28 4月

府中市の小学校でもマスク着用について、熱中症などの健康面も考慮した指導をしてほしい・・・保護者の方と府中市教育委員会に要望

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方と共に、府中市教育委員会に学校におけるマスク着用の件で要望をしました。

★学校側にはマスクの「強制」着用を指導しておらず、場面に応じてマスクをはずしてもいいと、指導としている(教育委員会)

府中市の教育委員会では市内の各学校長あてに、マスク着用について①学校内での新型コロナ感染拡大防止の観点から、マスク着用を基本的には指導しているが、②今後暑さも厳しくなる季節の環境では、熱中症の危険などもあり、●登下校時の人が密集しない時、●体育の時間、●教室内においても間隔が十分な距離がある場合など、場面と状況に応じて児童のマスク着用については、柔軟に対応するよう指針を示しているとのことです。

★マスク着用への同調圧力はあってはならない(教育委員会)

また市教委の担当者は、一般的にあるマスク着用への同調圧力については「あってはならない」とし、「(新型コロナ感染防止の)安全対策の観点から、マスク着用を推奨指導してはいるが、マスクを着用できない(したくない)という様々な事情がある、お子さんもいることを考慮するのは当然」とし、「常時マスク着用を強制するような指導方針はだしていない」、さらに「場面、場面によってはマスク着用をしなくてよい」との考えを、あらためて示しました。

★「ぜひ多摩市の教育長のように、学校でのマスク着用に関する柔軟な考えを、保護者、市民にオープンにしてほしい」(ゆうきりょう からの要望)

保護者の方からは、こうした教育委員会の考えを伺い、安心される一方で「実際の学校現場では、今伺った教育委員会の方針通りの指導にはなっていない。事実上、子どもたちにはマスクの着用を『義務』化しているのが実態です」という声が伝えられました。また私はから、多摩市の教育長のようにホームページなどを通じて、マスク着用に関する市の柔軟な考えを伝えることなど、教育委員会からオープンに伝えてほしい」と要望しました。

この小学生のマスク着用問題は先日の私のブログでも取り上げ、複数の保護者の方からも感想が寄せられ、また他の議員さんにも要請をされた保護者の方もいるようです。ぜひ今後も、この課題について動いていきたいと考えています。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

27 4月

府中市でも不登校児童、生徒の居場所づくりを市民、民間と協働でできないものか・・・荒川区が来月開設へ(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(4月26日)の東京新聞多摩版に、荒川区が不登校の子どものために、会員制のフリースペースを開設されるとあります。記事では、主宰するのは社団法人「マザーシップ」(代表、岸ゆりさん)で、ビルのなかに開設し、漫画や図鑑、実用書など1500冊を用意、パソコン、テレビゲームなどを揃えるそうで、多くは寄付からのもの。

記事によると代表の岸さん自身のお子さんが不登校になった経験をもとに、不登校の子どもたちの居場所づくりの大切さを認識されたそうです。このフリースペースの対象は小学校4年から高校3年生で定員は20人、開設時間は月曜から水曜の午後3時から7時まで、利用用は月額12000円。

こうした市民、民間の協力を得て府中市内でもぜひ、不登校児童、生徒の居場所づくりができないものでしょうか。他にも例えば、民間の学習塾の協力や、市内にある大学生の協力をえての居場所づくりなど、いろいろと知恵がでると思われます。そこに行政が財政援助をするとか、人的支援の仲立ちをするなど、多様な支援策も検討できます。ぜひこうした施策についても、取り上げたいと考えています。

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22 4月

府中市教育委員会も、学校でのトラブル対策として法律家の協力を・・青梅市教育委員会がいじめなどの学校トラブル対策で、弁護士を配置へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今日(4月22日)の読売新聞多摩版に、青梅市が学校でのいじめ対策として、学校側からのいじめの相談を受けて第三者的立場から調査、助言する弁護士「教育法務相談員」を、市の教育委員会に配置するとしています。

記事によると「いじめのほか、学校で起きた事故、保護者とのトラブル、教員の指導上の問題などについて、法律家の立場から助言し、早期解決を図るのが目的」とし、「こうした問題に関する教職員などへの研修も担当する」としています。なお弁護士は週3日勤務、非常勤講師で任期は24年3月末までだそうです。

私も以前、一般質問でいじめ対策について取り上げた際、いじめの学校教育において、法律家の授業を取り入れている自治体の例を紹介し、教育委員会にも質疑で提案したことがあります。今回の青梅市のケースでは、いじめ問題だけでなく、学校生活に関わる広範な課題について弁護士の協力を得るという点で、注目されます。コロナ禍において、児童、生徒に関わる様々な課題が増えている今日ですので、ぜひ府中市教育委員会にも提案したいと思います。

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21 4月

府中市の学校でマスクを着用できない児童、生徒にどう対応すべきか・・小平市議会が全会一致でマスク着用ができない子どもを認める請願が採択

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。多摩地域の小平市議会では3月市議会にて、新型コロナウイルス感染拡大の状況をうけ、マスクを着用していない(着用できない)子どもを差別しないよう指導することなどを求めた市民からの請願について、全会派一致で採択されたとのことです。この請願では、学校給食の時の黙食やマスク会食についても、その指導方針を見直すよう求めています。市議会における請願採択をうけて、今後小平市の教育委員会では「学校感染症予防ガイドライン」の一部が見直しをされるようです。

★多摩市では教育長が児童、生徒のマスク着用についてメッセージ

また隣の多摩市では教育長がホームページで学校生活における児童、生徒のマスク着用について「さまざまな事情により、マスクをしない子、できない子がおりますことも、ご理解いただきたいと思います。多摩市立小中学校では、マスクをすること、しないことで、いじめや差別につながらないように注意指導してまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます」とのメッセージを発信されています。

恐らく府中市内の小中学校においても、こうしたマスク着用をめぐる問題はあるのではないでしょうか。多摩市の教育長がメッセージのなかで述べているように、「マスクをする、しない」ということが子どもどうしのいじめの原因になったり、それが不登校へとつながる可能性もあるのではないでしょうか。

★子どもたちの学校生活に関わる問題でもある

またこのことが今後、学校生活において子どもたちの集中力、コミュニケーション能力、学習意欲の低下などをもたらす可能性もあります。府中市の教育委員会においても、多摩市のように柔軟な視点をもった指導を求めたいと考えています。このマスク着用問題は子どもたちの「人権」にも関わる課題ともいえます。ぜひ私もアンテナを張って保護者の方からのご意見などを伺いたいと思います。

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16 4月

府中市教育委員会でも、ネットでの いじめの防止対策方針を・・町田市がネットでのいじめ防止策を改定へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(4月16日)の読売新聞多摩版に、町田市の教育委員会が市のいじめ防止基本方針を改定し、ネットでのいじめにも対応する内容に改正したとあります。

これは町田市の小学校で起きた、当時小6女子児童が、ネットを介したいじめを苦に自殺した事件(20年11月)をうけ、市の教育委員会が対応をしたもの。記事によると「自殺した事件では、児童に1人1台貸与しているタブレット端末のチャットで女児への中傷が書き込まれた」とされ、こうした背景のもと今回の方針改定をされたとあります。

この記事によると、改定した基本方針では「学校ごとに校長や生活指導担当教諭らで構成されるチームの会議を毎月開催するよう義務づけた」とあり、「子どもたちの気持ちや本音を把握する心理検査を小5と中2で年2回行う」とのことです。

★形式的な会議とならない工夫を

最近の児童、生徒のいじめも以前とは様相を変え、ネットのなかでの陰湿な悪口、陰口のものが増えている聞きます。その意味で今回の町田の方針改定がどの程度効力を発揮するか、注視したいものです。ただ、学校ごとの会議を増やすとのことですが、これが形式的な会議にならない工夫をしなければいけないと思います。教員の立場からすると「忙しいのにまた会議が増えるのか」という思いもあるでしょう。

★いじれられていることを知られたくない子どもの心理

また自身がいじめられていることを、親や兄弟、友人に言いたくない、知られたくないというのが、多くの子どもたちの心理ではないでしょうか。私も以前、市議会でいじめの問題を一般質問したことがありますが、このあたりの子どもの感情について、親御さんから大変リアルな経験談を伺ったことあります。

大変難しい課題ですが、避けて通れない今日の問題として、ぜひ府中市教育委員会においても、ネットでのいじめ対応方針についても実行力のある方針を望みたいものです。

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