30 5月

航空自衛隊府中基地に「宇宙領域専門部隊」に関する情報を新たに集約(朝日新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

朝日新聞デジタル版、5月25日付きで「自衛官職種『宇宙』を新設へ 防衛省、米軍との連携を強化」との見出しで記事を配信しています。記事では、防衛省が宇宙分野で米軍との連携を深めるため、アメリカの空軍基地に常駐する連絡官の派遣を検討していると伝えています。「米国は2022年までに、日本も22年度までに『宇宙領域専門部隊』を発足させる」とあります。

 

また航空自衛隊府中基地に関連しては「防衛省が新たに発足させる宇宙領域専門部隊は、山口県に高性能地上レーダーを新設し、航空自衛隊の府中基地では24時間、宇宙状況に関する情報を集約する」としています。

 

これにより今後、航空自衛隊府中基地の役割は、防衛省にとって重要度をます存在となることが推察されます。一方で浅間町には基地留保地跡地があり、そこには米軍の通信施設があります。府中市も国を通じて再三、この通信施設をなくして土地を市に返還してほしい」と要望していますが、その目途は立っていません。

 

ついに日米の防衛交流と協力関係が宇宙分野にまで一体化する日がくるとは思い及びませんでしたが、その要の基地がこの府中市にあることから今後、注視していく必要があると思います。

結城りょう

29 5月

府中市役所前にある平和都市宣言のブロンズ像・・戦争と平和を語り継ぐ平和の象徴

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市役所西側に「核兵器と戦争をなくし、平和憲法と非核三原則を遵守:する平和都市宣言の記念碑、連想のブロンズ像があります。府中には戦前、陸軍の燃料を確保するために府中基地がおかれていました。また戦中は、浅間山に高射砲陣地や米軍の空襲に備えての横穴式の防空壕がほられ、1944年から45年の米軍空襲の際には、地元の人々がそこに逃げたとのことです。また白糸台には「白糸台掩体壕」もあり、戦闘機を空襲から守るために、コンクリートで作られた格納庫があります。

 

府中市では戦争の悲惨さを語り継ぐ存在がこのようにあります。また市では1985年(昭和60年)8月15日に「府中市平和都市宣言」も制定されています。当初は、ブロンズ像ではない違う碑がありましたが、のちに今日の「平和のブロンズ像」になったとのことです。

府中は国府がおかれた都市ですが、平和の願いも語りつく都市として、これからも語り継いでいきたいものだと思います。

 

結城りょう

28 5月

子連れおでかけ 歓迎はここ・・府中の女性市民団体が無料マップ

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(5月28日)の朝日新聞多摩版に府中市の女性8人でつくる市民団体「ママチャリーズ」(代表 成川綾さん)が企画制作した「府中子育てマップ」の記事が掲載されています。マップは5千部制作、24ヶ所のカフェなど子連れ歓迎スポットを紹介しています(無料)。

 

この記事では「マップはA4判二つ折りで、表紙『子づれでも安心して楽しくおでかけしたい』と呼びかける。団体が交流イベントなどで募ったスポットから選び、協力を得られたカフェや飲食店などの情報を載せた。授乳やおむつ替え、ベビーカーでの来店が可能かどうかのメモも添えた」と掲載しています。

 

子育て世代の市民の方がたが、府中市内の飲食店などでつながることができる、大変貴重なマップだと思います。また市民の方が手作りで作成したことも、好感がもてます。

 

このマップは府中駅前ビルにある市民活動センタープラッツで配布しているとのこと。問い合わせは代表の成川さんへ 電話 070-6488-6291)

結城りょう

27 5月

昨日(5月26日)、府中市で33.2度・・5月の観測史上最高気温

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(5月27日)の朝日新聞多摩版に、都内は26日、各地で気温が上昇し、連日の真夏日となったことを伝えています。記事では「5月の観測史上最高気温となったのが、練馬区(34.7度)、府中市(33.2度)、千代田区(32.6度)、大田区(30.9度)、この4地点を含む12の地点で今年の最高気温を記録した」としています。

こうした気温状態ですから、熱中症で搬送される方も多数いると伝えています。

また府中市では、今朝もじりじりと、太陽から照りつける状況となっています。みなさんも、熱中症にはくれぐれも用心して、水分をこまめにとって体調維持に努めてください。

 

11 5月

府中市のキャラクター「ふちゅうこま」が脱ニート、自立に一役買う!?

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

さて今朝(5月11日)の東京新聞多摩版に、府中市のキャラクター「ふちゅうこま」が若者の自立に一役買っているという記事があります。記事では「不登校やニートを経験した調布市の大沢拓己さんは(21)は、ふちゅうこまの着ぐるみに入る『スーツアクター』の仕事をきっかけに、活動の幅を広げつつある」としています。記事では「大沢さんは中学二年のとき、病気による体調不良で学校を休みがちになり、半年ほど全く登校しなかった」として、卒業後はニートになったそうです。そんなとき約2年前に同級生から、ふちゅうこまの着ぐるみに入るバイトを紹介されたことがきっかけになったとのこと。

 

着ぐるみの中は暑くて大変な環境ですが、「多くの人が寄ってきてくれるので、人気者になった気分」と楽しんでいる様子を伝えています。また大沢さんは今では、調布市の観光案内所や市役所でも働き始め、今月からはNPOの常勤スタッフにもあり、「昨年秋には、地域の子どもイベントで実行委員長も務めた」そうです。「ふちゅうこま」というキャラクターが、一人の人間の人生を変えたことに、感激します。

 

人間は何かのきっかけで、変わるものです。それまで社会に対して自分を閉ざしていた方も、何か「人に喜ばれる」ことを自分が行うことで、ある種、自分という存在がかけがえのない価値をもつ人間であることに気が付くのではないでしょうか。そのきっかけが、府中市のキャラクターである「ふちゅうこま」であったということは、府中市のアピールのみならず、一人の人間の人生を前向きな人生に変えたという意味で、評価されるキャラクターであることは、市民の一人として喜ばしく思います。

 

結城りょう