04 8月

府中市 全国の学校で「消えゆく 夏休み水泳指導」・・登校に熱中症リスク、教員に過重負担(朝日新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★都内でも減りゆく学校での水泳授業数 真夏の授業の実施が困難に

今朝の朝日新聞社会面に全国の小中学校で続いてた、夏休み中の水泳指導がなくなっているとの記事があります。「背景には異常な暑さや教員の働き方改革がある」とする一方で、「専門家は水の事故が増えるなか、学校での授業は今後も必要」との意見があるとしています。

記事では、新宿区内の半数以上の学校が夏季休業中の水泳指導を取りやめたとあります。ただその水泳指導の実施の裁量は、各学校の裁量によるそうです。多摩地域では「小金井市教育委員会は昨年度まで小学校で10日以上、中学校で3日以上と目安を示してきたが、今年度からは各学校の判断に委ねる」とあります。また「ある公立小は今年度は実施しない」とし「一因となったのが、出席率の低さ」にあるそうです。「特に習い事などで忙しい高学年は1~2割にとどまり、全体でも3割程度」だったそうです。

また記事では「葛飾区は区内49小学校のうち、15校で実施予定だが、22年度の実施校は33校、23年度は23校と減少が続く」とあります。さらに近年の異常な暑さの状況が授業の中止に拍車をかけているとし、熱中症警戒アラートが発出される日も多く、「真夏の水泳指導は難しくなっているのが実情」だそうです。

★水難事故が増えるなか、学校での水泳授業は必要(専門家の意見)

一方で専門家(鳴門大学、松井教授)の意見では「学校の水泳指導は、水中で命を守る方法を教えるとともに、自分や友達がどのくらい泳げるかを知ることで、川や海で遊ぶ際の水難事故のリスクを下げる点で重要」とし、「水難事故から命を守る基礎的能力を身につけるためにも、水泳授業は一定の時間を確保して、安定的に行えるようにすべき」と主張されています。

この夏も各地で子どもの水難事故が発生しています。先日も女の子が複数川でおぼれて亡くなるという痛ましい事故がありました。そこで先日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方から、以下のようなお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★府中市内のすべての学校で着衣水泳指導をしてほしい(保護者の声)

以前、私あてに市内の小学校にお子さんを通わせる保護者の方から、水泳授業の必要性についてお声がありましたので、以下紹介させていただきます。

~私(保護者)は府中市内の公立小学校に子供を通わせる親です。聞くところによると、市内のある小学校では夏休みに専門の先生を呼んで、着衣水泳の指導があるそうです。ところが、私の子どもが通う小学校ではそういった指導は全くありません。同じ市内の公立小学校なのに、いろいろと差があることは承知しております。

しかしながら、こういった命に関わる指導については、どの学校に通う児童にも等しく機会を与えられるべきではないでしょうか?最近の子供達の水難事故の多さからも鑑み、検討の俎上にそせていただけるよう切に願っています。(以上、保護者の方の声より)

~私も児童の水難事故が増えている昨今の状況を考えると、やはり着衣水泳などの授業は必要かと思います。学校のプールでの授業は不可能ならば、生涯学習センターや民間の水泳スクールのプールを借りるなどして、事故から身を守るための水泳指導は継続したほうがいいというのが、意見です。みなさんはどうお考えでしょうか。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市 小中学校の屋外プールでの授業はもはや限界・・現状ただの水浴びになりつつある(保護者の声)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

30 7月

府中市議会 こども議会開催(令和6年7月29日)・・学校の建て替え、改築改修、修繕工事が実施される基準は何か?(ゆうきりょうへの質問)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(7月29日)、府中市議会では府中市制70年を記念し、こども議会が開催され、市内24人の中学生が「議員」として登壇、各「議員」が一般質問をされ、答弁は24名の市議会議員が務めました。私も中学生の「議員」さんから、質疑をいただきましたので、以下、掲載いたします。

★清潔というものの大切さ・・学校の改築改修、修繕工事が実施される基準はあるのか?(中学生議員からの質問)

〇質問・・私の通学している中学校の校舎は老朽化が進み、日常的に使用するトイレや一部の教室はきれいにはなっています。しかし、体育館棟や外にあるトイレは校舎内と違い、不快なにおいを感じ、老朽化しています。5月に行われた運動会では、外のトイレを生徒が使用する機会がありましたが、その時に「トイレが古い、汚い」「トイレから異臭がする」という声がありました。

学校生活は快適に過ごすためには、まず学校設備を整え、清潔さを維持することが大切だと考えます。そこで府中市内の学生が学校生活を楽しく、快適に過ごせるような環境になることを願い、質問します。校舎の建て替え、改修工事を行うと決定される基準を教えてください。

★ゆうきりょう答弁

はじめに府中市では「多様性を認め合い 、人と文化が磨かれるまちづくり」が大切だと考えて、市内の小中学校の施設の改築、改修に取り組んでいます。

★40年以上経ている校舎が全体の約80%、市では順次建て替え計画を実施中

そこでご質問の「校舎の建て替えの基準」についてですが、府中市では公立小学校、中学校の校舎が建てられてから、40年以上たっている小中学校が16校、全体の約80%になっていて、壁の柱のひび割れ、開けにくい窓ガラス、古い和式のトイレなど、今日の学校環境としては、適さない状態になっています。

そのために府中市では、児童・生徒のみなさんたちが、安全、安心、清潔な衛生環境で学校生活を送ってもらうため、また地域に住む人々から求められている要望にも応えられる施設にもするために、建物の年数、古くなっている状況などを考えながら、小学校22校、中学校11校を順番に建て替えていく方針(府中市学校施設改築・長寿命化改修計画)を令和2年2月に定めました。

★校舎の建て替えまで待てない・・一部、トイレなどの修繕については、優先順位など考慮し、効果的に実施する方針

また「改修工事を行うと決定される基準」についてですが、大規模な校舎の建て替えを計画している各学校について、その改築工事が始まるまでの間にも、小さな改修工事についても行っています。例えばご質問にある体育館のトイレについて、「古くなっているので、きれいにしてほしい」という要望に対しては、その時々に応じた修繕工事や、清掃なども組み合わせながら、効果的に実施しています。

府中市では学校施設の改修、修繕の優先する順位の考え方について、児童・生徒の安全にかかわることを最優先として考えており、その他、教育効果や快適な環境の充実に向けた内容にかかわるものついては、予算や実施の必要性とタイミングも考えて、実施することが重要であると考えています。いずれにしましても、教育委員会では学ぶ児童、生徒のみなさんたちが、誇りをもって学べる清潔な学校環境にするために、これからも取り組んでまいります。(以上、ゆうきりょうの答弁から)

~私の答弁をうけて質問された中学生議員さんからは、「トイレ以外にも修繕してほしい箇所もあり、なるだけ校舎の建て替えを待たずに、お願いしたい」という主旨のご要望もいただきました。これは最もなことです。

清潔な教育環境だからこそ、学ぶ意欲、楽しく学校生活を送る意欲もわいてくるというものです。とくにトイレは、一番きれいであってほしい箇所です。この問題はこれまでも多数の議員さんが、一般質問などで要望されてきましたが、引き続き、重要課題であり、私も取り上げていきたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

29 7月

府中市 熱中症対策 夏の小中学校の熱中症対策・・清瀬市の教職員らが熱中症対策で訓練

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★熱中症で倒れた児童の搬送を想定した、具体的な訓練を実施

今年も猛暑日が続いていますが、以前の記事ですが東京新聞多摩版に、清瀬市が熱中症対策の訓練を実施したとの記事が掲載されています。今年もまた猛暑が予想されるなか、清瀬市の市立清瀬小学校では、多数の児童、生徒が熱中症になったケースを想定、教職員たちは、発症者を気温の低い場所へ移し、冷却剤を首のまわりや脇の下に当てたり、水分を補給させたりしたとのことです。

記事では「119番通報後に到着した救急隊は、『トリアージ』で、緊急度の高い患者から救急搬送する対応を実践」、参加した教諭からは「応援を呼ぶことが大切だと感じた。しっかり訓練できてよかった」、「清瀬消防署の救急係長は『小学校低学年の児童は体温の調整機能が未熟なので、注意が必要。今日の訓練を忘れずに過ごしてもらえれば』と話す」としています。

今年も予想された以上の猛暑日が続いていますが、とくに熱中症アラートが発令された際、小中学校の体育の授業をはじめ、朝の朝礼時やクラブ活動中における児童、生徒の熱中症での搬送などの事態も起こり得ることが考えられます。最悪の場合は命の危険性、後遺症もありうるだけに、こうした清瀬市の取り組みは、どの小中学校でも訓練すべき課題ではないでしょうか。

府中市の小中学校においても、熱中症での緊急対応を考えているとは思いますが、現状はどのような訓練をしているのかについて、一度、予決算委員会などで質疑をしたいと思います。

★自治体からも民間スポーツクラブに対しては「注意喚起」はできるが

各自治体の教育委員会においては、「熱中症アラート」が発令された際の部活動の対応について、活動の指針を示しめすところもありますが、同時に、民間のクラブにおいてもこうした指針が必要ではないかと思われます。民間のスポーツクラブの場合、指導者、コーチの方が「熱心」なあまり、勝つために、熱中症の恐れのある状況下においても、練習を続けるコーチの方もいるそうです。こうしたクラブチームにおいて、「もしも」の事態が発生した場合には手遅れです。一方で民間クラブチームの活動に、どこまで行政が「介入」「指導」できるかという問題はあると思いますが、熱中症による犠牲者を出さないために、見過ごすことはできないと考えます。この問題では以前、府中市長あてに提出した予算要望書のなかに、1項目ありますので、市の回答とあわせて以下の通りです。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

~行政サイドとしては、民間への指導については、及び腰のようです。しかしながら、重大事態が発生した後では遅いのではないでしょうか。このような課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。ご意見ご要望などお待ちしております。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

26 7月

府中市内に 民間企業が運営する 児童発達支援センター「とりっくおあとりーと府中」が9月にオープンします

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

インターネットニュースによると、この度、府中市内に民間企業が運営する、児童発達支援センターがオープンするとのニュースが、配信されていますので、以下紹介させていただきます。

~株式会社ウェルチャー(本社:山梨県笛吹市、代表:上野 雄太)が運営する児童発達支援施設「とりっくおあとりーと府中」。令和6年9月1日 東京都府中市にオープン予定です。
提供サービスは、発達に遅れが等ある未就学児に対しての療育となります。
個別対応と少人数制を採用し、お子さま一人ひとりに最適な支援を提供いたします。
★施設概要
開設時期:2024年9月オープン予定
名  称:とりっくおあとりーと府中
住  所:東京都府中市八幡町2-4-17共栄ビル1階
サービス:児童発達支援

★施設の特徴
個別対応と少人数制
「とりっくおあとりーと府中」では、各お子さまのニーズに合わせた個別対応を徹底しています。専門のスタッフが一人ひとりに寄り添い、発達の段階や目標に応じたサポートを行います。また、少人数制を採用することで、よりきめ細やかなケアを提供し、お子さまが安心して過ごせる環境を整えています。

★多様なプログラム
本施設では、お子さまの発達を総合的にサポートするための多様なプログラムを提供させて頂きます。言語・コミュニケーションの向上を目指すセッションや、社会性の発達を促進するグループ活動など、さまざまなプログラムを通じてお子さまの成長を支援します。

「とりっくおあとりーと」は、最新の設備と快適な環境を完備しており、お子さまが安全に楽しく過ごせるよう配慮されています。また、保護者の方々にも安心してご利用いただけるよう、随時相談や情報提供を行っています。

★会社情報
株式会社ウェルチャーは、「心地良い未来を創る」を共通理念に掲げ福祉施設の運営に尽力しております。また、お子さまの健やかな成長と発達をサポートすることを使命としています。地域社会に根ざした支援を行っていきたいと考えており、これからのお子さまとそのご家族を支えるために最善を尽くしてまいります。

お問い合わせ先・・・とりっくおあとりーと府中
電話番号:050-8888-7878
メールアドレス:tot-fuchu@welture.jp
公式サイト:https://trick-or-treat.welture.jp/

運営・・・株式会社ウェルチャー
電話番号:050-8888-7878
メールアドレス:info@welture.jp
公式サイト:https://welture.jp/
instagram:https://www.instagram.com/welture_official/

※府中市議会議員 ゆうきりょう

25 7月

府中市 小中学校の屋外プールでの授業はもはや限界・・現状ただの水浴びになりつつある(保護者の声)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先日のブログ「府中市 学校プール 各地の学校プール廃止、プール授業の民間委託が広がる動き(産経新聞)」について、保護者の方からご感想をいただいたので、以下消化いさせていただきます。

★現状、水泳授業が少なくなっている

もはや(府中市の)学校の屋外プールは限界と感じています。この夏休みに入って、今日から3日間各日、2学年ずつプールの予定がありましたが本日中止。この分だと残り2日も天気予報から確実に中止でしょう。また授業でも、ここまで少ない時間数では、体育で水泳だけは得意という子などは、自分を評価される機会も失い、理不尽さも感じているようです。現状では、はっきり言って、ただの水浴びです。何のために水泳授業をするのか?再考が必要と思います。

学校で泳力を付ける必要性がないというならば、水泳授業は廃止も選択肢なのでは?もしくは夏季という固定観念を捨てて、実施時期をずらすもありではないでしょうか。(以上、保護者の声)

★これまでも固定概念を捨てて、新しい発想で水泳授業の再構築を

この親御さんも指摘していますが、学校の水泳授業が実施されてはいますが、形式上行っているだけで、どうも実のある水泳授業にはなっていないのが現状のようです。この主張にもあるように、「学校で泳力を付ける必要性がないというならば、水泳授業は廃止も選択肢なのでは?」というご意見も、現実的に考えなくてはならないのではないでしょうか。

また夏季に実施するという考えも改めることも、考える余地はあると思います。市内にある民間の水泳施設や、生涯学習センターなどにある屋内水泳施設を借りて行うことも、考えてはどうでしょうか。

聞くところによると、近年のこの暑さで屋外の学校プール施設は、かなりの高温になりなっているとのことで、水泳授業の環境にも適さないという声もあります。ぜひ教育委員会には、柔軟な考えをしていただきたいと思います。また今後も議会において、具体的な提案をしたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで