14 9月

府中市内の小中学校の児童生徒が、新型コロナ感染が不安で学校に登校しない場合の扱いは?‥文科省が「出席停止」の通知を発出

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★コロナが不安で学校に登校しない、できない場合・・「欠席」ではなく「出席停止」のあつかい

今朝(9月14日)の朝日新聞2面に「児童生徒がコロナで学校を休むと『出席停止』になるの?」との囲み記事が掲載されていますので、紹介します。

この記事によると文部科学省は全国の教育委員会あてに、新型コロナウイルスへの感染が不安で学校を休む児童生徒に対しては、「欠席」というあつかいではなく、「出席停止」という扱いにするよう、通知をだしたと朝日新聞(9月14日)付で掲載しています。

これは「特例」措置で、他にも①家族や友達が感染して本人が濃厚接触者になった場合や、②感染が拡大している地域でいっしょに住む家族に発熱や風邪の症状がある場合、③ワクチン接種のために登校できない場合、④ワクチンの副反応で発熱や風邪の症状がある場合、⑤学級閉鎖などの場合についても、「出席停止」にされるとしています。ちなみ文科省はオンライン授業についても「出席停止」という扱いをするよう通知しているそうです。

★「出席停止」は「欠席」ではなく、進学希望校へ影響しないよう文科省が通知を発出

そこで気になるのが、この「出席停止」の日数が多いと高校や大学への進学に影響しないのかという点ですが、記事では「公立高校の入試で提出する調査書は、欠席日数の記入欄しかない地域が多い」とし、一部の私立高校や大学入試では文科省が示す調査書には「出席停止」の日数の欄があるそうです。

そこで文科省は「コロナなどのやむえない場合は、合否に影響させないよう」通知しているとあります。この内容について、私はあらためて16日が始まる市議会決算委員会において、教育委員会に質疑、確認したいと考えていますので、また後日ブログでお伝えいたします。

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。また府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

13 9月

府中市の令和3年度補正予算の保育所、小中学校、幼稚園における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の予算について

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

現在開会中の令和3年度第三回定例会には、今年度の一般会計補正予算額として、36億6763万円が計上されています。そのなかで幼稚園、保育所、小中学校における新型コロナウイルス感染症の拡大防止策について予算が12億8890万円程度の額が計上されていますので以下、内訳を掲載します。

①新型コロナウイルスワクチン接種費・・新型コロナワクチン接種体制確保にともない、集団接種会場などにかかる経費の補正額(9億5400万円程度)

②認可保育所などに対する、新型コロナ感染症対策に必要な物品購入などにかかわる経費の補助(3350万円程度)

③公立保育所において、消毒液、ペーパータオルなどの新型コロナ感染症対策に必要な物品購入(240万円程度)

④小中学校での新型コロナ感染防止対策として全校に1台ずつサーモグラフィカメラの導入(580万円程度)

⑤小中学校の新型コロナ感染防止対策として普通教室に換気扇を設置する(2億8460万円程度)

⑥私立幼稚園での新型コロナ感染防止策として普通教室に換気扇を設置する(7690万円程度)

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12 9月

府中市の小中学校は、今冬の新型コロナ第6波の感染拡大にむけて、オンライン授業態勢を整備するべき

府中市議会議員の ゆうきりょう です。

★西東京市が緊急事態宣言中、オンライン授業を続行へ

新型コロナ感染拡大の第5波は季節的要因なので収まりつつありますが、専門家の意見では間違いなくこの冬、年末年始にかけてさらに大掛かりな第6波がくると予測されている方もいます。

こうしたなかで、府中市の教育委員会は小中学校の2学期スタートについて、全児童、生徒について登校を方針としましたが、今後はオンライン授業の態勢構築について本格的に取り組むべきときがきたと、私は思います。

この点で多摩地域では西東京市が先進的にオンライン授業に取り組んでいます。小中学校の全校でオンライン授業態勢をとり、今朝(12日)の新聞では緊急事態宣言が終了するまでオンライン授業を続行するとのことです。ちなみに対象は小学2年生から中学3年まで、小学1年の児童については引き続き、原則対面授業としてタブレット端末の習熟にも取り組むとしています。また家庭での学習が難しい児童生徒については、登校したうえで、校内でのオンライン授業に参加するそうです。また給食時のみはこれまで通り、登校するそうです。

府中市も今後これくらいの態勢をとるべきではないでしょうか。コロナ感染が不安な保護者の要望に応えると同時に、タブレットを全児童、生徒に配布している利点をいかすべきです。この課題についても決算委員会でも取り上げたいと思います。

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11 9月

新型コロナ感染拡大の今日、府中市の学校給食はどうなっているのか・・各地でコロナ感染防止 苦渋の簡易給食を提供する学校も

府中市議会議員の ゆうきりょう です。

今朝(9月11日)の朝日新聞朝刊に「感染防止 苦渋の簡易給食」との見出しで、各地の学校では新型コロナ感染拡大が広がるなか、メニューをパンと牛乳などに絞った簡易給食を取り入れる動きを伝えています。児童からは「量が足りない」という批判もあるそうですが、教育現場では新型コロナ感染リスクが高まるリスクが高い給食の時間をいかに安全なものとするかの試行錯誤が続いているとあります。

★接種カロリーなど違いが大きい簡易給食の中身

記事によると文科省方針では「新型コロナ感染衛生マニュアル」では「配膳の過程を省略できる品数の少ない献立や、『配膳を伴わない簡易な給食』の提供も考えられる」とあります。

またたとえば神奈川県厚木市の給食メニューの場合、通常給食時の献立としては①牛乳、②ヨーグルト、③ロールパン、④サマーシチュー、⑤青菜とコーンのソテー だったそうです。

一方でこれが今日の簡易給食となった場合の中身は、①牛乳、②ヨーグルト、③ブドウパン、④小袋小魚という献立になるそうです。

★コロナ感染の可能性高い給食の時間、1ヶ月単位でみて簡易給食の日の設定を

確かに簡易給食では児童、生徒さんにとってはさみしい中身でしょう。記事のなかで日本栄養士会の理事の方は「1回の給食ですべての栄養を摂取することは難しいので、1週間や1ヶ月単位でバランスをとるよう考えるのが基本だ」とし「学校でマスクをはずす給食の時間は、先生たちが一番怖い時間、感染を抑える目的ならば、一時的な簡易給食の実施は的確なものではないか」と話しています。ちなみに文科省は簡易給食の実態については調査していないそうです。

大変興味深い記事でもあり、私も15日からの決算委員会において、コロナ禍における府中市の学校給食の方針、また献立の中身などについて質疑をしたいと考えています。

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09 9月

府中市は第6波の新型コロナ感染拡大に備えて小中学校のオンライン授業態勢の構築を・・西東京市ではオンライン授業で、給食時のみ登校

府中市議会議員の ゆうきりょう です。

★西東京市が午前と午後はオンライン授業、給食のみ登校

先週あたりから新型コロナ感染者数が減少傾向ですが、季節的要因が大きいとの見方が専門家の方の意見のようです。次の第6波の感染拡大が年末年始にかけて襲ってくるとの見方があります。

今回の市内小中学校2学期再開にあたって、保護者の多くの方々がお子さんを学校に登校させることに不安を感じていましたが、先日の読売新聞では、多摩地域では西東京市で9月6日から新学期を再開、小中学校27校で給食時のみ登校するという、オンライン授業がスタートしたと報じています。

記事によると、児童生徒は自宅で午前の授業をうけたあと、給食のために一度登校し、午後に帰宅して再び授業をするというものです。小学6年生の声として「給食は大好き、家にいるとさみしいので、昼だけでも友達と会えてよかった」と語ります。

ちなみに多摩地域では給食の提供をめぐっては、調布市が10日までオンライン授業で給食はなし、都内では江東区が6日から新学期で午前のみ対面授業、給食も提供、世田谷区で1日おきに登校する分散登校で、登校日のみ給食提供とのことです。

府中市は予定通り2学期について通常授業を開始していますが、必ず到来するコロナ感染の第6波に備えて、こうした自治体の授業のあり方を参考に、児童生徒が密に集まる機会を減らし、感染拡大を防ぐ方策を探らなければなりません。またオンライン授業に対応できない家庭の児童生徒のみ、登校するという手段もあります。こうした課題について、ぜひ決算委員会でも取り上げたいと思います。

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