08 2月

府中の総選挙(東京18区)は旧民主党候補による「因縁」の対決(朝日新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(2月8日)付朝日新聞4面に、総選挙の話題で東京18区の選挙戦についての記事が掲載されています。この18区は立憲民主党の菅直人元総理と、以前は民主党に所属し、今回は自民党から立候補を予定している、長島昭久氏との対決が予想されています。記事にもありますが、菅元総理は以前は「引退」論もささやかれていましたが、撤回して次期総選挙への出馬を宣言しています。

 

対する長島候補は以前は立川市などの東京21区で当選されており、2017年の総選挙では小選挙区で勝利したほどでしたが、その選挙区から18区に鞍替えされました。マスコミにとっては「旧民主党」対決で、これまでの「土菅」戦争以上に盛り上がりを演出するのではないでしょうか。ちなみ共産党は前回は菅さんを支援しましたが、今回も同様な判断が予想されます。

 

菅元総理は、脱原発への取り組み、また長島候補のHPを拝見すると、安全保障問題のほかに最近では子どもの貧困問題にか対しても精力的に取り組まれているようです。この朝日の記事にありますが、「選挙は物語」だというのはまさに「名言」ではないでしょうか。また記事では長島候補が初めて総選挙に立候補する際、菅さんの奥様(伸子夫人)から支援者を紹介してもらって歩いたこともあるそうで、まさに「因縁」対決となりそうです。

24 1月

東京都が府中の森公園にラグビー場を整備のために予算計上・・都立3公園

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

昨日(1月23日)付の読売新聞多摩版に、東京都が代々木公園(渋谷区)、府中の森公園(府中市)、今年開園予定の高井戸公園にラグビー場を整備することを決定したと伝えています。記事では「新年度予算案に計約3億円を計上し、2022年から23年度の完成をめざす」とあります。また記事では、ラグビー場の新設のほか、練習場として利用されていたサッカー場を改修し、人工芝を敷くなどして整備する計画もあるとのことです。

 

この記事にもありますが、日本ではラグビー人口がピーク時の1994年度(約16万7000人)から減少傾向が続いたが、ワールドカップ杯後に再びラグビーを始める子供たちが急増しているとし、「ラグビー協会は『ラグビーの普及や選手育成の好機となる』と歓迎している」とあります。

 

府中市は高野市長がラガーマン出身なだけに、「ラグビーのまち 府中」をシンボルにしているだけに、今回の東京都の施策は「大歓迎」だと思われます。また引き続き情報があればお伝えします。

29 7月

東京都が多摩地域にひとり親家庭支援機関を新設・・府中市でもひとり親家庭支援策充実を

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

7月28日付き朝日新聞多摩版に、小池百合子東京都知事のインタビュー記事が掲載されていますが、そのなかに、低所得などで生活が困窮しているひとり親方への支援策充実が掲載されています。記事では「都内には父親か母親だけの家庭が約6万7千世帯あり、収入は平均を大幅に下回る傾向にある。ひとり親家庭を支えるために、飯田橋に支援センターを設けているが、小池氏は多摩地区にも新設する意向を明らかにした。都は国と連携して、資格取得のために授業料に対する貸付制度を用意している。この貸付額の増額を検討する考えも示し、『収入が得られるための資格取得を応援したい、ひとり親で育った子供がきちんとした教育をうけて、様々なポテンシャルをいかしてもらうことが、東京にとってもプラスになる』とのべた」とあります。

 

私のブログでもこの間、ひとり親家庭への支援策について取り上げてきましたが、東京都が支援センターを多摩地区に新設するのは前進です。私もひとり親家庭の方からのご相談、また両親がなくなり、両親の親(おばあさん)が子供たちの生活を面倒みているという相談もありました。ぜひこの際、府中市においても、ひとり親家庭への支援策のさらなる充実を、議会でも求めたいと思います。

11 6月

多摩地域で待機児童数ワーストワンは調布市の182人、府中市は146人(共産党都議団調査)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(6月11日)の朝日新聞多摩版に、共産党都議団の独自調査による、都内隠れ待機児童数の数値が公表され、都内全体では1万7320人、府中市は146人、多摩地域で最も待機児童数が多いのは、調布市の186人と公表されました。共産党都議団では6月7日までに寄せられた49市区町村の回答から、認可外の企業主導型保育所を利用するなどして、国の待機児童の定義から除かれている数をまとめたとあります。

 

先日、東京都が発表した都内速報値では、待機児度数は約3700人と昨年同時期から大幅減となり、四世紀半ぶりの水準であったと報道されました。ちなみに全都で一番待機児度数が多いのは世田谷区の470人、中央区の197人、江戸川区の170人、多摩地域では調布市の182人、府中市の146人、町田市の123人、国分寺市の125人と続いています。

 

府中市も多摩ワーストワンの記録が数年間続いていましたが、とりあえず脱しました。しかし依然146人います。また共産党が指摘しているように、隠れ待機児童数が都内で1万7千人以上います。引き続き喫緊の課題です。6月議会では共産党市議団では、赤野議員が取り上げましたが、この問題は今後、国政の争点としても押し上げていかなければならないと思います。

結城りょう

12 3月

府中市の危険なブロック塀対策の具体化を求めたい(19年度予算委員会)

今日(3月12日)の午前中、府中市議会の本会議場で3月定例会の前半が終わり、明日(13日)から市議会で予算特別委員会が開催されます。昨年5月の大阪北部地震では、学校のブロック塀が崩壊して女子児童が亡くなるという事件がありました。こうした背景をうけて、府中市議会においても、全会派一致で国や都に意見書も出しています。また昨年末の12月都議会では、都が危険なブロック塀対策について補正が組まれました。

府中市も2019年度予算において、建築指導費のブロック塀など改修事業費が予算に組まれています。市内の通学路においても危険な民間ブロック塀が多く見受けられます。私はこの予算委員会において、この事業を推進するにあたり、市内業者の活用をぜひ求めたいと思います。また国もと都のブロック塀対策の実施検討状況なども聞きたいと思います。

他の多摩の自治体では、自治体独自のブロック塀対策予算を組んでいます。府中市には建築指導課という大変専門的なセクションがあるのですから(多摩26市で10市のみ)、ぜひ国や都まちになるのではなく、市独自の積極的な支援策を求めたいと思います。

結城亮(結城りょう)