15 3月

狛江市長「資料の信頼度に問題」、高橋市長のセクハラ疑惑(狛江市議会)

今朝(15日)の朝日新聞多摩版に、狛江市議会の予算特別委員会で質疑されている高橋市長のセクハラ疑惑をめぐっての質疑の記事があります。記事では「市長は予算特別委員会で『おしりを触れた』との相談について、女性職員から『私のことであれば話が違う』と申し出があったと説明。職員課の調査でその発言がなかったことが判明したとして、資料の信頼度に『問題がある』とした」。「西村市議は被害にあっていない女性職員が、被害者が黒塗りされた資料を見て、自分ではないかと考え、まず市長に相談するという行動は『疑問だ』と指摘。市長は『私に相談すれば解決してもらえると思ったのかも』と答えた」。また記事では朝日の記者による職員課の申し出の内容について、「事実かどうかはこれから継続して調査する」との市長答弁とは異なる説明をした。加害者とされる側や資料作成者への聴衆は『まだしていない』という」とあります。

この「疑惑」事件は、話のスケールはもちろん違いますが、行政サイドが市長の身を守るために「働く」のか、それとも狛江市民に真実を明らかにし、高橋市長が狛江市の首長たる資質、資格を備えている人物にふさわしいのか、それを適切に狛江市民に明らかにするのか・・。狛江市が狛江市民に信頼されるのか、不信にさらされて市民から信頼を失うのか、大きく問われる疑惑です。市議会による自浄能力発揮と、行政による市民への適切な対応を期待したいです。

14 3月

狛江市長、セクハラ疑惑の質疑は狛江市議会の予算特別委員会で(朝日新聞多摩版)

今朝(14日)の朝日新聞多摩版によると、職員に対するセクハラ疑惑の渦中にある狛江市の高橋邦彦市長に対する質疑は、14日からスタートする市議会の予算特別委員会で行われると報道されています。共産党と生活者ネットワークは「市民に見聞きしてもらうことが重要だ」として、この問題を本会議場で行うことを主張したが、自民党・明政クラブと公明党が予算特別委員会での審議を主張したとのことです。なおこの審議の有り方を協議した市議会議員運営委員会で、委員長の石井功市(自民党)氏は体調不良を理由に欠席し、共産党議員団で同委員会副委員長の鈴木悦夫氏が議事進行したとあります。

こうした重大な事態において、議運の委員長が議会を欠席するというのは、普通はよほどのことがない限り、ありえないと思います。狛江市長によるこのセクハラ問題、多くの市民や女性の方々から批判がなされており、市議会の自浄能力が問われていると私は思います。共産党市議団の活躍に期待したいと思います。

12 3月

狛江市 高橋市長に市民からの苦情あいつぐ、女性市議も真相追及を要求(読売新聞)

 7日の読売新聞多摩版に狛江市の高橋市長をめぐる動向が記事にあります。それによると「東京都狛江市の高橋都彦くにひこ市長が複数の女性職員にセクハラ行為をした疑いが浮上している問題で、市に寄せられた苦情が6日までに40件以上となっていることが、市への取材でわかった。市によると、苦情は電話やメール、ファクスなどで寄せられ、「市や市長はこんなことでいいのか」「市長は辞めなければいけないのではないか」といった批判的な内容が大半を占めた。高橋市長は1日、共産党市議団が情報公開請求で入手した女性職員へのセクハラ行為に関する相談・対応記録文書を基に、市議会で関与を追及された」。また「文書では「(歓送迎会で)口をつけたコップで何度も飲むことを強要された」などと記されていたが、加害者部分は「黒塗り」になっていた。市には、「この問題と九州を関連付けないでほしい」といった苦情も寄せられたという。一方で、「市長はセクハラをする人ではないと信じている」「市議会では政策議論を深めてほしい」といった意見もあった。

 また本日(12日)の共同通信には「狛江市の高橋都彦市長(66)が、複数の女性職員の体を触るといったセクハラをした疑いがあるとして、共産党や社民党などの女性市議6人は12日、第三者機関による真相解明や再発防止を求める声明文を高橋市長に手渡した。高橋市長はセクハラを否定、「説明責任を果たし、誤解を解きたい」と話した、とあります。

 国会では安倍内閣の森友学園問題、北東アジア情勢では朝鮮半島とアメリカをめぐる動向が風雲急を告げていますが、狛江市の情勢も激動です。うやむやな決着を許さないという、市民のみなさんの怒りが高橋市長を包囲しつつあります。引き続き狛江市の動向にも目が離せません。

10 3月

狛江市高橋邦彦市長が、西東京市長選挙の現職候補事務所に公用車を使用(毎日新聞)

昨日(9日)の毎日新聞多摩版に狛江市の高橋市長が公用車を使用して、西東京市長選挙の現職候補の応援に出かけていたことが報道されています。記事では「(狛江市に)関係することを公約として述べてもらうため」などと述べ、公務の一環との認識をしめした」とあります。しかし記事では「狛江市には公用車の使用目的を制限する決まりはないが、市議会では『公私混同だ』との批判がでている」とあります。これは1日の市議会本会議で共産党の西村あつ子市議が情報公開制度で入手した公用車の運転日報から明らかになったとあります。

やはりこの問題、議会側の対応がカギをにぎると思います。もしこのまま、高橋市長の責任を事実上「免責」するようなことがあれば、住民の代理人たる議員、議会側の責任も問われる事態になるのではないでしょうか。共産党議員団につづいて他会派の議員の方々の奮起を期待したいものです。

06 3月

狛江市、高橋市長のセクハラ疑惑、質問予定の自民党市議が欠席(TBS)

【不可解な自民党議員の質問欠席?】

3月1日の狛江市議会で共産党の西村あつ子市議による、高橋市長のセクハラ疑惑に、マスコミと世論の注目が集まっています。5日にはTBSもニュースで報じています。それによると「女性職員へのセクハラ疑惑が浮上した東京の狛江市長について、5日も市議会で追及の声があがりました。一方、質問予定だった自民党議員は欠席し、真相は分からないままです。『加害者は市長なのか、市長でなければ誰なのか、今議会で明らかにし、対応すべき』(無会派 市原広子 狛江市議)」。

さらにニュースでは、「市長のセクハラ疑惑で揺れる東京・狛江市議会。5日も市議会では高橋都彦市長のセクハラ疑惑を追及する発言がありました。このあとの質疑では、2度の市長選挙で高橋市長を推薦した最大会派の自民党からもセクハラ疑惑の追及が予定されていました。複数の自民党関係者からは『かばいきれない』『後ろから鉄砲を撃って息の根を止める』など、市長辞任を迫る勇ましい発言が相次いでいました。しかし・・・ 『22番石井功議員より、本日、欠席届が出ているので、ご報告いたします』(小川克美 議長)。質問予定の自民党議員は5日になって突然、欠席。『どうして欠席なのか分からないなら分からないなりに説明していただけないでしょうか』(記者) 記者の問いかけに対し、口をつぐむ自民党の市議会議員。市長のセクハラはあったのか、なかったのか。市長が疑惑を強く否定する中、うやむやな幕引きがはかられようとしています」。

以上がTBSの報道内容です。何かの裏取引が高橋市長側と自民党議員団側の間でかわされたのでしょうか。しかし大事なことは、市長に対する市民の不信と怒りの世論、同時に高橋市長の人間性、また市長の長としての資質が問われる問題であるはずです。いわゆる党利党略によって、この問題が雲散霧消することは、市民の世論が許さないと私は思います。共産党議員団の役割に期待したいと思います。