府中市 放課後児童クラブ(学童クラブ)における、夏休み中の弁当注文サービスを求めたい・・三鷹市の例を参考に
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
夏休みなど長期休暇中の、放課後児童クラブによる昼食提供の要望が、保護者の方がたから寄せられています。これまでもこの課題について、一般質問などで複数回取り上げてきましたが、こども家庭庁においても昨年7月、「放課後児童クラブの 長期休業期間等における 食事提供事例集」を発行、また各自治体あてに「放課後児童クラブにおける食事提供について」との事務連絡文章を発出、その指針を示しました。また近年、多摩地域の自治体においても実施する動きが広がっており、近隣では、武蔵野市、三鷹市、国立市、小平市、八王子市、小金井市、西東京市などで実施(試行実施含む)されています。
私もこの間、一般質問、予決算委員会でもこの課題について質疑、要望してきました。
●府中市の答弁(令和4年12月議会)・・・「今後、仮に本市の学童クラブで、夏休み期間中に昼食を提供する場合は、外部の配食サービス等の活用が想定されるところですが、実施に当たっては、業者選定のほか、発注や費用徴収などの一連の事務的な対応をはじめ、配達後の個数管理や食後の残渣等処理、また、アレルギー対応や食品衛生管理など、児童の安全管理と職員の負担増といった諸課題が数多く表出することが分かり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況と考えております」。「現状の運営体制では難しい状況と考えております」というのが、市の見解です。
私は、この課題について一番の壁は人手の数だと思っています。放課後児童クラブの各現場も、職員が手いっぱいの体制でやっているので、さらにこの業務も加わるとなると、これは対応できないというのが現状ではないでしょうか。
★弁当の注文と集金は保護者と弁当配食業者が直接行う(三鷹市)
そこで、先日、近隣の三鷹市が今年度から、このサービスは始めたということで、市の担当者に伺ったところ、同市では①市は保護者に弁当業者を紹介する(弁当は1食500円前後)、②弁当の注文と代金のやり取りは、保護者と弁当業者で直接行ってもらう、③市は保護者に対して「市は弁当のアレルギー対応はしていない」ことを伝えている、④弁当の配食について、保護者の立ち合いなど、はしておらず、配食は職員と子どもたちが行う。現状、放課後児童クラブの現場職員からは、業務の負担に対する声をないそうです。
私は9月議会の一般質問でこの課題について取り上げる予定ですが、ぜひ府中市においても三鷹市の放課後児童クラブのやり方を参考にした、夏休み(長期休み)の弁当昼食サービスの提供、また、配食にかかる人手確保を確保する場合において、その財源について、子ども子育て応援基金を財源にした、やり方を提案したいと思っています。(府中市議 ゆうきりょう)
※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで