02 3月

狛江市高橋市長、セクハラ疑惑報道(朝日新聞多摩版)

今朝(2日)の朝日新聞多摩版に、昨日の狛江市議会で共産党議員団の西村あつ子議員が取り上げた、高橋邦彦市長のセクハラ疑惑問題についての記事が掲載されています。この記事では、昨日の一般質問の後に朝日の記者が高橋市長に取材をしており、その様子も伝えています。記事では、市長が「異性への関心のもとにやったことではなく、一種の一家意識、狛江一家みたいな、家父長的な立場としてやったことなんだが、(女性職員に不愉快に感じられたとしたら)もしそういうふうに受け止められたとしたら、ごめんねと言うべきだと思う」とか、今後どうするかという問いには「自分の身を律していくことが一番いいことなんだと思う。職員との距離が近すぎた。一定の距離を保たなくてはいけない」、また記者が真摯な対応をする必要があると思うがの問いには「2014年のことであって、そのあと、その人から訴えが起こされたりとか、そういう次元でもない話を今さら掘り起こしてもどうかな」などと答えています。

この記事を読むかぎり、高橋市長は反省をしていないと感じざるえません。そこには「驕り」「傲慢」などの意識があったのではないでしょうか。

狛江市は1996年に石井三雄市長(当時)がバカラ賭博で疾走、市長を辞任するという全国でも恥ずかしい思いを市民のみなさんが味わった自治体です。その後、矢野ゆたかさんが市長になり、矢野さんの高潔な人格とあいまって、民主的な市政運営と情報公開など全国でも先進的な施策を講じた、素晴らし市となりました。その後、矢野さんに変わっての高橋市長による、今回のこのセクハラ問題です。私は狛江市民のみなさんは、またも恥ずかしい思いをしているのではないでしょうか。

それにしてもこの高橋邦彦市長を推薦した政党会派の方々は、今回の事態をどのように思っているのか。その責任も問わなければならないと思います。

01 3月

「狛江市長にセクハラ疑惑」狛江市議会一般質問で西村あつ子市議(共産党)が追求、本人は否定(JNNニュース)

【狛江市の高橋市長にセクハラ疑惑、情報公開請求で判明?!】

今日(1日)の狛江市議会で、共産党の西村あつ子議員が高橋市長による市職員に対するセクハラ疑惑問題を追及しました。このニュースはJNNでも取り上げています。その報道によると「東京・狛江市の市長が複数の女性職員に対して、セクハラをしていた疑いが持ち上がり、1日の議会で追及されました。市長は疑惑について否定しています。所々が黒塗りにされた3枚の紙。『重要』と書かれた1枚には『セクハラの相談』との言葉があります。さらに細かく『車内で手を握られた』『エレベーター内でお尻を触られた』と具体的な相談内容も書かれています。セクハラをした人物への対応を記したものでしょうか、この報告を受けた副市長から『やんわりと言うことに』との言葉が記されていました。しかし、副市長が『やんわり』という相手、肝心のセクハラをした人物については黒塗りになっているのです」と報道しています。

さらにJNNニュースでは、「JNNが入手したこの3枚は、いずれも東京の狛江市役所が情報公開請求に基づいて公開した内部文書です。誰がセクハラを行ったのでしょうか。1日の市議会で、この問題が取り上げられました。『“手を触れられた”“お尻や腰を何度も触られた”その相手は市長だという複数の証言を得ています。市長にセクハラを受けた女性、複数いるんですよ。それでも違うというふうにおっしゃるんですか』(日本共産党 西村あつ子 市議)」。

【市長の進退めぐる政局も予想される狛江市政の動向】

「追及されたのは狛江市のトップ、高橋都彦市長。これに対して、高橋市長は・・・ 『ここに記載されているもので心当たりがあるものは1つもない』(狛江市 高橋都彦 市長)。市長は疑惑を強く否定しました。議会の合間、JNNは直接、市長に疑惑を質しました。『私は職員に対して性的関心を持ったり、そういったもとで職員に接したことはありませんので』(狛江市 高橋都彦 市長)。黒塗りの人物は一体誰なのか。疑惑について、市議会の他の会派も関心を寄せており、セクハラ行為に及んだ人物の特定にいたるのでしょうか」と報じています。

狛江市の高橋市長によるセクハラ疑惑問題、共産党狛江市議団が一般質問で取り上げるぐらいでもあることから、相当綿密な調査を行い、「確信」をもって取り上げたのだと思われます。今後の狛江市政、高橋市長をめぐる「政局」がどう展開していくか。そしてこの問題を市議会で追及した共産党狛江市議団と西村市議の活躍が、大いに注目されます。

25 10月

東京消防庁府中署の消防士長がパワハラ行為で6ヶ月の兆階処分(朝日新聞多摩版)

今朝(25日)は府中駅北口デッキであいさつ、午前中打ち合わせなど。さて今朝の朝日新聞多摩版に、府中に関する記事があったので記載します。

内容は、東京消防庁府中署の消防士長がパワハラで6ヶ月の懲戒処分を受けたとの記事があります。記事では1年間にわたって部下にパワハラを繰り返したとあり、「見るとイライラするようになり、エスカレートしていった」とその行為を認めているとあります。記事では「消防士長は同署是政出張所の小隊長だった2015年5月ごろから約1年間、業務中に部下の男性消防士副士長がミスをしたとして殴ったり蹴ったりしたほか、たばこの火を近づけるなどの行為を繰り返した」「『指導で迷惑をかけている』としてパチンコ代計約44000円を払わせたこともあったという」とあります。

★互いの信頼関係があれば

現代社会はこのパワハラ問題がクローズアップされるようになりましたが、私が10年以上前に勤務していた職場でも、今振り返ると上司からのパワハラ行為があったように思いますが、当時は今ほど問題にはなりませんでした。この記事を読むかぎり、この消防士長の行為はあきらかにパワハラ行為ですが、この二人の当事者の間にどれほど人間同士としての信頼関係があったのかが気になります。互いに信頼関係があれば、時にいわゆるパワハラ的言動も起こり得るかもしれませんが、お互いに第三者に告発するなどの問題には発展しないのではないでしょうか。

いずれにしても職場における人と人との関係も、社会の趨勢とともに変わっているということでしょうか。上司といわれる立場の方もご苦労が多い時代になったと思います。

15 7月

「富山育ちは極力採らない・・本社を置く不二越会長発言」(読売新聞)

今朝(15日)の読売新聞31面に、東証1部上場の機械メーカー「不二越」(富山市)の本間博夫会長(71)の発言が掲載されています。記事によれば「(記者会見で)富山で生まれ育った人は極力採らない」という趣旨の発言をしていたことが同社への取材でわかった。富山労働局はそうした考えは採用の公正さの観点から『不適切』としている」と伝え、「同社は今後、企業、人材、情報が集積する東京に一本化をはかる方針を発表した際、本間会長は『優れた人材を獲得したい。今は富山県出身者が多いので、日本全国、世界から集めてグローバル化を進めたい』」。問題の発言はこの後で、「富山で生まれて地方の大学に行った人も極力採らない。(同県出身者は)閉鎖された考え方が強い」と述べたという。ちなみに本間会長は東京出身で東京の大学を卒業されているとのことです。

実は私も富山県に仕事で1年間、滞在していた時があります。まだ20代でしたが、富山県は持ち家率が全国でNO1の県、水などの自然に恵まれ、魚や米をはじめとする食料も豊富、また自動車部品メーカー、アルミメーカー、繊維メーカーをはじめとする工業県でもあります。最近は私がいた20年前と比較して、インターネットをはじめとする情報化社会が発展して、東京と比べてもなんら情報では劣りません。

同会長はこれまでの会社勤務経験から、主観的意思でこうした発言をされたのかもしれませんが、時代は変化しており、公平な採用基準にもとづいて富山県の優秀な人材を採用して、一流の産業人として育成してほしいものだと思います。ちなみに私は19日から21日にかけて、議員視察(文教委員会)で同県の高岡市に行く予定、20年ぶりの富山訪問です。

11 7月

父 刺し傷害致死 猶予付き有罪に(地裁判決)&府中刑務所の受刑者を傷害容疑で書類送検(朝日新聞多摩版)

今朝(11日)は府中駅北口であいさつ、議員団会議と支部会議に出席など。さて今朝の朝日新聞多摩版に、2015年に府中市内の団地で発生した事件、自室で父親を刺して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた五月女旬被告(34)の裁判員裁判の判決が10日、下されました。記事によると判決では「弁護人や手話通訳人の適切な援助を受け、被告は訴訟能力を保持している」、「刃の全部が刺さっており、危険な犯行」どとして、懲役3年執行猶予5年が言い渡されたとあります。記事では「阿部裁判長は行動制御能力を喪失しておらず、善悪を区別する能力が失われていたとはいえない」としています。

また同じ紙面では、「府中刑務所に服役する50代の受刑者が10日、傷害の疑いで東京地裁立川支部に書類送検した」とあります。「男は3月2日、工場の更衣室で50代の男性受刑者の顔を殴り、全治2週間のけがを負わせた疑いがある」とし、「3月23日には同居前の廊下で別の60代男性受刑者を転倒させて顔を殴りつけ、けがを負わせた疑いがある」としています。

刑務所内で発生した障害事件であるだけに、その受刑者に対する管理体制はどうなっていたのか、検証の必要性もあると思います。