06 12月

府中市の受動喫煙防止対策はどうなっているのか(その2)・・府中市役所内の特定屋外喫煙場所の設置を(府中市議会議員 ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は市議会一般質問で、府中市の受動喫煙対策について質疑をしました。このなかで、市民の方からのご相談を実例にして質疑を行い、府中市から事業者などに対する行政指導や勧告などを求めました。(その2)

★ゆうきりょう質問⇒ 事業所の社員による特定の場所での喫煙により、近隣住民に迷惑をかけている場合の対応について、市はどう対応しているのか。

★市の答弁⇒ 実際に店先が喫煙場所となっているたばこ販売店に対しては、本市の関係課や多摩府中保健所、当該事業所の施設管理担当者から、受動喫煙防止の啓発について、店主にご協力をお願いしており、店先での喫煙ができないよう、灰皿の設置場所について変更するなどの対応を取っていただいている。

しかしながら、こうした対応については、その効果が一時的であり、周辺路上での喫煙など、近隣住民へご迷惑をかけている状況が続いているため、引き続き、本市を含めた関係行政機関と当該事業所による、具体的な喫煙防止策の検討を行っていく。現状においては、関係者の見回りによる、路上喫煙防止の啓発を継続するとともに、当該事業所へは、敷地内に喫煙スペースを設置していただくなど、調整しているところだ。今後も、受動喫煙の防止に向けては、関係行政機関をはじめ、当該事業所のご協力をいただきながら、具体的な対策が取れるよう協議していきたい。

★ゆうきりょう質問⇒路上喫煙に関する市民からの苦情に対する市の対応はどのようなものか。

★市の答弁⇒ 毎年、相応の件数があるが、その都度、現場を確認し対応することとしており、年間の件数は、集計していない。参考として、例年の相談件数については、関係課を含め、20件程の状況となっている。次に、苦情となる喫煙場所については、多くの喫煙者が集まる、鉄道駅や企業、事業所を周辺とした、路上や公園のほか、たばこ販売店や飲食店の店先など、市内に点在している状況がある。

★ゆうきりょう主張⇒ 住民からの受動喫煙の苦情について、寄せられた際には、ぜひ行政指導の対応をお願いします。またこれは要望のみですが、この府中市庁舎内には市の職員さんの喫煙ルームがないそうで、今後、特定屋外喫煙場所を設置されてはどうでしょうか。いくつか基準があるのですが、なかでも①施設を訪れる人が通常立ち入らない場所に設けられていることが条件だそうで、今後「はなれ」も建設されますが、ぜひこの際、庁内にも特定屋外喫煙場所の設置を要望するものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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05 12月

府中市の受動喫煙防止対策はどうなっているのか・・その1(府中市議会議員 ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は市議会一般質問で、府中市の受動喫煙対策について質疑をしました。このなかで、市民の方からのご相談を実例にして質疑を行い、府中市から事業者などに対する行政指導や勧告などを求めました。

★ゆうきりょう質問⇒「望まない受動喫煙に対する防止策の本市の方針と現状について」で市の対策の現状はどうなっているのか。

★市の答弁⇒ 国では、健康増進法の一部を改正し、令和2年4月から、多数の方が利用する施設等の区分に応じて、「施設・敷地内の全面禁煙」や「施設内に設けられた専用室での喫煙」など、望まない受動喫煙を防止するための規定が定められております。
また、東京都では、国の法改正を受け、さらに積極的な取組として、受動喫煙の防止に関する条例を制定しており、2人以上の利用がある事業所や飲食店などで、原則、屋内禁煙とするなど、多くの方が利用する施設や事業者などに向け、その防止対策の徹底を図っている。
本市におきましては、国や東京都のこうした取組みに合わせ、各種イベント開催時や禁煙週間において制度の啓発を行うとともに、むさし府中商工会議所を通じて、市内事業所にご協力を求めるなど、その理解促進に努めてきた。
一方で、市民からの相談におきましては、店先や事業所付近の公園や路上など、屋外での喫煙に関するものが多く、その対応にあたりましては、直接、現場を確認し状況を把握するとともに、喫煙場所となっている周辺へ喫煙禁止の看板等を設置し、また、店主や事業主へは制度への理解を促すなど、受動喫煙の防止に取り組んでいるところだ。

★ゆうきりょう質問⇒ 市内にある施設(公共、民間問わず)、企業や事業所に対する分煙、禁煙化の推進について、市の方針を伺います。

★市の答弁⇒施設管理者や事業主においては、改正健康増進法や都条例の規定に基づき、敷地内や施設内での禁煙化、または、喫煙スペースを設けるなどの分煙化を図り、受動喫煙防止のための対策が求められている。
しかしながら、一部の店舗や事業所では、喫煙禁止の取組が厳格に図られたことで、来店者や従業員の喫煙場所が無くなり、店先や事業所周辺の路上、近隣の公園などでの喫煙に繋がってしまい、周辺の市民からは、本市や事業所に対して、受動喫煙のご相談や苦情が寄せられているところだ。
本市におきましては、苦情を受けた事業所と連携し、事業所周辺の見回りや喫煙禁止の看板等の設置、さらには喫煙場所となっている店先の店主に対し、受動喫煙が生じないようご協力をいただくなど、取り組んできた。引き続き、受動喫煙の防止にあたりましては、関係課や保健所と連携し、施設、企業、事業所などに向けた、相談対応や各種対策の助言に努めてまいりたいと考えている。(続く)

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05 12月

府中市 西武線多磨駅が利用者にとって使いづらいのはなぜか?(その2)・・下り用エスカレーターがないのは、バリアフリーの精神からもおかしい!

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は府中市議会一般質問(12月2日)で、西武多摩川線多磨駅の課題について質疑をしました。ご承知のように多磨駅東側、都市整備用地に三井不動産による大型商業施設の開設が予定され、住民からの期待が高まっていますが、それにともない多磨駅の乗降者数はさらに増えるものと推察されます。そこで同駅の利便性がさらに向上されることを求めて質疑をしました。(その2)

★「下り用エスカレーター設置は難しい」(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒ (市民の方の声を踏まえ)多磨駅のバリアフリー化という視点からも、また令和11年中に駅近に予定されている商業施設の開業にともなう乗降客数の増加も見込んで、下り用エスカレーター設置の考えについて伺います。あわせて国や東京都からの補助金についても活用できるものがあるのではないか、この点についても伺います。

★市の答弁⇒1点目の「バリアフリー化の視点から下り用エスカレーターの設置についての考えと国や東京都からの補助金の活用について」でございますが、多磨駅自由通路は、駅舎の橋上化と合わせ、バリアフリー化されていなかった既存の地下通路に代わり、立体的に駅の東西を跨ぐ通路として整備しております。

この中で、高齢者の方、車いす利用者や身体に障害がある方等の垂直移動を確保するため、エレベーターを設置することで、バリアフリー化を図っているところでございます。また、下りのエスカレーターにつきましては、安全な通行空間を確保するため、自由通路の設計を進める中で、立体横断施設技術基準などにより、階段の幅員構成を決定してきたことから、設置は難しいものと考えておりますので、国や東京都からの補助金の活用は検討しておりません。

★「自転車やペット連れの通行につきましては、現状の運用を継続する」(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒ 多磨駅の自由通路の通行について、住民の方からよく聞くお声が「駅が新しくなったは嬉しいが、以前より不便になってしまった」というものです。その理由を聞くと「以前は駅を東西にぬける半地下の歩道があった。だから犬を散歩していても、あるいは自転車に乗っていても、その歩道を利用して気軽に東西を通行できた。しかし今は、人見街道沿いの危険な踏切を渡るか、または朝日町2丁目の小さな踏切を渡らないと通行できなくなった(遠回りになった)」という声です。

そこでこの際、通行人の安全確保という視点から、この際、自由通路の通行については、自転車の通行、またはペット連れの通行人について、現状の規制を緩和して、原則、自由往来できるようにすることを西武鉄道との間で協議、検討されることを要望、提案しますが、市の考えを伺います。

★市の答弁⇒ 多磨駅自由通路は、通常の道路と異なり、駅舎と一体となった限られた空間を通行することから、自転車の通行につきましては、一般通行の方への影響のほか、車いすや高齢者の方、ベビーカー利用者などが安全に利用できるよう、禁止させていただいております。また、ペット連れの通行につきましても、糞や尿の処理などに衛生上の課題があることから、ケージ等に入れた場合のみ通行を認めているものでございます。従いまして、自転車やペット連れの通行につきましては、現状の運用を継続し、通行の安全性や快適性を確保してまいりたいと考えております。

★下り用エスカレーターがないのは、バリアフリーの精神からもおかしい!

★ゆうきりょう主張⇒ (以下、市民の声を紹介) 多磨駅の下りのエスカレーターがないと知って、びっくりしました。新聞のニュースなどでは「全面バリアフリー化」と言っていたので、「うそでしょ」と思いました。どんな問題があったにせよ、下りのエスカレーターを設置しないと決めた背景は、間違いなく「階段は、上るより下る方が楽」という思い込みがあると思います。若い方や足腰の丈夫な健康な方ほどそう思っていると思います。

この考え方は間違いなくバリアフリーの精神に反しているのではないでしょうか。子供を抱いていたり、子供の手を引いて階段を降りるのはとても危険で怖いです。杖なしで歩けていてもなんとなく足腰が不安な高齢者も、階段を降りるのは怖いはずです。私も高齢の母を連れはて、階段を降りるときはとても神経を使いました。目が悪い人にとっても、荷物をたくさん持っている人にとっても、上りよりも危険で怖いのが下りです。「そういう人はエレベーターを使ってください」という考えも、バリアフリーに反しています。(以上、市民の方の声から)

~5年後の駅前に計画されている商業施設の開業を展望して、今後も駅利用者に喜ばれる利便性の確保、駅改良とその機能をいかす対策を要望します。(府中市議 ゆうきりょう)

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04 12月

府中市 西武線多磨駅が利用者にとって使いづらいのはなぜか?(その1)・・駅の東西出入り口のエスカレーターは、なぜ上りの昇降機しかないのか?自由通路はなぜ自転車、ペットは通行できないのか?

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は府中市議会一般質問(12月2日)で、西武多摩川線多磨駅の課題について質疑をしました。ご承知のように多磨駅東側、都市整備用地に三井不動産による大型商業施設の開設が予定され、住民からの期待が高まっていますが、それにともない同駅の乗降者数はさらに増えるものと推察されます。そこで同駅の利便性がさらに向上されることを求めて質疑をしました。

★「駅利用者の円滑な流動を確保するため、上りのみの設置とした」(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒ 西武線多磨駅東西出口のエスカレーターについて、上りの昇降機のみの設置となっていますが、そのようになった経過について伺います。

★府中市の答弁⇒ 「(多磨駅)東西出口のエスカレーターが上りのみの設置になった経過について」でございますが、多磨駅周辺は、西口駅前広場の整備をはじめ、東側では大規模商業施設が計画されていることから、駅利用者の増加が見込まれており、さらなる駅の利便性の向上が求められていました。

このことから、市では鉄道事業者である西武鉄道株式会社と協力して、令和2年に駅の東西を結ぶ自由通路を整備するとともに、駅舎の橋上化等の鉄道施設の改良を実施しました。この中で、東西出口のエスカレーターにつきましては、限られた鉄道敷地内において階段の必要幅員を確保しますと、設置スペースの制約から、上りと下りの2基の設置が困難であること、また、駅利用者の円滑な流動を確保するため、上りのみの設置としております。

★自由通路について、動物はケージ等に入れて通行することは出来る(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒ 多磨駅の自由通路について、動物と自転車の通行に関する基準について伺います。

★府中市の答弁⇒ 多磨駅自由通路は、道路法に基づく道路ではありますが、駅舎と一体的な構造であることや利用者からの問い合わせなど、駅員が現場対応することもあるため、西武鉄道株式会社と協議し、令和3年2月に「多磨駅自由通路維持管理に伴う運用の考え方について  確認書」を取り交わし、通行や利用について運用しております。

この確認書では、犬などのペットにつきましては、散歩用リードなどで引き連れて通行することは出来ませんが、ケージ等に入れて通行することは出来ることとしております。また、自転車につきましては、駅の東口と西口を往来することは出来ませんが、令和3年10月からの西武多摩川線サイクルトレイン実施に伴い、再度、西武鉄道株式会社と協議した結果、令和5年4月からサイクルトレインの利用者については、改札口までの通行は出来ることとしております。なお、自由通路を利用する際は、手荷物として持ち運びが可能な自転車の通行は、認めております。(以上、市の答弁)

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03 12月

府中市 コミュニティバス「ちゅうバス」に、シルバーパスの適用を求めたい(府中市議会議員 ゆうきりょう 一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(12月2日)の府中市議会の一般質問で、府中市のコミュニティバスについて、運賃改定の見通しと、高齢者に対するシルバーパスの適用を求めて質疑をしました。

〇バス路線の再編に関するアンケートでは、約67%の方が「運賃の値上げはやむを得ない」と回答(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒1回目の答弁を伺い、今日、ちゅうバスの運賃料金の改定が必要となってくる経済社会情勢だととらえたが、市は(または審議会では)今後、運賃料金の改定について、具体的に(または審議会での審議状況)は現状、どう考えているか。

★府中市の答弁⇒ 平成31年3月の府中市コミュニティバス検討会議報告書において、適正な受益者負担の観点から、一般運賃を150円に値上げすることが示されていたが、当時の社会情勢を考慮し、運賃改定を見送った経緯がある。その後、府中市地域公共交通協議会において、バス路線再編の検討にあわせて、運賃改定について、改めて検討を進めている。

また本年5月に実施したバス路線の再編に関するアンケートでは、約67%の方が「運賃の値上げはやむを得ない」と回答しており、運賃改定については、市民の一定の理解が得られているものと捉えている。また、運行事業者においては、バス運転手の人材確保のための待遇改善を行っており、来年度は、約10%の人件費の増加が見込まれている。

このことから、本市としては、バス路線維持のための運行経費の増加が避けられない中、運賃改定が利用者数に与える影響や路線バスとの運賃格差などを考慮しながら、運行事業者への補助金額の抑制とちゅうバスの運行維持の両立が可能な運賃設定について検討していきたい。

〇シルバーパスの適用については、70歳以上の方がバス利用者の約半分を占めるので、慎重に検討する必要がある(市の答弁)

★ゆうきりょう質問⇒ 隣の自治体である三鷹市のコミュニティバスは、運賃料金を大人が現金で230円、交通系ICで230円、小児が現金で120円、交通系ICで50円、未就学児は、小学生以上の同伴者1人につき2名まで無料で設定している。一方で東京都のシルバーパスの使用も認めている。これについて、高齢者の利用促進のためにも、シルバーパスの適用を提案したいが、市(審議会の審議状況踏まえ)の考えについて伺います。

★府中市の答弁⇒ ちゅうバスへの東京都シルバーパスの適用の考えについてですが、 東京バス協会に確認したところ、東京都シルバーパス条例施行規則の規定により、原則、地方公共団体の委託を受けて乗合旅客を運送する運行系統は、シルバーパスの適用が除外されており、例外的に、一般の路線バスと同等の運賃体系であって、地方公共団体とバス事業者の協議が整ったときは、コミュニティバスであっても適用対象となる場合があるとのこと。

しかしながら、シルバーパスが適用対象になった場合であっても、既に補助金等の公費負担がされている路線に関しては、東京バス協会からの運賃補償が受けられないと伺っている。ご指摘のとおり、三鷹市のコミュニティバスでは、シルバーパスが適用されておりますが、5ルートのうち3ルートで運賃補償が受けられず、当該シルバーパス利用者の運賃は全て三鷹市が負担しているとのことです。

本市といたしましても、高齢者の利用促進や路線バスとの運賃格差是正の観点から、ちゅうバスの運賃を路線バスと同等とし、シルバーパスを適用することも選択肢の一つではありますが、運賃補償が受けられない以上、利用者全体の約半数を占める70歳以上の利用者からの運賃収入が全く得られなくなることから、慎重に検討する必要があるものと考えている。

~府中市のコミュニティバス「ちゅうバス」については、令和4年12月議会の一般質問においても、シルバーパスの適用を求めて質疑をしましたが、今日、物価高騰という新たな情勢もうけて、再度質疑をしました。市の答弁も「利用者全体の約半数を占める70歳以上の利用者からの運賃収入が全く得られなくなることから、慎重に検討する必要があるものと考えている」との答弁があり、条件をクリアすればいけるのではないかと、感じています。(府中市議会議員、ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp