08 1月

府中市 西武多摩川線の魅力とは・・「運転士との近さ 魅力」(東京新聞多摩版)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★ワンマン運転、単線で運行、鉄道と住民との距離の近さが魅力

昨日の東京新聞多摩版に西武多摩川線の魅力について記事があります。記事では「運転士との近さ 魅力」との見出しで西武多摩川線が市民に親しみをもたれていることが強調されています。

同記事では「武蔵境駅(武蔵野市)と是政駅(府中市)の6駅を結ぶ。8キロという営業距離の短さや沿線の風景から『東京のローカル線』と呼ばれる」「ワンマン運転で、3編成で運行、都市部にありながら、乗客や乗務員、住民の距離が近く、人情味が漂う。運転士の引退時、顔なじみの乗客が駆けつけることもあるという」という文章が、鉄道と住民との距離の近さを感じさせます。

★2021年10月からはサイクルトレインのサービスもスタート

この記事にもありますが、21年10月からは自転車をたたまずに持ち込めるサイクルとイレインを、首都圏の鉄道で初めて導入したのが西武多摩川線です。記事では「買い物や通院などのため沿線住民に利用され、その数は月3804件(昨年5月)にもなる」そうです。また記事では昨年12月、多磨駅前で開催された地域のイベント「たまいまクリスマスマーケット」の開かれている様子を伝えています。「もともとは西武グループの会社が主催していたイベントを、ハロウィーンを開いていた住民団体『たまいま』が引き継いで開催」「駅を拠点の1つにして、住民同士がつながる場をつくりたい。そんなイベントです」(同団体の関谷理事)。「多摩川線って規模も雰囲気も、ちょうどいいすよね。乗るとほっとする。手が届く感じ、自分たちの駅、自分たちの鉄道、そして自分たちの街だって思わせてくれるんです」と、関谷さんの声を紹介しています。(東京新聞多摩版1月7日付記事より)

★市議候補として初めて朝の駅頭になったのが多磨駅、当時の思いで

私も市議会議員の候補者として初めて、朝の駅頭に立ったのがこの西武多摩川線の多磨駅でした(2014年7月)。当時は現在の駅舎にはなっていない以前の状態であり、「こんな田舎の風情の駅と鉄道が、まだ府中市内にはあるんだ」と思ったものです。しかしながらよく調べると、多摩川線は武蔵境駅(JR中央線)に接続できる利点があり、単線でワンマン運転とはいえ、日中は12~13分間隔で列車がきて、不便はありません。あわせて多磨駅前に大型商業施設が開設されるとなり、この街の雰囲気も変わり、とても便利で素晴らしい街に生まれかわると思っています。

★廃止されなくて本当によかった西武多摩川線

それでも一度、この西武多摩川線が廃止されかかったことがありました。この点についてWikipedia によると以下のように記述されています。

「西武鉄道を含む西武ホールディングス(西武HD)の筆頭株主となっていたアメリカ合衆国投資ファンド会社サーベラス・キャピタル・マネジメントが、2012年10月12日に西武HDの経営合理化策として多摩川線を含む5路線の廃止などを求め、西武HD側がこれを拒絶したことが報道された。サーベラス側は廃止提案の存在を否定していたが、多摩川線沿線の府中市・武蔵野市小金井市は3市連名で路線存続の要望書を西武HDと西武鉄道宛てに提出した。その後、2017年8月にサーベラスが西武HDの保有株式を全て売却したことが判明した」。(Wikipediaより抜粋)

この時、廃止されていたら西武多摩川線のこうした魅力は、語られなかったかもしれません。私が思うに願わくば、この多摩川線が現在の終点の是政駅からJR南武線の南多摩駅にでも延伸するようになれば、さらに利便性のある鉄道になると思っています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

07 1月

府中市 児童虐待防止、家出する若者に「こども若者シェルター」設置を・・こども家庭庁が自治体向けガイドライン案をまとめる(時事通信)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★親権者の同意がなくても、18歳未満のこどもがシェルターの利用が可

「こども家庭庁は、虐待や家族関係に悩んで家出する若者が安全に宿泊できる『こども若者シェルター』に関する自治体向けのガイドライン案をまとめた」と伝えています。これによると、親権者の同意がなくても、18歳未満の子どもがシェルターを利用できると明記することで、「設定すべき入所生活のルールも盛り込んだ」とのことで、今年度中にも決定する予定で、シェルターを設ける自治体に適切な運営を促す方針だそうです。

同ニュースでは、このガイドライン案について、「事前に親権者から同意を得ることが困難と見込まれる場合でも、シェルター利用が可能との考え方を記載」、「親権者が子どもの引き渡しを求めても、虐待などの疑いがあるケースでは、児童相談所に相談した上で『一時保護委託』として受け入れを継続する選択肢を紹介」しているとのことです。

★入所時、シェルター内の決まり、退所後の支援についてルール化

また(1)入所時における生活のルールとして、①携帯電話など通信機器の利用のほか、②外出や外泊、所持品の預かり、③シェルター内外のトラブルへの対応について定めるよう推奨。(2)シェルターでは、①居場所の提供や相談支援のほか、②就労や就学のサポートなどを実施。(3)退所後の支援に関しては、①定期的な物資送付や訪問面談、②SNSでの連絡や食事会を通じた元利用者らのコミュニティー形成を例示しているとのことです。

最近では家出する若者を巡って、新宿区歌舞伎町の「トー横」といった繁華街に集まり、事件に巻き込まれるケースが発生していたことから、「国はシェルターを整備する自治体に補助金を交付する事業に取り組んでい」としています。ぜひ府中市においても検討をしてほしいものです。(時事通信ニュースから抜粋)

★「箱もの」の児童養護施設の建設より、自治体が「民間擁護者制度」の創設するほうが実用的・・「こども虐待防止策イベント」からの提案

虐待防止とその対策について、私は数年前のことになりますが、多摩市で開催された「子ども虐待防止策イベント in 東京都下 2021」に参加してきたことがあります。当日は複数名の当事者の方(虐待を受けた方)の体験によるお話と、フリーライターの今一生さんによる国や自治体への具体策の問題提起がありました。

この時、今一生さんから大変示唆に富む提案があり、私が関心をもったに「民間養護者制度」の創設の提案がありました。今さんによると、現行法では、被虐待児を緊急保護した人が保護者から誘拐罪で訴えられて警察に逮捕される仕組みだそうです。そこで、、保護した時点で役所へ電話で「今から民間擁護者として登録してください」と報告すれば、逮捕されないという条例を自治体で制定してほしいというものです。

★72時間以内に児童相談所が一時的な事業委託書を発行、他人でも被虐待児童の保護が可能に

そして72時間以内に児童相談所が一時的な事業委託書を発行し、最長2ヶ月まで有効にすることで、その間に家庭裁判所は親権の制限をかけることができるようにすれば、一時保護の定員以上に被虐待児童を保護することが可能となり、養護施設や里親などの社会的養護も容易になるというものです。今さんは「児童相談所の新設予算を確保することが困難であり、この制度であれば子どもは親による虐待で殺されるずに済む」と話をされました。

★児童相談所をつくるとその維持、運営そのものが自己目的化してしまう恐れ

今さんも指摘されていましたが、行政のいわゆる「箱もの」ともいえる児童相談所をつくってもその維持費、人件費が増え、その運営そのものが自己目的化する、行政の形骸化を招きかねないと話していました。一方でこの「民間擁護者制度」であれば、そうした維持費は必要なくなります。ほかにも示唆に富む抱負な提案が今さんからありましたが、私にとってこの課題はこれまで希薄であっただけに、今後研究していきたいものです。※児童相談所相談専用ダイヤル 電話0120-189-783 (府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

06 1月

府中市 紅葉丘3丁目の住宅に2遺体 外傷なし、1人は白骨化(NHKニュース)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

昨日の産経新聞ニュースによると「1月5日午前10時20分ごろ、東京都府中市紅葉丘3丁目の住宅で、男性2人が死亡しているのを、警視庁府中署員が見つけた。別々の部屋の布団で見つかり、1人は60代くらいで、1人は白骨化していた。外傷はないという。署は、2人の身元や死因を調べている。同署によると、この家の大家から『2、3日前から玄関ドアが開いている』と署に相談があった。大家は、兄弟2人で住んでいたと話しているという」と報じています。私は紅葉丘2丁目に在住しているので、私の住まい比較的近所での事故だと思われます。

★国、自治体あげて高齢社会における孤立孤独対策を

以前ですが、FNNネットニュースで政府が独り身高齢者の孤立対策について、実態把握調査を行う方針を決めたと報じています。このニュースのなかで岸田首相(当時)は「身寄りのない高齢者への対応は、今後ますます重要になってくる」、「厚生労働省を中心に、民間の身元保証等のサポートを行う事業等について、実態把握や課題の整理、これを行いたい」と表明。「岸田首相は24日の衆議院予算委員会で、独り身の高齢者をめぐり、『適切な支援に向け課題がある』との認識を示し、実態調査の『結果をふまえて必要な対策を講じる』と述べた」と報じています。また同ニュースによると、「独り身の高齢者には、民間主体で『身元保証・引き受けサポート事業』などの支援が展開されているが、サービスの質の担保など課題が指摘されている」そうです。

★民間事業者とも協力して庁内の横の連携で対応を

府中市でも散見される高齢者の孤立問題私も以前、高齢者などの孤立孤独対策と、地域支えあい活動の推進について質疑をしたことがあります(2018年6月議会一般質問)。この質疑のなかで、孤立死対策では市内不動産業者の方が1年余りの間に孤立死を5件発見したケースを紹介し、府中でも今後独居世帯数が大幅に増加すると予測。ついては民間事業者との見守り連携協定の締結や、民間団体との協力もえてアウトリーチの施策の検討はじめ、孤独死対策の施策の本格的対策、地域福祉推進課の中に庁内横の連携の核となる「地域支えあい推進室」の設置と「支えあい条例」の制定を求め、この質疑の最後に「人の最期、死に対して行政がどういう施策(孤立死予防策)を行うかは、人間の尊厳に対する自治体の哲学が問われる課題だ」とし主張しました。今後も高齢社会の進展とともに、こうした孤独・孤立死が増えていくと思います。私も今回のこうした身近な事故をうけて、今後、調査して議会でも取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

06 1月

府中市保育所 保育士 ・・国が潜在保育士の保育職場への復職を後押しへ 保育士の賃金、労働条件改善で人材不足対策

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

先日の読売新聞で保育現場での保育士不足が言われるなか、保育士資格を持ちながら保育所などで働いていない「潜在保育士」の保育所現場への復帰を国や自治体が後押ししている施策について報じています。

★賃金、労働条件があわず離職する保育士さんの現状

同記事によると「潜在保育士は有資格者の約6割に上り、復職支援は人材確保のカギになると期待されている」とのことです。記事によると、保育士が再就職する際に何を重視しているかについて、「東京都の22年度の調査では、1日の勤務時間が最多の73.8%で、給与などが69%、通勤時間が61.6%と労働条件への希望が多かった」とあります。

また記事によると現状の保育士不足は深刻化しているとし、「こども家庭庁によると、昨年10月時点の有効求人倍率は3.05倍、全職種平均(1.27倍)を大きく上回る」「一方で保育士資格の登録者は22年時点178万7000人いるが、約6割の110万人いじょうが保育士として働いていない」とし「賃金、労働条件が希望とあわないことが背景にある」と分析しています。

★国が潜在保育士に職場復帰めざすセンターを設立へ、自治体も後押し

そこで国では潜在保育士の職場復帰をすするめるために、就職支援センターの設立を進めているそうで、「必要な費用を都道府県などに補助し、72ヶ所に設置」「保育所への就職希望者には、引っ越しや仕事着の購入などの準備費用を貸し出す自治体もあり、一定条件の2年間勤務すれば、返済が免除される」制度がある自治体もあるそうです。

また記事では自治体のなかでも千葉市のケースをあげ、市役所内に保育士らのための相談窓口を開設、「保育士の勤務経験のある相談員が対応し、昨年11月末までに150件の相談が寄せられた」そうで、給与や労働環境、職場の人間関係の相談内容が多いとのことです。

★保育士の賃金が全産業平均より100万以上低い

この記事にありますが、保育士の平均年収は約396万で全産業平均(約506万円)と比較して低く、さいたま市では民間の保育所で働く職員の給与に、月額1万500円、期末手当6万7500円を上乗せ補助しているそうです。また「国も補正予算で待遇改善予算を計上し、各保育所で賃上げができるよう、保育サービスの公定価格を引き上げる」としています。

以前、私も保育所で働く保育士さんの労働実態とその改善にむけて質疑をしたことがありますが、今も現状は厳しいようです。幼児を対象とした大変困難な労働環境であるにもかかわらず、低賃金というのが職場を離れる大きな原因となっているようです。仕事にやりがいは感じているが、現状の賃金では将来勤務していくことは難しいというのが、潜在保育士さんの御気持ちではないでしょうか。ぜひ国のこうした施策の後押しをうけて、自治体においても積極的な対策を期待したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

05 1月

府中市保育所 保育の質の向上・・・こども家庭庁が新計画 人口減少を見据え「保育の量の拡大」から「保育の質の向上へ」転換

府中市議会議員、ブロガー議員、無所属の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★昨年4月は全国で過去最少の保育所の待機児童数

先日のインターネット配信記事のなかで、「保育所などの空きを待つ待機児童が減少する中、こども家庭庁は、保育に関する新たな計画をまとめ、利用定員を増やす受け皿の整備から『保育の質』の確保を重視した政策に転換を図る」との記事がありました。同記事によると、「保育所などの待機児童は7年前の平成29年をピークに減少し、ことし4月の時点では全国でおよそ2500人と過去最少」になったとのことです。

★国も保育士の配置基準見直しを進める、こども誰でも通園制度、医療的ケア児の受け入れ体制拡充も

こうした状況をうけて、こども家庭庁は来年度から取り組む新たな計画をまとめ、これまでの待機児童対策を中心とした「保育の量の拡大」から「保育の質」の確保を重視した政策に転換を図る方針に転換、保育所の統廃合などを促進、「人口減少地域でも保育サービスの提供を継続できるようにするとともに、保育士の配置基準の改善などを進める」としています。

またあわせて、「こども誰でも通園制度」の導入、地域の保育所で障害児や「医療的ケア児」を受け入れる体制の充実などによって、すべての子育て家庭を支援するとし、政府は、来年度予算案に必要な経費を盛り込むなどして計画を実行していく考えです。

★保育士の配置基準を現行の30人に1人を、25人以上の施設に加算を増やす

また23年12月のニュースですが、共同通信ネットニュースによると、「政府は来年度(24年度)から、保育士を通常より手厚く配置した保育所に対する補助金を、拡充する方向で検討に入った。通園バスでの置き去り死事件や保育所での園児虐待事件を受け、保育現場の人手不足を改善して、子どもの見守りを強化する狙い(関係者が19日明らかにした)」。 「この関連予算は20億円程度に上る見通し。近く関係閣僚が協議して正式に決め、来年度予算案に計上する。子どもの人数に対して必要な保育士の人数を定めた国の『配置基準』は変更しない。また、子どもの登園、降園時に、保育士らの業務を補助するアルバイトら支援員を配置できる新事業の創設も検討する」と報じています。

 また同時期の朝日新聞でもこれを報じ、「(保育士配置の)拡充対象の1つは、4歳と5歳児をみる保育士の配置で、これまでの30人に保育士1人を、25人以上などとしている施設に加算を増やす」としています。記事によると、「配置基準は変更しないが、公費で賄う人件費への助成を増やし、増員を後押しする考え」とあります。

一方で問題なのは、現実に保育士の成り手が少ないという実態があります。これに対してどういう対策が講じられるべきか、また次回お伝えしたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202