府中市が夏休み中の放課後児童クラブ(学童クラブ)の、弁当注文サービスに「実施体制に向け検討」と答弁・・府中市議 ゆうきりょう一般質問
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
今日の府中市議会の一般質問で、この間、議会で取り上げていた夏休み中における放課後児童クラブ(学童クラブ)のでの、弁当注文サービスの実施について、再度取り上げ、市は「実施に向けて検討」との答弁がありましたので、以下掲載します。
★今回の答弁では「現状実施は困難」との表現はなくなった
●府中市1回目の答弁⇒ 市では、夏休み期間中、昼食の時間帯に学童クラブを利用する児童に対し、各自で昼食を持参することをお願いしておりますが、 仮に、夏休み期間中に昼食を提供する場合には、外部の配食サービス等の活用を想定するところです。実施に当たっては、業者選定のほか、配達後の個数管理やアレルギー対応など、現状の運営体制では職員の負担増や、児童の安全管理に係る課題が多くあるものと捉えております。
●ゆうきりょう質問⇒ 令和4年第4回定例会の一般質問でも、この課題について質疑、要望をしました。当時の答弁では「今後、仮に本市の学童クラブで、夏休み期間中に昼食を提供する場合は、外部の配食サービス等の活用が想定されるところです」「その実施に当たっては、業者選定のほか、発注や費用徴収などの一連の事務的な対応をはじめ、配達後の個数管理や食後の残渣等処理、また、アレルギー対応や食品衛生管理など、児童の安全管理と職員の負担増といった諸課題が数多く表出することが分かり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況と考えております」との答弁でしたが。今日の答弁は、前回の答弁内容と比較して、「現状の運営体制では難しい状況と考えております」という表現は今回、なくなりました。
★弁当について、「保護者が業者に直接注文、支払いも直接やり取りなら、市の負担もかからない」と提案
●ゆうきりょう主張⇒ この問題で、一番の壁は人手の数だと思います。放課後児童クラブの職員も手いっぱいの体制でやっているので、さらにこの業務も加わるとなると、これはお手上げだと、これが現状だと思います。
そこで、隣の三鷹市が今年度から、このサービスは始めたのですが、市の担当者に伺ったところ、①市は保護者に弁当業者を紹介する(弁当は1食500円前後)、②弁当の注文と代金のやり取りは、保護者と弁当業者で直接行ってもらう、③市は保護者に対して「市は弁当のアレルギー対応はしていない」ことを伝えている、④弁当の配食について、保護者の立ち合いなど、はしておらず、配食は職員と子どもたちが行う。現状、放課後児童クラブの現場職員からは、業務の負担に対する声をないそうです。
●ゆうきりょう再質問⇒ 三鷹市の放課後児童クラブのやり方を参考にした、夏休み(長期休み)の弁当昼食サービスの提供、および、配食にかかる人手確保を確保する場合において、その財源について、子ども子育て応援基金を財源にした、やり方を提案しますが、市の考えを伺います。
●府中市2回目の答弁⇒ 学童クラブでの夏休み等長期休暇中の昼食提供において、保護者と昼食提供事業者とが直接契約し、注文や集金を行う仕組みについては、三鷹市をはじめ、複数自治体の事例を把握しており、現場で働く学童クラブ指導員の負担を過度に増やすことのない、有効な手法の一つであると評価しております。
市においても、当該昼食提供に対する保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を行い、実施体制等について検討してまいります。
~上記のように、府中市は三鷹市のケースを参考にして、夏休み中の放課後児童クラブにおける、弁当注文サービスの実施にむけて検討するとの答弁でした。恐らく、来年度の予算でそれが具体化されるものと、推察できます。今後も実現にむけて、注視していきたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで