02 9月

府中市が夏休み中の放課後児童クラブ(学童クラブ)の、弁当注文サービスに「実施体制に向け検討」と答弁・・府中市議 ゆうきりょう一般質問

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今日の府中市議会の一般質問で、この間、議会で取り上げていた夏休み中における放課後児童クラブ(学童クラブ)のでの、弁当注文サービスの実施について、再度取り上げ、市は「実施に向けて検討」との答弁がありましたので、以下掲載します。

★今回の答弁では「現状実施は困難」との表現はなくなった

●府中市1回目の答弁⇒ 市では、夏休み期間中、昼食の時間帯に学童クラブを利用する児童に対し、各自で昼食を持参することをお願いしておりますが、 仮に、夏休み期間中に昼食を提供する場合には、外部の配食サービス等の活用を想定するところです。実施に当たっては、業者選定のほか、配達後の個数管理やアレルギー対応など、現状の運営体制では職員の負担増や、児童の安全管理に係る課題が多くあるものと捉えております。

●ゆうきりょう質問⇒ 令和4年第4回定例会の一般質問でも、この課題について質疑、要望をしました。当時の答弁では「今後、仮に本市の学童クラブで、夏休み期間中に昼食を提供する場合は、外部の配食サービス等の活用が想定されるところです」「その実施に当たっては、業者選定のほか、発注や費用徴収などの一連の事務的な対応をはじめ、配達後の個数管理や食後の残渣等処理、また、アレルギー対応や食品衛生管理など、児童の安全管理と職員の負担増といった諸課題が数多く表出することが分かり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況と考えております」との答弁でしたが。今日の答弁は、前回の答弁内容と比較して、「現状の運営体制では難しい状況と考えております」という表現は今回、なくなりました。

★弁当について、「保護者が業者に直接注文、支払いも直接やり取りなら、市の負担もかからない」と提案

●ゆうきりょう主張⇒ この問題で、一番の壁は人手の数だと思います。放課後児童クラブの職員も手いっぱいの体制でやっているので、さらにこの業務も加わるとなると、これはお手上げだと、これが現状だと思います。

そこで、隣の三鷹市が今年度から、このサービスは始めたのですが、市の担当者に伺ったところ、①市は保護者に弁当業者を紹介する(弁当は1食500円前後)、②弁当の注文と代金のやり取りは、保護者と弁当業者で直接行ってもらう、③市は保護者に対して「市は弁当のアレルギー対応はしていない」ことを伝えている、④弁当の配食について、保護者の立ち合いなど、はしておらず、配食は職員と子どもたちが行う。現状、放課後児童クラブの現場職員からは、業務の負担に対する声をないそうです。

●ゆうきりょう再質問⇒ 三鷹市の放課後児童クラブのやり方を参考にした、夏休み(長期休み)の弁当昼食サービスの提供、および、配食にかかる人手確保を確保する場合において、その財源について、子ども子育て応援基金を財源にした、やり方を提案しますが、市の考えを伺います。

●府中市2回目の答弁⇒ 学童クラブでの夏休み等長期休暇中の昼食提供において、保護者と昼食提供事業者とが直接契約し、注文や集金を行う仕組みについては、三鷹市をはじめ、複数自治体の事例を把握しており、現場で働く学童クラブ指導員の負担を過度に増やすことのない、有効な手法の一つであると評価しております。

市においても、当該昼食提供に対する保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を行い、実施体制等について検討してまいります。

~上記のように、府中市は三鷹市のケースを参考にして、夏休み中の放課後児童クラブにおける、弁当注文サービスの実施にむけて検討するとの答弁でした。恐らく、来年度の予算でそれが具体化されるものと、推察できます。今後も実現にむけて、注視していきたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

29 8月

府中市議会 ゆうきりょう 一般質問 ①サポートルームの運用改善、②学校の水泳授業・指導のあり方、③不適切教育について、④学童クラブでの夏休みの弁当注文の要望を取り上げます

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

明日(8月30日)から約1ヶ月間の予定で、府中市議会第三回定例会が開催されます。私の一般質問は9月2日(月)の午前中を予定、4件の質疑をする予定です。ネット中継もありますので、ぜひご覧ください。

1, 小中学校サポートルームの運用と改善について

府中市の小中学校には、「不登校の兆候が現れた児童、生徒に対して、居場所を提供することで、早期の教室復帰につなげ、新たな不登校を出さない、未然防止を図るという目的のもと、不登校の児童・生徒に対し、登校への不安な気持ちを和らげ、不登校の状況を徐々に改善、学校復帰を図るという目的」(令和5年第4回定例会、市の答弁より)から、すべての小中学校にサポートルームが設置されました。一方で各学校の現場においては、教育委員会の方針通りに運営されていない学校も多数あると伺っています。そこで令和5年第4回定例会における一般質問に対する、教育委員会の答弁もふまえて、1回目3点伺います。

(1)教育委員会として、サポートルームの活用、運用について、各学校へどのような方針と指導をしているのか伺います。

(2)サポートルームの運用改善について、サポートルームを使用する児童、生徒への支援を図るために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携の重要性について、その具体的対応策の現状について伺います。

(3)学校経営支援事業費の中身、用途について伺います。

2,小中学校における水泳授業のあり方について

朝日新聞(8月4日付)社会面に「全国の小中学校における、夏休み中の水泳指導がなくなっている」との見出しで記事がありました。「背景には異常な暑さや教員の働き方改革がある」と分析する一方で、「専門家は『水の事故が増えるなか、学校での授業は今後も必要』との意見もある」と報じています。府中市内の小中学校の水泳授業についても、保護者の方々から複数ご意見を伺うなかで、従来実施してきた水泳授業のあり方について、その再検討する時期がきているのではないかとの問題認識から、1回目2点伺います。

(1)小中学校における水泳授業の目的について伺います。

(2)小中学校の水泳授業、水泳指導の実施状況について伺います。

3, 学校教員による不適切指導に対する、市教育委員会の指導のあり方について

文科省は2022年に教員向けの手引書『生徒指導提要』を改定し、その具体的な事例もあげて「不登校や自殺のきっかけになるとして、『決して許されない』としています。一方で、今年に入ってからも、都外の公立小・中学校において不適切指導に関する報道を目にします。

(1)不適切指導を行った教員に対する、市教育委員会の指導方針について伺います

4,放課後児童クラブの長期休暇中における、昼食弁当注文サービスの実施を求めたい

夏休みなど長期休暇中の、放課後児童クラブによる昼食提供の要望が、保護者の方がたから寄せられています。これまでもこの課題について、一般質問などで複数回取り上げてきましたが、こども家庭庁においても昨年7月、「放課後児童クラブの 長期休業期間等における 食事提供事例集」を発行、また各自治体あてに「放課後児童クラブにおける食事提供について」との事務連絡文書を発出、その指針を示しました。また近年、多摩地域の自治体においても実施する動きが広がっており、府中市においてもぜひ制度の導入を求めて以下伺います。

(1)府中市の放課後児童クラブにおける、夏休み中の昼食弁当サービスの提供に関する市の考えについて伺います。あわせてそのサービス実施のネックになっているものは何か伺います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

 

 

28 8月

府中市 民設民営の学童クラブ(放課後児童クラブ)への補助制度の創設を・・保護者の多様なニーズに応える学童サービスの提供を

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

現在府中市内には、市が運営する学童クラブ(放課後児童クラブ)が、●施設あります。また民間が運営する放課後児童クラブが4ヶ所あります。

★保護者の多様な学童ニーズに応える、民間の学童クラブ

近年、多摩地域の自治体においても、民間が運営する学童クラブ(民設民営)に対する運営補助を制度化するところがあります。武蔵野市、小平市、狛江市、東大和市などです。小平市は「放課後児童健全育成事業の要件等を満たす民設民営学童クラブを運営している事業者に対し、市が運営費、開設費準備費の補助を行う」(市のHPより)。ちなみに補助対象事業者は公募された中から、市が選定するそうです。

またインターネットには、民設民営学童クラブには、次のようなメリットがあるとしています(内容はAI生成による解説)。

①独自のサービス・活動

民設民営学童クラブでは、市の補助金を受けて、民間事業者が独自のサービスや活動を提供しています。たとえば、19時以降の延長保育、送迎、食事の提供、習い事などです。

②教育プログラムが充実

民設民営学童クラブでは、教育プログラムが充実していることが多く、習い事としての機能をあわせもっている施設も増えています。

③預かり時間が長い

民設民営学童クラブは、終了時間が20時以降が多く、預かり時間が長い傾向にあります。フルタイムで働いている保護者の方も、安心して預けられるメリットがあります。

④送迎サービス

民設民営学童クラブでは、ほとんどが指定の小学校から学童まで送迎サービスを用意していますので、基本的に保護者の方が学童まで送迎する必要はありません。

⑤民設民営学童クラブの利用料金は、公設学童クラブと同程度の料金(月額10,000円:おやつ代込み)となっていますが、独自のサービスについては別途料金が必要となります。
★府中市でも民間学童クラブの運営費の補助制度を
 この府中市内においても、小学4年生以上の学童クラブの待機児度数の増加が指摘されていますが、今後、府中市においても民間の放課後児童クラブへの補助金を設けて、保護者からの多様なニーズに応える学童サービスの提供も必要ではないでしょうか。その利用料金については少し費用がかかりますが、経済的にお子さんを預けることができる世帯であれば、民間学童クラブへの需要、とくに市街地周辺、府中駅近辺に住む子育て世帯からの需要は、大いに見込めるのではないでしょうか。ぜひこの課題について、一度、議会でも取り上げたいと思っています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

25 8月

府中市 「夏休みの壁」夏休み中の学童クラブ(放課後児童クラブ)の運営に、空き家、空き部屋の活用を

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★桑名市(三重県)が夏休み期間中に商業施設の空き部屋を活用し、夏休み限定の学童クラブを開設

先日のインターネットニュースで、夏休みの期間中、三重県の桑名市が商業施設の空き店舗を活用し、学童保育を実施しているとのニュースが配信されていました。同ニュースによると、桑名市では、13年前から、夏休み中の小学生をあずかる学童保育事業を実施し、市内4か所で開設しているそうです。ニュースでは、「このうち、市内の大型商業施設では、ことし初めて空き店舗のスペースを活用して、学童保育を行い、お盆を除く、平日午前8時から午後6時まで約80人を預かっている」とのことです。

★夏休みの壁を超える、官民協働の取り組みを
また8月21日には、学童保育を運営する社会福祉法人が、子どもたちに理科への興味を持ってもらおうと、実験のイベントを開催したそうです。「2年生の男子児童は「広くて走り回ることができて楽しいです。勉強も苦手だけど頑張っています。夏休み中に友だちと会えてうれしいです」(同ニュースより)。
ニュースによると、自治体から委託を受けて三重県内に7つの市町で学童保育所を運営している、日の本福祉会の福士英実理事長は「夏休みは親が仕事で学校が休みになると行き場がなくなってしまう。学童保育の場所を確保するのも難しいのでこの場所を提供してもらえてありがたい」とコメントされています。

「夏休みの壁」と言われるように、共働き世帯にとって、小学生のお子さんをもつご家庭にとって、夏休み中における子どもの世話は厳しいものがあります。それだけにその需要は多いものと推察できますが、自治体が民間や福祉法人などに対して、空き家、空き室を斡旋して、期間限定の学童保育(放課後児童クラブ)の開設を支援するなどは、大変ニーズがあるのではないでしょうか。

あわせて学童クラブでの夏休み中における、弁当注文サービスも実施できれば、保護者の方はさらに喜ぶことでしょう。ぜひこうした施策について、研究して議会でも提案したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

24 8月

府中市 不登校児童生徒対策・・こども家庭庁が来年度から新たな支援員を自治体に配置方針

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先NHKインターネットニュースで、こども家庭庁が新たに、専門の支援員を自治体に配置し、子どもや保護者のニーズに応じて地域の関係機関につなげるなどの支援に取り組む方針との報道がありました。

★こども家庭庁が来年度、先行的に20の自治体で取り組む

 同ニュースによると、国の令和4年度の調査では、「小中学校で不登校のおよそ30万人の子どものうち4割程度は学校や地域の支援機関ともつながりが持てず、相談なども受けられていない状況」と伝えています。こうした状況を受けて、こども家庭庁では、「来年度から新たに専門の支援員を自治体に配置し、学校だけでなく地域全体で不登校の子どもを支援する事業に取り組む」とのことです。

★支援員がこどもとNPO,民間、医療機関とをつなぐ役割に

また「支援員となる人は、これまでに不登校の子どもの支援にあたった経験がある心理や福祉の専門家などが想定される」そうで、同ニュースでは、「支援員は子どもや保護者のニーズを聞き取った上で、地域のNPOなどの民間施設や医療機関などにつなぎ、学校とつながりが持てなくても、地域の中で切れ目なく支援する役割を果たすことが期待されている」としています。ちなみに、こども家庭庁は来年度、先行的に20の自治体で取り組みを始める方針で、関連する費用として2億6000万円を来年度予算案の概算要求に計上するそうです。

★先進的な岐阜県飛騨市の取り組み・・学校に作業療法士を配置

ちなみに岐阜県の飛騨市では、各学校に作業療法士を配置していることで、話題を集めています。中日新聞ネットニュース(6月24日付)では、「(岐阜県飛騨市では)心と体のリハビリを専門にする作業療法士の部屋を学校内に設け、子どもの学習のつまずきや悩みに寄り添う全国初の取り組みが、岐阜県飛騨市で進んでいる」。「市内全小中学校を定期訪問し、個性に合った学びやコミュニケーションを提案。発達に特性があっても自立して生きる力を育む。生きづらさを抱えたまま成長させないための教育は『飛騨モデル』として、専門家や支援団体の注目を集めている」と伝えています。

※飛騨市の学校作業療法士の取り組みについての動画⇒ 今すぐバトンを受け取ってください!!〜日本ではじめて「学校作業療法室」ができたよ〜飛騨モデルを全国へ広めていきませんか? (youtube.com)

~今後はこども家庭庁のこうした施策をぜひ府中市でも活用して、学校現場において子どもたちの障害者教育の向上に役立ててほしいものです。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで