20 5月

府中市議会でも、日米地位協定改定と辺野古埋め立てNOの意見書採択を!

府中市の市議会議員 結城りょう です。

 

今日(5月20日)しんぶん赤旗2面に、全国の地方議会で日米地位協定改定と、辺野古埋め立てNOを求める意見書が急増していると報じています。すでに昨年7月には全国知事会で日米地位協定の抜本見直し求める「米軍基地負担に関する提言」が採択されたのをはじめ、地域協定見直しの意見書採択は7道県、130自治体にのぼっています。東京では小平市、多摩市、小金井市、羽村市、三鷹市で可決されています。

 

日米地位協定見直しについては、この課題について野党各党が多少温度差はあれ、選挙政策に掲げるようになりました。また自民党内でも昨年の総裁選挙において石破茂候補(衆議院議員)も公約に掲げるまでになりました。日米安保条約に賛成の立場でも、日米地位協定の中身は日本国民にとって、あまりにも不平等であるという認識が広がっている証明ではないでしょうか。

 

府中市議会においては自民公明と非自公の議席が半数どうしになり、展開いかんではこうした意見書が可決される可能性もあります。ぜひ6月議会でも新たな「仕掛け」を講じることを検討しなければならないでしょう。

結城りょう

03 3月

府中市議会で全会派一致で採択した「オスプレイの横田基地への配備に対する意見書」の徹底を・・オスプレイの横田基地配備機種 重大事故率が上昇、政府の説明に逆行

 今朝(3月3日)付きの東京新聞朝刊1面トップに、オスプレイの横田基地配備に関して、政府の説明に逆行するかたちで、重大事故が上昇しているという記事が掲載されています。記事では「米軍横田基地(福生市など)にも5機が昨年秋に配備された垂直離着陸輸送機CV22オスプレイについて、米空軍全体で算出した重大事故率が昨年、上昇したことがわかった。10万飛行時間換算で4.05件だったのが、5.84件にあがった。政府は4年前の横田基地配備発表後、『飛行時間が増えれば下がる』と説明したが、逆行する現象だ」としています。

 さらに記事では「2015年5月の国会で当時の中谷防衛大臣は『一般に航空機の事故率は飛行時間の増加にともない低減する。CV22も今後は低減していくと見込んでいる』と答弁していた」。「CV22は07年に米国内で初配備され、計50機ほどが日米英の米軍基地に所属しているとみられる。特殊部隊の適地潜入が主な任務で夜間、低空飛行の運用が多い」と報道しています。

昨年の9月の府中市議会では、横田基地にオスプレイ配備について、その安全性を求める意見書(自民党・市政会の議員が提出者)※を全会派一致で採択し、国にあげています。今日の東京新聞の記事は、とりわけ多摩地域、府中市民にとっても重要な記事です。引き続き、オスプレイ問題について、議会でも市に要望していきたいと思います。

※2018年9月議会で自民党・市政会の議員が提出者となり、全会派一致で採択した「オスプレイの横田基地への配備に対する意見書」の要望事項

1、米軍に対して地域住民への正確な情報提供と安全策の徹底を要請すること
2、住民の生活に影響をおよぼす懸念が払しょくされるよう、政府として最大限の努力を図ること
3、米軍に対して周辺自治体の要請には、真摯に対応させること

29 12月

横田基地「肯定」が85.9% 過去最高を更新(福生市市政世論調査)

今朝(12月29日)の読売新聞多摩版に、福生市が市政世論調査を行ったところ、米軍横田基地の存在を容認する回答が85.9%にのぼり、過去最高を更新したという記事があります。記事では「満20歳以上の2400人に質問書類を送付。有効回答は1080人、回収率は45%」、横田基地について尋ねた質問で「あってもやむ得ないが、騒音対策や生活環境整備に力をいれるべき」が53.1%で最も多かった」「国政上の問題でもありあってもやむ得ない」が21.8%、「防衛政策上の施設であり、あって当然」が11%と伝えています。記事では「肯定は増加傾向にある」と伝えています。

 

横田基地については沖縄にある米軍基地のように、県民、住民との矛盾がそれほど対立点にまで達していないことがあると思います。しかしながらひとたび、大きな事件が発生すれば、市民世論は一気に変化することが考えられます。

先日のブログでも掲載しましたが、トランプ大統領は「アメリカは世界の警察官をやめる」と言明しており、この米軍横田基地の存在も決して「未来永劫」の存在ではないと私は考えています。米軍が我が国から撤退するとなると、我が国の政府も国民も大きな判断を迫られると思います。

結城亮(結城りょう)

 

 

 

 

 

08 10月

おしどりマコ・ケンのライブトーク開催・・第31回府中平和祭り前夜祭

 10月6日(土)の夜、市内の中央文化センター「ひばりホール」で「第31回府中平和まつり前夜祭」が開催されました。前夜祭では「原発問題を一緒に考えるおしどりマコ・ケンのトークライブ」。このコンビの話を初めて聞いたがパワポも駆使し福島原発爆発後、原発に関心を持った動機、東京電力の記者会見に通いつめ事故の重大性から原発そのものが人類と共存できないとの結論に至ったとの、時にユーモアを交えたトーク。これまで聞いた原発問題の学者やジャーナリストの話をはるかに超える分かりやすく的を得た話でした。
【第31回府中平和まつり&第41回府中子どもまつりも盛況に開催】
翌日(7日)は朝から快晴、何と未明の最低気温は25の熱帯夜、最高気温も32と季節外れの真夏日になりました。この青空の下、府中では恒例の二大イベント。府中公園では「第31回府中平和まつり」が「好き勝手にはさせないぞ、平和を府中から」のスローガンで開かれました。平和コンサート、フリーマーケット、各団体の相談会、東京土建の木工教室、模擬店など今回も多彩。
 また同日にはすずかけ公園では「第41回府中こどもまつり」こちらには各学童クラブを中心に2700名のこどもと父母が参加。秋晴れの下、交流、木工細工、けん玉、東京土建による上棟式、府中診療所の健康チェックなどを楽しんでいました。(府中革新懇・丁さんからの投稿より)
結城亮(結城りょう)
 
 
 
30 9月

オスプレイ配備、情報提供を・・国と米軍へ5市1町と都が要請

9月27日付読売京新聞多摩版に、米軍の横田基地に空軍輸送機CV22オスプレイの配備に関して、「横田基地周辺5市1町と東京都らで構成する周辺市町連絡協議会は、9月25日、オスプレイの配備情報などを国と米軍に求める要請書を提出した」と報じています。記事では要請の内容について「事前の情報提供はなく、住民の不安は解消されていない」とし、防衛大臣、外務大臣、横田基地司令官などに対して自治体の要請に真摯に対応することなどを求めています。

小野寺防衛大臣に対し福生市の加藤育男市長が要請し、「まだ安全性への懸念が住民の間にある。最大限の配慮をお願いしたい」と求めたと報じています。

 

共産党議員団も再三、市に対して「基地周辺連絡協議会と連携しあって、国や米軍に対してオスプレイの配備については、情報提供や安全性の問題などについて要望すること」を主張してきました。この9月定例会では府中市議会においても「オスプレイの横田基地への配備に対する意見書」が全会一致で採択されるなど、前向きの変化があります。背景には住民らを中心に反対の運動が広がり、住民からも懸念の声が広がっていることがあると思います。引き続き、基地周辺連絡自治体と府中市が連携して、住民の安全を確保するよう議会でも求めていきたいと思います。

結城亮(結城りょう)