12 1月

府中市 職員採用 専門的な知見を持つ技術職などの採用を・・八王子市が「ジョブ型雇用」を導入(読売新聞)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★市役所出身の土木技術職の管理職経験者をジョブ型採用へ(八王子市役所)

先日の読売新聞多摩版に八王子市が、専門的な知見をもつ技術職などの職員を確保するために、「ジョブ型雇用」をはじめたとの記事があります。記事によると、こうした採用をする自治体は珍しいとのことです。記事では、同市の職員出身で「主に公共事業を担う技術職としてキャリアを重ね、圏央道八王子西インターチェンジの整備や用地買収の交渉にあたってきた」職員の方を、同市がジョブ型雇用として採用。「長年培った土木行政についての技術的な知見、ノウハウ、地権者や事業者とのパイプなどが評価されて補佐官に採用」され、現在は八王子医療刑務所跡地の整備事業などに従事されているそうです。記事のなかでジョブ型で採用された太田国芳さんは「ジョブ型は何を求められているかがとても明確。専門的な知見をフルに生かせる制度だと実感している」と話しています。

★政府もジョブ型雇用を促進へ

この記事にもありますが、日本の場合、一般的には幅広い担当の部課での勤務を経験することで、キャリアアップしていく一般職採用が多いですが、「職務に応じた賃金を定め、それに見合う技術をもつ人材を雇う、ジョブ型雇用に注目が集まり、導入する企業が増えている」とあります。また政府も「『新しい資本主義』の計画のなかで、企業の競争力強化にむけてジョブ型を推進する方針を打ち出し、ジョブ型人事制度を導入する企業のトップを集め『ジョブ型人事推進会議』を開催」しているそうです。

★従来の一般職採用とジョブ型を組み合わせて、役所の対応力を高める

記事では「八王子市では、今年度、行政機関で一定程度の管理職経験があることを条件に、技術職の拠点整備部とまちなみ整備部の補佐官ポストを初めてジョブ型で採用した」とあり、今度は市立看護専門学校などでもジョブ型採用をする方針だそうです。記事のなかで同市の初宿市長は「厳しい人材競争のなかで市役所が優秀な人材を確保するには、担当する職務を明確にした採用が必要」「従来のメンバーシップ型とジョブ型を組み合わせることで、市の対応力を高めたい」とししています。(読売新聞多摩版1月10日付記事参照)

~府中市においては、以前、初めて管理職の職員を募集を行ったことがあります。「新しい発想やノウハウを取り入れ、組織を活性化することを目指して、民間企業などにおけるマネジメント経験を生かして、市の管理職(課長補佐級)として、府中市行政をよりよくしていく意欲のある方を募集」があります。※職種としては、①事務職上級(大卒程度)、②技術職(土木)上級(大卒程度)、③技術職(建築)上級(大卒程度)

各自治体においては建設、土木系の技術職の採用がとくに難しくなっているという話を聞いたことがあります。そこで今回の八王子市のようなジョブ型雇用で、技術職の経験ある方を採用することで、役所のノウハウを高めていくことは必要ではないでしょうか。ぜひ府中市においても八王子市の経験を踏まえて、ジョブ型雇用を取り入れてみてはどうか、提案したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

 

11 1月

府中市 西武線多磨駅前 三井不動産商業施設にかかわる、周辺工事について・・市民、住民の方からの要望を受け付けています(府中市議 ゆうきりょう)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

このブログでもお伝えしていますが、西武線多磨駅前に開業予定の三井不動産による大型商業施設の工事について、住民の方からご要望が寄せられていますので、以下紹介させていただきます。

★外大前のトラックの違法駐車が目につく

西武線多磨駅前の三井不動産による大型商業施設の建設工事関係について、最近トラックの違法駐車が目につきますが、大型車が東京外語大学前に駐車しています。これは今後、建設工事が本格的になる前に、注意喚起が必要です。ぜひ関係方面に要請してほしいです。(市民の方からの要望より)

★小山都議会議員への要請はじめ、関係行政機関へ要望

~三井不動産による商業施設にかかわる諸課題については、上記のようなご相談が市民の方から寄せられていますが、すでに府中市選出の小山くにひこ都議会議員を通じて、要望させていただいておりますが、引き続き、小山都議を通じても、また私からも関係行政機関を通じても要望したいと考えています。この件について、ぜひ市民の方がたらのご要望、ご意見、苦情など受け付けておりますので、ご連絡ください。

また以前ですが、私も市議会一般質問で多磨駅周辺の課題(違法駐車、周辺美化など)について質疑をしました。

★ゆうきりょう質問⇒ 朝日町のスタジアム通りの歩道脇に車を駐車して、植栽帯(つつじの木)を踏み超えて、歩道に渡る行為が多発。また車道沿いの植栽帯への不法投棄が、この間、住民の方々からも確認されています。そこでスタジアム通りの車道沿いに、ポストコーンを一定間隔で配置することを提案しますが、市の考えを伺います。

●市の答弁⇒ スタジアム通りにおきましては、横断歩道以外の場所で車道を横断する
方や車道に車を止めて隣接する施設へ出入りする方が、歩道の植栽帯に入り、植栽を痛めている箇所があることについて認識しており、植栽が無くなった箇所にガードフェンスを設置する対策や不法投棄の多い箇所へは注意看板を設置する対策などを行っている状況でございます。また、車道にポストコーンを一定間隔で配置するご提案につきまして、当該路線は、安全な自転車通行空間を確保するために、車道の歩道側に自転車専用通行帯が整備されていることから、ポストコーンの整備につきましては、府中警察、警視庁本部と連携し、横断防止などのその他の対策とともに検討してまいりたいと考えております。

★ゆうきりょう質問⇒ スタジアム通り、朝日町通りの違法駐車、ごみの不法投棄の現状と対策について伺います

●市の答弁⇒ 違法駐車については、スタジアム通り、朝日町通りにおいて、荷下ろしのための待機や休憩しているトラックなどの違法駐車が多く見受けられることから、府中警察署に相談したところ、現在、とくに悪質な違法駐車の多いスタジアムの取り締まりを強化していく方向で、警視庁本部と連携して、準備を進めていると伺っています。

ごみの不法投棄ですが、当該区域においては、違法駐車のほか、特に夜間は人通りが少ないこともあり、比較的ごみのポイ捨てや不法投棄がされやすい区域であるものと認識しています。そのため、資源循環推進課、道路課において、巡回パトロールを重点的に行い、不法投棄の未然防止と早期発見に努めています。なお、不法投棄を発見した際には、道路等包括管理事業委託を行っている、府中市道路管理センターに連絡し、その処理を依頼しています。「スタジアム通りの車道沿いにポストコーンを配置する提案に対しては、その他対策とともに検討する」(市の答弁)

(府中市議 ゆうきりょう)

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10 1月

府中市 震災時 携帯トイレ・・・多摩市が震災対策として「携帯トイレ」を全世帯7万7千世帯に配布へ

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★多摩地域の自治体で初の試み、災害時のトイレが使えない際の体験を日常から

今朝の東京新聞多摩版に多摩市が震災時などに必要な携帯トイレを市民に普及させるために、市内全7万7千世帯に配布しているとの記事があります。記事では「能登半島地震でもトイレ対策が課題となったことから、市民にお試しで使ってもらい、家庭での備蓄につなげてもらうのが狙い」としています。記事によると、携帯トイレはポケットティッシュの袋に入っていて、それぞれに便を入れる凝固剤が1袋ずつ入っているそうで、1世帯につき3個配、あわせて「防災ハンドブック」も1世帯1部を同封するとしています。記事のなかで市の担当者は「3日から1週間分は備蓄してほしい」と話しています。

この多摩市の試みは多摩地域の自治体では、初めてのことだそうです。実際に市民の方々に災害時における防災トイレの実用という点で、経験してもらうことは大変重要な課題です。その意味でこうした対策について、ぜひ府中市でも実施をされることも今後提案したいと思います。

★府中市が補正予算で防災用モビリティトイレ車両を購入、今年度からは自動ラップ式トイレも文化センターに配置へ

府中市においても、令和7年度予算のなかに26,548千円(債務負担行為)を計上し、「災害発生時のトイレ環境を整備するため、防災用モビリティトイレ車両を購入するもの」として、同車両購入事業費を計上しています。

あわせて災害時の避難所において、安心してトイレを利用できる環境の整備のための、自動ラップ式トイレの購入費用として94台を導入。小中学校、文化センターなど47ヶ所に導入もしています。読売新聞の記事によると、自動ラップ式トイレについては「洋式便座に設置された専用袋に用を足した後、薬剤で汚物を固め、自動的に密閉する仕組み。停電時でも使えるように、あわせて非常用発電機も購入、費用は計約3640万円を見込む」とあります。「市の防災危機管理課によると、災害時の避難所では、汚れたトイレの利用をやがって我慢し、便秘やぼうこう炎などの健康被害を起こす人がいる」「トイレの利用は不可欠なため、衛生的な自動ラップ式トイレを導入することとした」としています。

災害関連で体調を悪化させる原因のひとつに、排便などの問題がありますが、各地の避難所には、こうしたラップ式トイレは必須のものです。ぜひ今後配備の増設を求めたいと思います。

★防災資材等整備費・・災害発生時に、多くの避難者が衛生的かつ安心して使用することができるトイレ環境を整備するため、自動ラップ式トイレを購入し、各避難所に配備する。予算・・3642万円

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09 1月

府中市 高齢世帯 住宅耐震リフォーム・・・国交省が高齢世帯の住宅耐震化 費用負担軽減へ 新たな支援策

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★「リバースモーゲージ」と呼ばれる融資への新たな支援策

先日のNHKインターネットニュースによると、国交省は昨年の能登半島地震では住宅の倒壊が相次いだことで、高齢世帯の住宅耐震化の遅れが全国的な課題として指摘されましたが、同省は、耐震化の費用負担を軽減するため、リバースモーゲージと呼ばれる融資への新たな支援策を始めるとの報道があります。

同ニュースではリバースモーゲージとは、「住宅や土地を担保に融資を受け、生前は利子を支払い、亡くなったあとに売却して一括返済する制度で、将来、資産としては残せないものの、融資が受けやすくなる特徴がある」とのことです。また「高齢世帯の住宅耐震化の遅れが課題となるなか、国土交通省は、住宅金融支援機構が手がけるリバースモーゲージを耐震化の費用を確保する手段にしようと、毎月の利子の支払いの負担を軽減する新たな支援策を始める」としています。

★60歳以上は利子の支払いのうち3分の2を国が補助、70歳以上は全額を国が補助

また同ニュースによると、60歳以上は利子の支払いのうち3分の2を国が補助し、70歳以上は全額を国が補助し、2025年度から順次、協力が得られた金融機関から受け付けを始めるそうです。あわせて同省では、この新たな支援策とは別に、住宅の耐震改修費用の一部を補助する制度も設けており、支援の選択肢を増やすことで、住宅の耐震化を促すとしています。(NHKニュースから抜粋)

★大規模改修、テレワークに移行などでリフォーム需要が倍増

また数年前の読売新聞ですが、住宅リフォームの人気が高まっていることを伝えるとの記事がありました。記事では新築マンションの価格高騰や、テレワークの定着で在宅時間が長くなったことが背景にあるとしています。また「リノベーション(大規模改修)」も増えているそうです。

この記事によると、国交省調査で「昨年度の住宅リフォーム工事受注高は前年度比3割増の2.9兆円で、3年ぶりの増。今年度は上半期だけでも1.5兆円に上り、ハウスメーカーや住宅設備会社の商機が拡大している」と伝えています。なかでも積水ハウスでは大型改修が増加、TOTOでは洗面化粧台などの売り上げを大きく伸ばしているとあり、「住友不動産によると、テレワークに移行するため、仕事スペースを設けたいとの要望も多い」そうです。

この記事では野村総研の方のコメントとして「コロナ禍以降、住宅の価値が見直され、自分の好みに沿うように変える改修の傾向が強まり、今後もこうした需要は順調に伸びるだろう」とあります。

★住宅リフォーム助成制度の創設で地域経済の活性化を求めたい

私も府中市議会において住宅リフォーム助成制度の創設で、地域経済の活性化を図れる意義について、複数回要望してきました。令和5年度の市長あての予算要望にも加えています。現状、市としては同制度の検討をする気配はありませんが、粘り強く求めていきたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

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08 1月

府中市 西武多摩川線の魅力とは・・「運転士との近さ 魅力」(東京新聞多摩版)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。(検索⇒ゆうきりょう 検索⇒ ゆうきりょうTIKTOK)

★ワンマン運転、単線で運行、鉄道と住民との距離の近さが魅力

昨日の東京新聞多摩版に西武多摩川線の魅力について記事があります。記事では「運転士との近さ 魅力」との見出しで西武多摩川線が市民に親しみをもたれていることが強調されています。

同記事では「武蔵境駅(武蔵野市)と是政駅(府中市)の6駅を結ぶ。8キロという営業距離の短さや沿線の風景から『東京のローカル線』と呼ばれる」「ワンマン運転で、3編成で運行、都市部にありながら、乗客や乗務員、住民の距離が近く、人情味が漂う。運転士の引退時、顔なじみの乗客が駆けつけることもあるという」という文章が、鉄道と住民との距離の近さを感じさせます。

★2021年10月からはサイクルトレインのサービスもスタート

この記事にもありますが、21年10月からは自転車をたたまずに持ち込めるサイクルとイレインを、首都圏の鉄道で初めて導入したのが西武多摩川線です。記事では「買い物や通院などのため沿線住民に利用され、その数は月3804件(昨年5月)にもなる」そうです。また記事では昨年12月、多磨駅前で開催された地域のイベント「たまいまクリスマスマーケット」の開かれている様子を伝えています。「もともとは西武グループの会社が主催していたイベントを、ハロウィーンを開いていた住民団体『たまいま』が引き継いで開催」「駅を拠点の1つにして、住民同士がつながる場をつくりたい。そんなイベントです」(同団体の関谷理事)。「多摩川線って規模も雰囲気も、ちょうどいいすよね。乗るとほっとする。手が届く感じ、自分たちの駅、自分たちの鉄道、そして自分たちの街だって思わせてくれるんです」と、関谷さんの声を紹介しています。(東京新聞多摩版1月7日付記事より)

★市議候補として初めて朝の駅頭になったのが多磨駅、当時の思いで

私も市議会議員の候補者として初めて、朝の駅頭に立ったのがこの西武多摩川線の多磨駅でした(2014年7月)。当時は現在の駅舎にはなっていない以前の状態であり、「こんな田舎の風情の駅と鉄道が、まだ府中市内にはあるんだ」と思ったものです。しかしながらよく調べると、多摩川線は武蔵境駅(JR中央線)に接続できる利点があり、単線でワンマン運転とはいえ、日中は12~13分間隔で列車がきて、不便はありません。あわせて多磨駅前に大型商業施設が開設されるとなり、この街の雰囲気も変わり、とても便利で素晴らしい街に生まれかわると思っています。

★廃止されなくて本当によかった西武多摩川線

それでも一度、この西武多摩川線が廃止されかかったことがありました。この点についてWikipedia によると以下のように記述されています。

「西武鉄道を含む西武ホールディングス(西武HD)の筆頭株主となっていたアメリカ合衆国投資ファンド会社サーベラス・キャピタル・マネジメントが、2012年10月12日に西武HDの経営合理化策として多摩川線を含む5路線の廃止などを求め、西武HD側がこれを拒絶したことが報道された。サーベラス側は廃止提案の存在を否定していたが、多摩川線沿線の府中市・武蔵野市小金井市は3市連名で路線存続の要望書を西武HDと西武鉄道宛てに提出した。その後、2017年8月にサーベラスが西武HDの保有株式を全て売却したことが判明した」。(Wikipediaより抜粋)

この時、廃止されていたら西武多摩川線のこうした魅力は、語られなかったかもしれません。私が思うに願わくば、この多摩川線が現在の終点の是政駅からJR南武線の南多摩駅にでも延伸するようになれば、さらに利便性のある鉄道になると思っています。(府中市議 ゆうきりょう)

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