府中市の保育士の問題は大丈夫か・・男性保育士取り消し「性犯罪」16人(読売)
府中市議会議員の 結城りょう です。
今朝(6月30日)の読売新聞社会面に、「2018年度までの5年間で都道府県から登録を取り消された男性保育士22人のうち、理由が開示された16人はいずれも性犯罪であった」と報じられています。「共働き世帯の増加で保育需要が高まるなか、男性保育士の数は増えている」。
記事にもありますが、男性保育士は10年前の倍、約7万8000人にのぼっています。記事にもありますが、性犯罪のケースでは、秋田県で勤務先の保育施設で女児2人の下半身を触るなどのわいせつ行為、宮城県では勤務先の保育園で女児10人の下着を脱がせるなどが挙げられています。また加害者が被害者の幼児に口止めしていたとも報じています。「本来は子供を守る存在であるはずの保育士が、職務上の立場を悪用して、わいせつ行為におよぶケースが、各地で相次いでいる」とあります。一方でこうした事件を起こした保育士でも「刑の終了後2年で再登録できる制度」があるとのことです。たとえば千葉市では「男性保育士活動躍進プラン」という方針もあり、「市内すべての公立保育所で女児の着替えや排せつを男性保育士にも担当させる」と記事にはあります。
実は私も2~3年ほど前に府中市内の保育所の保育士が、この記事にあるような疑いをもたれた保育士のケースについて相談をされたことがあります。その後、市の保育支援課と当該の保育所、保育士、保護者との間で話し合いがもたれ、保育士の方が自主退職されたというケースがありました。
当時、この保育士の問題については、当時の市議会予算委員会でも取り上げた記憶がありますが、引き続き注視していきたいと思います。