07 5月

府中市の市立小・中学校、幼稚園は5月31日まで臨時休校期間を延長します

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(7日)、府中市教育委員会によると、市内の市立小・中学校、幼稚園の臨時休校期間について、5月31日まで延長することを発表しました。市の教育委員会のHPでは、以下のように伝えています。

 

新型コロナウイルス感染症対策における「緊急事態宣言」の延長及び東京
都知事の要請を受け、市立小・中学校及び幼稚園における臨時休業期間を5
月31日(日)まで延長いたします。

 

○ 臨時休業期間中の家庭における学習課題については、各学校において、今
後、個別の課題配布・提出日を設け、計画的に進めてまいります。詳細につ
きましては、各学校のホームページを御確認ください。

 

○ 5月31日(日)までの対応について、変更等がある場合は、改めてお知
らせいたします。また、6月1日(月)以降の対応についても、今後の国や
都の要請等に基づき、改めてお知らせいたします。

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

06 5月

府中市でも子どもの新型コロナウイルス感染に対策を・・全国で子どもの感染者が急増

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(5月6日)付の読売新聞社会面に、新型コロナウイルスによる10歳未満の子どもの感染者が急増しているという記事があります。すでに10歳未満で244人(5月4日時点)を超しているそうです。記事では「家庭内感染」も珍しくないとしています。なかでも東京が一番多くて最多の63人、記事では「保護者からの家庭内でかかるケースが多い」とあります。また同一の学校内での感染例もあり、「富山市の小学校では、4月15~25日に同じクラスの児童や兄弟ら計5人、教諭1人の感染が明らかになった」としています。

 

富山市の分析では、登校日に机の間隔もあけて、マスクの着用などもしており、「学校外で感染が広がった可能性がある」「学校内でのクラスターの発生を否定」していますが、やはり警戒が必要だと思います。府中市の学校現場でも、感染拡大防止策を講じると思われますが、学校内でも体育館、音楽室、技術家庭科室などは子どもが共有する設備などについて、衛生面での対策をお願いしたいものです。

 

また学校外では学童クラブも、子どもどうしが「密」になるケースが予想されます。とくに職員の方々が少なく、3月期のように子どもたちがもし増えるならば、環境衛生の面で大変心配です。学童クラブの施設内での衛生対策などについても、要望していきたいと思います。

 

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02 5月

新型コロナウイルス感染状況下、府中市の学校再開はどうなるのか・・文科省が「分散登校求める」通達

府中市議会議の 結城りょう です。

 

今朝(5月2日)の読売新聞朝刊一面に、文科省が全国の小中学校の授業再開にむけ、「分散登校」で段階的に教育活動を再開するよう、通知を出していることが報道されています。その通知では「小学1年、中学3年生の投稿を優先する」ことを柱としています。この読売の記事にもありますが、情報通信技術を活用したオンライン学習は地域間格差があること、学習内容にも地域間格差があることなど、「できるだけ早い段階で授業再開をすることで、学習遅れを取り戻したい」としています。記事では「分散登校では、音楽の歌唱や家庭科の調理実習、体育など密集した運動などは控える」ことも通知しています。

 

記事ではこの分散登校について、「卒業や受験を控えた小学6年生、中学3年生、学校生活に早くなれる必要がある小学1年生を優先することを明記」とあり、高校3年生についても同等の対応を促しているそうです。

 

一方で記事では学校現場サイドの声も掲載し、「分散登校という形式で教育の機会均等といえるのか」「感染を避けることができるのか」、また東京都はこの方針に対しては「どの学年の児童生徒にも授業は非常に重要だ」として、慎重な立場とあります。保護者からも「3密」に対して不安があるとの声も載せています。

 

府中市も当面、5月10日まで臨時休校措置をしていますが、連休明けには学校再開のタイミングをどうるのかの判断をしなければなりません。休校中の対応について議員団では、市への要望のなかで「ICT技術を活用した授業の導入、パソコンやタブレットなどの通信機器がない家庭に対しては、無償貸与を行うこと」を提出しています。学校側にとって児童、生徒の教育機会均等とあわせて健康保持、ウイルス感染を防ぐという対応は、避けてとおれません。

 

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27 4月

府中市の小中学校について当面、5月10日まで休校を延長とのこと(府中市教育委員会)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市の教育委員会は、先ほど市のHPにおいて、市立幼稚園及び小・中学校の臨時休校(園)は、5月10日まで休校を延長とすると報告しています。以下、市教委のHPから抜粋します。

 

○ 5月11日(月)以降の対応については、今後の国や都の要請等に基づき、
改めてお知らせします。 今後の学校再開に当たっては、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を図り、進めてまいります。また、学習内容を保障するため、夏休みを短縮し、授業時間を確保します。

 

〇 学校行事等については、各校において、三密(密閉・密集・密接)とな
らない実施内容を検討した上で、延期もしくは中止を含めた対応を行って
まいります。なお、小学校における林間学校(日光)、中学校における職場体験については、今年度、中止といたします。また、1学期に実施予定の小学校の
セカンドスクールと、中学校の修学旅行については、2学期以降に延長す
る方向で検討しています。

18 4月

府中市の若者団体が、新型コロナウイルスの感染拡大による休校で自宅にいる中高生の学習を支援(東京新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(4月18日)の東京新聞多摩版に、「府中市の若者団体が、新型コロナウイルスの感染拡大による休校で自宅にいる中高生の学習を支援しようと、大学生らが講師を務める無料のオンライン授業を始めた。大学生も休校で時間ができたため、自分たちを高める機会にもしたいと意欲的に取り組んでいる」という記事が掲載されています。

 

この団体は市内の高校、大学生らがまちづくり活動をする「Youth Action for Fuchu」という団体です。記事では「二月には、中高生が自由に訪れ、学びたいことを学べる場『Posse(ポッセ)』を市内のアパートに開設したが、新型コロナの影響で三月以降は閉鎖状態が続いている。ならば自宅で学習ができる機会をつくろうとオンライン授業を企画した」としています。

 

「授業」は主に平日の午後二時から一時間で、テーマは講師が設定して、「これまでに、市内にある東京農工大や東京外国語大の学生、卒業生が講義し、昆虫食の可能性や世界一周のための計画づくりについて話した」。ちなみに、無料オンライン会議システムを使い、一回の聴講は十人までできるとのことで、双方向で質問や討議もできるそうです。この記事ではPosseの代表である関谷昴(すばる)さんのコメントとして、「家にいるこの時期を、ふだん聞けない話に接して視野を広げる機会にしてほしい。大学生も、かみ砕いて説明することで自分の学習を深めてほしい」。

まだ同団体では、LINEを通じて大学生に無料で質問できる仕組みもつくったとして、休校期間中は続けるそうです。こうした市民が地域を軸に、ネットワークを広げて支えあうことで、若者が中高生らを支援していく活動は、大変意義ある活動であり、草の根からの市民協働と言えるのではないでしょうか。