13 9月

府中市の保育所は台風接近の場合、休園にすべきか・・厚労所が「拠点園」方式を通知

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

今日(9月12日)の朝日新聞多摩版に、台風が接近した際に保育所は開園するのかという点について、都内の自治体が検討を本格化していると報道しています。

 

 

記事では中央区の動きについて「8月末、認可保育園の利用者に『災害時(風水害)における保育園などの災害について』との文章を送り、主要交通機関の計画運休の予定が発表された場合、また午前6時時点で区内か近畿5区で特別警報が発令されている場合などは臨時休園とする」としています。記事では、昨年の台風の際、区内の保育所で働く保育士さんは前夜から近くのホテルに宿泊することを余儀なくされたことなどをあげています。また厚労省も「今年7月、自治体向けに災害時の臨時休園の判断基準を定めるよう、事務連絡も通知」しているとのことです。

 

 

他にも町田市では保育所向けの災害ガイドラインを改定し、同様の措置をとることを決めています。一方で記事では「保育園が休園できる明確な規定がなく、現実にも警察、消防、ライフライン関係など災害時こそ休みにくい職業もある。コロナ禍でも多くの区市が休園としながらも、実際は限定開園した」とあります。「そのため厚労省は事務連絡で、非常時でも開園する園を定めて事前に登録した園児を、特定の園に集める『拠点園方式』を例示する」としています。

 

 

最近では大型台風が当たり前のように直撃することが多くになりましたが、「保育園も休むことがある」というい認識が広がることは時代の流れではないでしょうか。厚労省方針にもある拠点園方式について、府中市でも検討すべきではないでしょうか。ぜひ取り上げたいと思います。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

03 9月

府中市では新型コロナ対策として4月1日以降に出産予定の妊産婦に子ども商品券(1万円)を配布しています(9月府中市議会一般質問)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

先日(9月1日)の市議会一般質問で、妊産婦、高齢者などの方々に対する新型コロナ対策の支援策として、このブログ(8月20日付)でも紹介した青梅市のような施策(外出が不安な高齢者、障害者、妊産婦の買い物代行サービスとして、「代行料金の大半を市が負担し、サービス利用者は300円払えば市の委託業者に買い物を頼める」)について、府中市においても検討するよう質疑で求めました。

 

 

 

この答弁のなかで市は「妊娠届けの出産予定日が令和2年4月1日以降の方に、子ども商品券5000円分、ベビー防災セットを支給している」とし、さらに「令和2年5月1日現在で妊娠中、またはその後に妊娠した方で令和3年3月31日までに看護職との面談を受けた方を対象に、子ども商品券10000円分を支給しています」との答弁がありました。

 

 

私のところにも市民の方から要望がよせられているものの1つに「4月1日以降に生まれる子供にも特別定額給付金がもらえないか」という声があります。隣の稲城市など、多摩地区のいくつかの市では10万円を給付していますが、府中市の場合、1万円の商品券を支給しているということになります。稲城市などは国からのコロナ対策の臨時創生金を活用してこうした制度を実現させていますが、府中市の場合は他の施策に交付金を活用している関係で、10万円支給は実現していません。引き続き他市の先進例をもとに、要望してまいります。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

27 8月

府中市が9月補正予算で保育所、幼稚園、学童クラブ、小中学校に新型コロナ感染症対策予算を計上します

府中市議会議員の  結城りょう です。

 

府中市は9月議会において、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、10事業、2億2546万の補正を計上しています。そのなかで要望の多かった、保育所、学校での感染防止策に予算を追加しています。

 

私立認可保育所に6千万程度、公立保育所に1200万程度で感染防止策に必要な物品購入の経費補助をしています。また学童クラブには1300万程度を、私立幼稚園には1660万程度、小中学校には6100万程度の補正を計上しています。

いずれも消毒液、非接触型体温計購入、手回し式蛇口の一部をバーハンドル式などに交換するものなどを予定しています。

 

また防災資材などの経費についても予算を1000万程度を計上、避難所における新型コロナ感染対策として避難所用の備蓄品の購入を予定。感染の疑いのある人用の室内用テント、避難所運営用フェイスシールド、ハンドソープ、トイレ用サンダルなどの備品を予定しています。

 

こうした補正による施策は、私も会派として、また他会派からも多数要望が提出されていたものです。9月議会は決算特別委員会もありますので、市民のみなさんのご要望をうけて、これら補正の中身とあわせて今後の対策についても質疑で質したいと思います。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

25 8月

府中市でも介護、保育職員らに必要な時に無料PCR検査を(世田谷区が独自に実施)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

今朝(8月25日)の東京新聞1面に、世田谷区が新型コロナウイルス感染拡大防止策として、「区の介護職員や保育園、幼稚園の職員ら計23000人を対象に無料でPCR検査を実施するとし、同時に特別養護老人ホームなどの施設入所予定の高齢者も検査の対象とする」としています。

 

 

記事では世田谷区の保坂展人区長は、ニューヨーク州では集団への大量検査で効果をあげていることを指摘、「コロナで亡くなる人には医療や介護などの施設内感染者が多い。症状がない人を(症状が)深刻になる前にピックアップして、クラスター化や地域への拡大を防ぐ効果がある」と語っています。また記事では世田谷区では、「一般区民向けの検査も拡充する。症状がある人や濃厚接触者へのPCR検査を現在の1日最大約300件から600件へ倍増させる」との方針と伝えています。

 

 

「世田谷モデル」ともいわれる、同区のPCR検査の実施について、今注目が集まっています。多額の費用を要すると思われますが、ひとつの自治体でも「その気」になればできることを、世田谷区の事例でわかるのではないでしょうか。市民の方々からの要望で、保育所や介護現場で働く方々からの要望、声が届いていますが、まさに現場は命がけの思いで、日々仕事をしています。行政の「決断」と「実行」が市民に安心を与えるのではないでしょうか。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

22 8月

府中市でも妊婦向け無料PCR検査を・・町田市が補正予算で実施

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

 

今朝(8月22日)の読売新聞多摩版に町田市が補正予算組んで、国の母子保健衛生費補助金を活用して、妊婦向けの無料PCR検査を実施するとの記事が掲載されています。

 

 

記事では「市保健所によると、出産を間近に控えた原則妊娠37週から39週の妊婦が対象」とし、「市内に住民登録がある人以外に、出産で里帰り中の妊婦の方にも対象」とのことです。「かかりつけ医と相談し、本人が希望する場合、症状がなくてもPCR検査を受けられる体制を整備する」としています。これにより市は約600人の利用を見込んでいるとし、事業費1173万円を予算計上しているとのことです。

 

 

こうした施策は府中市でも安心して出産をしたいという願いをかなえるためにも、ぜひ国の補助金を活用してやるように求めたいと思います。またこの9月議会には市から新型コロナ関連で再度、補正予算が上程されると聞いていますので、注目したいと思います。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp