02 12月

府中市武蔵台浄水場の有害物資検出の原因特定究明のために、米軍は日本側調査を認めてほしい(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

今朝(12月2日)の東京新聞多摩版に、府中市の武蔵台浄水場で検出された有害物資、PFOS,PFOAの問題で、英国人ジャーナリストで沖縄タイムス特派員通史インのジョン・ミッチェルさんの講演について記事を配信しています。集会はNPO法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」。

 

この記事では、有害物資の漏えいが指摘されている在日米軍基地は日本政府による調査を認めるべきと主張されています。この記事にもありますが、PFOS,PFOAは化学物資である、ストックホルム条約で製造、販売が禁止されていると指摘されています。

 

 

記事のなかでミッチェルさんは、記事のなかで「土壌に千年以上残留し、汚染された食品や水などによって人がさらされる『永遠の化学物資』だ」と説明。さらに汚染の原因について横田基地との関連性が指摘されることも述べたうえで、「米国政府は国内の651の米軍基地や施設で汚染を認めているが、日本に78ある米軍施設、区域では認めていない。日本側に調査権がないので原因を特定できない」「米軍は基地へのアクセス権を付与すべきだ」と主張されました。

 

この問題は日米地位協定にもかかわる問題であり、私も日米同盟を支持する立場でありますが、日米地位協定の改定とともに、今回の汚染物資の原因特定のためにも、日本政府は横田基地への調査権を米軍に主張するべきだと考えます。

 

 

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19 11月

府中市北東地域 街づくりの課題・・人見街道の安全対策について一般質問で取り上げます

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

 

私が住む紅葉丘2丁目には人見街道があります。東京都はこの人見街道の安全対策として今から60年以上前に、「府・3・4・12」号を計画道路路線として決定しました。しかしながら、この計画道路は優先的に整備すべき路線にはなっているものの、未だに具体的な動きは見えません。この間、市民の方々からは人見街道に対し生活道路としての利便性だけでなく、通行道路としての安全性も求められてきました。そこで12月議会の一般質問で以下の視点から市の道路計画行政について質していきます。

 

 

(1)生活道路である人見街道の安全性について、市の現状認識と安全対策にむけた市の基本的考えについて。(2)「府3.4.12」号の事業化について、東京都の方針についてあらためて伺いたい。(3)市として「府3.4.12」号について、東京都に早期の事業化を強く要望していますが、都に対しての現在の要望内容について伺いたい。(4)人見街道の西武多摩川線踏切周辺での安全な歩行空間の確保にむけ、拡張整備などの対策について市から東京都に対する要望内容を伺いたい。

 

 

(5)「府3.4.12」号の事業化の予定地道路エリアになる紅葉丘2丁目29番地付近に13棟の新興住宅が増設中です。この番地については「府3.4.12」号線の動線にかかるエリアであるが、このエリアが住宅地として買収される前に、市はこのエリアを東京都が購入するよう働きかけをしたかについて伺いたい。

 

 

私も日常、人見街道を生活道路として自転車で利用していますが、いつも危険を感じています。近所には府中第10小学校もあり、通学路としてはとても危険があり使用できません。私はこの人見街道の安全対策について、東京都も府中市もそろそろ決着をつける時がきているのではないかという観点から、取り上げていく決意です。ちなみに私の質疑は恐らく、12月1日(火)の午後になるかと思われます。

 

 

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※結城りょう 朝の駅頭あいさつ・・  月曜・・西武線多磨駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・予備日、金曜・・多磨霊園駅

 

16 11月

府中市の武蔵台浄水所の水質汚染問題で市と協議しました・・市は主体的に東京都と国へ市民の健康守るための行動を

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

先日、東京新聞多摩版に水道水の汚染が指摘された府中市の武蔵台浄水所の問題について、市対して緊急要望した5点について市の担当者と協議をしました。

 

◎市は、「水道水における有機フッ素化合物PFOS,PFOAについて、人の健康の保護に関する物資ではありますが、直ちに水質保全目標である環境基準健康項目とはせず、引き続き知見の集積に努める必要がある」こと。

 

◎現在、国の主張は「今年4月1日付で、国から水道水質に関する暫定目標値が設定され、現状においては安全性に問題はない」との見解。

 

◎東京都は「国の暫定目標値の設定により以前に、PFOSなどに対応した浄水所の管理、運営などの地下水の調査などを実施しており、暫定目標値を超える飲用井戸の所有者に対しても、飲用を控えるなどの助言を行ってきた」。

 

◎また今回のNPO団体の調査について都の見解では「今年4月の国の調査結果などを踏まえて、国とも連携しながらしっかりと取り組み、都民の健康と安全を守っていくために適切な対応に努めたい」。

 

◎こうした国や都の考えをうけて府中市では「東京都多摩環境事務所および多摩水道改革推進本部へ確認を行ったが、直ちに何らかの対応をする考えない」とのことだったことから、引き続き、情報の収集に努め、都の動向を注視するとのことです。

 

再度私から「ことは市民が普段から飲用する水の問題であり、行政は深刻にとらえる必要がある。現状は水道水の性質は安全であるという見解だが、国や都の対応待ちにならず、市独自の積極的な調査と対応が必要であり、強く要望する」と伝えました。この問題では市民の方からも声が複数寄せられており、私も国、都の動向、市を動かしていくために情報発信と行動を行っていきます。

 

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12 11月

府中市武蔵台浄水所の水質汚染問題・・NPO法人が東京都に多摩地区の住民に大規模検査を提言

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

 

今朝(11月12日)の東京新聞多摩版に水道水の汚染が指摘された府中市、国分寺市の両市の住民の血液検査で、「有害化学物資(PFOS,PFOA)の血中濃度が全国平均の1.5~2倍超だったとして、検査したNPO法人『ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議』が東京都に多摩地区住民に対する大規模な血液検査などを求める提言書を提出」したと報じています。

 

 

これに対し都は「国が全国調査をしており、動向を注視する」と答えたとあります。「都によると4~6月の調査で、水道水に使う府中武蔵台浄水所の原水から320ナノグラム、国分寺北町第二浄水所から150ナノグラムを検出、いずれも別の浄水を混ぜて、50ナノグラム以下に薄めて供給している」としています。

 

 

この法人の提言は住民の命、健康を守るために必要な施策だと思います。都もわざわざ水を薄めて供給しているとのことですが、あくまでも当面の策にすぎません。根本的な施策としてはまず大規模調査と原因究明が第一歩ではないでしょうか。私もこの問題では市に緊急の申し入れをしていますが、引き続き注視していきます。

 

 

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30 10月

府中市の武蔵台浄水所から検出された有害物資「PEOS」の汚染と住民生活への影響について、会派「市民の風」として市に緊急要望をしました

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

昨日(10月29日付)のブログでも掲載しましたが、東京新聞社会面で「有害物資の血中濃度、全国より高く」「府中2倍、国分寺1.5倍、NPOが市民調査」「浄水所2ヶ所、昨年まで指針値超」とのショッキングな見出しの記事が報道されました。内容は「水道水の汚染が指摘された府中市の住民を対象に、NPO法人が実施した血液検査で、発がん性や発育への懸念される有害化学物資の血中濃度の平均値が全国平均の2倍超だったことがわかった」と報じています。記事ではこの原因として考えられるものとして「府中市の武蔵台浄水所では2019年まで指針値を上回る有害化学物資が検出されていた」としています。

 

 

これを調査したNPO団体が「5年以上居住する住民11人」の血液を調べたところ、「『PFOS』の平均値が血液1ミリリットル当たり18ナノグラムで、全国平均8・2ナノグラムの2倍を超えて検出された」と報じています。 こうした状況を鑑み府中市民の命と健康を守るために、会派「市民の風」として市に対し早急に独自の行動、また国や都に対して責任ある施策を求めて以下、要望しました。

 

①東京都水道局が行った武蔵台浄水所の水質調査について、再度、東京都に対して市に詳細の説明を求めること。

 

②この新聞記事にある、多摩地区の水道水の汚染源として横田基地の可能性が取りざたされていますが、同基地に対し原因究明調査に協力するよう国や都に要請すること

 

③この新聞記事に掲載されているNPO団体「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」と協力、連携して市民の血中濃度検査を市としても独自に行い、結果を分析し市民に公表すること。

 

④府中市内にある井戸水についても、市として調査を行うこと

 

⑤国(環境省)、都に対し武蔵台浄水所の有害物資について、基準値を下回るよう早急に施策を講じるよう要望すること。

 

 

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