17 6月

府中市 馬場大門ケヤキ並木・・「 府中市ケヤキ並木を守り育てる条例」が、府中市議会文教委員会で可決

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞多摩版に先日(6月10日)に市議会文教委員会で、新規条例として提案があった「府中市ケヤキ並木を守り育てる条例」について、記事が掲載されています。

★市民から数年間にわたり、多数寄せられた苦情の声に、市が条例を制定へ

同条例案、市議会文教委員会で賛成多数で可決され、19日の本会議での採決が予定されています。この朝日の記事にもありますが、「条例案では、ケヤキが植えられている石積みの中に立ち入ることを禁止したほか、火を使うこと、独占して長い間利用し、他の人の使用を妨げる行為を禁止。また、市長は迷惑行為をやめさせることができる」とされています。「並木周辺では、数年ほど前から、朝から酒を飲んで騒いだり、大声をあげたり、ゴミを放置したりする人がおり、市役所に多くの苦情が寄せられていた」(朝日記事)ことから、市は今回の新規条例を提案しました。

★条例の拡大解釈による表現の自由が損なわれる恐れ(反対派の声)

同条例案に反対する意見として、①禁止行為が書かれていて、禁止行為をした人には市長や職員が、中止を含む指導、勧告ができるとあるが、何が禁止かよくわからないものがある、②禁止行為については、いくらでも拡大解釈でき、市民の表現の自由が損なわれる、などの理由から反対の声があがっていました。

市は「特定の人々を排除することが目的の条例ではない」とし、「公共の福祉を守る観点から、同条例を制定し、市民の方々へ迷惑を及ぼさないようにすること」「100年続く馬場大門のケヤキをこれからも守るため」などの理由から、制定をめざすとしていました。朝日の記事のなかで「高野市長は『市民の環境に対する思いに改めて気づいてほしい。汚すことなく、保全して未来にバトンを渡すのが使命』と話す」としています。

★条例案に賛否はあっても、美しいケヤキ並木を守る思いをいっしょに

同条例に賛否の意見はありますが、美しいケヤキ並木をこれからも守っていこうという思いは、みなさん同じではないでしょうか。人々が集う場所はもちろん、必要です。同時に公共の福祉に反しない範囲での、マナーを守ることは必要ではないでしょうか。ぜひ市民のみなさんが一緒になって、これからも美しい景観、府中駅周辺のケヤキ並木の街を、保全していきたいと思っています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレスyuki4551@ozzio.jp 携帯 090-4136-7642(電話に出られない場合がありますので、その際は留守電にコメントをお願いいたします)

02 6月

府中市 リユース 不用品買取り 廃棄物資源化について・・ジモティー、リネットジャパンリサイクルと連携

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★家庭からでる粗大ゴミ削減、リユースを市が斡旋(町田市)

先日の読売新聞多摩版に、町田市が市のHPを通じて不用品の買取価格を一括査定できる民間サイト「おいくら」の紹介を始めたという記事があります。家庭からだされる粗大ごみの削減や、循環型社会の実現が狙いとのことです。

記事では「同サイトを運営する『マーケットエンタープライズ』(中央区)とリユース(再利用)に関する協定を締結」し、「同サイトは不用品を売りたい人が商品情報などを入力して査定を依頼すると、複数のリサイクル業者による買取価格の見積もりを比較できる」「不用品の処分費用がかからないうえ、業者によっては自宅への出張買取もしている」とあります。町田市では、廃棄物資源化計画で19年度に約12マントンだった家庭ごみの量を、30年度には約10万9000トンにし、1日一人当たりで7%削減する目標を掲げているそうです。

★府中市も、「ジモティー」との間で資源の有効活用で連携しています

 この府中市においても、資源を有効に活用し、まだ使える物を繰り返し使用していくリユース意識を高め、環境負荷の少ない循環型社会を構築していくため、府中市と株式会社ジモティーは令和3年5月11日にリユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定を締結しました。

 

~リユース促進で粗大ごみが減量~(市のHPより)

粗大ごみの排出量が増加傾向にありますが、まだ使える物がたくさんあります。
粗大ごみとして出す前に、必要としている人へお譲りしてみませんか?
貴重な資源を有効活用し、必要とする人が繰り返し使用していくことで、廃棄される粗大ごみも減っていきます。
ジモティーを積極的に活用して、手軽にリユースに取り組みましょう!

~ジモティーの特徴~

①月間1,000万人以上が利用するため、必要なものがすぐ見つかる

②市民同士でリサイクル品の取引きができるので、市内循環が促進する

③登録料や手数料が掛からないので、無料でリユースに貢献できる

★府中市も家電品目については、リサイクル業者との間で連携協定を締結、有料回収をスタートしています。
~不用になった家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は、家電リサイクル法によって適切にリサイクルをすることが定められています。市では、小型家電リサイクル法の認定事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社、および家電4品目に関するサービス提供を行っているSGムービング株式会社と連携と協力に関する協定を締結し、令和5年7月から連携事業者による家電4品目の自宅回収(有料)を始めました。
リビングやキッチンなど家の中からの搬出にも対応しています。また、家電4品目以外の家電製品の回収にも対応しています。
お申込みについては、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。リネットジャパンリサイクル株式会社ホームページ(外部サイト)もしくは、お電話(0570-056-006)でお申し込みください(お電話の場合の対応可能時間10:00~17:00)~(市のHPより)
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01 6月

府中市が指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定しました・・外出時の暑さの際、一時的な休息場所として活用ください

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★府中市が市内約50施設をクーリングシェルターに指定

府中市では、熱中症予防に向けた取り組みとして、市内約50施設(一部の公共施設、郵便局等の民間施設)を府中市指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)に指定しました。外出時に暑さにより気分が悪くなった時に、一時的な休息場所として、ご利用ください。対象施設には避暑施設であることが分かるステッカーを掲示しています。(市のHPより)

※指定箇所 ⇒ クーリングシェルター指定公共施設   クーリングシェルター指定民間施設

府中市の令和6年度予算のなかに、熱中症対策として、夏場において、市内の公共施設や協力いただける民間施設を避暑施設として開放するほか、熱中症予防を啓発する活動を行うものがあります。近年の猛暑は人の命を脅かすような暑さですが、複数の自治体では公共施設、民間施設の協力を得て、住民が夏場の日中に一時的に過ごせる施設の開放を求める施策を講じており、府中市でも実施されることとなりました。ぜひ市内の団体、企業とも協力して、避暑施設開放箇所が増えてほしいものです。

★墨田区では薬剤師会と提携、区内31ヶ所の店舗を一時休憩所に活用

都内では、墨田区が区内にある薬局店の待合室を活用した経験があるなど、区内31ヶ所にこうしたクーリングシェルターを用意しているそうです。同区では6月から区の地元薬剤師会の協力をえて始めた取り組みで、薬局の利用客でなくても立ち寄って休めるそうです。記事のなかで区の担当者は「体調が悪くなっても相談できる薬剤師が近くにいる安心感もある。気軽に使ってほしい」と話しています。

★国も「特別警戒アラート」発出の際、住民にクーリングシェルターの用意をすることを方針

政府は24年年の夏から「熱中症警戒アラート」より一段上の「特別警戒アラート」が発出した場合、自治体は事前に指定したクーリングシェルターを住民に開放することになっているとのことです。こうした国の方針をうけて愛知県の蒲郡市では今年から市役所、公民館、児童館、図書館、博物館などの計25ヶ所の施設をクーリングシェルターに指定、張り紙やラインで市民に活用を呼びかけるそうです。他にも大阪府や鳥取市などでも熱中症から身を守るために、公共施設や民間の店舗などの活用を進めているとしています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレスyuki4551@ozzio.jp 携帯 090-4136-7642(電話に出られない場合がありますので、その際は留守電にコメントをお願いいたします)

30 5月

府中市熱中症対策 夏の小中学校の熱中症対策・・清瀬市の教職員らが熱中症対策で訓練

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★熱中症で倒れた児童の搬送を想定した、具体的な訓練を実施

今朝の東京新聞多摩版に、清瀬市が熱中症対策の訓練を実施したとの記事が掲載されています。今年もまた猛暑が予想されるなか、清瀬市の市立清瀬小学校では、多数の児童、生徒が熱中症になったケースを想定、教職員たちは、発症者を気温の低い場所へ移し、冷却剤を首のまわりや脇の下に当てたり、水分を補給させたりしたとのことです。

記事では「119番通報後に到着した救急隊は、『トリアージ』で、緊急度の高い患者から救急搬送する対応を実践」、参加した教諭からは「応援を呼ぶことが大切だと感じた。しっかり訓練できてよかった」、「清瀬消防署の救急係長は『小学校低学年の児童は体温の調整機能が未熟なので、注意が必要。今日の訓練を忘れずに過ごしてもらえれば』と話す」としています。

今年も猛暑が予想され、とくに熱中症アラートが発令された際、小中学校の体育の授業をはじめ、朝の朝礼時やクラブ活動中における児童、生徒の熱中症での搬送などの事態も起こり得ることが考えられます。最悪の場合は命の危険性、後遺症もありうるだけに、こうした清瀬市の取り組みは、どの小中学校でも訓練すべき課題ではないでしょうか。

府中市の小中学校においても、熱中症での緊急対応を考えているとは思いますが、現状はどのような訓練をしているのかについて、一度、予決算委員会などで質疑をしたいと思います。

★自治体からも民間スポーツクラブに対しては「注意喚起」はできるが

各自治体の教育委員会においては、「熱中症アラート」が発令された際の部活動の対応について、活動の指針を示しめすところもありますが、同時に、民間のクラブにおいてもこうした指針が必要ではないかと思われます。民間のスポーツクラブの場合、指導者、コーチの方が「熱心」なあまり、勝つために、熱中症の恐れのある状況下においても、練習を続けるコーチの方もいるそうです。こうしたクラブチームにおいて、「もしも」の事態が発生した場合には手遅れです。一方で民間クラブチームの活動に、どこまで行政が「介入」「指導」できるかという問題はあると思いますが、熱中症による犠牲者を出さないために、見過ごすことはできないと考えます。

この問題では以前、府中市長あてに提出した予算要望書のなかに、1項目ありますので、市の回答とあわせて以下の通りです。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

~行政サイドとしては、民間への指導については、及び腰のようです。しかしながら、重大事態が発生した後では遅いのではないでしょうか。このような課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。ご意見ご要望などお待ちしております。(府中市議 ゆうきりょう)

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29 5月

府中市 馬場大門けやき並木 天然記念物100年・・けやき並木を守り育てる条例案が6月議会に上程へ(読売新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★けやき並木の植え込みの石積みへの迷惑行為に、行政も動かざるえない事態に

昨日の読売新聞多摩版に、府中市が「市けやき並木を守り育てる条例」を制定する方針であることを伝えています。記事では、府中市のけやき木が、国天然記念物の「馬場大門のケヤキ並木」として、今年12月9日に指定100周年をむかえることから、同条例案を同日から施行したい考えとのことです。ちなみに市は6月議会に条例案を提出するとのことです。

記事では「保全の対象となるのは、馬場大門の並木を中心とした南北約600メートルの区域で、現在は計118本のケヤキがある」「近年は、ケヤキが植えられている石積み内への立ち入りやごみの放置などの迷惑行為が後を絶たない」と伝えています。また同記事によると、今回の条例案では「市民と協働でケヤキ並木の魅力や価値を高め、将来に引き継ぐ」との基本理念のもと、「石積み内への立ち入りや火気の使用、長時間の独占使用を禁止し、中止や指導ができるようにする」とあります。

あわせて今回の条例案では、「別の条例案で禁止されている空き缶や吸い殻などのポイ捨て、路上喫煙などとあわせ、今後具体的な運用基準などを検討していく」としています。府中駅周辺は喫煙禁止路線に指定されていますが、相変わらずたばこやごみのポイ捨ては後を絶たず、市民の方々が定期的に一斉清掃をされ、街の美化を保っています。

★同条例案に賛否に関わらず、けやき並木を守る思いはいっしょに

この記事にもありますが、ケヤキ並木周辺で昼間からの飲酒して騒いだり、長時間居座ったりする人たちが見られ、市民からの苦情により市の担当課も、困っていたことは、以前から私も知っています。その意味で、今回の条例案は行政としては、こうした事態(ケヤキ並木周辺での迷惑行為など)を予測していなかったことから、新たな条例案を制定すると考えられます。

今回の条例案に対しては、行政権限の強化により市民活動の自由が奪われかねない、との主張のもと反対する市民運動もあるようです。しかしながら、私はこの条例案の理念である、府中のけやき並木をこれからも保全していくという考えに、反対される市民の方はほぼ、いないのではないかと思われます。ぜひ、歴史ある国にも天然記念物に指定されたほどの、けやき並木をこれからも守るために、官民共に支えていくことを期待したいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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