03 10月

府中市に急激な物価高騰から市民生活を守る施策を、市議会で提案(令和4年9月府中市議会一般質問、その1)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。この10月から多数の品目でまた新たな値上げとなりました。一方で私たちの実質賃金はマイナスです。日に日に高騰する物価から、市民生活を守るために今、府中市政は何をするべきか、この9月議会の一般質問で提案をしました。

★官民連携により基金を募り、子どもの貧困対策に本腰を

官民(公民)連携による生活困窮世帯への支援策について、今年の夏休み期間も食糧品の確保の不安をかかえる生活に困窮するご家庭を、市内でも散見しました。今後も、長引くコロナ禍に加え、光熱水費や物価の高騰によって食費の捻出が厳しいご家庭が、さらに増加していくと考えられます。

そこでこの際提案したのが、地域で活動する市の職員、子ども家庭支援センターの支援員の方や、あるいやスクールソーシャルワーカなどの方や、地域で子ども・子育て家庭の支援を行っている地域団体、NPOの方々などの、困難を抱えている家庭に気づきやすいかたがたと連携して、基金を募って食料支援などを今後実施してはという提案です。

これを1つのプロジェクト事業として実施し、地域でアウトリーチ活動を行う中で、子どもや子育て家庭を支援する職員や地域支援団体関係者が、困難を抱える子どもや子育て家庭に気づいた際に直接食料品をお渡しできる環境を整備し、支援情報が届きにくい家庭へも積極的に提供するなどの施策です。都内ではこうした公民連携の支援策を、豊島区で実施していますが、府中市も誰一人取り残さない市政をめざし、官民が協力しあって、すべての生活困窮する子育て世帯を見守る施策を期待します。

★フリーダイヤルで無料通話による相談体制を

フリーダイヤルによる相談体制の要望についてですが、市の答弁では現状のナビダイヤルでは「利用者である市民への通話料の負担が生じるなど、課題がある」という点は認識でした。とくに住民税非課税世帯などの対象世帯への相談体制については、ぜひ利用者負担を免除できる、フリーダイヤル設定をあらためて要望するものです。あわせて、教育関係では、就学援助費の基準引き上げも要望しました。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

 

24 9月

府中市若松町2丁目地区の地区計画の理念に反したマンション建設に異議あり!(府中市議会9月定例会)その1

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。この9月市議会建設環境委員会では、若松町2丁目の住民の方から提出された、陳情『若松町2丁目地区の地区計画の理念に反した現計画の見直しの指導について求める陳情・・若松町2丁目5番地の40における22戸7畳ワンルームの狭小住宅の計画見直しを求める』について、私はその採択を求めて賛成をいたしました(結果は継続審議が多数)。

★ワンルーム狭小住宅マンションは、投機目的に使用される可能性もあり、地区計画の理念にふさわしくない

私がこの陳情の採択に賛成した理由として、若松町2丁目地区計画では、隣接する航空自衛隊府中基地の安全性も重視し、不特定多数の方が利用するホテルや旅館を規制していることです。今回建設が「計画」されているワンルーム狭小住宅マンションは、その購入者が住居専用として住むとは限らず、むしろウィークリーマンション、マンスリーマンションとして購入される方が多い物件と言われています。また投機目的に活用されるケースも多々あり、その所有者が複雑になる傾向も指摘されています。こうした性質上、部屋の転売もまれではなく、所有者が誰のものであるのか不明になります。このような点から、現在「計画」されているワンルーム狭小住宅マンションは、極めて高い確率で不特定多数の方が利用する可能性があると、私は判断して陳情に賛成をしました。

★住民参加型の街づくりの成功例として注目された若松町2丁目地区計画

この若松町2丁目地域は地権者の87%、面積の90%を超える住民のみなさんが賛同して策定し、府中市に認めさせた「若松町2丁目地区計画」があります。今回の陳情では「この地区は平成19年頃、ワンルームマンション建築計画を発端に、当地区の無秩序な建築計画を抑制するため、閑静で落ち着きのある住環境を保全し、良好な景観を有する住宅市街地の形成を理念に掲げた」とあります。

当時のマスコミ報道を見ると、「マンション建設などによる日影の影響を小さくする地区計画がつくられ、注目を集めています」、「住民の意見によって法令を上回る厳しい規制が実現」、「府中市の都市整備部計画課は『住民参加型の街づくりの成功例。こうした動きが広がってほしい』と話しています」(2007年当時の読売新聞報道)と、大変注目された地域です。(次回ブログへ続く)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
22 8月

府中市民のみなさん・・府中市議会議員 ゆうきりょう は令和5年度にむけて、府中市の予算要望書を作成します。今年もぜひご要望、ご意見などお寄せください

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

 

★匿名のご要望でも、もちろん結構です

府中市議会の各会派では10月中に府中市の高野市長あてに令和5年度の予算編成にむけて要望書を提出します。私もこの10月下旬に会派「市民の風」として予算要望書を提出する予定です。すでに私のブログや「市政通信」をご覧になっておられる市民の方からは、メールなどで要望が寄せられておりますが、今年もぜひこの機会に私あてに市政への要望、意見(苦情含めて)をお寄せください。

普段は府中市や市長に対して要望、意見を主張したいと思っていても、やはり「敷居が高い」ものです。そこで私、ゆうきりょう あてにご要望をお寄せください。私のメールアドレス、または手紙(はがき)でも結構です。10月20日ぐらいまで受け付けております。

昨年も市民のみなさんから寄せられたご要望をふまえ、00項目に近い要望をしました。これまで私に寄せられた市民のみなさんの要望は、市議会での一般質問はじめ予算、決算特別委員会などで取り上げてきましたが、今回の市長あてに提出する予算要望書は1年に1回しかありませんので、ぜひこの機会に私あてに「府中市への要望」をお寄せください。匿名でももちろん結構です。要望内容については箇条書きでも結構です。

★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

★メールアドレス  yuki4551@ozzio.jp

★住所 〒183-0004 府中市紅葉丘2-6-3 メイプルタウン吉野D202

08 8月

府中市に物価高騰から市民生活を守るための緊急施策を求めて一般質問を予定(令和4年度9月議会)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。この間、ブログでもお伝えし、6月には市長あてに緊急要望書も提出しましたが、今年度第3回の定例会の一般質問で、物価高騰から市民生活を守るための緊急対策について質疑を予定しています。

ご承知のとおり、現在わが国の経済状況は急激な円安、またウクライナ戦争などの影響により、食糧品などの輸入品をはじめ、資源、原油、資材などの価格が上昇し、コストプッシュインフレとスタグフレーションの状況に陥り、コロナ禍において、賃金が上昇しないなかでのインフレが市民生活を極度に脅かしています。

こうしたなか、市民生活を守る施策について、学校給食費用への財政支援策をはじめ、福祉、教育関係への支援策など多岐にわたる施策が求められています。そこで①今日の急激な物価高騰が、市民生活と行政サービスの内容にどのような影響を与えていると認識しているのか。②国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が提示されていますが、今日の物価高騰などによって市民や事業者の負担軽減につなげるために、臨時交付金も適切に活用した施策について市の考えは。③今後、物価高騰の影響をうけ、福祉や保育など広範な行政サービスについて、多岐にわたる分野で市民向け行政サービスの縮小を余儀なくされる事態が想像されるが、市の独自財源から、独自の支援策などについて検討するべきではないか。

このような観点から、近隣他市でも実施している緊急対策なども参考に、複数の観点から施策の要望で質疑を考えています。質疑は8月30日(火)の予定です。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

03 7月

府中市にも「原油価格・物価高騰等総合緊急対策本部」(仮称)を設置して、市民生活守る施策に本腰を・・行田市(埼玉県)が設置へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私は先日、会派「市民の風」として、高野市長あてに「インフレ、物価高騰から市民生活を守るための緊急施策についての要望書」を提出しました。そのなかに「原油価格・物価高騰等総合緊急対策本部」(仮称)の設置を要望しました。

★1974年のインフレ時とは性質が違う、悪質なインフレの今日

今日の物価高騰は1974年(昭和49年)の「狂乱物価」といわれた、インフレの再来と言われています。しかし当時のインフレは勤労者の賃金も急上昇していくなかでのインフレでしたが、今日のそれは25年以上続いたデフレのもと、勤労者の賃金は上がらず、非正規雇用など低賃金労働者の増加、コロナ禍における雇用破壊のなかで、円安とウクライナ戦争の影響による、資材や食品、原油価格などのコストだけが上昇、スタグフレーションという最悪のインフレです。

しかしながら今日の急激な物価高騰の時こそ、その機能が試されるはずの中央銀行(日銀)は、金利の引き上げにより円安を円高方向に是正すべきはずですが、この間の金融緩和策の失敗で、とても金利を引き上げることはできない状況に陥っています。また政府も国民への減税措置などは考えていません。つまりこのままでは、国民生活が「干上がってしまう」わけです。

★行田市では物価対策本部を設置、5本の柱から政策実行へ

埼玉県の行田市では今年の5月に、「原油価格・物価高騰等総合緊急対策本部」(仮称)の設置し、①原油価格高騰対策、②エネルギー・原材料・食料等安定供給対策、③新たな価格体系への適応の円滑化に向けた中小企業対策等、④コロナ禍において物価高騰等に直面する生活困窮者等への支援、⑤今後への備え Ⅵ . 公共事業の前倒し、など5本の柱で構成し、施策の具体化を図っています。

今こそ、住民福祉の守り手である自治体の機能が試される時だと考えます。当然、国による制約はありますが、府中市においても最大限、住民の命と暮らしを守る施策実施への努力をするべきです。ぜひ9月議会において、私もこうした施策を求めたいと考えています。  ※行田市の物価高騰緊急対策について⇒ taisakukaigi01-siryou1

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。