府中市にも3歳~5歳児向け小規模保育所の増設を・・国が設置検討、多様なニーズに対応
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
先日の読売新聞に政府が原則0~2歳児を対象とする「小規模認可保育所」について、3歳~5歳児を対象とする施設の設置を認める方向で検討に入ったと報じています。多様な保育ニーズに対応することが目的で、来年の通常国会で児童福祉法改正案を提出予定とのことです。
★少数保育のメリットを3~5歳児にも
記事では「2015年に導入された小規模認可保育所は、6人から19人を定員とし、通常の認可保育所(定員20名)と比べて保育スペースの確保が容易なため、都市部のマンションの一室などを活用して迅速に開設できる」とし、「乳幼児1人あたりの面積要件などは通常の認可保育所と変わらないほか、保育士の配置基準についてはより厳しくなっており、きめ細かな保育が受けられる」とあります。
また記事には、近年は少数保育のメリットが注目されていることから「3歳以上の子どもをもつ保護者にも小規模保育所への希望がある」「3歳になる際に転園先を見つける必要があることも課題となっている」実態もあるそうです。今回の方針をけてこども家庭庁は今年4月に全国の自治体に通達を発出し、積極的に3~5歳児むけ小規模保育所の開設を奨励しているとあります。
府中市内にも地域型保育事業(家庭的保育事業・小規模保育事業)が2園ありますが、小人数保育のメリットを享受するためにも、また保育の選択肢を増やすことで、多様な保育行政のためにもぜひ3~5歳児向け小規模保育所の増設を求めたいものです。
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