01 4月

府中市 空き家・空き地対策・・(府中市令和7年度予算のポイント⑮)市民向けに空き家問題に関するガイドブックを全戸配布(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市では令和7年度予算のなかに「空き地・空き家等整備指導対策費」として、344万円を計上しています。主に空き家問題に関するガイドブックの全戸配布を行うとともに、固定資産税の納税通知書に空き家の適正管理等に関する書面を同封して、市民に周知啓発することを目的としています。

また府中市では、すでに昨年度(令和6年度)の予算において、特定空き家など除却費用助成事業費を創設しています。これは特定空き家などに認定された空き家の所有者が自発的に除却を行う場合に、空き家および工作物の除却や樹木の伐採にかかる費用の一部を助成する内容です(補助率2分の1、上限額100万円、予算・・1300万円)。

★空き家の維持は所有者に多額の費用がかかる

以前、読売新聞に国が景観や治安、衛生面など住環境の悪化を防ぐために、空家対策特別措置法の改正案を提出したとの記事がありました。

この記事では放置され続けている空き家の問題を指摘、記事では空き家を維持している方のコメントを紹介、「(空家の維持の)費用負担は少なくない。これまで毎年、固定資産税、火災保険料などをあわせて計11万はらってきた」「法改正が成立すると税負担が増える可能性があると聞かされた。『体力的にも経済的にも1人で管理するのは難しい、思い入れのある家だが、手放す時かも』」。

★全国で空家が20年前と比較して倍増、法改正で空家の解体と活用を促進へ

この記事によると総務省調査では、居住目的のない空き家は全国で349戸で、20年前から倍増したそうです。一方で解体などの対応がとられたのは、2万戸程度とあります。また今回の法改正では「管理不全空き家」について、固定資産税の特例が解除され、行政代執行が円滑に実施されるようになるといいます。またこの記事の最後には大学教授のコメントとして「(空家の解体には)解決に時間がかかる。所有者が空き家を解体したり、流通させたりすることへの支援策がもっと必要」と指摘されています。

市民の方からの要望にあるのが、「空き家の解体費用が多額になるので、ぜひ国や自治体が解体費用の補助をしてほしい」というものがあります。私も同じ意見です。空き家を放置することは、その所有者だけでなく地域社会にとっても多くの意味で損失です。

★足立区では空き家解体の補助制度を創設

そこで足立区では、『足立区老朽家屋等審議会』において危険な老朽家屋として「勧告すべきもの」とされた建物について老朽家屋等解体工事助成を実施しているとのことです。同区のHPによると、助成の対象となる建物等は以下のものだそうです。※戸建住宅(木造・非木造)、共同住宅(木造・非木造)、住宅兼店舗(作業場)、工場、倉庫、物置、塀、門等

※助成の条件・・申請者は建物等の所有権(共同所有の場合は全員の同意)を有すること。申請者は区市町村民税を滞納していないこと。建物には所有権以外の権利が登記されていないこと。国、地方公共団体等や宅地建物取引業者は対象から除外します。(以上、足立区のHPより)

~空き家対策は、府中市の環境政策課においてもメイン課題とのことです。わたしも会派の要望書のなかに、空き家解体補助を要望していたこともあり、今後も施策の拡充を求めたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

31 3月

府中市 街路樹の点検、管理の診断事業費を計上へ・・府中市令和7年度予算のポイント⑭(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★路樹の点検、診断事業費として2694万円

府中市の令和7年度予算のなかに、街路樹管理費、道路など包括管理(’植栽)事業費、街路樹の点検、診断事業費として2694万円が計上されています。この費用は、大怪化、老齢化したサクラ、ケヤキなどの街路樹に対して、倒木などの事故を未然に防ぐため、樹木医による点検および点検結果に応じた診断を行い、樹勢回復に向けた剪定や伐採などの樹木管理へ活用するというものです。

★府中市の樹木は大丈夫か

府中市の場合、2019年10月の台風15号による、府中市内での被害状況(当時)時に、市の行政管理部危機管理担当名で議員に文章が配布されました。それによると、「府中市においては瞬間最大風速32,5m/秒となる激しい風雨」とし、「このことで市道の倒木が22件、施設等の破損が9件、雨漏りが12施設、公園緑道の倒木については現在調査中」とあります。また現在使用できない施設などはないとのことです。また停電については、直後に約1600軒で発生したとのことですが、数時間後には復旧をしたとのことです。

この時のような台風が直撃するたびに府中で問題になるのが、緑道の倒木被害です。けやき並木通りをはじめ、市内には数多くの木が沿道にありますが、近隣の住民の方からは「もしこの木が台風などの影響で、自分の家に倒れてきたらと思うと、恐ろしくなる。何とかならないでしょうか」という相談も寄せられています。

「ほっとするね、緑の府中」というキャッチコピーもあり、府中のシンボルともいえる樹木ですが、今後こうした樹木、街路樹の安全対策について、新年度の予算を活用して、一部伐採も実施してもらいながら、今後も適切な施策を行うことを求めたいと思います。

★日野市の樹木の枝葉落下死亡事故で、緊急の対応、業者と契約

昨年9月の東京新聞多摩版に、日野市多摩平の緑地でイチョウの枝が落下して男性が死亡した事故を受けて、「日野市は管理する緑地や公園、道路沿いの樹木について、民間業者による点検や剪定、伐採する費用として、約1億8600万円を補正予算として計上した」とあります。

同記事では「市のよると、事故直後に市職員が緊急点検した。今後実施する民間業者の点検では、人が通る場所の樹木の安全や、枝が伸びるなど早急な対応が必要な樹木を確認し、必要により剪定や伐採する」とのことです。また同記事によると、日野市は10月中旬ごろから業者と契約を結び、業務を開始、年度無いをめどに対応を終える予定で、今回の事故の原因について、専門家が調査を続けているそうです。

また昨年9月の日野市の事故を受けて、府中市議会決算委員会(昨年9月)においても複数の議員さんから、質疑がされ、市の答弁は、「日常から街路樹、樹木の点検をしているが、今回の事故を受けてさらに注視して、対策を講じる」との趣旨の答弁でした。

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

 

24 3月

府中市 リサイクルプラザ整備事業(令和7年度予算のポイント⑫)・・令和30年度までに296億超をかけ、施設の再整備を実施へ(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市の令和7年度予算のなかに、リサイクルプラザ(四谷6丁目)の整備・管理運営事業費(リサイクルプラザ改築にともなう実施設計、建設工事および管理運営業務委託)として、今後、令和30年度までの間に、296億8900万円が債務負担行為※として計上されています。あわせて「発注者技術支援委託料、監理委託料」として債務負担行為として、2億2900万円(令和13年度まで)が予算計上されています。

★リサイクルプラザ整備基本計画を策定

これは、府中市の中間処理施設である府中市リサイクルプラザについて、施設の老朽化が進み、施設の維持管理が困難になってきているとともに、選別棟や資源棟などの各機能が分散して配置されており、廃棄物の効率的な処理等に係る課題も生じていました。このことから、市では、府中市リサイクルプラザに搬入される全ての廃棄物処理機能を集約した新たな施設について、事業手法や当該施設の整備及び運営に必要な事項を整理するため、府中市リサイクルプラザ整備基本計画を策定し、今回の整備事業計画の実施になったものです。⇒ 府中市リサイクルプラザ整備計画概要

★廃棄物処理施設の耐用年数の20年以上が経過し、整備する時期

府中市のリサイクルプラザ整備基本計画では、整備事業費について巻頭で以下のように記載しています。

府中市で排出された一般廃棄物のうち、燃やすごみは、 稲城市、狛江市、国立市及び府中市で構成される一部事務組合「多摩川衛生組合」のクリ ーンセンター多摩川で焼却処理し、古紙類・古布類は、民間処理業者で選別・保管され、 製紙工場等で再生処理されています。

一方、燃やさないごみ、粗大ごみ、有害ごみ、危 険ごみ、びん、かん、容器包装プラスチック、ペットボトルは、府中市リサイクルプラ ザ(以下「本施設」といいます。)で中間処理しています。 本施設は、最も古い選別棟の稼働開始から25年以上が経過しています。この間、ご みの減量化と資源リサイクルの推進を図るとともに、施設の点検・整備を行うなど適正 管理に努めてきましたが、廃棄物処理施設の耐用年数が一般的に20年程度とされて いる中で、老朽化が進み、新たな施設整備に向けた具体的な検討が急務となっています。 また、選別棟以外にも管理棟、資源棟、計量棟、保管棟、除害施設などがあり、どの 施設もしゅん工から15年以上が経過するなど、老朽化が進み、維持管理が困難になっ ています。

★現状施設は選別棟や資源棟などの各機能が分散して配置され、非効率も課題

さらに、選別棟や資源棟などの各機能が分散して配置されていることから、 廃棄物の効率的な処理等に係る課題も生じています。 これらのことから、本市では、将来にわたり安定的かつ効率的な廃棄物処理体制を確 保するとともに、廃棄物処理に伴う環境負荷のより一層の低減を図るため、令和2年度 に府中市リサイクルプラザ整備基本構想を策定し、 各施設の基本的な整備方針等を定めました。(以上、市のリサイクルプラザ整備基本構想より抜粋)

~今後、令和30年度までの23年間をかけて、296億8000千万の整備事業費を市が負担返済していくことになる計画です。今後の事業の進捗について、注視していきたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※債務負担行為とは(AIによる説明から)・・将来にわたる債務を負担する行為を指し、予算に含まれる項目のひとつ。

【債務負担行為の例】・・①契約を締結するものの、支払いは翌年度になる場合。②1つの事業や事務が単年度で終了せずに後の年度においても「負担=支出」をしなければならない場合
【債務負担行為の処理】・・①債務負担行為は、予算の内容の一部として議会の議決を経て設定されます ②実際に経費を支出する場合には、歳入歳出予算に計上する必要があります ③債務負担行為は、歳出予算、継続費、繰越明許費に定めた以外に、地方公共団体が債務を負担することを定めたものです。
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02 3月

府中市 府中市では、飼い主のいない猫対策セミナーを令和7年3月15日に開催します(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、飼い主のいない猫対策セミナーを開催します。飼い主のいない猫(野良猫)が増える理由や、その影響を知っていますか? 「ただ餌をやるのはダメ?」「どうすればトラブルを防げる?」そんな疑問を解決しながら、地域猫活動の取組を学べる講座です。猫の命を大切にしながら、適正に管理する方法を知ることで、猫と人が共生できる地域づくりを目指します。初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひご参加ください!! ⇒ セミナーチラシ

1,日時・・令和7年3月15日(土曜日)午後2時から午後4時まで
注記:開場時間は午後1時30分です。

2,会場・・府中駅北第2庁舎3階会議室
住所:府中市寿町1丁目5番地
注記:お車でのご来場はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。

3,定員・・50名(先着順)

4,費用・・無料

5,講師・・高松 純子氏
(東京都台東区台東保健所 生活衛生課 愛護動物管理係長(獣医師))

6,申込み・・3月14日(金曜日)までに申込フォームまたは電話にてお申込みください。
※環境政策課:042-335-4195注記:電話は土曜日、日曜日、祝日を除く午前8時30分から午後5時までにお願いします。

※申し込みフォーム 新規ウィンドウで開きます。https://logoform.jp/form/6ibw/919465(外部サイト)

★府中市議会議員 ゆうきりょう 猫に関する取り組み(インターネットAIより)

府中市議会議員であるゆうきりょう氏は、猫を愛しており、飼い主のいない猫への対策に積極的に取り組んでいます

①飼い主のいない猫対策として、ボランティア団体が飼養困難猫を引き取る経費の一部を助成する予算を提案

②譲渡会の会場を市が紹介・斡旋できないか、去勢などの手術費用の援助を団体の他に個人にも対象を広げてほしい、地域猫についての広報活動の強化を求める質問を議会で提出

③「飼い主のいない猫」を見ると大変不憫に感じており、府中市でも複数の団体が保護活動にとりくんでいることに感銘を受けたという発言をしている

【猫の保護活動について】
府中市では、複数の団体が保護活動に取り組んでいます。また、猫の路上死の数は年々減少しており、手術費用の援助の予算も計上されています。
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202
18 2月

府中市(国民民主党 ゆうきりょう)が下水道管路施設の緊急点検を実施(市のHPより)(令和7年2月18日)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

令和7年1月28日に、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に伴い国土交通省より7都府県の流域下水道管理者に対し、下水道管路施設の緊急点検の要請がありました。府中市もこの事故をうけて緊急点検を実施し、晴天時の1日最大処理量300,000立方メートル以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000ミリメートル以上の下水道管路が対象となり、府中市は対象外でございましたが、府中市は自主的に次の2点に絞り緊急点検を行いました(令和7年2月5日実施)ので、点検結果についてお知らせします。(市のHPより)

1 点検対象

(1)下水道管路 約10km
・分流式、汚水管(埼玉県八潮市と同タイプ)
・口径1,000ミリメートル以上(埼玉県八潮市は口径4,750ミリメートル)
(2)伏越室等 7箇所
・下水道法施行規則第四条の五により定められている伏越室や、圧送管吐き口
などの硫化水素の発生により腐食の恐れが大きい箇所

2 点検方法及び結果

(1)下水道管路 約10km
・点検方法:下水道課職員が車上からの巡視、点検による道路面の異常なヒビや
凹みの確認
・点検結果:異常ありませんでした
(2)伏越室等 7箇所
・点検方法:下水道課職員がマンホール蓋を開けて、目視点検
・点検結果:異常ありませんでした

3 今後の対応

 府中市では、引き続き職員による市内の巡視、点検を行うとともに、「府中市公共下水道ストックマネジメント実施方針」に基づき管路やマンホールの点検・調査を進め、老朽化した施設の計画的な修繕・改築に努めてまいります。
なお、今後国から点検の見直しなどの情報に注視してまいります。

〇管理者・・府中市都市整備部下水道課工務係(電話:042-335-4384)

※ご注意ください ・・・八潮市の道路陥没事故に関連し 近隣市で不審な業者が不必要な下水道管の点検・清掃等を勧誘する事案が発生しています 府中市では 市民の皆様に直接工事代金を請求する作業は委託していません 不審な業者の訪問や電話などがありましたら 下水道課にお問合わせください 電話 042-335-4384

 

★国交省が各自治体に下水道管の緊急点検実施を指示、立川市など多摩地域の自治体でも実施

先日の読売新聞多摩版の記事では「国交省は事故を受け、各自治体に大型の下水道管を緊急点検するよう要請したが、立川市が管理する下水道管は対象外」とのこと。「ただ同市は安全確保のため、30日から市内の直径2キロメートル以上の菅計14.3キロ分の自主点検を始めており、担当職員が地上から目視で異常がないか確認している」とあります。また同記事では「31日には、担当職員が立川駅近くの商業施設周辺でマンホールを開けるなどし、異常がないか確認していた」「同市の下水道管理課の課長は『日ごろから定期点検はしているが、今まで以上に注意深く点検を進めたい』と話す」。

また記事によると、多摩地域では東村山市が市内の下水道管のうち汚水管63キロ分の自主点検を実施、異常がないことを確認。八王子市も市内の下水道管などを緊急点検するプロジェクトチームを設置したとのことです。

府中市の下水道も完成から50年近くが経ち、かなりの老朽化が心配されます。今回の崩落事故を受けて、さらに早急な対策が必要です。また市の動きについてお知らせします。(府中市議会議員 国民民主党、ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202