15 10月

府中第十小学校の「学校公開」を見学・・1教室 42人のクラス環境では「3密」回避は困難、実施求められる30~35人学級

府中市議会議員(無所属) の ゆうきりょう です。今日(10月15日)、府中第十小学校の見学会に行ってきました。私の近所にある学校でまた以前、保護者の方から同小学校の状況についてお声(※)をいただいていたこともあり、一度授業の様子を伺いたいと思っていました。※府中市の府中第十小学校の教育環境の改善を求めたい・・早期に35名学級の実施を(市民からの要望より) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

★42人のクラスは教室一杯の「ぎゅうぎゅう」詰め状態

十小で一番児童数の多いクラスは、第4学年のクラスの42名とのことでその教室風景を見ましたが、教室一杯の「ぎゅうぎゅう」詰めの様子。あの状況下では、コロナ対策で指摘されている、「3密」の回避は困難であり、子どもたちにとっても「狭苦しい」環境が、気の毒に思います。2年生が35人程度の児童数でしたが、やはり35人程度であれば、教室内の光景も少しゆとりを感じます。

★国は25年度から35人学級を方針化、課題はマンモス校対策

国は公立小学校の学級人数の上限を2025年度から、現在の40人を35人に引き下げる法改正を行い、5年間かけて段階的に「35人学級」へ移行するとしています(ちなみに中学校は当面40人学級を維持するとのことです)。

一方でマンモス校にとっては学級編成や校舎の増改築など急を迫られる課題があります。府中市内でも有数のマンモス校とされる、府中第二小学校は児童数1000人を超す規模で、まだ数年間は微増の見通しです。こうした学校が、市内には複数校あります。府中市は今後30年以上かけてすべての学校の改築改修計画をすすめていますが、それにも影響を与えることでしょう。

★深刻な教員不足問題、教育を国づくりの根本戦略にするべき

あわせて不足している教員確保についても喫緊の課題です。教員の労働時間軽減、給与の引き上げなど待遇改善も待ったなしの課題です。文科省は部活動の指導については外部指導員の導入などで、教員の過重労働を減らしたい意向ですが、様々な報告書作成など事務作業を減らすことも、喫緊の課題です。より良い授業を子どもたちにしたいと願っている教員に、もっと時間を与えなければなりません。国もたとえば「教育国債」などを発行して、学校教育環境の改善に努めるべきでしょう。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

 

 

14 10月

府中市の小中学校でも読み書き障害の子どものためにも、デジタル教科書の推進を(保護者の方からの要望より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。将来的にデジタル教科書を推進する文部行政の流れもあり、複数の保護者の方からご要望をいただいております。そこで以下寄せられたお声を紹介させていただきます。

★教科書を撮影してipadに取り込み、拡大して編集

わが家には読み書き障害のこどもがいるため、教科書を撮影してipadに取り込み、拡大して編集し、ノートに貼り付けています。読み書き障害のひとつに、計算問題を書き写すことに通常の人の何倍も時間がかかり、計算問題を書き写す前にひどく疲れしてまうので、計算までたどり着くことができない問題があります。

そのため、計算ドリルもマス目付きのものに学校で変更をしてもらいました。ipadう使いまでは、全て親が手書きでノートに計算問題を移していました。数種類のアプリを問題ごとに使用して加工し、ノートテイクを工夫して学んでいます。この作業は一見楽そうに感じますが、私達読み書き障害のない人が計算問題を、ノートに「書く」ことより何倍もの時間がかかります。ドリル1ページノートに書き写すのに2,3時間かかりとても大変です。タイピングするほうが読み書き障害のある子どもたちにとっては楽なのです。

★デジタル教科書になって教科書の文字が拡大できれば読みやすい

デジタル教科書になって教科書の文字が拡大できれば読みやすいですし、文字入力機能を使用して、タイピングして教科書に書き込むことも可能です。そうすれば、大幅な時間短縮が見込めます。また、不登校もあるので、学んだところも、デジタル教科書で、オンライン上で先生が進んだところまでチェックしてくれると思います。いまは、ipadから学んだところ全てを印刷して学校に提出しています。撮影して、問題を書くところまでは親の作業としてipadで行っていますが、果てしない作業です。以前は全て手で書いておりました。

★真の合理的配慮のためにもデジタル教科書に統一し、親子の学びの時間の保障を

決められたマス目のノートでは、計算しにくい子どももいます。デジタルになったことで、好きなサイズに工夫して対応しています。府中市でもデジタル教科書に統一してくだされば、親子の学びの時間と手間、提出の時間短縮につながり、親の負担が何時間も減るのでたいへんありがたいです。この、状況を是非わかってほしいと思います。教育委員会では推奨している学びの方法ではないと言われました。読み書き障害そのものをよくご理解いただきたいとおもいます。障害者差別解消法と、みんなと同じに学ぶことができる唯一の方法であり、これが合理的配慮です。

そのような学び方でないと、学べない子どもがいることも是非知ってもらいたいです。デジタル教科書があれば、文字を拡大することができるほか、読み上げ機能を使用して教科書を読むことができると思います。読み書き障害が早期に発見できるような仕組みも市で取り組んでほしいと思います。よろしくお願いいたします。(保護者の方の声より)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

12 10月

ラジオフチューズ  FM府中「府中市議会議員 ゆうきりょう 市民の風」令和4年10月11日放送・・・小中学校のPTAのあり方について

ラジオフチューズ(FM府中 87.4MH) ゆうきりょう のラジオパーソナリティ番組「府中市議会議員 ゆうきりょうの 市民の風」、毎週火曜日 22時45分から6分間放送中、 毎週日曜日も再放送

※87.4MHzラジオフチューズは、音楽や全国のコミュニティFM放送局のポータルweb「Listen Radio」からインターネットで24時間いつでもお聴き頂けます!(聴取無料)

★パソコンでListenRadioからラジオフチューズを聴く方法

  1. Listen Radioに移動
  2. 「①全国のラジオ局」をクリック
  3. 「②関東」をクリック
  4. 「③ラジオフチューズ」をクリック
  5. 「④再生ボタン」をクリック

※ブラウザによっては、Flashplayerをブロックしている可能性があります。④の位置でFlashplayerを許可してください。

08 10月

府中市の小中学校のPTAの業務軽減を考える・・業務の外部委託も1つの方法

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日のブログ「府中市の小中学校のPTA役員を外部委託できるサービスを導入してほしい・」をご覧になった方の感想をいただきましたので、紹介させていただきます。

「加入にあたって任意の団体ではあるが、 ほぼ強制的に入れられ会費を支払う。 (役員を)やりたくないのに、くじ引きで強制的にやらされている方も。 お家の方と学校で、子どものために行う組織と考えると、 無理やりやらされている状態も問題だけれど、 外部委託をして本来の目的が正常に行われるのかも疑問です」。こうした市民の方からの声をいただきました。(以上、市民の方の感想)

★加入を義務付ける法的根拠はないが、戦後の教育改革の柱の1つであるPTA組織

PTAとは「各学校で組織された保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体で、児童・生徒はPTA会員ではありません。PTA自体は任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠はなく、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方です。歴史をひもとくと、戦前にもこうした性質の団体はありましたが、戦後1947年には、占領軍であるGHQが『日本教育制度改革に関する指令』を定め、PTAが日本の民主主義教育推進のために積極的な役割を果たすことを期待し、勧奨した」(Wikipediaより)歴史があり、今日まで続いてます。

★近畿日本ツーリストが、PTAの実務を引き受ける委託サービスを開始

前回ブログで紹介した保護者の方のお声にあるように、小中学校のPTAの役員になると任務が重くて、なり手がないというお話はよく伺います。インターネット上で検索すると、その役員を決める会議ではかなりの長時間拘束され、参加者からは悲痛な感想が掲載されているものもありました。

そこで民間企業もこのPTAの実務的な任務を軽減しようと、大手旅行会社「近畿日本ツーリスト」が、その実務任務を代行するサービスを始めるなど、民間企業が利益になると判断するほど、PTAの実務の任務が多いということなのでしょう。

私もこうした外部委託をするサービスを活用することも、有効ではないかと考えるものですが、恐らく結構な費用が発生すると思われます。一度、話を伺いたいと思います。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

06 10月

府中市の小中学校のPTA役員を外部委託できるサービスを導入してほしい・・忙しい両親はPTA役員の任務は困難(市民、保護者の方からの要望)

府中市の市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。現在、府中市の予算要望を募集していますが、市内に小学校にお子さんを通学させている保護者の方からご要望をいただいたので、以下紹介させていただきます。

★PTAの役員を外部委託できるサービスもある、ぜひこれを活用できないのか

 ゆうきさんのブログで学校の先生の負担軽減が課題となっていましたがが、それと同じくらい、PTAの負担軽減も喫緊の課題です。 そこで私は府中市においても、小中学校のPTAに、民間企業による外部委託サービスを導入して欲しいです。⇒  gtc.knt.co.jp/pta/  小中学校だけではなく、親が一番忙しい人が利用する保育園と学童クラブにも、PTAに似た組織である「父母会」がありますが、こうしたところにこそ外部委託が必要です。両親ともに 働く世帯がほとんどの世代なのですから。

★PTA役員推薦書には「フルタイムで日中勤務している人は難しい(務まらない)」と記載

先日も来年度のPTAの役員推薦書が各家庭に配布されました。私の子どもが通う小学校にも「PTA役員Q&A」が配られましたが、そのなかには「フルタイムで日中勤務している人は難しい(務まらない)」と案内にも書かれていたりします。それには「PTAの役員をやればクラス委員は免除」などと書かれています。任意参加の団体なのに、あたかも参加するのが当たりで、重い役目を負えば免除してあげるという視点で記載がされています。

★「PTA」のTは「teacher」、保護者も先生も幸せになる仕組みを

このような成り手がいないPTAの役員に対して、無理やり誰かを役員にするような仕組みが続くのなから、役員を外部委託した方が、みんながよほど幸せになれると思います。 しかしながら、父母からは自分たちの活動を自ら否定することになるため、このよう提案はなかなか主張できないと思います。 ぜひ教育委員会を経由して、先生たちから提案してもらうように、働きかけて欲しいものです。だいたい「PTA」のTは「teacher」なのです。(以上、市民の方からのご要望から)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで