04 3月

府中市議会 核兵器禁止条約 締約国会議へオブザーバー参加するよう日本政府に意見書の提出を求める陳情が可決(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

現在開会中の府中市議会(令和7年第1回)定例会において、市民の方から「核兵器禁止条約第3回締約国会議へのオブザーバー参加を するように日本政府に意見書の提出を求める陳情」(陳情人、前澤 清 氏)が提出され、先日の市議会厚生委員会において賛成多数で採択されました(会派 自由クラブも賛成、3月13日の本会議で採択予定)ので、以下掲載します。

~24年のノーベル平和賞に核兵器のない世界を実現するため被害者の立場 から核兵器廃絶を訴え、核兵器が二度と使用されてはならないと草の根運 動と被爆体験の証言によって核兵器の使用の手を抑えてきた努力が評価さ れ、日本原水爆被害者団体協議会が受賞されたことは皆さんも御承知のと おりです。ウクライナに軍事侵攻したロシアが核兵器使用の威嚇を行いながら戦争を継続していることで、今、人類がかつてない核の脅威にさらされていま す。

こうした中、核廃絶を求める世界の声は高まり、核兵器の開発や保 有、使用などを禁止する核兵器禁止条約の締約国は、発効から3年が経過 し、署名は94か国・地域、批准は73か国・地域に達しています。 今年は被爆80周年の年です。被爆国日本は、核兵器の悲惨なことを知り 尽くしている国ですから、世界の先頭に立って核廃絶の役割を果たすこと が求められています。3月には、核兵器禁止条約第3回締約国会議が ニューヨークの国連本部で開催されます。この会議に核保有国と非保有国 との橋渡しを目指すことを主張する日本が、多くの非保有国で構成される 締約国会議にオブザーバー参加することにより、非保有国と意思疎通を図 り、そのメッセージを核保有国に伝える重要な役割を果たすことが求めら れます。

府中市高野市長も参加している「平和首長会議」が1月16日・17日に武蔵野市で開催され、日本政府に対し、核兵器廃絶に向けた取組を推進する よう強く求める要請文が採択されました。 府中市議会からも、「日本政府へ第3回締約国会議にオブザーバーとし て参加し、核兵器廃絶に尽力されるよう要請すること」について意見書を 日本政府へ送付されるよう陳情いたします。(以上、陳情より)~

★国民民主党も、核兵器禁止条約第3回締約国会議へのオブザーバー参加を要請

国民民主党の西岡秀子国対委員長代理(衆議院議員/長崎1区)は2月10日、議員会館で開かれた核兵器廃絶日本NGO連絡会主催の国会議員討論会「被爆80年 核兵器をなくすために」に出席した。西岡国対委員長代理は党を代表して基本姿勢の表明を行った。「被爆地長崎生まれ長崎育ち、長崎1区から国会に送って頂いている。被団協の皆様のノーベル平和賞受賞に心から敬意を表したい。我々国民民主党は綱領で『広範な人間の安全保障、恒久平和と核兵器廃絶』を謳っている。目前に迫った第3回核兵器禁止条約締結国会議に、被爆国が背を向けることは許されない。代表質問でも締約国会議にオブザーバー参加するように求めたが、検討中との事だった。引き続き被爆地選出の議員としてしっかりと求めていきたい」と述べた。(国民民主党のHPより)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

28 1月

府中市 政務活動費・・・町田市議会の7会派が政務活動費、347万円を返還・・住民監査請求を受け(朝日新聞)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞多摩版に町田市議の政務活動費の使用なかに「違法ないし不当」な支出があったとして市民団体が住民監査請求をした問題で、指摘を受けた7会派が計約347万円を返還していたことがわかったと報じています。

★ガソリン料金、深夜のタクシー料金などは認められない

記事では「委員が24日付で請求人に監査結果を通知した」とし、「返還が済んだことで『請求事由が消滅した』とし請求は却下された」そうです。記事によると監査請求をしたのは「町田市政を考える会・草の根」で、「市によると、市監査請求委員は7つの会派の政務活動費の支出の一部について、返還義務がある『政務活動費を充当すべきでない支出』と判断」「一方、7会派は監査請求提出後の昨年12月16日から今月15日までにその全額を返還した」とあります。

記事によると「過去の会派を含む8会派に計約763万円を返還させることを石阪市長に求めていた」とし、「監査請求では、ガソリン料金の全額、深夜のタクシー料金などに政務活動費をあてることは、政務活動との合理的関係性が認められない」としたそうです。また返還をもとめていた残りの支出については、『請求人の主張には理由がない』などと棄却、却下されたそうです。記事のなかで市民団体の代表の方は「返還するだけでなく、何が問題だったのか、議会として声明をだしてほしい。こっそりとかたをつけられ、不信感が残った」と話しています。(朝日新聞1月28日付記事抜粋)

~政務活動費についてはこれまで地方議会ではその使途について、疑義があるケースがたびたび報道されました。住民から指摘された際はその説明責任が求められることは言うまでもありません。「政務活動」という名前の通り、その使途については市政に関することになり、調査、広報、啓蒙などです。今回の町田市の場合、「ガソリン料金の全額、深夜のタクシー料金」が認められなかったそうですが、それが市政に関する調査活動のなかで使われたものかどうかが、肝心だと思います。返還したということは、そうした市政に関する調査活動と関わりがなかったのでしょうか。

私は政務調査費については、自身の「市政通信」の印刷、新聞折り込み代などに活用させいただき、市民のみなさんに府中市政、市議会の情報の啓蒙を目的としています。いずれにしても政務活動費の原資は税金であるので、透明性が求められることは言うまでもありません。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の議員が使用する政務活動費について → 府中市政務活動費

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11 11月

府中市議会議員 ゆうきりょう 12月議会一般質問について・・発達障害の早期発見と支援策、「ちゅうバス」の高齢者利用促進策、受動喫煙防止対策、多磨駅の課題

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

11月29日から今年度の第4回定例市議会が開会しますが、私は12月2日(月)の午前または午後1時ぐらいから質疑の予定です。今回は4件について質疑をする予定です。

1,発達障害の早期発見、支援策について

新聞報道によると「全国の小中学校の通常学級に通う児童生徒の8.8%が発達障害の可能性であることが、文科省調査でわかった」と報じられました(23年12月、朝日新聞)。同記事では、「35人学級であれば1クラスあたり3人ほどいることになる」とのことです(この調査は10年ごとに行われるもので、全国の公立小中学校の児童生徒ら約8万9千人を抽出、教員が回答する仕組みで回答率は84.6%)。近年、発達障害をもつ子ども、児童が増えていることから、発達障害の早期発見が重要であり、行政による支援策が求められていると考え以下、2点伺います。

(1)  子ども、児童の発達障害について、その早期発見が重要と考えるものですが、現状、市の小学校就学前と就学時健診の目的と、その実施状況について伺います。

(2) 市として子ども、児童の発達障害の早期発見と対策について、医療機関などとの連携、協力などはされているか、他にも同障害をかかえる保護者向けの対応(例、相談会の実施など)はされているか伺います。

2,コミュニティバス「ちゅうバス」について・・収益率の課題と、高齢の利用者促進のためのサービス拡充を求めたい

府中市のコミュニティバス「ちゅうバス」が運行されてから20年以上が経過し、住民にとって欠かせない地域交通の要となっています。一方で乗務員不足の深刻化、運行可能な車両数の減少、さらに近年の物価高騰、人件費上昇により運行経費が増大するなど、様々な課題を抱えています。そこで持続可能な「ちゅうバス」のあり方と、新たな住民サービスについて、その見直しが求められていると考え、以下、2点伺います。

(1)今日の物価高騰のもと、「ちゅうバス」の収支状況はどのような状況か、また収益率について過去5年間の推移について伺います。

(2)市として「ちゅうバス」のあるべき収益率の維持のために今後、市としてどのような考えか伺います。

(3) 以前、高齢者、障碍者の方へのちゅうバスの利用促進について質疑をした際(令和4年12月議会一般質問)、市の答弁として、「特に高齢者や障害者の方々に関しては、移動が困難となることにより外出機会が減少しないよう、ちゅうバスにおいても、引き続き、車両や停留所のバリアフリー化による乗降時の安全性、利用のしやすさの向上を図るほか、バスの利用方法の周知などにより、利用を促進していくことが必要であると考えている」との答弁がありました。この答弁も踏まえ、市の地域公共交通協議会において検討されている具体的な施策などについて伺います。

3, 受動喫煙防止に対する市の対策について

健康増進法の改正、東京都による受動喫煙防止条例の制定から4年が経過しましたが、以前、その徹底には現状、至っていないのではないでしょうか。なかでも東京都の条例による配慮義務については依然、市民、企業団体などへの周知徹底とその実施について、市として取り組むべき課題があると考え、以下、2点伺います。

(1) 望まない受動喫煙に対する防止策について、市の方針と現状の対応策について伺います。

(2) 市内にある施設(公共、民間問わず)、企業や事業所に対する分煙、禁煙化の推進について、市の方針を伺います。

4,西武線多磨駅の諸課題について

西武多摩川線多磨駅東側、都市整備用地に三井不動産による大型商業施設の開設が予定され、住民からの期待が高まっています。それにともない同駅の乗降者数はさらに増えるものと推察されます。そこで同駅の利便性がさらに向上されることを求めて以下伺います。

(1) 西武線多磨駅東西出口のエスカレーターについて、上りの昇降機のみの設置となっていますが、そのようになった経過について伺います。

(2) 多磨駅の自由通路について、動物と自転車の通行に関する基準について伺います。

~当日はインターネット中継もご覧になれますので、ぜひご聴講ください。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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09 11月

府中市 若者と政治・・・若者の政治に対する関心高めるには? 福知山公立大学で市議会議員と学生が対話(朝日デジタルニュース)

府中市議会議員(改革中道・無所属)の ゆうきりょう です。

★若者はインスタを通じて、顔が見えることで親近感がわく

今日の朝日新聞デジタルニュースにおいて、「10代と20代の政治参加を高めようと、福知山公立大学(京都府福知山市)で5日、福知山市や綾部市などの市議会議員8人と学生16人が語りあった。地域経営学部の杉岡秀紀准教授のゼミが開いた」とのニュースがあり、「これにより(政治への)イメージが変わったという学生もいた」と報じられています。

 同ニュースのなかで綾部市議の種清喜之さん(40)は「議会や政治家がどのように情報発信をすれば若い世代は関心を持ってくれるか」をテーマにしたと語り、「TikTokの動画を議会で使うことを提案すると、学生の1人は『若者が見るのはインスタグラム。顔が見えて親近感がわく』」。

★スーツを着ているだけでなく、マッチョや赤髪の議員もいると感心をもつ

「もう1人は『インパクトが必要。議員のイメージはスーツを着て、おじいちゃんだけど、マッチョや赤髪の議員がいると、こういう人でもなれるんだと関心を持つ入り口になる』と答えた」そうです。同ニュースによると、種清さんは「若い世代や政治、議会に関心のない人に議会の情報をどう届ければいいのかが、一番の課題だった」、「『こうやったら若い方に届くのではないですか』と議会では出ない意見をもらったのでありがたい」と語った。

 またこの企画をした大学3年生の山田和香さん(20)は「テレビでしか政治家に触れていなかったので悪い印象しかなかった。仕事してるのかなあ、何しているのかなあという感じだったが、地域に熱い思いをもっていると分かった」と話したとのことです。(朝日新聞デジタルニュースより抜粋)

★日ごろからどれだけ地域住民に身近な議員になる活動をしているか

この企画は大変参考になる内容だと思います。私は常日頃から、議員がどれだけ地域住民に顔の見える、住民にとってどれだけその存在が近い議員になれるかが勝負だと思って、活動してきました。それが朝の駅頭あいさつであったり、市政通信の配布活動、SNSでの配信であったり、そうした活動を通じて、住民のみなさんにどれだけ議員と市政が身近なものに感じてもらえるかを、意識して活動しているつもりです。

その意味で府中市議会においては今年7月に、市制70周年を記念して「こども議会」を開催、市内の中学3年生を対象に議員が質疑に答弁するという形式で、議会を開催しました。こうした企画を通じて、児童、生徒のみなさんが議会、議員を身近に感じてもらうことで、政治に強い関心を抱いてほしいものだと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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11 10月

府中市 高野律雄市長あてに、会派 自由クラブによる25年度予算要望書を提出・・重点6項目、他45項目

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

会派、自由クラブとして25年度の府中市の予算要求にむけた要望書を、高野市長に提出をしました。全部で45項目、重点項目としては6点を選びました。会派メンバー4人が、住民の方々からの日頃の要望にもとづき、提出となりました。

自由クラブ 25年度予算要望・重点項目6項目

1,けやき並木周辺の景観を大國魂神社とバランスのとれた歴史が息づく街並みにする

2,全小中学校のサポートルームの運用改善、施策の拡充を

3,市独自の保健所設置、中核市への移行の検討

4,是政河川敷野球場に水道を

5,多磨町および多磨駅周辺の街づくり(予算要望3、4、5、19、20)

6,府中市の経済状況を客観的に把握、分析した上で、中心市街地と周辺地域の活性化、また同時に基地跡地留保地などを有効活用した将来の府中市に新たな豊かさをもたらす産業の誘致など、府中市の経済戦略を立てること

★以下、市長あてに47の項目について(19まで掲載)

①給食センターが仕入れる加工食品原材料に関して、対象種原材料について産地表示がはっきりしないもの、ゲノム編集の有無が不明な食材は仕入れない。

②期間が限定された地域通貨振興券だけでなく、デジタル地域通貨(ポイント)システムの導入。

③多磨町第二広場にトイレの設置(都に要望)

④人見街道と西武鉄道の踏切箇所の安全対策として、両側に横断歩道を設置

⑤西武線沿線の住宅のブロック塀に補助金を

⑥選挙の投票率を上げるための施策に予算の増額を

⑦市民農園の期間延長枠を創設

⑧けやき並木周辺の景観を大國魂神社とバランスのとれた歴史が息づく街並みにする

⑨PFASの影響を市としても調査し、データを蓄積すること

⑩終活事業、終活センターの行政サービス(豊島区のような事業)の開始を

⑪自衛官募集への積極的協力と、退職自衛官の防災危機管理部門への採用を

⑫民設民営の学童クラブへの補助金支援制度を

⑬全小中学校のサポートルームの運用改善、施策の拡充を

⑭市内すべての地域文化センターにある児童館について、子どもの居場所として活用可能な施設に活用できること

⑮市が管理する公園、緑地などの樹木について、緊急に点検し、剪定や伐採が必要なものは至急、対処すること。

⑯「ちゅうバス」にシルバーパスの適用を

⑰大型バス、コミュニティバスが入れない住宅街、移動困難者のために公共交通の空白地域解消するため、AIを駆使した『小型 EVバス』導入による外出移動支援策を

⑱「飼い主のいない猫」を守るため、保護猫団体への助成施策の拡充を

⑲西武線多磨駅周辺を喫煙禁止地域に指定を(続く)

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