24 12月

府中市公衆トイレ ・・多摩川土手沿いの道、是政橋から100~200m下流の、信号機のある土手の上から北側に「府中市 公衆便所」について要望

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。

市民の方からたびたび寄せられる相談が、公園トイレや公衆トイレの改修改良についての要望です。先日も市民の方から以下の要望をいただきましたので、紹介させていただきます。

★多摩川土手沿い。是政橋付近の「昭和風」トイレの早期改修工事を希望

「府中市 公衆便所」をリニューアルできないかという件で相談です。その場所は府中市側の多摩川土手沿いの道、是政橋から100~200m下流にあり、信号機のある土手の上から北側に、「府中市 公衆便所」の看板があります。土手側のグラウンドは休日、野球、サッカー、ソフトボール等でかなりにぎわいます。また「多摩川風の道」はサイクリング、マラソン人でこれもにぎわいます。

ところがこの便所は見るからに「府中市 公衆便所」という「昭和」のつくりで、女性が利用するには二の足を踏む雰囲気、グラウンドでは中高生女子も沢山います。是非このトイレを一度ご覧頂き、このままでよいかリニュアルすべきではないでしょうか。ぜひこの際、ご自身で判断戴ければ幸いです。(以上、市民の方からの要望より)

★年3~4ヶ所、トイレを改修する計画(市の見解)

公園や公衆トイレの改良工事の要望については、私も以前、市議会一般質問で取り上げたことがあります。最近でも他会派の議員さんも質疑をされておられました。

●市の答弁⇒ 「街区公園などの公園トイレ66か所は、その多くで老朽化が進んでいるとともに、バリアフリー化も図られていない。また、和式トイレのみとなっており、今後、建替え需要があるものと見込んでいる」。

「建替え工事は、市インフラマネジメント計画や事業の平準化を踏まえ、年3か所から4か所を想定しており、特に老朽化が進んだトイレは、おおむね10年以内に更新が図られるものととらえている」。(共産党、からさわ地平議員の一般質問に対する市の答弁から)

~この答弁にもあるように、市としても順次トイレ改修を行っているが、優先順位を決めて実施しているようです。府中市には「公園施設長寿命化計画」という方針があり、そのなかでも公園トイレについても改修を方針化しています。最近では比較的、軽微予算で公衆トイレを設置できる技術が普及しており、例えは、府中公園にある公衆トイレもそのような形式のもです。ぜひこのご要望にある、トイレについて市に早急の改善を要望したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

22 12月

(東京)府中市PFAS  自民党環境部会が水道PFAS検査義務化を提言「水質基準」対象に(東京新聞)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。

★水質検査や濃度が一定の数値を超えた場合の改善策を水道事業者に義務づけるよう政府に求める緊急提言案(自民党環境部会)

今朝の東京新聞に自民党環境部会が来春をめどに、「2種類(PFAS、PFOS)の代表物資を水道法の『水質基準』の対象とし、水質検査や濃度が一定の数値を超えた場合の改善策を水道事業者に義務づけるよう政府に求める緊急提言案をまとめた」と報じています。

提言には「在日米軍基地には周辺への流出防止や速やかな情報提供を求める」としています。記事によれば「現在は法的義務をともなわない暫定目標値の位置づけで、検査をしていない水道事業者もある」とし、「水質基準に格上げすることで『100%の検査と基準順守を図る』よう訴える」としています。また同提言案では「関係省庁が連携して(米軍に対応を)強く働きかけること」と求めたそうです。

政府もこの間、PFAS汚染の実態を把握するために、大規模な水道事業のほか小規模な簡易、専用水道を対象とした初の全国調査を実施しており、記事によると「専用水道の結果は未公表だが、環境省によると、24年度は富山県を除く46都道府県の332水道事業で検出された」そうです。(東京新聞12月22日付記事より抜粋)

★府中市議会では国に対して、横田基地にPFAS調査を求める意見書案が賛成少数で否決

~府中市議会第4回定例会においても、議員提出による意見書案で「米軍横田基地からのPFOS等流出の可能性の通報を受け立入調査を国に求める意見書」が提出されましたが、賛成少数により否決されました(提出者は共産党の柄澤議員、自由クラブの杉村議員ほか5名も賛同、ゆうきりょう は同意見書案に賛成)

★「米軍横田基地からのPFOS等流出の可能性の通報を受け立入調査を国に求める意見書」案

10月3日、北関東防衛局から東京都及び横田基地周辺自治体への情報提供で、8月30日の豪雨により、横田基地の消火訓練エリアから、PFOS等を含む泡消火剤の残留物を含む約4万8,000リットルの水がアスファルト上にあふれ出し、雨水排水溝に流入、横田基地の施設外に出た蓋然性が高いとの通報が米軍からあったことが発覚した。米軍が横田基地の施設外にPFASが流出した可能性を認め、通報したのは初めてのことである。

日米地位協定の環境補足協定は第4条で「環境に影響を及ぼす事故(すなわち、漏出)が現に発生した場合」に、「施設及び区域への適切な立入りを行うことができるよう合同委員会が手続を定め、及び維持することに合意する」としており、その手続を定めた日米合同委員会の合意では「環境に影響を及ぼす事故(すなわち、漏出)についての通報が行われたとき」において、日本国政府、都道府県又は市町村の関係当局は「現地視察を行うことを認めるよう申請することができる」、「サンプルを採取することを申請することもできる」と定めている。
府中市をはじめ多摩地域で深刻になっているPFASによる地下水汚染については米軍横田基地との関係も指摘されてきたが、これまで米軍は認めてこなかった。今回、米軍が初めて横田基地施設外へのPFAS流出の可能性を認めた機会を捉えて、国は横田基地への立入調査を行い、基地内における漏出の状況を明らかにし、対策を講じるべきである。よって、府中市議会は、国会及び政府に対し、国の責任において次の事項の実現を求める。

1、 今回のPFOS等流出について横田基地への立入調査を実施し、地下水等への影響について調査・分析・評価を行い、その結果を公表するとともに必要な対応を行うこと。

2、米軍横田基地内にたまっているPFOS等を含む水の処分について、安全に万全を期し、迅速かつ適切に実施するとともに、包括的かつ長期的な対応策を明らかにし、確実に実行されるよう米軍に要請すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

21 12月

府中市PFAS 国や都、周辺自治体などが横田基地へ立ち入り・・PFAS汚染水漏出エリア視察へ(東京新聞)

府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の東京新聞朝刊に米軍横田基地からPFAS汚染水が漏出した疑いで、国、都、周辺自治体が基地内に立ち入り、汚染水の漏出があった消化訓練エリアや貯水池などを視察したとの記事があります。

★PFAS調査は、まだスタート地点にある(周辺自治体の関係者)

記事では12月20日に防衛省、外務省、環境省、都、基地周辺自治体5市1町の職員約20人が基地内に立ち入ったとのこと。記事では「国は今後、環境補足協定に基づく立ち入り調査の実施について、関係自治体などと検討を進める」とし、「国として貯水池の水を採取し、PFASの濃度を調べるなどを想定している」とあります。

記事では「参加した自治体の一人は『最初から説明をうける』という場だった。今はまだスタート地点で、今後の調査がどういうものになるかはわからない」と語り、「防衛省などのよると米軍側の説明は『今後しばらくは降雨が少ない季節で漏出の恐れはない』『残存の水は適切なに管理する』などにとどまった」そうです。また記事のなかで市民団体の代表は「貯水池の調査だけでなく、土壌の調査などにも目をむけて地下水の汚染原因を究明してほしい」としています。

★府中市議会では国に対して、横田基地にPFAS調査を求める意見書案が賛成少数で否決

~府中市議会第4回定例会においても、議員提出による意見書案で「米軍横田基地からのPFOS等流出の可能性の通報を受け立入調査を国に求める意見書」が提出されましたが、賛成少数により否決されました(提出者は共産党の柄澤議員、自由クラブの杉村議員ほか5名も賛同、ゆうきりょう は同意見書案に賛成)

★「米軍横田基地からのPFOS等流出の可能性の通報を受け立入調査を国に求める意見書」案

10月3日、北関東防衛局から東京都及び横田基地周辺自治体への情報提供で、8月30日の豪雨により、横田基地の消火訓練エリアから、PFOS等を含む泡消火剤の残留物を含む約4万8,000リットルの水がアスファルト上にあふれ出し、雨水排水溝に流入、横田基地の施設外に出た蓋然性が高いとの通報が米軍からあったことが発覚した。米軍が横田基地の施設外にPFASが流出した可能性を認め、通報したのは初めてのことである。

日米地位協定の環境補足協定は第4条で「環境に影響を及ぼす事故(すなわち、漏出)が現に発生した場合」に、「施設及び区域への適切な立入りを行うことができるよう合同委員会が手続を定め、及び維持することに合意する」としており、その手続を定めた日米合同委員会の合意では「環境に影響を及ぼす事故(すなわち、漏出)についての通報が行われたとき」において、日本国政府、都道府県又は市町村の関係当局は「現地視察を行うことを認めるよう申請することができる」、「サンプルを採取することを申請することもできる」と定めている。
府中市をはじめ多摩地域で深刻になっているPFASによる地下水汚染については米軍横田基地との関係も指摘されてきたが、これまで米軍は認めてこなかった。今回、米軍が初めて横田基地施設外へのPFAS流出の可能性を認めた機会を捉えて、国は横田基地への立入調査を行い、基地内における漏出の状況を明らかにし、対策を講じるべきである。よって、府中市議会は、国会及び政府に対し、国の責任において次の事項の実
現を求める。

1、 今回のPFOS等流出について横田基地への立入調査を実施し、地下水等への影響について調査・分析・評価を行い、その結果を公表するとともに必要な対応を行うこと。

2、米軍横田基地内にたまっているPFOS等を含む水の処分について、安全に万全を期し、迅速かつ適切に実施するとともに、包括的かつ長期的な対応策を明らかにし、確実に実行されるよう米軍に要請すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

06 12月

府中市の受動喫煙防止対策はどうなっているのか(その2)・・府中市役所内の特定屋外喫煙場所の設置を(府中市議会議員 ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は市議会一般質問で、府中市の受動喫煙対策について質疑をしました。このなかで、市民の方からのご相談を実例にして質疑を行い、府中市から事業者などに対する行政指導や勧告などを求めました。(その2)

★ゆうきりょう質問⇒ 事業所の社員による特定の場所での喫煙により、近隣住民に迷惑をかけている場合の対応について、市はどう対応しているのか。

★市の答弁⇒ 実際に店先が喫煙場所となっているたばこ販売店に対しては、本市の関係課や多摩府中保健所、当該事業所の施設管理担当者から、受動喫煙防止の啓発について、店主にご協力をお願いしており、店先での喫煙ができないよう、灰皿の設置場所について変更するなどの対応を取っていただいている。

しかしながら、こうした対応については、その効果が一時的であり、周辺路上での喫煙など、近隣住民へご迷惑をかけている状況が続いているため、引き続き、本市を含めた関係行政機関と当該事業所による、具体的な喫煙防止策の検討を行っていく。現状においては、関係者の見回りによる、路上喫煙防止の啓発を継続するとともに、当該事業所へは、敷地内に喫煙スペースを設置していただくなど、調整しているところだ。今後も、受動喫煙の防止に向けては、関係行政機関をはじめ、当該事業所のご協力をいただきながら、具体的な対策が取れるよう協議していきたい。

★ゆうきりょう質問⇒路上喫煙に関する市民からの苦情に対する市の対応はどのようなものか。

★市の答弁⇒ 毎年、相応の件数があるが、その都度、現場を確認し対応することとしており、年間の件数は、集計していない。参考として、例年の相談件数については、関係課を含め、20件程の状況となっている。次に、苦情となる喫煙場所については、多くの喫煙者が集まる、鉄道駅や企業、事業所を周辺とした、路上や公園のほか、たばこ販売店や飲食店の店先など、市内に点在している状況がある。

★ゆうきりょう主張⇒ 住民からの受動喫煙の苦情について、寄せられた際には、ぜひ行政指導の対応をお願いします。またこれは要望のみですが、この府中市庁舎内には市の職員さんの喫煙ルームがないそうで、今後、特定屋外喫煙場所を設置されてはどうでしょうか。いくつか基準があるのですが、なかでも①施設を訪れる人が通常立ち入らない場所に設けられていることが条件だそうで、今後「はなれ」も建設されますが、ぜひこの際、庁内にも特定屋外喫煙場所の設置を要望するものです。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

05 12月

府中市の受動喫煙防止対策はどうなっているのか・・その1(府中市議会議員 ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

私は市議会一般質問で、府中市の受動喫煙対策について質疑をしました。このなかで、市民の方からのご相談を実例にして質疑を行い、府中市から事業者などに対する行政指導や勧告などを求めました。

★ゆうきりょう質問⇒「望まない受動喫煙に対する防止策の本市の方針と現状について」で市の対策の現状はどうなっているのか。

★市の答弁⇒ 国では、健康増進法の一部を改正し、令和2年4月から、多数の方が利用する施設等の区分に応じて、「施設・敷地内の全面禁煙」や「施設内に設けられた専用室での喫煙」など、望まない受動喫煙を防止するための規定が定められております。
また、東京都では、国の法改正を受け、さらに積極的な取組として、受動喫煙の防止に関する条例を制定しており、2人以上の利用がある事業所や飲食店などで、原則、屋内禁煙とするなど、多くの方が利用する施設や事業者などに向け、その防止対策の徹底を図っている。
本市におきましては、国や東京都のこうした取組みに合わせ、各種イベント開催時や禁煙週間において制度の啓発を行うとともに、むさし府中商工会議所を通じて、市内事業所にご協力を求めるなど、その理解促進に努めてきた。
一方で、市民からの相談におきましては、店先や事業所付近の公園や路上など、屋外での喫煙に関するものが多く、その対応にあたりましては、直接、現場を確認し状況を把握するとともに、喫煙場所となっている周辺へ喫煙禁止の看板等を設置し、また、店主や事業主へは制度への理解を促すなど、受動喫煙の防止に取り組んでいるところだ。

★ゆうきりょう質問⇒ 市内にある施設(公共、民間問わず)、企業や事業所に対する分煙、禁煙化の推進について、市の方針を伺います。

★市の答弁⇒施設管理者や事業主においては、改正健康増進法や都条例の規定に基づき、敷地内や施設内での禁煙化、または、喫煙スペースを設けるなどの分煙化を図り、受動喫煙防止のための対策が求められている。
しかしながら、一部の店舗や事業所では、喫煙禁止の取組が厳格に図られたことで、来店者や従業員の喫煙場所が無くなり、店先や事業所周辺の路上、近隣の公園などでの喫煙に繋がってしまい、周辺の市民からは、本市や事業所に対して、受動喫煙のご相談や苦情が寄せられているところだ。
本市におきましては、苦情を受けた事業所と連携し、事業所周辺の見回りや喫煙禁止の看板等の設置、さらには喫煙場所となっている店先の店主に対し、受動喫煙が生じないようご協力をいただくなど、取り組んできた。引き続き、受動喫煙の防止にあたりましては、関係課や保健所と連携し、施設、企業、事業所などに向けた、相談対応や各種対策の助言に努めてまいりたいと考えている。(続く)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp