06 8月

府中市 夏休み中の学童クラブ(放課後児童クラブ)でも「給食」を・・都内の自治体に広がる動き(東京新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の東京新聞多摩版に東京の自治体で学童クラブ(放課後児童クラブ)の夏休み中に「給食」提供が広がっていることを伝えています。

★武蔵村山市では日によって家庭で作った弁当か、給食(業者の弁当)かを選択できる

記事では武蔵村山市の学童クラブの様子について伝え、同市では今夏から、学校の長期休暇中に市内の全学童クラブでの昼食提供を本格開始したとのことです。「保護者から『休みになる途端に弁当作りで一手間が増える』などの悩みが寄せられていた」とあります。「利用者は複数の業者から選ぶことができ、注文が最も多い『立川給食』の日替わり弁当は1回420円」、日によって家庭で作った弁当か給食を選べるそうです。ちなみに武蔵村山市では約800人が児童クラブに通い、約300人がこのサービスを利用しているそうです。

記事によると他の自治体でもこうした取り組みが広がっているそうで、羽村市練馬区でも実施がスタートしたそうです。記事のなかで武蔵村山市の担当者は「家事の負担を減らすことで子どもに向き合える時間をつくるなど、家庭の余裕を増やしてもらえれば」と話しているそうです。

★府中市でも学童クラブでの昼食提供をもとめて一般質問をしています

私は昨年(11月29日)の府中市議会一般質問で、複数の保護者の方がたから要望があった、夏休み中の学童クラブでの昼食提供について、取り上げました。以下、質疑における私の主張を掲載します。

★市ではできないから父母会が実施していただければ」という発想は、『市政の在り方』として、果たしてそれで良いのか?!

この課題については、私も22年9月の府中市議会決算委員会で、夏休み中の学童クラブでの昼食提供の質疑と要望しました。

この質疑での市の担当者の答弁で、「近隣の市では、父母会が昼食提供を実施している自治体もあり、そうした自治体の動向も注視しながら、調査研究したい」などの答弁でした。しかしながら「市ではできないから父母会が実施していただければ」という発想は、『市政の在り方』として、果たしてそれで良いのかと思わざるをえません。

★「夏休み明けの児童のなかで、欠食の状態で2学期からの登校をむかえることが、大変心苦しかった」(八王子市の担当者の声)

この課題を考えるために、近隣でこの施策を実施している自治体の担当者に話を伺いました。この自治体でも保護者からの要望が多数で寄せられていたとのことです。その担当の方が言われていたことで印象に残ったのは、「夏休み明けの児童のなかで、欠食の状態で2学期からの登校をむかえることが、大変心苦しく、こうしたことを避けたかった」という話をされたのがとても印象に残りました。

★昼食提供の課題は何か

この学童クラブでの夏休み中の昼食提供の課題について、実施している自治体の担当の方に伺ったところ、給食センターで準備する際には、夏休み中なのでトラック(配食輸送)の確保が1つあるそうです。また学童クラブの施設は狭いので、学校の教室を使用できるように学校側と調整する必要があると。仕事内容について、現場の指導員にはそれほどの仕事量の増加にはつながらないと話しています。(給食の準備作業については、児童たちは日頃から慣れている)

★他市では、学童クラブの昼食のメニューを、1食250円程度、注文は1ヶ月半前にとる、キャンセルの場合、お金は返金はなし、前納制で実施

この自治体では昼食のメニューについては、1食250円程度、注文は1ヶ月半前にとる、キャンセルの場合、お金は返金はなし。前納制で実施しているそうです。担当の方は「出勤前のあわただしい時間帯にお弁当を作る保護者の負担を減らすほか、暑さで弁当が傷みやすいなどの心配を取り除く狙いがある」とも話されていました。この際、私はぜひ学校給食センターでの調理による昼食、または配食サービスの提供を、夏休み中の学童クラブの児童たちにぜひ要望します。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

05 8月

府中市 こども家庭庁が、学童クラブ(放課後児童クラブ)の登録条件を厳格化へ・・待機児童数解消を図る狙い

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★学童クラブへの入所条件の厳格化で、待機児童数の解消を図る狙い

今朝の読売新聞一面で、こども家庭庁は来年度にも、共働き家庭などの小学生を預かる「放課後児童クラブ」(学童保育)の登録条件を厳しくする方針を固めたと報じています。記事では「学童保育の6割は、登録者の2割以上に利用実態がないという調査結果もある。『週3日以上の利用』など条件を厳格化することで、待機児童はほぼ解消される見込み」とのことです。またこの記事によれば現在、学童保育では登録者を利用者として計算し、今年5月時点の利用者は、151万5205人に達した。待機児童は過去最多の1万8462人に上っているそうです。

★入所条件の登録厳格化を図る背景・・待機児童数が予想外に増えすぎたことが理由

記事によると、国の実態調査(2020年度)では、ほぼ未利用の登録者が定員の2割以上だった施設が、全体の6割を占めていたほか、夏休みだけのために登録している例もあり、連日利用したい人が待機児童になる事態が生じていたとのことです。「同庁は早ければ来年度から、こうした登録制限を全国に広げる。これにより、都市部などを除き、待機児童のほとんどは、受け入れが可能になるとみている」としています。

また解説記事によると、今回の学童保育の登録制限に乗り出す背景として、「利用希望者の増加が想定を大きく上回り、待機児童を解消できる見込みが立たなくなったため」と分析。「同庁は元々、定員を今年度末までに152万人に増やすことで、待機児童を解消できると見込んでいた。ところがコロナ禍が終わり、5月時点での利用者は151万人余りで、待機児童も約1万8000人に上る」とし、制度を適正化し、利用が必要な人に枠が行き渡るようにするため、同庁は登録時に「週3日以上の利用」といった条件を設けることを想定、自治体がこうした対応を取らない場合は、補助金を一部出さないことも検討」し、「自治体が制度を円滑に運用するためにも、同庁は具体的な対応方法を検討し、示していく必要がある」と記事では結んでいます。

★国の24年度予算では待機児童数の受け皿拡大を図ったが

こども家庭庁と文科省は、共働きなどの小学生が利用する、放課後児童クラブ(学童クラブ)の待機児童解消のために、2026年度をめどに152万人分の受け皿を確保する策を、24年度予算で計上しています(朝日新聞23年12月26日付)。

★。開設場所について「学校内のプレハブ施設の整備」「家庭教室などの特別教室の利用、学校外スペースの確保」を

朝日の記事によると、学童クラブの待機児童数は1万6276人(23年5月現在)となり、なかでも都市部の待機児童数が全体の4割を占めているそうです。記事によると、国は23年度末までに152万人分の受け皿を整備するとしたが、計画通りに進まないことから、「開設場所の確保、人材確保、適切な利用調整」の3点を重点的に進めるとしています。開設場所については「学校内のプレハブ施設の整備」「家庭教室などの特別教室の利用、学校外スペースの確保」などをあげています。

また学童クラブで勤務する職員確保策が急務として、「来年度からは、常勤職員を2人以上配置した場合お補助制度を新設できるよう予算案に盛り込む」とあり、定員に余裕のある学童保育への送迎支援も予算措置をしているとしています。

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても、とくに小学校4年生以上の児童の学童クラブ待機児童数が課題になっています。この点について、私も以前、対市要望をしたので、以下、掲載します。

●府中市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(市の回答より)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

03 8月

府中市 子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」に見学に伺ってきました(その2)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市から委託をうけて、子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」の見学をさせていただきました(8月1日付ブログ)が、同施設の運営と課題について、以下掲載させていただきます。

★府中市内には、15の施設で子育てひろば事業を実施・・そのうちの1つである「ブックントイ」とは

府中市内で子育てひろば事業を、市から委託で実施されている、NPO法人「ブックントイ」(片町2-23-6)に見学に行ってきました。

府中市には子育てひろば事業を実施している箇所が15施設があり、「ブックントイ」はそのなかの1つです。民家をリフォームして借用、実施している施設で、同施設の理事長である新田千里さんに話を伺ったところ、年間延べ4000人の利用者が訪れているとのことです。

※ブックントイのHP⇒ 府中市 子育てひろば | NPO法人ブックントイ Book&toy  木のおもちゃの遊びのスペース | 東京都 (bookntoyyoyaku.wixsite.com)

このブックントイは、①対象は0歳~3歳の未就園児とその保護者、②費用は無料、③利用方法は事前予約で実施しているとのことです。またブックントイでは通年的にイベントなどを開催しているそうで、①理学療法士によるスキンシップ体操、②管理栄養士による「離乳食講座&相談会」、③ブックントイ出張ひろばも実施し、毎月3回、四谷公開堂にて出張ひろばを開催しているとのことです。

★もともとは近所にある「すみれクリニック」の医院長先生が私費を投じて開設

この子育てひろば「ブックントイ」はもともと、近くにある小児科「すみれクリニック」の医院長先生であった、篠崎昌子さんが私費を投じて開設した施設だそうです。現在でも、「すみれクリニック」と連携をとって、事前に医師が診察を行い、おこさんの育ちを診たうえで、理学療法士の方が相談も実施しているそうです。これを「運動相談」と呼ぶそうで、①開催日は毎月第一と第三木曜日(原則)、時間は午前9時30分~12時まで、費用は無料。

この「ブックントイ」の施設では1階がこども保護者がともに過ごせる場として、おもちゃ、絵本などがあります。2階はレンタルスペースとなっていて、ランチ会や子育てに関する各種講座、ワークショップなどの用途で利用できるそうです。

★市内の南西部地域に子育てひろばが少ない

「ブックントイ」の施設運営については、①東京都からの補助金あり、また市独自の加算金もある、②保護者から運動相談を実施、市独自に補助金の加算あり、③相談内容・・スキンケア、アレルギーなどいろいろだそうです。

また「ブックントイ」の運営責任者である、新田さんからの要望としては、

①市内の南西部地域(四谷、日新町、西府町)には、子育てひろばが少ない(公立保育所内にある施設のみ)とのことなので、出張形式の子育てひろばを運営しやすいようにしてほしいこと。

②なかでも「西府文化センター」をキッズセンターとして借用させてほしい。

③また空き家を気軽に、キッズセンターとして活用させてほしい。この点では、町会の会館を借りるのは案外大変だそうで、現状は四谷公開堂を利用させてもらっているそうです。

④市はもっと民間に子育て広場事業を委託してほしい。企業との協力もしてほしい。

⑤また駅の近くにもっと子育てひろばを増やしてほしい、常設でなくてもいいので移動型でいいので増やしてほしい。(保護者からのニーズが多い)

★常設型でなく移動型の子育て広場を増やしてほしい

私が「ブックントイ」を見学させていただいた時も、複数人の保護者と1歳未満ぐらいのお子さんが来ていましたが、絵本の読み聞かせを施設の方がされているなど、保護者の交流の場としても有意義な施設と感じました。こうした子育てひろばを今後も市内に増やしていくこと、それも常設でなくてもいいので、移動型の子育て広場を増やすことに、行政は力をいれてほしい」「そのためにも民間への委託をもっと増やしてくれれば、さらに需要を満たせる」との要望を、新田さんからも伺いました。私もぜひ市議会の一般質問で取り上げたいと思っています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

02 8月

府中市 東京都が独自の「認証学童クラブ(放課後児童クラブ)制度」の創設を検討へ(朝日新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞多摩版に小学生の学童クラブ(放課後児童クラブ)について、都が独自の認証制度の創設にむけて乗り出しているとの記事があります。

★「小1の壁」を打開するために、都が独自の認証学童クラブを検討

記事では「国の基準とは別に、都独自の新たな運営基準を設けて認証を行う」とし、有識者による専門家会議を開催したそうです。同記事によると、「都内の学童保育は1958ヶ所(23年5月)、登録児童数が13万2648人、空きを待つ「待機児童」は15年から3000人以上が続いているそうです。「預け先や勤務時間が見つからずに退職や勤務時間の短縮を余儀なくされる『小1の壁』」と呼ばれているとし、「都は(学童クラブの)サービスの質や多様性を高めたうえで、都独自の認証制度を創設、今年度当初予算に1億円をもうけた」としています。

★国基準を超えて運営されている現場の学童クラブ運営

また都によると保育の質の課題について、学童保育は厚労省が作成した基準を参考に、各自治体が定員などを条例で定めるが、国基準の順守は義務ではないそうで、国が「1支援単位(クラス)を、おおむね40人以下」の適正規模基準にしているが、実際はそれ以上の大規模化している学童クラブが増えている可能性があることも、懸念されているそうです。

こうした状況をうけて、都は今後、子どもや保護者、自治体からアンケート調査ななどを行い、この秋ごろをめどに制度案をまとめるとしています。

★都が「認証学童クラブ制度」創設に向けて検討する主な課題について(以上、朝日の記事より)

①子どもにとって適切な支援環境とはどのようなものか

②保護者の多様な働き方やニーズにどう対応するのか

③職員の増配置や処遇改善、人材確保をどう進めるのか

④民間サービスの提供体制や整備することをどのように考えるのか

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても小学校4年生以上の児童の、学童クラブ待機児童数が課題になっており、私も以前この点について、市長あてに予算要望をしたので、以下、掲載します。

●府中市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●府中市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(市の回答より)

現状、学童クラブの待機児童への市の対応については、この答弁にある通りです。府中では小学校4年生以上の児童が、学童クラブへの入室が厳しい状況のようです。政府も緊急対策など実施していますが、今後は都の認証制度なども活用して、小学4年生以上の待機児童数解消を図らねばなりません。今後も市議会で取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

01 8月

府中市 子育てひろば事業を実施している「ブックントイ」に見学に伺ってきました(その1)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★府中市の子育てひろば事業とは

府中市では、子育て支援のために「子育てひろば事業」を実施しています。市のHPでは①府中市内の公立、私立保育園や商店街の空き店舗などで、子育て中の親同士の交流や親子のふれあいの場を提供することを目的としています。また子育てに関する相談も受け付けています。②対象は、小学校就学前のお子さんとその保護者の方、利用は無料です。

★東京都も子育て広場事業を支援

東京都においても、1,子育てひろば(地域子育て支援拠点)への支援策を実施しています。都のHPによると「子育てひろば(地域子育て支援拠点)は、0~3歳を中心とした乳幼児とその保護者が、一緒に遊んで過ごせる場所です。ぜひお気軽に近くのひろばをのぞいてみてください」。

2,子育てひろば(地域子育て支援拠点)でできること・・①親子が遊び、交流できる場があります。室内に遊具があったり、たくさんのおもちゃや絵本があったり、お子さんが安全に遊べる環境が整っています。また、同じような年齢のお子さんを持つ方が集まっていますので、子育て仲間を見つけることもできます。

②子育て相談ができます。子育ての悩みや育児についての相談など、子育てひろばの職員にお気軽に相談してください。

③子育てに関するいろいろな情報があります。地域の子育て支援情報や子育てグループの情報などを発信しています。

④子育てに関する講座を行っています。「離乳食について」「ふれあいあそび」など、子育てに関する講座を行っています。(※実施内容や開催頻度は子育てひろばにより異なります。)~以上、東京都のHPより~

★府中市内には、15の施設でこそだて広場事業を実施・・そのうちの1つである「ブックントイ」とは

そこで先日私は、府中市内で子育てひろば事業を、市から委託で実施されている、NPO法人「ブックントイ」(片町2-23-6)に見学に行ってきました。

府中市には子育てひろば事業を実施している箇所が15施設があり、「ブックントイ」はそのなかの1つです。民家をリフォームして借用、実施している施設で、同施設の理事長である新田千里さんに話を伺ったところ、年間延べ4000人の利用者が訪れているとのことです。

※ブックントイのHP⇒ 府中市 子育てひろば | NPO法人ブックントイ Book&toy  木のおもちゃの遊びのスペース | 東京都 (bookntoyyoyaku.wixsite.com)

このブックントイは、①対象は0歳~3歳の未就園児とその保護者、②費用は無料、③利用方法は事前予約で実施しているとのことです。またブックントイでは通年的にイベントなどを開催しているそうで、①理学療法士によるスキンシップ体操、②管理栄養士による「離乳食講座&相談会」、③ブックントイ出張ひろばも実施し、毎月3回、四谷公開堂にて出張ひろばを開催しているとのことです。

★もともとは近所にある「すみれクリニック」の医院長先生が私費を投じて開設

この子育てひろば「ブックントイ」はもともと、近くにある小児科「すみれクリニック」の医院長先生であった、篠崎昌子さんが私費を投じて開設した施設だそうです。現在でも、「すみれクリニック」と連携をとって、事前に医師が診察を行い、おこさんの育ちを診たうえで、理学療法士の方が相談も実施しているそうです。これを「運動相談」と呼ぶそうで、①開催日は毎月第一と第三木曜日(原則)、時間は午前9時30分~12時まで、費用は無料。

この「ブックントイ」の施設では1階がこども保護者がともに過ごせる場として、おもちゃ、絵本などがあります。2階はレンタルスペースとなっていて、ランチ会や子育てに関する各種講座、ワークショップなどの用途で利用できるそうです。(次回のブログへ続く)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで