への通知も2週間以上早まった」「実証実験では従来の手作業による選考結果と100%一致した」そうです。

荒川区では、「顔の識別ができるAIを搭載した街頭防犯カメラの実証実験を始める」として「子どもの行方不明事案などへ迅速に対応できるようにするのが狙い」「カメラをネットワーク化することで区職員が庁舎から映像を確認できる」とあります。

★区民アンケート10万人をAIが1時間半で分析した結果、食料支援策を決定

また昨年8月の東京新聞多摩版には、都内の品川区が区民から寄せられた膨大な要望を生成AIで解析したところ、「小中学生1人につき、2キロのコメを配る事業を始めた」とあります。ちなみに生活困窮世帯への支援策として、子育て世帯一律に食料を配布する自治体は初とのことです。この記事によると「対象は区内の小中学生約3万人のうち、8月5日までに申し込みがあった子どもたち」「給食がない夏休み期間でもあり、区が想定していた5千人の2倍以上の約1万1千人分の申し込みがあった」そうです。

同記事では「区民のニーズをくみとることができた背景には、この数年で普及が進んだ生成AIがある」とし、「区は昨年8月、区政への要望についての全区民アンケートを実施、約10万人から回答を得た」「手書きも含まれる膨大な内容を読み込み、傾向を分析するのに活躍したのが生成AI」とあります。「人の手では数週間かかるとみられる分析作業も、わずか1時間半で終了、頻出ワードを抽出したところ、『日々の生活に直結する直接的な食などの支援』『健康に良い食生活』などの要望がうかびあがった」とのことです。

★職員の過重負担となっていたデーター入力も、AIを活用すれば瞬時に解析できる

また同記事では区の担当者の声として「人力で分析すると、どうしても担当者の考えによって偏りがでてしまう。生成AIを使えば、そうした偏りも排除できる」としています。総務省の担当課の職員は「これまで自治体職員の負担になっていたデーター入力はまさにAI向き、業務の大幅な効率化を期待できる」とする一方で、「個人情報流出の恐れもあり、情報セキュリティーには万全を期してほしい」とも警告しています。(参考記事、東京新聞多摩版24年8月)

★AIの活用には職員間のルール作成も必要

またこうしたAI技術の導入をうけて杉並区ではルールを策定し、「一部職員の間で生成AIを試験的に導入するとともに、個人情報や機密情報を入力しないなどの指針も作成する」などしているそうです。また千代田区でも「生成AI活用の手引きを定め、著作権侵害や情報流出などのリスクを考慮、機密情報などを入力しないことや、生成AIの回答の裏付けをとることなどをルール化した」とあり、一人あたり職員の1ヶ月労働時間が、2時間程度業務短縮されたそうです。(参考記事、読売新聞多摩版25年5月20日)

~小山くにひこ都議会議員も、政策の柱の1つにAIの活用で人手解消を掲げていますが、これをぜひ行政サービスの向上と職員の業務短縮、また広く民間企業にも普及し、労働力が不足する今日の解決策としての活用されることを、都議会でも施策化されることを期待したいものです。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

05 5月

府中市役所 来庁した市民が「ワンストップで」「来庁しなくても」行政サービスを受けられる仕組みを(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょうブログ)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★「書かない・待たない・回らない」市民サービスを提供

先日の朝日新聞デジタルニュースで、岡山県総社市役所の新庁舎が開庁し、建て替えを機にデジタル技術を活用したワンストップ窓口を導入し、ワンフロアで住民異動などの手続きが完結する「書かない・待たない・回らない」市民サービスを提供するとのニュースが配信されました。

同ニュースによると「旧庁舎の東側と南側に建てられた新庁舎は鉄筋コンクリート8階建てで延べ床面積は約1万4400平方メートル。外観は市内の備中国分寺など伝統的な日本建築の要素を取り入れた。約170人を収容できる多目的ホール『チュッピーホール』では開庁を記念し、市にゆかりのある画家や書家の作品を23日まで展示する」としています(同市の新庁舎の総工費は約82億円)。

~市役所に来庁された市民の方にとって、ワンフロアで行政手続きが完了するというのは大変魅力的なものです。初めて市役所に訪れた方にとって、市庁舎は大変敷居が高いものです。そうした不安をもって来庁された方に、市役所側がなるだけ簡素な手続きで手続きを済ますことができるのは、市民にとって大変魅力的です。ぜひ府中市においてもこうした行政サービスについて、要望したいと思います~。

★松本市役所の試み・・本庁舎に足を運ばずに、市民からは利便性の高い場所やオンラインの手続きで提供することが求められる

府中市役所の新庁舎の「おもや」の建物が23年8月からスタート、もう1つの「はなれ」の建物が27年1月から供用開始予定で建設が進められていますが、私は将来的に市役所本庁舎の来場されなくても、行政サービスが受けられる仕組みをなるだけ備えるべきと考えています。

そこで参考になるのが、長野県松本市の試みです。同市のパンフレットによると、「分散型市役所」の姿として、「これから未来に向けた行政サービスは、できるだけ本庁舎に足を運ばずに、利便性の高い場所やオンラインの手続きで提供することが求められます」とし、「それを可能にするのが急速なDX,デジタル化の進展です」「これまで非効率とされてきた『分散』が非効率でなくなり、効率的な手段に変わっていくと考えます」との概念を打ち出しています。

★「職員はより地域へ」「庁舎に捉われない多様な働きかた」を推奨

また松本市では、本庁以外に市内に2ヶ所の拠点となる庁舎を軸に、市内各所にある地域づくりセンター、情報端末の3層構造で、きめ細やかな質の高い行政サービスを提供するとのことです。ちなみに「丸の内」庁舎という箇所には「総合的な市政運営の機能を」、南松本という庁舎には「子育て、教育、健康福祉の拠点を」、松本駅前には申請と手続き、交流の起点という位置づけと役割を決めています。

そして職員に対しては「職員はより地域へ」「庁舎に捉われない多様な働きかた」を奨励するなど、まさに革新的な方針と取り組みをめざしています。職員がより地域にでていくこと、庁舎内に捉われない多様な働き方をすすめることは、まさに時代の流れに沿っている感じます。私は常々、職員こそ地域にでて住民と触れ合う機会が必要だと、感じています。さらに府中市には13の地域文化センターもあり、松本市のような方針は大いに参考になるのではないでしょうか。

★AIデジタルの普及で職員数も削減できることをも展望した市役所改革を

その意味で松本市のモデルをすべて「真似」するとは思いませんが、今後は急速にIT産業、AI人口知能,DX産業、またマイナンバーも普及し、自宅にいながら行政サービスの申請ができるようになり、市役所の職員も補助的業務の方は必要なくなる組織になります。こうした将来展望をもった市役所のあり方を、府中市も検討する時期ではないでしょうか。ぜひ一度取り上げたいと考えています。

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

23 4月

府中市 産業振興 企業誘致策 ・・将来成長が見込める企業を誘致し、税収増を支える施策を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★特定産業を対象に上限額を設けて工場などの新設、拡張を促進する補助制度を実施(八王子市)

先日の日経新聞インターネットニュースで、八王子市が市内への企業誘致を強化するとの記事が掲載されました。記事では「医療・ヘルスケアなど将来成長が見込める特定産業を対象に事業所の土地・建物取得費のうち15%、1億5000万円を上限に補助する制度を2025年度に新設」「工場の新設・拡張を計画する市内企業の市外流出防止にも取り組み、地域産業の活性化や雇用の維持、創出につなげる」とあります。

★産業振興部、都市計画部、拠点整備部が横の連携を行い、企業立地促進チームを結成(八王子市)

また記事では、新設の「特定産業加算金」の対象産業について、「医療・ヘルスケアのほか、半導体・デジタル、環境関連の産業に絞った。25年度予算で約8600万円を確保した」として、その補助率は「同様の制度を導入している自治体は10%なので、それを上回る15%に設定」(産業振興部)し魅力を高めた」とあり、「工場の新設・拡張にあたり市内に適当な土地が見当たらず、市外への転出を検討する市内企業のつなぎ留めにも生かす」としています。

この八王子市の企業誘致策の背景として、同ニュースでは「製造業は事業所数、従業者数ともに減少傾向にある。市は24年6月に産業振興部、都市計画部、拠点整備部など関連所管で企業立地促進のチームを結成した。商工会議所などとも連携し不動産情報を集め、取り組みの実効力を高める」とのことです。(参考記事、日経新聞ネットニュース4月21日付)

~府中市は令和7年度の予算案のなかに、①市内産業の現状把握および、事業所数などの推移に関する要因の分析を行うというものがあります。私も以前、府中市内に多額の収入をもたらす法人企業の誘致について、以前、府中市議会予算特別委員会の総括質疑で質疑提案したことがあり、この調査結果を踏まえ、今後、新たな企業誘致策について提案したいと考えています。~

★府中市の財政が豊かな背景に、企業城下町としての特性がある

府中市は、戦前からの東芝、戦後、NEC、サントリーなど、有数の製造業を誘致、企業城下町として繁栄した側面が大きいことは間違いありません。この点で、インターネットの東洋経済オンラインというサイトで、「東芝府中事業所」の存亡に揺れる住民の胸中 存続か?再開発か?企業城下町の栄枯盛衰」という記事(2017年)が、フリージャーナリストの方によって掲載されたことがあります。

★日銀データーセンターからの税収は年間10億円以上にも

その中の記述で、「以前、府中市に東芝府中事業所が固定資産税や法人住民税でどれくらい貢献してきたか問い合わせたが、『開示できない』との答えだった」「ただ記憶をたどると、野口忠直・前府中市長(2017年死去)が以前、内輪の席で漏らした言葉が脳裏に浮かぶ」、「府中市の豊かな財政を支えてきたのは平和島競艇の開催権だ。だが、この利益がほとんど出なくなっても、日銀のコンピュータセンターが年間10億円の税収をもたらした」という下りの記述があります。この日銀のコンピュータセンターとは、日鋼町のインテリジェントパークにある事業所で、2020年にはこのパーク内に、ソフトバンクの大規模データーセンターも開設されています。

また以前ですが、私は大手の総合金融サービス企業のマーケティング担当者から、「府中市は東京の真ん中に位置する立地の良さ、地盤が固い、市内には広い土地が散見されることから、データーセンターや物流センターの開設には好条件だ」との話も伺ったことがあります。

府中市はこの10年来、特定法人からの税収がもたらされており(この3年間では、毎年30億から40億円以上)、この法人税収が市の基金積立に役立っていますが、今後、生産者人口の減少、高齢者人口増加を考えると法人企業の誘致による税収増は、真剣に検討しなければならない課題であり、ぜひ八王子市の施策を研究して、再度、市に対しても要望質疑したいと考えています。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202