31 10月

府中市内にも適切な場所には、喫煙所を設けるべきでは・・受動不安に対する対策と喫煙マナー防止策の両立を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。路上喫煙禁止の周知徹底を求める要望も多数ある反面、定められた場所に喫煙箇所を設定してほしい、という要望も複数あります。

★足立区内の公園付近の喫煙所設置計画に、住民が反発

今朝(10月31日)の東京新聞社会面に「公園に喫煙所、許せますか?」という見出しで記事が掲載されています。この記事では足立区の北綾瀬駅近くの区内の公園の付近に喫煙所の設置が計画されていることに、周辺住民が反対の声をあげている」というものです。この背景には記事にもありますが、「2020年から施行された改正健康増進法のもと、屋内喫煙が制限され、屋外の喫煙マナーが問題化した」ことがあります。記事では「北綾瀬駅周辺では、歩きたばこや吸い殻のポイ捨てについて、苦情が絶えず、区は喫煙所の設置で解決したい考え」のもと、公園での喫煙所設置を計画したとあります。区の担当者は「喫煙所を1ヶ所に集め、分散している受動喫煙の被害を防ぐことが目的」とあります。

公園付近に設置するかどうかはその状況しだいですが、私も基本的に足立区の担当の方の意見に賛同するものです。

★府中駅北口付近に喫煙コーナー設置を市に要望したが、市は「調査・研究」(現状は考えていない)との答弁

ちなみに昨年(令和4年度)の府中市長あての予算要望書のなかに、私は以下の要望しました。

要望⇒「京王線府中駅東側、35番街の禁煙対策の徹底とともに、府中駅北口付近に喫煙コーナーを設置してください。また市民に対しては喫煙コーナーでたばこを吸うことを徹底してください」。

市の回答⇒「府中駅東側、35番街を含む喫煙禁止路線での禁煙対策は、広報活動の他に、パトロール員による巡回指導・啓発や現地への看板等の設置を通じて徹底してまいります。府中駅北口付近に喫煙コーナーを設置することについては、設置場所や方法等について、調査・研究してまいります。また、市民に対して喫煙コーナーでたばこを吸うことの徹底につきましては、広報活動を行ってまいります」というものでした。この場合、市の答弁で「調査・研究する」とは、「要望は聞きますが、現状は考えていません」というのが、一般的な意味です。

私は喫煙も認められている以上、健康増進法に基づいた喫煙者の方の権利を、適切に保障することも必要だと考えるものです。みなさんはどうお考えでしょうか。ちなみに私は、たばこは吸わない人です。

★このブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

10 10月

府中市も民間企業とインターネットのマッチングサービスで、食品ロスを減らそう

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★江戸川区、八王子市が企業と協力し、マッチングサービスを導入

食品ロス削減をめざす自治体が増えていますが、府中市は今月(10月)、食品ロス月間です。先日の読売新聞多摩版に、江戸川区がこの12月から消費期限が迫ったり、売れ残ったりした食品を販売したい事業者と、購入を希望する消費者に橋渡しするマッチングサービスを活用する、との記事が掲載されています。また八王子市でも10月から始めるとのことです。

★消費者には、通常価格より安く購入できる利点

記事によると「導入するのはインターネットマッチングサービス『タベスケ』。創造総合商社を掲げる『ジープレイズ』が運営、あらかじめ登録した区内の飲食店や、小売店が販売したい食品を写真や価格、受け取り期限とともに載せる。購入希望者はサイトで予約し、店を訪問し購入する」「購入できるのは区民に限らず、販売価格は通常よりも安くなり、消費者にとってもお得感がある」と掲載しています。

また記事では、「区の調査では食品ロスが生じる背景として『コロナ禍で来客数を予測できない』『残った食べ物を販売につなげられない』といった声が出ていた。区の担当者は『食品ロスを少しでも減らそう』という意識を広げていきたい」としています。

このサービスは行政と民間が協力しあって、消費者の利益になると同時に、環境に負荷をかけない取り組みとしても、大変意義ある施策ではないでしょうか。府中市においても、ぜひこうしたサービスを導入するよう、要望したいと思います。

※食品ロスって何?(市のHPより)・・・本来食べることができたはずなのに、捨てられてしまった食品のことを「食品ロス」といいます。日本では、まだ食べられる食品が捨てられる「食品ロス」が年間522万トン(令和2年度推計)発生しています。これは、国民1人当たりが、毎日お茶碗一杯分(約113g)のご飯を捨てていることになります。 522万トンの食品ロスのうち、約半分(247万トン)は家庭から出たものです。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

01 10月

府中市の押立町4丁目「セブンイレブン」付近、多摩川通り沿い横断歩道の安全対策について(市民の方からの声より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私のブログをご覧になった市民の方から、ご感想をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★セブンイレブンと対面側の信号のない横断歩道において、子どもと自動車の接触事故が発生

ゆうきさんのブログ(9月23日付「府中市の道路の安全を求めたい・・押立町4-30-5前の道路と、多摩川通り横断歩道付近に信号機設置を」を拝見しました。この地域のことですが、以前近所の方との話題で、「私の小学生の息子の登校が不安です」とお伝えしたことがありました。

いまは中学生になった近所のお子さんがまだ小学1年生のとき、セブンイレブン(押立町4丁目店)とは対面側の信号のない横断歩道において、「その子が自動車と接触事故にあった」との話を聞き、私の息子を一人で通学させるのが恐ろしくなったのです。この事故があったときは、そのセブンイレブンの店舗はまだなかったときでした。ちなみに私の息子は学年で一番背が小さかったので、2年生になるまで安心できず、私が送迎をしておりました。

また近年は近くにICTインターができたので、大人でもタイヤをよじ登るような大きな大型トラックが登校時に停車するようにもなりました。道路が狭いのでこわいです。

★セブンイレブンの駐車場の安全対策を

もう一つの理由は、セブンイレブンの出入り口に、体を守る銀色の棒があります。ただその棒は、息子の身長と同じ高さでしたので、セブンイレブンの左側面から車庫入れをすると、駐車場から出るときにその棒が見えません。複数の自動車が駐車場から出るときに振り返っても見えないのでぶつかっていて、何度も倒れたり、崩れかけたりしています。

さらに、自動車の後進するライトが光ったら、その後ろを子どもたちが走ってすり抜けるので、とても危険な場所です。セブンイレブンの看板の下には、近所の方たちがお願いしてくれて、セブンイレブンの店長さんの車を停車してもらっています。そのことで、子どもが横断歩道を渡るところからは、セブンイレブンに進入できないようにはなっていますが、ほとんど意味がないかなぁと思っています。(以上、市民の方の声より)

~千葉県八街市の通学路でトラックが歩行していた児童の列に突っ込んで、死亡者が発生する事故があって以来、警察と自治体では危険な通学路の調査と対策を講じています。このご指摘にある付近も大変危険な箇所であると思われます。ぜひ要望させていただきます。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

 

19 9月

府中市の浄水場の飲み水は安全か? 2019年には有機フッ素化合物(PFAS)が検出・・国立市議会では、東京都に住民の血液検査を求める意見書を可決

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。9月16日付東京新聞多摩版に、「多摩地域の水道水に使われていた井戸水から発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、国立市議会は十六日、同地域の住人を対象にした血液検査などを検討するよう都に求める意見書案を賛成多数で可決」との記事が掲載されています。

★横田の米軍基地とPFASをめぐる関係が指摘

PFASは環境や体内に残りやすいため、2019年にも府中市や国分寺市の浄水場で、取水源の一部となっていた井戸水から、現在の国の指針値を上回る濃度が確認されたことが問題となりました。この東京新聞の記事によると「意見書は『井戸からのくみ上げを止めるまで(住民はPFASを含む)水を飲んでいたこととなる』と指摘。問題は『住民の生命に直結している』として、血液検査を中心とした健康調査の実施を検討するよう都に求めている」と報じています。

PFASを巡っては、米軍が使用していた泡消火剤に含まれていたことから、多摩地域にある米軍横田基地(福生市など)との関係性についても指摘されています。そこで私も2020年11月には、府中市長あてに、この問題で緊急要望した5点について市の担当者と協議の内容について、下記の通りです。

★私が府中市長あてに緊急要望した5点(2020年11月当時)

①市は、「水道水における有機フッ素化合物PFOS,PFOAについて、人の健康の保護に関する物資ではありますが、直ちに水質保全目標である環境基準健康項目とはせず、引き続き知見の集積に努める必要がある」こと。

②現在、国の主張は「今年4月1日付で、国から水道水質に関する暫定目標値が設定され、現状においては安全性に問題はない」との見解。

③東京都は「国の暫定目標値の設定により以前に、PFOSなどに対応した浄水所の管理、運営などの地下水の調査などを実施しており、暫定目標値を超える飲用井戸の所有者に対しても、飲用を控えるなどの助言を行ってきた」。

④また今回のNPO団体の調査について都の見解では「今年4月の国の調査結果などを踏まえて、国とも連携しながらしっかりと取り組み、都民の健康と安全を守っていくために適切な対応に努めたい」。

⑤こうした国や都の考えをうけて府中市では「東京都多摩環境事務所および多摩水道改革推進本部へ確認を行ったが、直ちに何らかの対応をする考えない」とのことだったことから、引き続き、情報の収集に努め、都の動向を注視するとのことです。

当時私からは「ことは市民が普段から飲用する水の問題であり、行政は深刻にとらえる必要がある。現状は水道水の性質は安全であるという見解だが、国や都の対応待ちにならず、市独自の積極的な調査と対応が必要であり、強く要望する」と伝えました。今後も引き続き、重視していきます。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

 

17 9月

府中市でも犬や猫の多頭飼育崩壊の回避のために、市民と行政、地域が協働して課題解決を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞多摩版に、多頭飼育崩壊に関する記事が掲載されています。「動物の多頭飼育崩壊リスクを減らすには、福祉と動物愛護管理の専門家との連携が欠かせない」とし、「動物の多頭飼育崩壊を引き起こす飼い主は、生活困窮や精神的な問題などを抱えていることが多い」という分析をしています。

★行政の異なる部局が連携して飼い主の生活支援、再発防止策を

記事によると、社団法人「ワンウェルフェア」(千代田区)が、10月1日に中野区で「ワンウェル学会」を主催し、ラインで多頭飼育や地域猫の問題などの相談に応じたり、行政向けに飼育問題リスクのある住民のチェックシートを作成するなどの啓発活動をされているとのことです。

この記事のなかで同団体の理事の一人である、荒川区社会福祉協議会の方は、集合住宅に暮らす認知症の高齢者の方が、飼いきれなくなった10匹を超える猫を、民生委員や動物愛護ボランティアが引き取る事例があったとし、「福祉関係者は、動物問題を担当ではないと思いがちだが、地続きだ」とし、「高齢化や資金難に悩む動物愛護団体も多く、誠意だけでは支えられない」とコメントされています。

また記事によると、環境省もガイドラインのなかで「多頭飼育崩壊の飼い主は精神的、身体的、経済的な問題をかかえていることが多い」「ごみ屋敷などの社会問題につながりかねないことから、行政の異なる部局が連携して飼い主の生活支援、再発防止の重要性を説いている」とあります。

これは大変示唆に富む指摘です。府中市内でも以前、多頭飼育崩壊の件を、保護猫団体の方から伺ったことがあり、どこにでも起きる課題です。こうした課題について、ぜひ私も調査し、予算要望や議会でも取り上げたいと考えています。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで