10 6月

府中市内の中学校でもジェンダー平等、多様性を尊重し、女子生徒でもズボンの着用を希望する生徒には、認めてほしい(府中市議会6月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(6月9日)の市議会一般質問で、府中市内の中学校において、ジェンダー平等、多様性の課題について質疑をし、ズボンの着用を希望する女性生徒にもその着用を認めるよう、教育委員会として学校に方針の徹底を求めました。

●教育委員会の答弁1⇒ 性自認や性的指向等は様々であり、学校生活を送る上で支援が 必要な場合は、各学校において、子供たち一人一人の状況等に応じ、児童・生徒の心情等に配慮した対応を行っております。具体的な要望としては、日常の学校生活における登校時の服装のこと、トイレのこと、先生等からの呼ばれ方、また、宿泊行事における部屋割や入浴などに関する要望等があったと学校から報告を受けております。

※制服着用の質問に対して

●教育委員会の答弁2⇒ 性自認や性的指向等は様々であり、服装に対する考えも個人によって様々です。標準服に関し、学校生活を送る上で何らかの支障があると感じる場合は、現在も、学校は、児童・生徒一人一人の状況や、心情等に配慮した対応を行っております。教職員が児童・生徒一人一人の状況に応じた対応を進めることができるよう、今後も、校長会等の機会を捉えて、周知を重ねてまいります」という内容です。

~答弁にあるように、教育委員会も中学校の生徒の服装について、ズボン着用を希望する女子生徒に対して、その着用を認める答弁を事実上しております。保護者の方で、お子様の制服着用について要望がある際は、この質疑のやり取りを、校長先生にもご紹介ください。また私あてにご連絡ください。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

05 6月

府中市の小中学校でもマスク着用について、教育委員会の通知を学校現場で周知徹底してほしい・・尼崎市の学校でマスク着用で熱中症の事故発生

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。6月3日のNHKニュースによると、同日午前、兵庫県の尼崎市の中学校の校庭で、体育大会の練習をしていた生徒が熱中症とみられる症状を訴え、女子生徒16人と男子生徒6人の22人が病院に搬送されたとのことです。尼崎市教育委員会によると、学校では全校生徒およそ600人が参加して校庭で体育大会の入場行進やラジオ体操などの練習をしており、当時、学校側は着用していたマスクを外すよう指導しておらず、ほぼ全員がマスクを着用しながら練習していたということです。

★マスクの着用の有無により児童・生徒が誹謗中傷を受けるようなことなどがないようにするなど、人権への配慮を通知

府中市の教育委員会では5月27日付で、「学校生活における児童・生徒等のマスクの着用の考え方について」との通知を、保護者あてに出し、具体的に下記の内容について、通知していますので紹介します。

① 熱中症のリスクが高い夏季における登下校時
②屋外の校庭に限らず、屋内の体育館・プール等を含め、体育の授業や運動会、部活動における運動時
③休み時間における運動遊びや、屋外での会話をほとんど行わない教育活動 等
なお、これらの場面でも、様々な理由からマスクの着用を希望する児童・生徒に対しては、熱中症対策を講じた上で適切な配慮をいたします。(以上、通知より)

また各学校に対しては、新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見について、適切な行動がとれるよう児童・生徒へ指導を求める内容となっており、マスクの着用に関しても、次の点について、児童・生徒の発達の段階に応じて指導します。
①教室における授業などマスクの着用が求められる場面・・・病気や障害等、様々な事情からマスクを着用したくてもできない人がいること。そのため、マスクを外していることをもって、偏見や差別につながるような行為は許されるものではないこと。
②マスクの着用が不要な場面・・・感染症の不安等からマスクを着用している人に対し、偏見や差別が起きることがないようにすること。(以上、通知より)

学校でのマスク着用に関して、偏見や差別の防止を明確にし、それをホームページ上で周知徹底したことは前進面だと思います。今後は、この通達を各学校現場での実施の徹底をさせること。尼崎市の学校で起きた事故のような事態になりかねません。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

31 5月

府中市の学校給食費を値上げさせないために・・・西東京市が給食食材費を補助

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(5月31日)の朝日新聞多摩版に、西東京市が物価高騰をうけて、学校給食費の購入費用を補助することを決めたと報じています。

6月議会で補正予算4500万円を計上するとのこと。記事によると「7月から来年3月まで、市立小中学校27校でだす給食1食につき、20~27円(1食単価の8%相当)を補助する。保護者負担を増やさないための措置」とのことです。

記事ではこの間、「市の教育委員会がパンや麺を減らしてご飯を増やしたり、2回使って廃棄していた揚げ油をろかして、利用回数を増やしたりしてきたが、そうした努力も限界に達している」とのことです。

こうした西東京市の状況は恐らく、府中市の学校給食においても同じだろうと思います。私のブログでもお伝えしてきましたが、府中市も物価高騰をうけて給食費の高騰を抑えるために努力していることは伝えましたが、もう限界に達しているのではないでしょうか。同時に、現状では給食費の値上げをさせないために、どこかの段階で市が給食費の補助を行う決断が必要だと、私も思います。

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30 5月

府中市教育委員会から保護者あてに、小中学校における、マスク着用についての通達がでました(5月27日付)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。夏の暑さが到来している今日ですが、心配なのが小学校低学年のお子さんのマスク着用についての課題です。このブログでも再三、お伝えしてきましたが、府中市の教育委員会のHPによると、5月27日付で、「学校生活における児童・生徒等のマスクの着用の考え方について」との通知を、保護者あてに出しています。

それによると、『マスクの着用に関し、これから気温・湿度が高くなることから、熱中症のリスクも高くなることが懸念されます。また、マスクの着用の有無により児童・生徒が誹謗中傷を受けるようなことなどがないようにするなど、人権への配慮が求められます』として、具体的に下記の内容について、通知していますので紹介します。

★ 学校生活におけるマスクの着用が不要な場面
マスクを外す場合には、できるだけ人との十分な距離を保つ、近距離での会話を控えるようにするなどの配慮をすることが望ましいが、各学校では、熱中症も命に関わる危険があることを踏まえ、熱中症への対応を優先しています。特にこれから夏季を迎えるに当たり、学校生活においてマスクの着用が不要な場面の例を以下に示します。
① 熱中症のリスクが高い夏季における登下校時
②屋外の校庭に限らず、屋内の体育館・プール等を含め、体育の授業や運動会、部活動における運動時
③休み時間における運動遊びや、屋外での会話をほとんど行わない教育活動 等
※ なお、これらの場面でも、様々な理由からマスクの着用を希望する児童・生徒に対しては、熱中症対策を講じた上で適切な配慮をいたします。

★ マスクの着用の有無による偏見や差別の防止
これまでも、各学校では、新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見について、適切な行動がとれるよう児童・生徒へ指導しています。マスクの着用に関しても、次の点について、児童・生徒の発達の段階に応じて指導します。
①教室における授業などマスクの着用が求められる場面
病気や障害等、様々な事情からマスクを着用したくてもできない人がいること。そのため、マスクを外していることをもって、偏見や差別につながるような行為は許されるものではないこと。
②マスクの着用が不要な場面
感染症の不安等からマスクを着用している人に対し、偏見や差別が起きることがないようにすること。(以上、通知項目より)

参考資料

①学校生活におけるマスク着用に関する考えかたの通達 → 220527fuchu-kyoiku

②子どものマスク着用に関するリーフレット → 220527kyoiku

~だいたいにおいて、文科省通達の内容に沿ったものだと思います。またマスク着用に関して、偏見や差別の防止を明確にし、ホームページで周知徹底したことは前進面だと思います。今後は、この通達を各学校現場で徹底をさせなければなりません。私も引き続き、この問題で市民、保護者の方々のお声を学校現場に反映できるよう、努めたいと考えています。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

29 5月

府中市にも不登校児童、生徒が通学できる場を増やしてほしい(市民の方の声)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、私あてに不登校のお子さんを持つ保護者の方からメールをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

★フリースクールは民間のため高額、「けやき教室」を増やせないか

府中には不登校の子が通う適応指導教室「けやき教室」がありますが、学校からは「不登校」の定義に子供が当てはまっても、そのような場がある事は教えてくれません。手が足りないようで、言葉は悪いですが放置状態です。親が調べなければたどり着きません。訳あって不登校になった子は引きこもり、学業は遅れ、親子共に未来に不安を抱えてしまいます。

フリースクールは民間だから費用が高いんです。だから、けやき教室のような場所を増やしてほしいです。また、不登校でも参加出来るよう、オンライン授業や、配信授業の環境も作ってほしいです。文科省は通達しているのに、現場レベルではまだまだ追いついていない状態です。

「適応指導教室」というネーミングもおかしいと思います。不登校の原因は様々であり、学校側の対応やいじめる子側に問題がある場合だってあるのに、いかにも不登校の子供が「適応出来ず劣っている」という印象を与えます。わが子が不登校になり知った実情です。ご一考ください。(以上、市民の方の声より)

~府中市内には不登校の児童、生徒が300人超います。この人数は武蔵台小学校より多い人数になり、不登校の児童、生徒が学ぶをあらゆる形態で確保しなければなりません。私は特に人とひとのコミュニケーションを養える場が必要だと感じています。あまり堅く考えないで、子どもたちがいつでも自由に来れる場を、何か設定できないものか、全国の事例も研究して、ぜひ取り上げたいと考えています。~

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