23 9月

府中市が市内小学校 通学路の実態調査費用を補正予算で計上・・八街市の通学路の事故を教訓に、全小学校に指定通学路を対象に調査

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

千葉県八街市の小学生の通学路で発生した自動車事故で5名の死傷者が発生するという痛ましい事故がありました。この事故を教訓に府中市では、市内の通学路の安全確保のために、市内全小学校における指定通学路の実態調査を行うために、市の財源で859万円を補正予算で計上しています。

文部科学省は7月3日付で、全国の教育委員会の学校安全主管課あてに「通学路における合同点検の実施について(依頼)」という通知を発出し、早急に指定通学路の実態調査を求めていました。府中市もこの通知をうけて今回、急遽指定通学路の実態調査を行うこととなりました。市内には多数の危険な通学路があります。

実は府中市もすでに平成25年8月に市内小学校の通学路の調査の結果を公表しており、各校の点検箇所と危険な内容について具体的に指摘をしていますが、その後の改善策の実施については、十分ではなかったようです。

私の近所でも人見街道、また多磨町の道路でもいくつか危険な箇所が指摘されていますが、今回はぜひ安全策の徹底について予算要望でも求めたいと思います。

※府中市の令和4年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

23 9月

府中市の小中学校のタブレット端末での「いじめ」を防止するために・・町田市のタブレット端末で起きた女子児童のいじめ自殺の教訓に

★町田市の女子児童自殺事件の背景・・タブレット端末のチャットで「のぞき見」可能な状態に

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

新聞報道でも伝えられていますが、先日、町田市の女子児童(小6)がいじめを苦に自殺するという痛ましい事件がありました。その大きな原因の1つに、「タブレット端末のチャットでいじめがエスカレートした可能性」との報道があります。

読売新聞によると「娘を中傷するチャットの内容を、誰もが閲覧できるという異常な状態が続いていた」とご両親が話しているそうです。記事によると、この町田市の小学校は学習用のデジタル端末を配る政府の「GIGAスクール構想」に先進的に取り組んできた学校とああるだけに、複雑な思いがします。

この記事には「チャットは通常、当人同士しか閲覧できないが、女児の学校では当時、端末利用に必要なIDは通し番号などから類推でき、パスワードは全員共通の『123456789』。このため、当事者になりすましてチャットの内容をのぞき見することが可能だった」とのことです。

また記事では「オンライン教育の普及に伴い、文部科学省は『パスワードを他人に知られないように』などと指導してきたが、いわば『先進校』だった同校で、基本的な対策が取られていなかったことになる」と指摘しています。

★府中市も補正予算で学校教育ネットワーク事業費予算を計上

今回の事件は府中市にとっても決して他人事ではありません。府中市も今年からタブレット端末を児童生徒に一人1台ずつ配布し、また9月議会の補正予算では「学校教育ネットワーク事業費」として「GIGAスクール構想」加速化のために9800万円の予算を計上しています。

今回の町田市の痛ましい事件を教育にして、ICT機器が子どもたちを不幸にするようなことのないよう、市教委に対して予算要望をしたいと思います。

※府中市の令和4年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

19 9月

府中市の小中学校におけるオンライン授業態勢の確立にむけて・・府中市教育委員会のオンライン授業方針の柱

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★コロナ感染拡大防止にむけ、オンライン授業態勢と分散登校の実施

府中市の教育委員会は9月15日付で、今後、新型コロナウイルス感染拡大による小中学校の学級閉鎖という事態も予想し、①タブレット端末を活用したオンライン学習の実施、また②オンラインを活用した分散登校の実施にむけての方針を打ち出しました。これは府中市の教育委員会のホームページで、保護者向けに指針を示していますので、ぜひご覧いただけたらと思います。⇒ ①kyouiku_tablet ⇒②kansen_taiou

この府中市教育委員会のHPによると「学級閉鎖等におけるタブレット端末を活用した教育活動について」、また「分散登校とオンラインを活用した学習等の平行実施」の2つの方針をかかげ、①タブレット端末の基本操作等に関する学習の実施、② 児童・生徒が Google Meet を使えるように各学級で学習 等を実施し、児童・生徒の基本スキルを確認する。 ③ 教師がタブレット端末を使って児童・生徒へ指示や、画面 共有ができるように校内研修や授業、日常業務の機会に実践して確認する。④9月中にオンライン接続の試行、 タブレット端末を活用し、学校・家庭間をオンラインで接続し、授業などを実施する。 ⑤分散登校や学級閉鎖などの実施時の予行及び課題等の確立をするとしています。

★文科省通知により府中市も急遽、オンライン授業実施へむけ方針を転換

この府中市の教育委員会における、オンライン授業の態勢づくりの方針についてですが、文部科学省は9月初旬に「新型コロナウイルス感染拡大や、自然災害などの影響で、やむを得ず学校に登校できない児童生徒への『1人1台のタブレット端末』などのICTを活用した学習指導に関する通知を、全国の都道府県教育委員会に発出していたこともあり、府中市教育委員会もこの動きをうけ、オンライ授業を実施する方針を急遽、打ち出したと思われます。

新型コロナウイルス感染拡大時における、オンライン授業実施の要望については、教育委員会あてに多くの保護者の方々から要望があがっており、また私も教育委員会あてに緊急要望書を提出していましたので、それが実施される方向となり嬉しく思っています。今後はその運用改善について、教育委員会あてに要望していきます。

※府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも、もちろん結構です。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

16 9月

府中市の教育委員会は小中学校での新型コロナ感染拡大による学級閉鎖等に備え、ICT活用のオンライン授業、分散登校実施の方針を決めました

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今日(9月16日)から市議会決算委員会が始まり、そのなかで教育委員会では今後、新型コロナ感染拡大による小中学校の学級閉鎖という事態も予想し、タブレット端末を活用したオンライン学習の実施、またオンラインを活用した分散登校の実施にむけて方針を打ち出したとの見解がありました。

また府中市教育委員会のホームページでも、15日付で教育委員会発文章を掲載し、そのなかで保護者向けに指針を示していますので、ぜひお読みください。

昨日のブログでも掲載しましたが、文科省は9月9日付で全国の教育委員会あてに新型コロナ感染拡大時に備えて、オンライン学習実施の方針を示したことで、府中市の教育委員会も、これまでオンライン学習の態勢づくりには消極的でしたが、方針を転換したものと思われます。私も来週になりますが、教育委員会に対してこの課題で質疑をしたいと考えてます。

※参考資料  ①児童生徒に新型コロナ感染が広がった場合の学校対応について⇒kansen_taiou

②学級閉鎖等におけるタブレット端末を活用した教育活動について⇒kyouiku_tablet

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。また府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

15 9月

府中市の小中学校でもコロナ感染が不安で、登校できない児童生徒にICT授業を・‥文科省が「やむを得ず登校できない児童生徒へのICT活用した学習指導」を通知

府中市議会議員の ゆうきりょう(無所属)です。

★コロナ感染が不安でこれない児童生徒に対して、ICTを活用した授業を(文科省通知)

インターネットの「ICT 教育ニュース」9月9日付によると、文部科学省は「新型コロナや自然災害などの影響で、やむを得ず学校に登校できない児童生徒への『1人1台端末』などのICTを活用した学習指導に関する通知を、全国の都道府県教育委員会などに出した」と報じています。

同ニュースによれば「この通知では、やむを得ず学校に登校できない児童生徒に対しては、学習に著しい遅れが生じることがないようにするとともに、規則正しい生活習慣を維持し、学校と児童生徒との関係を継続することが重要」とし、「(コロナの)感染状況に応じて、地域や学校、児童生徒の実情などを踏まえながら、学校で必要な措置を講じることが求められる」と通知しているそうです。

さらにニュースでは「一定の期間、児童生徒がやむを得ず学校に登校できない場合などには、ICT端末を自宅に持ち帰り、オンラインによる『朝の会』や健康観察で会話する機会を確保したり、ICT 端末に学習課題を配信することで自宅学習を促進」することを明記。「同時双方向型のウェブ会議システムを活用して教師と自宅をつないだ学習指導を行ったりするなど、登校できなくても学校と自宅をつなぐ手段を確保して、児童生徒とコミュニケーションを絶やさず、学びを止めないようにする取組みが重要である」と、文科省は通知していると配信しています。

この通知の件について、保護者の方からもメールが寄せられており、すでに学校現場ではICT活用授業で少しずつ、変化があるようです。ぜひこの通知の内容についても、明日からの市議会決算委員会で質疑したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。また府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp