11 11月

府中市議会議員 ゆうきりょう 12月議会一般質問について・・発達障害の早期発見と支援策、「ちゅうバス」の高齢者利用促進策、受動喫煙防止対策、多磨駅の課題

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

11月29日から今年度の第4回定例市議会が開会しますが、私は12月2日(月)の午前または午後1時ぐらいから質疑の予定です。今回は4件について質疑をする予定です。

1,発達障害の早期発見、支援策について

新聞報道によると「全国の小中学校の通常学級に通う児童生徒の8.8%が発達障害の可能性であることが、文科省調査でわかった」と報じられました(23年12月、朝日新聞)。同記事では、「35人学級であれば1クラスあたり3人ほどいることになる」とのことです(この調査は10年ごとに行われるもので、全国の公立小中学校の児童生徒ら約8万9千人を抽出、教員が回答する仕組みで回答率は84.6%)。近年、発達障害をもつ子ども、児童が増えていることから、発達障害の早期発見が重要であり、行政による支援策が求められていると考え以下、2点伺います。

(1)  子ども、児童の発達障害について、その早期発見が重要と考えるものですが、現状、市の小学校就学前と就学時健診の目的と、その実施状況について伺います。

(2) 市として子ども、児童の発達障害の早期発見と対策について、医療機関などとの連携、協力などはされているか、他にも同障害をかかえる保護者向けの対応(例、相談会の実施など)はされているか伺います。

2,コミュニティバス「ちゅうバス」について・・収益率の課題と、高齢の利用者促進のためのサービス拡充を求めたい

府中市のコミュニティバス「ちゅうバス」が運行されてから20年以上が経過し、住民にとって欠かせない地域交通の要となっています。一方で乗務員不足の深刻化、運行可能な車両数の減少、さらに近年の物価高騰、人件費上昇により運行経費が増大するなど、様々な課題を抱えています。そこで持続可能な「ちゅうバス」のあり方と、新たな住民サービスについて、その見直しが求められていると考え、以下、2点伺います。

(1)今日の物価高騰のもと、「ちゅうバス」の収支状況はどのような状況か、また収益率について過去5年間の推移について伺います。

(2)市として「ちゅうバス」のあるべき収益率の維持のために今後、市としてどのような考えか伺います。

(3) 以前、高齢者、障碍者の方へのちゅうバスの利用促進について質疑をした際(令和4年12月議会一般質問)、市の答弁として、「特に高齢者や障害者の方々に関しては、移動が困難となることにより外出機会が減少しないよう、ちゅうバスにおいても、引き続き、車両や停留所のバリアフリー化による乗降時の安全性、利用のしやすさの向上を図るほか、バスの利用方法の周知などにより、利用を促進していくことが必要であると考えている」との答弁がありました。この答弁も踏まえ、市の地域公共交通協議会において検討されている具体的な施策などについて伺います。

3, 受動喫煙防止に対する市の対策について

健康増進法の改正、東京都による受動喫煙防止条例の制定から4年が経過しましたが、以前、その徹底には現状、至っていないのではないでしょうか。なかでも東京都の条例による配慮義務については依然、市民、企業団体などへの周知徹底とその実施について、市として取り組むべき課題があると考え、以下、2点伺います。

(1) 望まない受動喫煙に対する防止策について、市の方針と現状の対応策について伺います。

(2) 市内にある施設(公共、民間問わず)、企業や事業所に対する分煙、禁煙化の推進について、市の方針を伺います。

4,西武線多磨駅の諸課題について

西武多摩川線多磨駅東側、都市整備用地に三井不動産による大型商業施設の開設が予定され、住民からの期待が高まっています。それにともない同駅の乗降者数はさらに増えるものと推察されます。そこで同駅の利便性がさらに向上されることを求めて以下伺います。

(1) 西武線多磨駅東西出口のエスカレーターについて、上りの昇降機のみの設置となっていますが、そのようになった経過について伺います。

(2) 多磨駅の自由通路について、動物と自転車の通行に関する基準について伺います。

~当日はインターネット中継もご覧になれますので、ぜひご聴講ください。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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09 11月

府中市 若者と政治・・・若者の政治に対する関心高めるには? 福知山公立大学で市議会議員と学生が対話(朝日デジタルニュース)

府中市議会議員(改革中道・無所属)の ゆうきりょう です。

★若者はインスタを通じて、顔が見えることで親近感がわく

今日の朝日新聞デジタルニュースにおいて、「10代と20代の政治参加を高めようと、福知山公立大学(京都府福知山市)で5日、福知山市や綾部市などの市議会議員8人と学生16人が語りあった。地域経営学部の杉岡秀紀准教授のゼミが開いた」とのニュースがあり、「これにより(政治への)イメージが変わったという学生もいた」と報じられています。

 同ニュースのなかで綾部市議の種清喜之さん(40)は「議会や政治家がどのように情報発信をすれば若い世代は関心を持ってくれるか」をテーマにしたと語り、「TikTokの動画を議会で使うことを提案すると、学生の1人は『若者が見るのはインスタグラム。顔が見えて親近感がわく』」。

★スーツを着ているだけでなく、マッチョや赤髪の議員もいると感心をもつ

「もう1人は『インパクトが必要。議員のイメージはスーツを着て、おじいちゃんだけど、マッチョや赤髪の議員がいると、こういう人でもなれるんだと関心を持つ入り口になる』と答えた」そうです。同ニュースによると、種清さんは「若い世代や政治、議会に関心のない人に議会の情報をどう届ければいいのかが、一番の課題だった」、「『こうやったら若い方に届くのではないですか』と議会では出ない意見をもらったのでありがたい」と語った。

 またこの企画をした大学3年生の山田和香さん(20)は「テレビでしか政治家に触れていなかったので悪い印象しかなかった。仕事してるのかなあ、何しているのかなあという感じだったが、地域に熱い思いをもっていると分かった」と話したとのことです。(朝日新聞デジタルニュースより抜粋)

★日ごろからどれだけ地域住民に身近な議員になる活動をしているか

この企画は大変参考になる内容だと思います。私は常日頃から、議員がどれだけ地域住民に顔の見える、住民にとってどれだけその存在が近い議員になれるかが勝負だと思って、活動してきました。それが朝の駅頭あいさつであったり、市政通信の配布活動、SNSでの配信であったり、そうした活動を通じて、住民のみなさんにどれだけ議員と市政が身近なものに感じてもらえるかを、意識して活動しているつもりです。

その意味で府中市議会においては今年7月に、市制70周年を記念して「こども議会」を開催、市内の中学3年生を対象に議員が質疑に答弁するという形式で、議会を開催しました。こうした企画を通じて、児童、生徒のみなさんが議会、議員を身近に感じてもらうことで、政治に強い関心を抱いてほしいものだと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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11 10月

府中市 高野律雄市長あてに、会派 自由クラブによる25年度予算要望書を提出・・重点6項目、他45項目

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

会派、自由クラブとして25年度の府中市の予算要求にむけた要望書を、高野市長に提出をしました。全部で45項目、重点項目としては6点を選びました。会派メンバー4人が、住民の方々からの日頃の要望にもとづき、提出となりました。

自由クラブ 25年度予算要望・重点項目6項目

1,けやき並木周辺の景観を大國魂神社とバランスのとれた歴史が息づく街並みにする

2,全小中学校のサポートルームの運用改善、施策の拡充を

3,市独自の保健所設置、中核市への移行の検討

4,是政河川敷野球場に水道を

5,多磨町および多磨駅周辺の街づくり(予算要望3、4、5、19、20)

6,府中市の経済状況を客観的に把握、分析した上で、中心市街地と周辺地域の活性化、また同時に基地跡地留保地などを有効活用した将来の府中市に新たな豊かさをもたらす産業の誘致など、府中市の経済戦略を立てること

★以下、市長あてに47の項目について(19まで掲載)

①給食センターが仕入れる加工食品原材料に関して、対象種原材料について産地表示がはっきりしないもの、ゲノム編集の有無が不明な食材は仕入れない。

②期間が限定された地域通貨振興券だけでなく、デジタル地域通貨(ポイント)システムの導入。

③多磨町第二広場にトイレの設置(都に要望)

④人見街道と西武鉄道の踏切箇所の安全対策として、両側に横断歩道を設置

⑤西武線沿線の住宅のブロック塀に補助金を

⑥選挙の投票率を上げるための施策に予算の増額を

⑦市民農園の期間延長枠を創設

⑧けやき並木周辺の景観を大國魂神社とバランスのとれた歴史が息づく街並みにする

⑨PFASの影響を市としても調査し、データを蓄積すること

⑩終活事業、終活センターの行政サービス(豊島区のような事業)の開始を

⑪自衛官募集への積極的協力と、退職自衛官の防災危機管理部門への採用を

⑫民設民営の学童クラブへの補助金支援制度を

⑬全小中学校のサポートルームの運用改善、施策の拡充を

⑭市内すべての地域文化センターにある児童館について、子どもの居場所として活用可能な施設に活用できること

⑮市が管理する公園、緑地などの樹木について、緊急に点検し、剪定や伐採が必要なものは至急、対処すること。

⑯「ちゅうバス」にシルバーパスの適用を

⑰大型バス、コミュニティバスが入れない住宅街、移動困難者のために公共交通の空白地域解消するため、AIを駆使した『小型 EVバス』導入による外出移動支援策を

⑱「飼い主のいない猫」を守るため、保護猫団体への助成施策の拡充を

⑲西武線多磨駅周辺を喫煙禁止地域に指定を(続く)

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29 8月

府中市議会 ゆうきりょう 一般質問 ①サポートルームの運用改善、②学校の水泳授業・指導のあり方、③不適切教育について、④学童クラブでの夏休みの弁当注文の要望を取り上げます

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

明日(8月30日)から約1ヶ月間の予定で、府中市議会第三回定例会が開催されます。私の一般質問は9月2日(月)の午前中を予定、4件の質疑をする予定です。ネット中継もありますので、ぜひご覧ください。

1, 小中学校サポートルームの運用と改善について

府中市の小中学校には、「不登校の兆候が現れた児童、生徒に対して、居場所を提供することで、早期の教室復帰につなげ、新たな不登校を出さない、未然防止を図るという目的のもと、不登校の児童・生徒に対し、登校への不安な気持ちを和らげ、不登校の状況を徐々に改善、学校復帰を図るという目的」(令和5年第4回定例会、市の答弁より)から、すべての小中学校にサポートルームが設置されました。一方で各学校の現場においては、教育委員会の方針通りに運営されていない学校も多数あると伺っています。そこで令和5年第4回定例会における一般質問に対する、教育委員会の答弁もふまえて、1回目3点伺います。

(1)教育委員会として、サポートルームの活用、運用について、各学校へどのような方針と指導をしているのか伺います。

(2)サポートルームの運用改善について、サポートルームを使用する児童、生徒への支援を図るために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携の重要性について、その具体的対応策の現状について伺います。

(3)学校経営支援事業費の中身、用途について伺います。

2,小中学校における水泳授業のあり方について

朝日新聞(8月4日付)社会面に「全国の小中学校における、夏休み中の水泳指導がなくなっている」との見出しで記事がありました。「背景には異常な暑さや教員の働き方改革がある」と分析する一方で、「専門家は『水の事故が増えるなか、学校での授業は今後も必要』との意見もある」と報じています。府中市内の小中学校の水泳授業についても、保護者の方々から複数ご意見を伺うなかで、従来実施してきた水泳授業のあり方について、その再検討する時期がきているのではないかとの問題認識から、1回目2点伺います。

(1)小中学校における水泳授業の目的について伺います。

(2)小中学校の水泳授業、水泳指導の実施状況について伺います。

3, 学校教員による不適切指導に対する、市教育委員会の指導のあり方について

文科省は2022年に教員向けの手引書『生徒指導提要』を改定し、その具体的な事例もあげて「不登校や自殺のきっかけになるとして、『決して許されない』としています。一方で、今年に入ってからも、都外の公立小・中学校において不適切指導に関する報道を目にします。

(1)不適切指導を行った教員に対する、市教育委員会の指導方針について伺います

4,放課後児童クラブの長期休暇中における、昼食弁当注文サービスの実施を求めたい

夏休みなど長期休暇中の、放課後児童クラブによる昼食提供の要望が、保護者の方がたから寄せられています。これまでもこの課題について、一般質問などで複数回取り上げてきましたが、こども家庭庁においても昨年7月、「放課後児童クラブの 長期休業期間等における 食事提供事例集」を発行、また各自治体あてに「放課後児童クラブにおける食事提供について」との事務連絡文書を発出、その指針を示しました。また近年、多摩地域の自治体においても実施する動きが広がっており、府中市においてもぜひ制度の導入を求めて以下伺います。

(1)府中市の放課後児童クラブにおける、夏休み中の昼食弁当サービスの提供に関する市の考えについて伺います。あわせてそのサービス実施のネックになっているものは何か伺います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

 

31 7月

府中市議会(令和6年第2回定例会)「自民とによる裏金問題の徹底解明と金権腐敗政治の一掃を求める意見書」が、賛成多数で採択

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市議会の令和6年度第2回定例会において、議員提案である「自民党による裏金問題の徹底解明と金権腐敗政治の一掃を求める意見書」が、提出され賛成多数で可決、意見書は内閣総理大臣など、政府あてに送られることになりました(提出者は竹内祐子議員)で、私が所属する会派、自由クラブは同意見書に賛成しました。

★「自民党による裏金問題の徹底解明と金権腐敗政治の一掃を求める意見書」以下、全文

自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題は、政治資金規正法違反の
疑いによって現職の国会議員が逮捕されるなど、国民の中に不信や憤りが広がる
重大な問題となっている。

議員個人への企業・団体献金が禁止されているにもかかわらず、自民党の主要
派閥は、政治資金パーティーの名で、違法な企業・団体献金を長期にわたり、組
織的に集め、収支報告書を偽造し、裏金をつくっていた。誰が、どれだけの裏金
をつくり、何に使われていたのか、国民に明らかにする必要がある。

そもそも、営利目的である企業が政党や政治家に対して資金を提供することで、
影響力を行使し、「カネ」の力で政治をゆがめることはあってはならない。徹底
した真相解明と制度の改革がなければ、国民からの信頼は回復されない。
これまで繰り返されてきた「政治とカネ」の問題を根絶するためにも、国会及
び政府は関係者の証人喚問や政治倫理審査会の開催も含め行うべきである。

ところが、自民党が今国会に提出した政治資金規正法の改正案は、政治改革の
名に値しない。政治資金パーティーのパーティー券購入金額の公開基準の引下げ
による「抜け道」をつくり、金権腐敗政治の温床である「企業・団体献金の禁止」
は温存され、政党の機密費「ブラックボックス」と批判されている「政策活動費
の禁止」については、10年後に公開するとした実効性のないものとした公明党、
維新の会と合意した修正案についても抜け道だらけである。収支報告書の作成と
公開について会計責任者と同等の責任を政治家に負わせるといった再発防止にも
後ろ向きである。

よって、府中市議会は、国会及び政府に対し、自民党派閥による裏金事件の徹
底解明、政治の信頼を取り戻すために実効性ある再発防止策の確立、企業・団体
によるパーティー券購入を含む企業・団体献金全面禁止を定め、金権腐敗政治の
一掃の実現を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和6年6月19日 議 長 名
(宛先) 衆 議 院 議 長 、 参 議 院 議 長 、 内 閣 総 理 大 臣 、総務大臣、内閣官房長官

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで