03 8月

府中市 子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」に見学に伺ってきました(その2)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市から委託をうけて、子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」の見学をさせていただきました(8月1日付ブログ)が、同施設の運営と課題について、以下掲載させていただきます。

★府中市内には、15の施設で子育てひろば事業を実施・・そのうちの1つである「ブックントイ」とは

府中市内で子育てひろば事業を、市から委託で実施されている、NPO法人「ブックントイ」(片町2-23-6)に見学に行ってきました。

府中市には子育てひろば事業を実施している箇所が15施設があり、「ブックントイ」はそのなかの1つです。民家をリフォームして借用、実施している施設で、同施設の理事長である新田千里さんに話を伺ったところ、年間延べ4000人の利用者が訪れているとのことです。

※ブックントイのHP⇒ 府中市 子育てひろば | NPO法人ブックントイ Book&toy  木のおもちゃの遊びのスペース | 東京都 (bookntoyyoyaku.wixsite.com)

このブックントイは、①対象は0歳~3歳の未就園児とその保護者、②費用は無料、③利用方法は事前予約で実施しているとのことです。またブックントイでは通年的にイベントなどを開催しているそうで、①理学療法士によるスキンシップ体操、②管理栄養士による「離乳食講座&相談会」、③ブックントイ出張ひろばも実施し、毎月3回、四谷公開堂にて出張ひろばを開催しているとのことです。

★もともとは近所にある「すみれクリニック」の医院長先生が私費を投じて開設

この子育てひろば「ブックントイ」はもともと、近くにある小児科「すみれクリニック」の医院長先生であった、篠崎昌子さんが私費を投じて開設した施設だそうです。現在でも、「すみれクリニック」と連携をとって、事前に医師が診察を行い、おこさんの育ちを診たうえで、理学療法士の方が相談も実施しているそうです。これを「運動相談」と呼ぶそうで、①開催日は毎月第一と第三木曜日(原則)、時間は午前9時30分~12時まで、費用は無料。

この「ブックントイ」の施設では1階がこども保護者がともに過ごせる場として、おもちゃ、絵本などがあります。2階はレンタルスペースとなっていて、ランチ会や子育てに関する各種講座、ワークショップなどの用途で利用できるそうです。

★市内の南西部地域に子育てひろばが少ない

「ブックントイ」の施設運営については、①東京都からの補助金あり、また市独自の加算金もある、②保護者から運動相談を実施、市独自に補助金の加算あり、③相談内容・・スキンケア、アレルギーなどいろいろだそうです。

また「ブックントイ」の運営責任者である、新田さんからの要望としては、

①市内の南西部地域(四谷、日新町、西府町)には、子育てひろばが少ない(公立保育所内にある施設のみ)とのことなので、出張形式の子育てひろばを運営しやすいようにしてほしいこと。

②なかでも「西府文化センター」をキッズセンターとして借用させてほしい。

③また空き家を気軽に、キッズセンターとして活用させてほしい。この点では、町会の会館を借りるのは案外大変だそうで、現状は四谷公開堂を利用させてもらっているそうです。

④市はもっと民間に子育て広場事業を委託してほしい。企業との協力もしてほしい。

⑤また駅の近くにもっと子育てひろばを増やしてほしい、常設でなくてもいいので移動型でいいので増やしてほしい。(保護者からのニーズが多い)

★常設型でなく移動型の子育て広場を増やしてほしい

私が「ブックントイ」を見学させていただいた時も、複数人の保護者と1歳未満ぐらいのお子さんが来ていましたが、絵本の読み聞かせを施設の方がされているなど、保護者の交流の場としても有意義な施設と感じました。こうした子育てひろばを今後も市内に増やしていくこと、それも常設でなくてもいいので、移動型の子育て広場を増やすことに、行政は力をいれてほしい」「そのためにも民間への委託をもっと増やしてくれれば、さらに需要を満たせる」との要望を、新田さんからも伺いました。私もぜひ市議会の一般質問で取り上げたいと思っています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

02 8月

府中市 東京都が独自の「認証学童クラブ(放課後児童クラブ)制度」の創設を検討へ(朝日新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞多摩版に小学生の学童クラブ(放課後児童クラブ)について、都が独自の認証制度の創設にむけて乗り出しているとの記事があります。

★「小1の壁」を打開するために、都が独自の認証学童クラブを検討

記事では「国の基準とは別に、都独自の新たな運営基準を設けて認証を行う」とし、有識者による専門家会議を開催したそうです。同記事によると、「都内の学童保育は1958ヶ所(23年5月)、登録児童数が13万2648人、空きを待つ「待機児童」は15年から3000人以上が続いているそうです。「預け先や勤務時間が見つからずに退職や勤務時間の短縮を余儀なくされる『小1の壁』」と呼ばれているとし、「都は(学童クラブの)サービスの質や多様性を高めたうえで、都独自の認証制度を創設、今年度当初予算に1億円をもうけた」としています。

★国基準を超えて運営されている現場の学童クラブ運営

また都によると保育の質の課題について、学童保育は厚労省が作成した基準を参考に、各自治体が定員などを条例で定めるが、国基準の順守は義務ではないそうで、国が「1支援単位(クラス)を、おおむね40人以下」の適正規模基準にしているが、実際はそれ以上の大規模化している学童クラブが増えている可能性があることも、懸念されているそうです。

こうした状況をうけて、都は今後、子どもや保護者、自治体からアンケート調査ななどを行い、この秋ごろをめどに制度案をまとめるとしています。

★都が「認証学童クラブ制度」創設に向けて検討する主な課題について(以上、朝日の記事より)

①子どもにとって適切な支援環境とはどのようなものか

②保護者の多様な働き方やニーズにどう対応するのか

③職員の増配置や処遇改善、人材確保をどう進めるのか

④民間サービスの提供体制や整備することをどのように考えるのか

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても小学校4年生以上の児童の、学童クラブ待機児童数が課題になっており、私も以前この点について、市長あてに予算要望をしたので、以下、掲載します。

●府中市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●府中市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(市の回答より)

現状、学童クラブの待機児童への市の対応については、この答弁にある通りです。府中では小学校4年生以上の児童が、学童クラブへの入室が厳しい状況のようです。政府も緊急対策など実施していますが、今後は都の認証制度なども活用して、小学4年生以上の待機児童数解消を図らねばなりません。今後も市議会で取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

01 8月

府中市 子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」に見学に伺ってきました(その1)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★府中市の子育てひろば事業とは

府中市では、子育て支援のために「子育てひろば事業」を実施しています。市のHPでは①府中市内の公立、私立保育園や商店街の空き店舗などで、子育て中の親同士の交流や親子のふれあいの場を提供することを目的としています。また子育てに関する相談も受け付けています。②対象は、小学校就学前のお子さんとその保護者の方、利用は無料です。

★東京都も子育て広場事業を支援

東京都においても、1,子育てひろば(地域子育て支援拠点)への支援策を実施しています。都のHPによると「子育てひろば(地域子育て支援拠点)は、0~3歳を中心とした乳幼児とその保護者が、一緒に遊んで過ごせる場所です。ぜひお気軽に近くのひろばをのぞいてみてください」。

2,子育てひろば(地域子育て支援拠点)でできること・・①親子が遊び、交流できる場があります。室内に遊具があったり、たくさんのおもちゃや絵本があったり、お子さんが安全に遊べる環境が整っています。また、同じような年齢のお子さんを持つ方が集まっていますので、子育て仲間を見つけることもできます。

②子育て相談ができます。子育ての悩みや育児についての相談など、子育てひろばの職員にお気軽に相談してください。

③子育てに関するいろいろな情報があります。地域の子育て支援情報や子育てグループの情報などを発信しています。

④子育てに関する講座を行っています。「離乳食について」「ふれあいあそび」など、子育てに関する講座を行っています。(※実施内容や開催頻度は子育てひろばにより異なります。)~以上、東京都のHPより~

★府中市内には、15の施設でこそだて広場事業を実施・・そのうちの1つである「ブックントイ」とは

そこで先日私は、府中市内で子育てひろば事業を、市から委託で実施されている、NPO法人「ブックントイ」(片町2-23-6)に見学に行ってきました。

府中市には子育てひろば事業を実施している箇所が15施設があり、「ブックントイ」はそのなかの1つです。民家をリフォームして借用、実施している施設で、同施設の理事長である新田千里さんに話を伺ったところ、年間延べ4000人の利用者が訪れているとのことです。

※ブックントイのHP⇒ 府中市 子育てひろば | NPO法人ブックントイ Book&toy  木のおもちゃの遊びのスペース | 東京都 (bookntoyyoyaku.wixsite.com)

このブックントイは、①対象は0歳~3歳の未就園児とその保護者、②費用は無料、③利用方法は事前予約で実施しているとのことです。またブックントイでは通年的にイベントなどを開催しているそうで、①理学療法士によるスキンシップ体操、②管理栄養士による「離乳食講座&相談会」、③ブックントイ出張ひろばも実施し、毎月3回、四谷公開堂にて出張ひろばを開催しているとのことです。

★もともとは近所にある「すみれクリニック」の医院長先生が私費を投じて開設

この子育てひろば「ブックントイ」はもともと、近くにある小児科「すみれクリニック」の医院長先生であった、篠崎昌子さんが私費を投じて開設した施設だそうです。現在でも、「すみれクリニック」と連携をとって、事前に医師が診察を行い、おこさんの育ちを診たうえで、理学療法士の方が相談も実施しているそうです。これを「運動相談」と呼ぶそうで、①開催日は毎月第一と第三木曜日(原則)、時間は午前9時30分~12時まで、費用は無料。

この「ブックントイ」の施設では1階がこども保護者がともに過ごせる場として、おもちゃ、絵本などがあります。2階はレンタルスペースとなっていて、ランチ会や子育てに関する各種講座、ワークショップなどの用途で利用できるそうです。(次回のブログへ続く)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

24 7月

府中市 夏休み中の学童クラブにおける昼食提供の課題について・・横浜市が1食200円で昼食提供サービス実施へ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★横浜市が1食200円で学童クラブでも昼食提供サービス

夏休み中における学童クラブでの昼食提供について、保護者の方から多数ご要望をいただきますが、先日のNHKニュースによると、横浜市は、夏休み中の保護者の負担を軽減するために、学童保育を利用する児童に有料(1食200円)で昼食を提供する取り組みを22日から始めたと報じています。
同ニュースでは「横浜市では、仕事と子育ての両立に悩むいわゆる『小1の壁』対策につなげたい」とのことです。

ニュースではこの件について、「この取り組みは、横浜市が市内全域の学童保育や放課後キッズクラブで7月22日から始め、神奈川区にある施設では、昼前になると希望したおよそ60人の児童に一斉に弁当が配られました」と報じています。

★「夏休みに入ると弁当を作らないといけないのは、小1の壁の代表例だ」(横浜市の山中市長)

ニュースによると小学5年生の女の子は「みんなで同じごはんを食べるのが楽しいです。家から弁当を持ってくるのは重かったし、親も“弁当をつくらなくていいから楽だ”と喜んでいました」。また横浜市では、保護者や子どもの反応をふまえて、来年度以降も取り組みを継続したいとしています。「視察に訪れた山中竹春市長は『夏休みに入ると弁当をつくらないといけないのは、小1の壁の代表例だ。春休みや冬休みも昼食を提供できるよう検討を進めたい』と話していました」と報じています。

★府中市は夏休み中の学童クラブでの昼食提供に後ろ向き答弁

以前ですが、市民の方からのお声を掲載させていただきます。

『府中市の学童の夏休み中のお弁当提供について色々調べたところ、ゆうきさんのブログを拝見いたしました。私自身も学童クラブに子どもをあずける身として、長期の休みなどの学童弁当の負担は身に染みて感じております。府中市としてこの問題に足してどう取り組んでいくのか、教えていただける範囲でいいので知りたいと思いご連絡しました。よろしくお願いいたします』。(市民の方の声より)

★「他自治体の動向も見て調査研究したい」(令和4年9月議会における市の答弁)

私は9月議会(令和4年)の決算委員会でもこの課題で質疑をしましたが、この時の市答弁は「近隣の市では、父母会が昼食提供を実施している自治体もあり、そうした自治体の動向も注視しながら、調査研究したい」などの答弁がありました。しかしながら「市ではできないから父母会が実施していただければ」という発想は、『市政の在り方』として果たしてそれで良いのかと思わざるをえません。

★昼食提供の課題は何か

この学童クラブでの夏休み中の昼食提供の課題について、実施している自治体の担当の方に伺ったところ、給食センターで準備する際には、夏休み中なのでトラック(配食輸送)の確保が1つあると。また学童クラブの施設は狭いので、学校の教室を使用できるように学校側と調整する必要があると。仕事内容について、現場の指導員にはそれほどの仕事量の増加にはつながらないと話しています。(給食の準備作業については、児童たちは日頃から慣れている)

今後も粘り強く府中市にも要望したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

22 7月

府中市 学童クラブ待機児童数が増加 ・・政府は24年度までに124万人の受け皿を用意

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★都市部を中心に「小1の壁」・・共働き世帯にとって学童クラブはインフラ的存在

学童クラブの待機児童数がとくに首都圏で増加していますが、先日の日経ネットニュースでもこの件について伝えています。記事では「こども家庭庁は19日、小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)に希望しても入れなかった児童が5月時点で1万8462人だったと発表した。2023年同月から2186人増加し、5年ぶりに過去最多を更新した。都市部を中心に学童保育に入れない『小1の壁』はなお深刻な状況にある」と報じています。

この記事によると、24年に利用登録している子どもの数は151万5205人で、前年に比べ5万7821人増加、待機児童数と同様に過去最高を更新したとのことです。また記事では「学童保育に入れなかった子どもはコロナ禍で減少した時期はあるが、調査を始めた02年以降、おおむね増加傾向にある」として、働きながら子育てする家庭にとっては、生活面でも経済面においても重要な課題であると伝えています。

また政府は2024年度末までに152万人分の受け皿を整備し、学童クラブの待機児童のゼロを目指すとし、調査は速報値で、12月下旬をめどに確報値の公表を予定しているそうです。

★こども家庭庁が学童クラブの待機児童数の解消策を実施へ

また以前、東京新聞にこども家庭庁が「放課後児童クラブ(学童クラブ)」の今年5月1日時点の待機児童数が、全国で1万6276人と発表し、そのうち東京、埼玉、千葉の3都県で計6632人と4割を占めているとのことです。記事では「(こども家庭庁は)都市部への人口流入で増える児童数に整備が追い付かないためで、同庁は校内の空き教室の積極活用や補助拡充などの対策をしめした」と伝えています。

記事のなかでこども家庭庁は「年度初めや夏休みはニーズが高い一方、その後は減るとみられ、待機児童が多い3都県でも同じ傾向があった」とのことです。こうした状況をふまえ、こども家庭庁と文科省は、12月25日に「放課後児童対策パッケージ」で、年間200日以上開所する施設が対象の国の現行の補助金について、夏休みだけ開所する施設などへの支援のあり方を検討すると明記、24年度、25年度にも補助制度の強化対策を進めたいとのことです。

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても小学校4年生以上の児童の、学童クラブ待機児童数が課題になっています。この点について、私も以前、対市要望をしたので、以下、掲載します。

●市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(市の回答より)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで