10 6月

府中市の小学校校門の見守りは大丈夫か・・大阪教育大付属池田小学校の乱入殺傷事件から20年

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログがみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。

★毎日新聞社が74市区を調査「自治体の6割が見守りを把握せず」

大阪教育大学付属池田小学校の乱入殺傷事件から、6月8日で20年をむかえました。毎日新聞6月6日付一面で「校門見守り74市区調査」「自治体6割、把握せず」との見出しで記事が掲載されています。

これは毎日新聞社が小学校の安全の取り組みについて、県庁所在地と政令市、東京23区の計74市区にアンケート調査をした結果です。記事では「登下校中など校門が開いている際に各校の教職員らが門に立っているかどうか、把握してない自治体が約6割にのぼった」とあります。

記事によれば文科省は教職員らを立たせるよう全国の自治体に通知しているが、その実効性については調査していなかったようだとしています。

これについて渡辺正樹・東京学芸大学教授のコメントとして「時間がたつと現場の危機管理意識が低下する恐れがある。通知が実施されているかどうか、自治体などが把握する必要がある」とし「管理徹底するために学校保健安全法を改正し、制度化することも検討しなければならない」としています。

★府中市の小学校の校門見守りは大丈夫か

この記事を見て、府中市の小学校はどうなっているのか大変心配になります。私が通りかかる小学校は、下校時に見守りの方がいると記憶しているのですが、それが市内全校に実行されているのかどうか、一度市教委の担当に話を伺い、もし実行されていなければ、議会でも取り上げたいと思います。

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05 6月

府中市教育委員会に、いじめ防止条例の制定、独立した第三者機関の設置を求めて質疑をしました(府中市議会一般質問)

★条例も付属機関も「いじめ防止推進法にもとづき必要性含め検討している」(市の答弁)

これまで私は平成28年第1回定例会、令和2年第1回定例会にて、いじめの問題について一般質問を行いました。私が2回の質疑で要望した柱の1つに、いじめ防止基本条例の制定と独立した第三者機関の設置があります。

今回あらためてこの2点について市を質しました。市の答弁は⇒「昨年度から市のいじめ防止基本方針の改定を検討しており、そのなかで、いじめ防止条例の必要性についても検討している」「いじめ防止推進法にもとづく付属機関等の設置も視野にいれながら、対策を総合的に検討している」という内容でした。

5年前の質疑での市の答弁はいずれについても、「いじめ防止基本方針において必要な事項を制定していると考えている」と答弁していただけに、条例制定にむけて前向きな中身として受けとめました。

いじめ防止条例制定の意義について、私は平成28年の質疑のなかで、都政新報における東京都教育庁の指導部指導企画課のコメントを取り上げた際、「条例がない自治体に対して、機能としては問題ない。ただ、住民の代表である議会を通じた条例で設置した対策機関と比べて透明性がない。さらに、問題が発生した際に、条例設置の機関が対応することで、より中立性、公平性を保つことができる」「専門家の集まる条例設置の委員会だからこそ、教育行政に対する信頼を得ることができるのではないか」と、このようにも話をされておりました」。

★いじめの事件で必ず明るみになる、教育委員会による「いじめ隠し」をさせない制度上の担保を

いじめの事件が明るみになると、教育委員会によるいじめ隠しということが、必ず問題になります。いじめの真相、真実を明らかにするために、そしていじめ隠しを防ぐためには、教育委員会に制度上の仕組みを担保すること。その意味からも条例の制定、独立した第三者機関の設置によって、透明性、中立性、公平性を確保することが絶対条件です。引き続き、議会でも取り上げていきます。

21 5月

緊急事態宣言中の府中市内小中学校における運動会、部活動など当面の活動、行事はどうなるのか・・児童、生徒への感染者数は増える傾向に

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログがみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。

府中市の新型コロナ対策本部の会議が5月12日に開催され、市内公立小中学校における当面の活動や行事についての方針が示されましたので、掲載します。

①学校近隣の校外活動について・・運動会は保護者参観中止の上で実施可

教育活動が制限される中、子どもの学びの保障や心身の健全育成の観点から、学 校近隣(徒歩圏内に限りますが)の校外活動については、実施できるものとする。 また、運動会等については、保護者参観中止の上での実施は可とした。

②中学校の部活動について・・午後5時半までに下校することで可

次に中学校 における部活動については、昨日までは公式戦等がある場合のみ例外的に週2日 以内の活動を認めていたものを、すべての部活動を対象に平日のみ、週2日以内、 午後5時半までに下校することを条件とし、活動できることとする。また、昨年中 止していた水泳授業については、感染症対策を講じた上で実施することとする。最 後に6月に実施する宿泊行事(セカンドスクール、修学旅行等ですが)は、すべて 延期とした。

③学校内におけるコロナ感染者数は増える傾向

学校におけるコロナウイルスの感染者について 5校で学校関係者5人の方がPCR検査の結果、陽性であったとの報告を受け ている。保健所の調査の結果、この内、1校で1人が「濃厚接触者」であるとの判 定を受けているが、この「濃厚接触者」については、今のところ発熱等の症状は出 ていない。最近、学校においては、学校内での感染は確認されていないものの、感染者が増えている傾向である。引き続き、学校現場における感染症対策を今まで以 上に徹底していく。(以上、府中市のホームぺージから抜粋)

こうした状況を鑑みて、とりわけ学校内における感染拡大が増える傾向について特別の注意が必要です。基礎疾患のある児童、生徒さんなどへの対応は特にデリケートにする必要がありますので、随時要望などしていきたいと思います。

 

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11 5月

新型コロナ感染拡大で緊急事態宣言中は、府中市内の児童、生徒向け民間スポーツクラブなどの活動を一時停止してほしい・・保護者の方からの声

私の5月8日付ブログ「府中市でも若年世代のスポーツクラブの活動を一時停止したほうがいいのではないか」をご覧になり、感想をよせていただいた保護者の方から投稿をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★緊急事態宣言中に、なぜ私営のスイミングクラブやスポーツクラブは活動してるのか

はじめまして。府中市に在住で2人の子どもがいる保護者です。今回取り上げて下さっている「若年世帯のスポーツクラブの活動の一時停止」は、本当にその通りです。息子の通うスポーツクラブも関東村が使用可能なので緊急事態宣言が出てようがマスクせずに活動を続行しており、多くの他チームも活動している状況です。

親として、長期に渡りいろいろ制限のある中、子どもたちには可哀想な思いばかり、我慢ばかりさせている、せめてスポーツくらいはさせてあげたい…という気持ちはあります。しかし、小中学校の部活動が停止してる中、なぜスイミングクラブやスポーツクラブは活動して良いのか…先生方の努力をなぜ放課後に無駄にするような事を続けているのか本当に疑問でした。また学校のプールも活動停止の中、私営のスイミングクラブは活動していて、更衣室など感染リスクは本当に高いと思っておりました。

★密が避けられない練習や試合のなか、子どものコロナ感染が不安

我が家は前回の緊急事態宣言中、部活動禁止の期間は自主的に練習を自粛しておりました。しかし、チームとしての活動はしている為、自分だけ練習に行かないことに意味はあるのか、大会は今まで頑張ってきた成果を試す機会、それに自分だけ出れない…とすごく悔しい気持ちで過ごしておりました。

現在、大会を開催しても無観客と言え、ルールを守らないチームも未だにあり、椅子を並べて観戦する他チームの保護者、当日の会場は各チームで対策していてもかなりの人数が通路に待機する状況できちんと誘導もされていなく密が避けられてないのが現状です。

とくに中学生以上のチームではコーチすらマスクをしておらず、距離を保つ様な練習もしておらず全員で手を繋いで掛け声を出しスクワットなどをしている光景も目にしております。スイミングクラブもサッカーチームも他のスポーツクラブも場所が使える、主催者側がやると言っているのでやります。とこういった状況です(経営してる側の立場からそうせざるを得ないのもよくわかりますが)。

★子供は無症状でも親に感染したどうなるのか・・一時活動停止は必要な措置

しかし変異株がすでに広がってる以上、また、府中市内の感染者の内訳も小中学生の親世代が大半を占めてきているのは明らかで、子どもは無症状、または軽いとはいえ、そこから親にうつった場合、子どもたちの面倒は誰がみるのか、すぐ検査してもらえるのか、など見過ごせない状況だと思います。何でもかんでも自粛…ではなく、今後もっと安全に活動できる日を早く迎えられる様にこの若年世代のスポーツクラブの一時活動停止は今必要な感染予防対策だと思います。

本来ならばこの様な子どもたちへの自粛要請はしたくないのが本音ですが、このまま毎日見て見ぬふりをして過ごすことに大きな不安を感じております。長くなり申し訳ございません。

 

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07 5月

府中市の新型コロナ感染者数、5月6日時点で1548人に・・府中市も官民連携して、コロナ禍で生活困窮する児童に対して食料支援活動を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログがみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。

★食の支援だけでなく、地域での孤立防止対策としても有益な活動

5月5日付東京新聞に豊島区が新型コロナ感染拡大の影響で多くのこども食堂が開けずにいる今日、官民連携により生活困窮する家庭に対して食材を届けたりする支援活動が広がっていることを報じています。「豊島区では官民連携で毎月、区内全域に食品を配る取り組みが続けられている。活動に関わる住民や企業、団体が増え、地域全体に助け合いの気持ちが根付いている」としています。豊島区では昨年3月以来、毎月途切れることなく食品配布を続け、利用世帯は1年間で約500に倍増したあります。

記事では4月下旬に区内の施設や地元企業など計13ヶ所で一斉実施、利用者であるシングルマザーの方も参加されているとのこと。NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(新宿区)の三浦理恵さんは「コロナ禍で食の支援のみならず、孤立を防ぐ重要度も増している。各地の子ども食堂は、共生社会を地域で実現する大きな役割を担い続けている」とコメントされています。

★府中市にも子ども食堂への支援を戦略的に位置づけ、施策の発展を求めたい

私も2019年12月議会で子ども食堂に対する市の支援策について、総合的に発展させる立場から質疑し、また令和3年度の予算要望でも以下3点について要望しましたので、以下、市の回答もまじえて掲載します。

①要望1⇒子ども食堂の運営に関連して、運営者と子ども食堂に理解と関心のある方が、ワンストップでつながれる仕組みの支援について、検討してください。

★市の回答⇒こども食堂実施団体や社会福祉協議会をはじめとする関係機関とは、年2回の連絡を開催しており、その中で情報共有や課題検討を進めています。食材や人材などのコーディネートができる中間支援組織のあり方などについても検討を行っており、今後も引き続き関係機関と連携して実現にむけて検討していきます。

②要望2⇒子ども食堂の対象となる児童について、その支援が必要な子どもを確保するために、行政と学校、子ども食堂の運営者がつながって連携できる仕組みについて、行政としてこの3者が連携、協力できる仕組みについて検討してください。

★市の回答⇒平成29年度より教育部を含めた庁内関係課で情報共有や課題検討を行う連絡会を開催しており、そのなかで行政と学校、子ども食堂が連携できる仕組みについて検討しております。

③要望3⇒子ども食堂に対する支援策として、市は現状の市民提案型協働事業というものから一歩進めて、今後子育て支援策を戦略的なものとするために、もう一歩踏み込んだ支援策を講じることを検討してください。

★市の回答⇒市民提案型事業は市の市民協働を推進するうえでも、重要であることから今後とも当該事業の充実に努めていきます。

以上が府中市の子ども食堂支援策に関する見解ですが、生活困窮支援策の柱の1つとして、さらに発展的な施策を要望したいと考えています。

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