23 2月

府中市議会で不登校特例校の開設予定にあたり、一般質問で要望提案しました②(令和5年第1回定例会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

私は令和5年府中市議会第1回定例会の一般質問で、不登校児童生徒に関して、保護者の方のお声をうけて質疑で要望提案しました。2回目の掲載です。以下数回にわけてブログでお知らせします。

★「けやき教室」にも通えない児童も参加できるよう、オンライン配信の授業を求めたい

「けやき教室」の授業の参加に関して、同教室に通うことができない児童でも参加できるように、オンライン授業や配信授業の環境整備を求めました。不登校児童生徒が、幼少期においてひとのコミュニケーション能力を養える場が、絶対に必要です。あまり堅く考えないで、子どもたちがいつでも自由に意思表示できる場を、何か設定できないものか、全国の事例も研究して、ぜひ府中市に要望提案しました。

1回目の市の答弁で「けやき教室の指導でのオンライン配信は、その性質上、適正でない」という内容でした。一方で不登校児童のお子さんをもつ保護者の方から、現実問題として「けやき教室」にも通えないお子さんもいるという、お声をいただきました。保護者の方からのお声のなかで、学校からは「不登校」の定義に自分の子供が当てはまっても、「けやき教室」のような場がある事は教えてくれません。親が調べなければたどり着きません』。

★インターネット上に学校を模した仮想空間での学校登校もできるようにして、コミュニケーション能力を養う場を

フリースクールは民間だから費用が高いので、「けやき教室」のような場所を増やしてほしいし、不登校でも参加出来るよう、オンライン授業や、配信授業の環境も作ってほしいという願いです。そこで提案ですが、都の教育委員会が不登校や日本語が不自由な外国人の子どもらの学習とコミュニケーションの場として、インターネット上に学校を模した仮想空間を設置したシステムを開発、新宿区が今月から実施すると、先日新聞報道で知りました。

この記事によると、「仮想空間の学校に、『登校』する仕組みで、例えば不登校の子どもらには『学習フロア』『共用フロア』の2つの仮想空間が用意され」「学習フロアには、机やホワイトボードがおかれた『教室』や、オンライン上にいる人たちがビデオ会議ツールやチヤットを通して対話できる交流スペースなどがある」。このシステムは都教委が民間事業者と連携し開発したそうで、「より多くの自治体に導入してもらいた」(担当者)。

★仮想空間による学校参加は、新宿区が実施、府中市でも実施を求めたい

すでに新宿区が昨年12月から今年の3月末までの事業期間で職員らが試験運用をスタート、1月16日から子どもらにログインしてもらう予定とあります。記事では同区が仮想空間に「招待」するのは、区の教育委員会が所管する「教育センター」に登録されている不登校の児童生徒が対象。「教育センターに登録されているものの、心理的は負担や教室への距離が遠いなどの問題で、センターにも通うことができない子どもらのために、『子供たちとつながる手段の1つに、オンラインの活用も考えていた』(センター担当)とのことです。新宿区ではこの4月から本格的に参加予定とのことです。ぜひ今回の新宿区の取り組みをぜひ府中市でも検討できないものかどうか、提案したいと思います。

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22 2月

府中市議会で不登校特例校の開設にあたって・・一般質問で要望、提案しました①(令和5年第1回定例会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

私は令和5年府中市議会第1回定例会の一般質問で、不登校児童生徒に関して、保護者の方のお声をうけて質疑で要望提案しました。以下数回にわけてブログでお知らせします。

★令和7年度に不登校特例校開設にあたり、保護者への情報周知の徹底を

令和7年度に教育委員会が「不登校特例校」を開設するにあたり、保護者の方がたは、詳細な情報を適時求めています。これは要望提案ですが、早い段階から、定期的に学校の刊行物で、一般の人に不登校特例校について知ってもらう周知を令和5年度から実施するとか、対象となる保護者の説明会を令和6年の春から開催していただき、入学前から小グループでディスカッションなどの保護者交流の場や、体験入学、見学会など、児童の交流の場もできれば提供してはどうでしょうか。そうすることで保護者の方々の見通しが立ち、進学への安心を感じることができるはずですので、ぜひ要望します。

★不登校特例校の中に保護者室の設置を、ネーミングについて

また他の自治体のケースですが、都内の世田谷区の不登校特例校では、保護者室があると言われています。児童の送迎の際に、保護者が待機している間にお話のできる場です。そんな場所も府中市で取り入れられてほしいです。また、不登校特例校には、キャリア教育などもぜひ取り入れてはどうかというご意見も伺いましたので、こうした保護者からの教育内容の要望などについても、広範に柔軟に聞いて取り入れていただけるよう、お願いします。

また不登校特例校のネーミングについて、検討するということでしたので、ぜひ保護者の方から共感をうるようなものを期待しています。

★府中市の不登校児童生徒に関する市のHPの情報発信について

府中市教育委員会のHP上での情報公開についてですが、府中市では、子どもの居場所や支援について、公の情報を探してもあまり見つけにくいという声があります。府中市が、「不登校特例校」の設置を決めたことは知っていますが、平成31年度版「府中市子どもの未来応援基本方針」で居場所作りについて言及されているものの、市のホームページのなかで、一元化された分かりやすい情報が無く、そうした情報が必要な保護者や子どもに届いていないのではないかと、感じています。ちなみに近隣の国分寺市、小金井市、国立市、立川市では、市として冊子を作ったりホームページで公開されたりしています。その辺、情報公開のあり方についても工夫をしていただきたいと要望します。(続く)

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17 2月

府中市の卒業式も児童生徒は「マスクなし」を基本にすべきでは‥東京都教育委員会が卒業式「マスクなし」基本を通達

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の産経新聞によると、東京都教育委員会は今春の卒業式で児童、生徒、教員はマスクを着用しないことを基本とする通知を、都内の教育委員会に通知したと報じています。ただ保護者、来賓は「着用」方針で、校歌斉唱なども、マスクを着用しても実施しないことを求めたと報じています。

★「文科省方針にそっているので理解を」(都教委)

記事によると「都教委が13日に出した通知では、卒業式について、児童、生徒と教職員は、検温や手指消毒をすれば入退場や式辞、卒業証書の授与の際など式典全体を通じ、マスクを外すことを基本とする」としたとあります。また記事では「校長が感染リスクが高いと判断した場合は、着用を求められるが、生徒の意向を尊重し、強制しないとした」とのことです。

また校歌斉唱や合唱は「準備に影響がでる」として行わないことにしているそうで、代替として歌唱入りの楽曲を会場に流すよう求めているとあります。記事のなかで都教委は「文科省の方針にそって通知をだしている。理解してほしい」とあります。

すでに欧米ではマスクをはずして日常生活を送るのが普通になっており、わが国でもそろそろマスクをはずして生活するのが通常にするべきだと、私は考えています。また幼少期にマスクをつけた状態でいることは、成長、発育にとっても不都合が生じるのではないかということもあるのではないでしょうか。

ぜひこの機会に、マスクなしの学校生活に戻ることを期待したいものです。

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17 2月

府中市が「不登校特例校」を25年度開設にむけ予算化(令和5年度府中市予算の焦点②)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今日(2月16日)の読売新聞多摩版に、府中市が25年に開設予定で不登校の中学生を対象にした特別教育課程を編成する「不登校特例校」の予算化について掲載しています。

★不登校特例校の場所は清水が丘にある、旧高齢者在宅サービスセンター

記事では「市内の不登校児童生徒数は21年度末で小学生が192人、中学生が322人で、コロナ禍の影響もあり増加傾向が続いている」とし、「学校復帰を含めた社会的自立が課題となる中学生を対象とした特例校を新たに設ける」としています。記事にもありますが、既存の中学校の分教室として位置付け、1学年10人程度を見込み、基礎学習の定着、地域や近隣大学との連携した体験活動を図るとしています。

場所については、京王線東府中駅南側にある、旧高齢者在宅サービスセンターの建物を全面改修、5階に特例校の教室、6階に体育や音楽活動で使用するホールを予定。整備費は新年度予算案に約6億1500万円を計上しています。

私もこの第1回定例会では不登校児童生徒の課題について質疑を予定しています。不登校特例校の開設に関する課題をはじめ、インターネット、タブレット端末を活用した学校への参加の要望提案などする予定です。この記事の最後に教育委員会担当者の声にもありますが、不登校の理由が多様化している今日、子どもの特性にあわせた支援をしていきたい」というコメントがありますが、私も同感です。今後も一人でも多くの不登校児童生徒さんが、学校に行ける環境を求めていきます。

 

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14 2月

府中市議会の一般質問で、小中学校の不登校児童生徒の課題など取り上げます(令和5年度第1回定例会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

令和5年度の府中市議会第1回定例会が2月17日から開会、20日から22日まで本会議場で一般質問が行われます。私は20日(月)に7番目で登壇する予定です。今回は府中基地跡地留保地活用の課題と、教育関係の質疑を取り上げます。

教育関係では主に不登校児童生徒の課題について、以下の質疑を取り上げます。保護者の方からご要望のあった課題もあり、議会の答弁を保護者の方々に役立つように今後も教育委員会に働きかけていきたいと思っています。

(1)文部科学省は昨年「ギフテッド」の子どもの英才教育をする学習の場の提供について、全国の自治体に提言しました。府中市教育委員会においては、この国の方針をうけて今後、具体化する考えについて。

(2)「けやき教室」の授業の参加に関して、同教室に通うことができない児童でも参加できるように、オンライン授業や配信授業の環境整備を求めますが、市の考えについて。

(3)不登校児童生徒に対し、「メンタルフレンド」として活動してくれる大学生のボランティアの方々がいます。不登校児童生徒の保護者の方々ともつながり、研修を受講され、子どもたちのサポート活動をされていくという話を、保護者の方からも伺いました。そこで府中市教育委員会として、学生ボランティアの「メンタルフレンド」活動についてどのように考えているか、また行政として「メンタルフレンド」活動に対する、サポートのあり方などについて、市の考えについて。

(4)令和7年度に開校予定の不登校特例校について、その開校以前における保護者への情報提供に関する、教育委員会の方針と予定について。

(5)「不登校特例校」というネーミングについて、違和感を覚えるという保護者の方からの声も伺います。そこでこのネーミングについて、教育委員会として別の名称などを検討する考えについて。

(6)府中市のHPにおいて、不登校児童生徒の居場所や支援策に関して、市のホームページのなかで、一元化された分かりやすい情報を求める声があります。現状の情報発信の対応と今後の教育委員会の方針について。

(7)令和4年度第2回定例会で、「発達障害児の教育機会の充実を求める」陳情が議会において、賛成多数で可決されましたが、教育委員会としてこの陳情の現状における取り扱いと今後の具体化について。

(8)女子児童生徒の校内健康診断のあり方について

女子児童生徒の校内健康診断について、各地で保護者、児童生徒らが上半身脱衣での健診見直しを求める声があがっています。以前、女児児童生徒の健診について、市内の中学校にお子さんを通学させている保護者の方から、同様の相談をいただいたことがあります。そこで教育委員会は、女子児童生徒の上半身脱衣健診の見直しを求めますが、市の考えについて。

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp