03 11月

府中市総選挙(東京30区) 国民民主党が躍進したのはなぜか・・「すべての世代に目を向ける政治を」(朝日新聞投稿より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先の総選挙では国民民主党が大幅に得票数を増やし、衆議院で28議席という大躍進を遂げました。私も以前から、同党の政策、なかでも経済政策、安保・外交、現実的なエネルギー政策を共感していました。また玉木代表は旧国民民主党の時代から若者への減税政策などを主張されていたので注目していました。

そこで先日の朝日新聞の投稿(10月30日付)で、20代の男性の方がこの総選挙の感想を述べておられるので、以下、一部紹介させていただきます。

★高い社会保険料に苦しむ現役世代を救うと強調した政党に共感

この国では高齢者の票が多いのだから、高齢者を優遇する政策を表明すれば有利になると、子どもでもわかるはずだ」「しかし今回の選挙ではそれに逆らうように、高い社会保険料に苦しむ現役世代を救うと強調した政党があった」「よくぞ言ってくれたと思った。呼応するように積極的に選挙に参加した現役世代も多かったのではないか」

★若者は、破綻している社会制度が続くといつか共倒れするのではないかと不安に思っている

「勘違いしてほしくないのは、現役世代は高齢者を嫌いなわけではない。破綻している社会制度が続くといつか共倒れするのではないかと不安に思うのだ」「最近の若い者は冷たい、と言われるが、そうではない。他者を顧みる余裕がないのだ。日々自分のことで精いっぱいだ。私も生活に余裕が生まれれば、もっと他者に心を配れると思う。全世代が手を取り合って笑える明るい未来を目指したい」「若い世代も含め、全世代に目を向けた政治を望む」(以上、朝日新聞投稿の抜粋)

~この投稿された方も主張されていることに私も同感です。この投稿の方が言う「現役世代を救うと強調した政党があった」というのは、国民民主党だと思われます。今回の総選挙における国民民主党の躍進が、これからの日本の政治にどういう歴史を刻むか・・。みなさんはどう思われるでしょうか。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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24 10月

府中市 総選挙 東京30区 選挙区割り変更が与える影響とは・・長島候補(自民・前)と五十嵐候補(立憲・前)その戦いの舞台裏(毎日新聞報道)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の毎日新聞東京版に、東京30区に関する記事が掲載されています。その内容は長島昭久候補(自民・前)と五十嵐えり候補(立憲・新)の各候補について、選挙区割りの変更にともない、行政区が変わったことで、両候補の戦いに大きな影響を与えていることを伝えています。

★長島候補・・多摩市、稲城市での知名度が足りない

長島陣営の様子について「長島氏は前回、府中市が含まれていた旧18区で立憲の菅直人元首相に敗れ、比例復活だった」「前回総選挙の府中、多摩、稲城3市での自民候補の合計票数は立憲を上回るが、陣営幹部は『新たに加わった多摩と稲城での知名度がまだまだ』と危機感を募らす」「区割り変更に戸惑いを感じる自民支持者もいる。稲城市の美容師は『選挙ポスターを見て、長年投票していた候補者がいなかった』と話、投票先を決めかねている」。

★五十嵐候補・・地元の立憲市議との間で調整が不調、その支援がない環境でのたたかい

五十嵐陣営の動きについては、「(五十嵐候補が)多摩市の聖蹟桜が丘駅前での演説で『一人で戦っている感じがしている』と語った」「隣には辻元清美代表代行が立ったが、約70人の聴衆のなかに選挙区内の立憲市議はいなかった」「五十嵐氏は武蔵野市選出の都議からの転出、候補者選定が遅れ、出馬が正式に決まったのは10月2日だった」「出馬の出遅れについて五十嵐氏は『いろいろありまして』と言葉を濁すが、区割り変更の影響が見え隠れする」。

「解散直後、第30区の立憲市議団は『地元の課題に精通している』として、多摩市議を推すことを決めた」「菅直人元首相の選挙区で票が見込める府中市以外に足場のある候補が良いとの思惑があった」「一方、立憲都連は五十嵐氏を推した。選挙区内の複数の立憲市議は『都連と地元との調整がうまくいかなかった』と話す。しこりが残ったのか、地元市議の動きは見えない」。

★「落下傘」候補である長島、五十嵐両候補、その勝敗を決するものは・・

マスコミの情勢調査によると、長島候補と五十嵐候補の激戦、デットヒートが伝えられていますが、双方、選挙区外からの、いわゆる「落下傘」候補者であるのが共通です。長島候補は民主党を経て希望の党に所属され、その後、小選挙区の地盤を変更、自民党公認候補として21年総選挙では東京18区で、そして今回の東京30区の候補として活動されています。

五十嵐候補についても、この毎日の記事にあるように、隣の武蔵野市からの「落下傘」候補でもあります。この記事から察すると、選挙区割りが与えた影響のもと、両候補ともにその地盤が脆弱な環境での選挙戦となっているようです。恐らく勝敗を決するのは、無党派層の動き、投票率の動向にあるのではないかと、私は感じています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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23 10月

府中市 総選挙 東京30区(10月23日)・・ 「長島候補と五十嵐候補が互角の戦い」(朝日新聞 情勢調査)「五十嵐候補を長島候補が追う」(共同通信情勢調査)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝(10月23日)の朝日新聞に東京の各選挙区の情勢調査の分析記事が掲載されています。

朝日記事では「長島と五十嵐が互角の激しい戦いを繰り広げている。長島は自民党支持層の9割超を固め、無党派層から4割弱の支持を得ている。30代、60代の6割から支持されている」「五十嵐は立憲支持層の9割強、無党派層の5割弱を固めている。70歳以上からの支持も高い」とあります。

★「新人、五十嵐を前職、長島が追う」(共同通信調査)

一方で今朝の東京新聞の報道では、共同通信の情勢調査を掲載、東京30区については「都議を辞職して立候補した立民新人・五十嵐を、旧18区から国替えした自民前職・長島が追う。五十嵐は立民支持層の8割強を固め、無党派層の4割強にも浸透する。長島は自民支持層の6割弱、公明支持層の6割強が支持する」との分析記事となっています。

朝日新聞の選挙区情勢調査は、双方互角と分析。共同通信では五十嵐候補を長島候補が追う展開との分析で、違いがあります。私は、これまでも精度が高いと見ているだけに、長島候補と五十嵐候補が最後の最後まで、どちらが勝つかわからない状況と思われます。昨日のブログでも掲載しましたが、五十嵐候補は公示日直前に立候補を表明され、知名度では劣ると思われますが、自民党に対する逆風を背景に、野党第1党の候補者としての認知度、また政治家としてアピールポイントが高い経歴歴なども影響があるのではないでしょうか。

長島候補は自民党公認、公明党の支援もうけて組織票はしっかり固めていると思われますので、無党派層からどれだけの支持をえるかが、勝利の分水嶺ではないでしょうか。いずれにしてもこの東京30区は、開票の最後の最後までその結果が分からないと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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22 10月

府中市 総選挙 東京30区の情勢(10月22日)・・長島昭久候補(自民・前)と五十嵐えり候補(立憲・新)が激しく競り合う(朝日新聞調査)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞は総選挙の世論調査の各選挙区の詳細について報道されています。府中市を含む東京30区の情勢については、「自民党前職の長島昭久候補と立憲新顔の五十嵐えり候補が激しく競り合う。長島は自民党支持層、五十嵐は立憲支持層のそれぞれ9割超を固めた。無党派層からの支持は五十嵐がやや上回っている」と報じています。

長島候補は前回の総選挙以来、日常活動、地域での活動をこまめにされてきたこともあり、その知名度があり府中市においても企業、団体、地域住民、保守層からの強い支持があります。五十嵐候補は公示直前の立候補表明ということもあり、知名度という点では難点がありますが、野党第1党の候補者であり、若さとエネルギッシュさ、数少ない女性候補であること、また経歴を見ても可能性を秘めているように思います。

この朝日の記事にあるように、恐らくどちらが勝利するか、予測がつかない情勢ではないでしょうか。最後に勝敗を決するのは無党派層の動向、とくに投票率がどこまで上がるかにかかっていると思います。

★全国的に国民民主党が議席3倍増の勢い

全国調査では与党(自民、公明)の議席が過半数に届くかどうか微妙との情勢というのが、大半のマスコミの調査結果のようです。そのなかで特筆するのは、国民民主党の支持の広がりと伸びが顕著なことです。昨日の朝日の調査によると、同党の獲得議席予想において、中央値が21議席とありました。この前後の議席を獲得することは間違いないと思われます。国民民主党や玉木雄一郎代表のYouTube動画の閲覧数を見ても、その数値はこれまでと比較にならないほどの高い数値です。

政策においても、わかりやすい切り口「みんなの手取りを増やす」「減税、社会保険料の軽減、生活費の引き下げ」をスローガンの柱にして、具体策を掲げています。また街頭での玉木代表の演説もコンパクトで、わかりやすい内容のように思いました。国民民主党の最終盤での伸びが、さらに期待されます。(府中市議 ゆうきりょう)

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17 10月

府中市 総選挙・・激戦 東京30区(10月17日) 長島昭久候補(自民党)と五十嵐えり候補(立憲民主党)が激しく競り合う情勢(読売調査)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞に現在行われている、総選挙の序盤戦における世論調査がでています。同記事によると「激しく競り合っている長島と五十嵐を、早川、武田が追いかける展開」としています。

★外交・安保の国際政治家の長島候補

読売記事では長島候補について「8選をめざす長島は、新設された30区で早くから活動を始め、自民、公明支持層の7割を固めた。石破内閣で安全保障担当の首相補佐官に起用されたこともアピールし、支持拡大を図る」とあります。

長島昭久候補とはこの間、面識がありますが、外交と安全保障のエキスパートの方で、今回当選すれば防衛大臣の呼び声も高く、実力、実績、経験豊富な政治家でアメリカのCSIS(戦略国際問題研究所)とも広い人脈があり、知米派の国際政治家の方です。一方で子どもの貧困問題などにも精力的に取り組むなど、子育て施策についても熱心に取り組んでいる方であり、幅広い政策通の方です。

★経歴から見るバイタリティーとエネルギッシュな政治家像を感じさせる、五十嵐候補

読売記事では、五十嵐えり候補について、「公示直前に都議を辞職して出馬した五十嵐は、立民支持層の8割をまとめた。菅直人元首相らの応援もうけながら、政権批判票の幅広い受け皿をめざす」とあります。

私は五十嵐えり候補とは面識はありませんが、その経歴を見るとバイタリティーとエネルギッシュさを強く感じます。中卒で高卒認定の資格を経て、飲食店勤務やトラックドライバー、派遣労働などを経験され、弁護士資格を取得、都議会議員(武蔵野市選出)に当選、都議1期目の途中で地元の選挙区を離れて、国会議員に立候補するという度胸の良さと勝負勘の鋭さ、また政治家には必要な良い意味での「野心」を感じます。まだ40歳なのでその若さと、国会議員には女性が少ないので、この点も期待ができる政治家ではないでしょうか。

また早川候補と武田候補について読売記事では「早川は共産党の支持層を、武田は参政党の支持層をほぼ固め、他支持層への浸透を急ぐ」とあります。

~今日は読売新聞の調査でしたが、近々、朝日新聞の世論調査も発表されます。私は朝日の調査について、かなり精密度が高いと思っており、その結果についてもまたブログで掲載します~。

★府中市での期日前投票について

●府中市役所おもや1階・・10月16日~26日、午前8時半~午後8時

●市政情報センター(ル・シーニュ5階)・・10月19日~26日、午前10時~午後8時、ただし10月26日は午後5時まで

●東部出張所(白糸台文化センター)と西部出張所(西府文化センター)・・10月23日~25日、午前8時半~午後8時

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