04 10月

府中市内の幼稚園児の送迎バスの安全装置対策を・・国が緊急対策を実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先月、静岡県の牧之原市における、認定こども園のバスに置き去りにされた幼児(3歳)の女児が亡くなった事件をうけて、政府は送迎に使用される園のバスに安全装置を取り付けることを、義務付けする方針を決めたと、マスコミで報じられました。

★全国の幼稚園など、約1万6千施設を対象に安全装置を導入へ

朝日新聞の記事ではこれについて「全国の認定こども園、幼稚園、保育所が対象となり、認可外保育園も含めて約1万6千施設を対象」とするとのことです。すでに関係省庁で調整し、10月中に緊急対策としてまとめ省令改正し、早期に義務化するとしています。また「ヒューマンエラーを防ぐための安全管理マニュアルも併用」とのことです。また記事のなかで小倉こども政策担当大臣は「小学校低学年や障害のある子どもがいる学校を送迎するバスへの導入について、『機械的に判断せず、学校判断で設置する場合に、国としてどう支援できるか検討する必要がある』」とのことです。

こうした政府の方針決定をうけて、府中市内の幼児対象の園バスにも、同様の安全装置の取り付けと、指導周知がされると思います。幼稚園などでは現場の人手不足も背景にあるようですが、それによって幼い子供がバスに取り残されて亡くなるような事態を許してはなりません。この問題についても、予算要望で提出したいと考えています。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

 

15 9月

府中市での学童クラブでも夏休み中の昼食提供を求めたい(令和4年府中市議会9月議会決算委員会質疑)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今日(9月15日)、府中市議会決算委員会で、私は夏休み中の学童クラブでの昼食提供の質疑と要望しました。この夏休み中の学童クラブでの昼食提供については、私あてにも複数のお声をいただいています。

★「学童クラブ父母会での対応もご検討いただければ」(市の答弁)

質疑のなかで市の担当者の答弁は、「(学童クラブで昼食提供について)、金銭や発注の管理、残飯処理や食物アレルギーへの配慮などの対応が必要となり、公設の学童クラブでは、こうした課題に対応するための職員数や学童クラブの館内スペースが確保できない状況」などを理由に、現状では実施できないという答弁でした。一方で「保護者の方から多数ご要望もいただいております」との答弁があり、「近隣の市では、父母会が昼食提供を実施している自治体もあり、そうした自治体の動向も注視しながら、調査研究したい」、「学童クラブ父母会での対応もご検討いただければと考えています」。

★八王子市が市内すべての学童クラブで夏休み中の低額有料の昼食を提供へ

また質疑のなかで私は、八王子市が市内の学童クラブでの昼食提供を始めており、同市は学校給食センターで調理した食事を提供していること、また今後市内すべての学童クラブで実施予定であることなども伝えました。 ※府中市の学童保育で夏休み中でも、給食を提供してほしい・・八王子市の一部の学童クラブが学校給食提供へ ⇒ 府中市の学童保育で夏休み中でも、給食を提供してほしい・・八王子市の一部の学童クラブが学校給食提供へ – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

★国立市でも実施を提供へ

ちなみに隣の国立市では、長期休暇中の学童保育所への給食提供について、保護者の負担軽減を目的として、食事提供を検討しているそうです。⇒ https://www.city.kunitachi.tokyo.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/60/1-5_gakudo.pdf

「他市がやっていないからやらない」「市ではできないから父母会が実施すればという提案は、『市政の在り方』として、それで良いのかというレベルの問題のように感じています」(市民の方の声)。こうしたお声は、全く最なご意見ではないでしょうか。私はこの要望については、あらためて府中市長あての要望書で、また12月議会の一般質問でも取り上げたいと考えています。

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
25 8月

府中市が0歳~18歳の子どもがいる世帯に、1人あたり1万円の臨時特別給付金を支給、11月から口座振り込み開始・・9月議会補正予算で計上(読売)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(8月25日)の読売新聞多摩版に、府中市が原油高騰などの物価高をうけて、0~18歳までの子どもがいる世帯に1人につき、1万円の臨時特別給付金を支給することを報じています。

記事では「市では45000人分の支給を想定、財源は国のコロナ感染症対応地方創生臨時交付金を活用」とし、11月ごろから口座振り込みを開始、年内には支給を終えるとのことです。また9月議会では関連事業費として約4億6400万円の補正予算案を提出するとしています。

私も9月議会の一般質問で物価対策について取り上げる予定ですが、市として今回の施策については歓迎するものです。私はまた違う角度から物価対策について質疑をしたいと考えています。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

18 8月

府中市でも国と連携して「無園児」の対策を・・政府が「無園児」の対策を本格化へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(8月17日)付の産経新聞で、保育所や幼稚園に通っていない小学校の就学前の子ども(0~5歳)のうち、育児で困難をかかえる家庭について、政府が本格的な対策に乗り出すことを報じています。

★「無園児」がいる家庭で虐待のリスクが高いとの指摘をうけて

記事では「施設に通わない子どもは『無園児』と呼ばれ、親子が孤立すれば虐待などのリスクが高まるとの指摘があり、回避するのが狙い」とあります。この問題では先進的な取り組みをしている自治体、民間団体への聞き取を進めており、来年4月に創設される「子ども家庭庁」で具体的な支援策を検討、すでに設立準備会では有識者らの委員会を設置するとのことです。

記事によると、厚労省は保育園、幼稚園、認定こども園に通っていない0~5歳児が全国で約182万人(令和元年)にのぼると推計しているそうです(ただし認可外施設、企業主導型保育園を利用する子どもの数は含まれていない)。

保育園や幼稚園は義務教育とは異なり、保護者の判断によって通わせるかどうかを決めるもので、「核家族化や地域とのつながりの希薄化により、『保育所などを利用していない家庭が孤立し、孤育てを強いられている』と指摘」しています。

この府中市内においても当然、「無園児」の子どもはいると思われます。幼児虐待の環境では、こうした「無園児」の存在があるはずです。ぜひ府中市でも国とも連携して、対策を検討するよう要望したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

06 8月

府中市内の保育園の公費運営は大丈夫か・・保育大手が公費を不正受給

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(8月6日付)の朝日新聞多摩版に、保育大手の「グローバルキッズ」が、都内の16園で、保育園のいる保育士の数を水増しして自治体に報告し、運営費(公費)を不正受給(2500万円を返還)していたことを報じています。記事によると、同保育園の運営会社は2015~19年にかけて、実際には本社に所属していた園での勤務実態がない19人の名前を保育園の出勤簿に記載して、自治体に提出していたというものです。

★保育士の労働条件が悪いと保育士が定着せず、人手不足から同じような不正行為は今後も起こりうる

この記事については以前、東京新聞でも報じており、それによると「氷山の一角」「人手不足の行政検査が不十分」が背景にあるとしています。この記事ではジャーナリストの小林美希さんのコメントとして「検査が入れば、不正はもっと発覚する可能性がある。ただ、待機児童対策を有先する行政が保育所の撤退を恐れ、強く出られないケースもあるのではないか」と指摘されています。

記事では都道府県による年1回以上の実地検査が義務づけられているのですが、担当職員の不足のために2019年度では、約3000ある認可保育園のうち8%20年度は4.3%ほどの検査にとどまっているそうです。また記事では公費である運営費について「人件費にあてる部分を抑えてほかに流用できる『弾力運用』の問題もあり、事業者が保育士の賃金を低くとどめて、事業拡張などに資金を回す例も少なくない」とのことです。ジャーナリストの小林美希さんは「労働条件が悪いと保育士が定着せず、人手不足から同じような不正行為は今後も起こりうる」と警鐘しています。

ちなみに府中市内にもこのグローバルキッズの保育園が1園ありますが、こちらは不正運用はないとのことです。この問題、記事でも指摘しているようにどこの園でも可能性がないとは言えないようです。ぜひ議会でも質してみたいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。