府中緊急派遣村が結成10年、生活困窮者を救済、支援する活動に光を
府中市議会議員の 結城りょう です。
昨日(6月22日)、生活困窮者、野宿者などの方々を支援、救済活動を続けている府中緊急派遣村が結成10年をむかえて、食事会と総会を開催され、私も参加してきました。結成以来、「村長」を続けてきた松野哲二さんはじめ、多くの方々集いました。私も派遣村の方々の活動には大変関心をもち、たびたび協力をさせていただきました。また議会の一般質問でも、派遣村の方々のレクチャーをもとに、生活困窮者自立支援制度の運用と改善、生活保護制度改悪の課題、貧困ビジネスの問題などを取り上げてきました。
松野さんの報告で興味を引いたことのなかに、「10年前は路上生活者を救済し、生活保護制度を受けさせて、住まいの確保に努めてきたが、今日は10年前に支援したこうした方々が、今は病弱となり医療機関などへ連れて行くなどの活動が増えている。高齢化の波を感じる」という趣旨の話をされていました。
また府中派遣村の村民(派遣村の活動を通じて生活保護制度をうけて暮らしている方々)が亡くなられた際には、会報のなかで「訃報」として会員に伝え、亡くなられた方の人生の歩みを紹介されていました。一人ひとりのかけがえのない人生が、それぞれにあったことを深く心に刻まれる思いをいたしました。これからもこの府中派遣村の活動に協力させていただきたいと思います。
結城りょう