05 10月

(府中市)保育園を地域の子育て拠点に・・国も保育園の「多機能化」を後押し(読売新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の読売新聞に出生数の減少を背景に、保育園に入所できない待機児童数が減るなか、国は保育園の「多機能化」を後押ししているとの記事が掲載されています。

★待機児童数は5年連続で最少を更新、全国の87%強で市区町村でゼロ

なかでも東京をはじめとする首都圏の保育園は、数年前までは待機児童数が超過し、足りない状況でしたが、近年は出生数の減少もあり、近い将来においては保育園の数が余る状況が予想されています。

記事では、「こども家庭庁によると、待機児童は今年4月時点で2690人と5年連続で最少を更新、全国の87%強で市区町村でゼロだった」とし、「定員に占める利用児童数の割合を示す、定員充足率は低下、全国平均で89%、計約33万人の空きがあった」とあります。こうした状況をうけ「保育園施設の5割超が人口減少の影響で施設の運営維持が難しくなる可能性がある」とあります。

★厚労省が省令を改正予定、子どもに関する多様なニーズに応えられる施設運営を求める

そこで厚労省では保育園施設の多機能化を求める提言をまとめ、「保育園などに通園していない未就園児の一時預かりや、医療的ケア児の受け入れなどを奨励しているそうです。また「子ども食堂の開催に必要な費用助成、児童発達支援事業所と連携しやすくする省令改正も行っている」としています。記事では各地の多機能化に対応している保育園の活動を紹介しています。

この府中市においても今から8年~6年ほど前までは、どの会派の議員さんも待機児童解消を訴える状況でしたが、今日では逆に近い将来、保育園の数が過剰になり、定員に届かない保育園が増えるのではないかと、現状を心配する雰囲気になっています。

今回厚労省がこうした保育園の多機能化をする指針を掲げたことは、良いことだと思います、同時に読売の記事にもありますが、こうした実践例を全国に広げるとともに、職員数の確保のために全力をあげるべきだと思います。ぜひ府中市議会でも取り上げたいと思います。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

02 10月

(府中市)府中市内の保育所などの入所申し込みのお知らせ(令和5年10月2日)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

10月1日付「広報ふちゅう」に保育所の入所申し込みに関するお知らせが掲載されていますので、以下お伝えします。

※問い合わせ先・・府中市保育支援課 電話042-335-4172

1,申し込み①保育所等の入所申し込み(1次募集)

認可保育園、地域型保育事業の入所申し込みについて

①郵送受付・・10月2日から31日まで(必着)、郵送記録が残る簡易書留等の郵送で必要書類を 〒183-8703 保育支援課へ

②オンライン受付・・10月2日から11月17日まで

③窓口受付・・11月1日から17日の平日の午前9時~11時半、午後1時半~5時、11日(土)、12日(日)の午前9時~11時半、場所は第2庁舎3階会議室

※共通項目 受け入れ予定人数や必要書類、決定通知の送付時期などの詳細は10月2日以降に公表する府中市のホームページや申込書案内をご覧ください。なお令和6年2月4日までに出産予定の方も申し込みできます。

申込書の配布は10月2日から配布開始 申し込み案内の配布場所・・①市役所保育支援課、②各認可保育所、③子育て世代包括支援センター(みらい)、④子ども家庭支援センター「たっち」、⑤市政情報センター、⑥男女共同参画センター「フチュール」

 

15 9月

(府中市)放課後児童クラブ(学童クラブ)が足りない・・学校の活用、縦割りが弊害(読売新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞朝刊社会面にコロナ禍収束後に、放課後児童クラブへの需要が足りない状況が相次ぎ、「切り札」である学校活用について「縦割り」行政の弊害があることを伝えています。

★待機児童解消の「切り札」は学校施設の利用だが・・

記事では「こども家庭庁が学校の空き教室の活用を『切り札』に解消を目指すが、縦割り行政に壁が立ちはだかっている」としています。こども家庭庁によrと「全国の待機児童は今年5月時点で1万6825人」「コロナ禍での預け控えで減少していたが、行動制限が緩和された昨年から、再び増加に転じている」とあります。

とくに待機児童数が多い墨田区については13ヶ所の学童保育を新たに設け、今年は定員数を前年より432人増やしたそうです。

★国では文科省とこども家庭庁が連携へ

こうした課題を解決するために子ども家庭庁では「待機児童の解消策として、学校内の学童保育の整備を柱に据え、(学校内の)空き教室を使うことで費用を抑えられるうえ、放課後に児童が移動する必要がなく安全で、保護者からも人気が高い」としていますが、大きな壁になっているのが「縦割り行政」があるとしています。「市区町村の教育委員会も独立性が高く、学童保育を推進したい担当部局との連携がうまくいかない」とし、同庁ではすでに文科省と合同で、全国の教育委員会などに対して、学校内での整備促進を求めているとあります。

府中市内でも同様の課題がありますが、なかでも小学校4年生以上の児童への受け入れを希望する保護者の方の声が多いです。府中市も待機児童解消のために、ぜひ教育委員会と子育て支援課との協力連携を強めることを求めたいと思います。

※ゆうきりょうの学童クラブの関連ブログ↓

(府中市)放課後児童クラブ(学童クラブ)でも、小学校4年以降も利用できるようにしてほしい(市民の方からの要望より)

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

11 9月

(府中市)府中の放課後児童クラブへの入所条件の緩和、PTAの改革をしてほしい(保護者からの要望より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市の予算編成にむけて、市民の方からご要望をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★働く親(保護者)の実態に即した入所条件にしてほしい

放課後児童クラブ(学童クラブ)と「けやきッズ」についての要望です。現在、学童クラブは午後4時間、週4日以上保護者が不在の1〜3年生は入所出来ることになっているかと思いますが、その要件の緩和を要望します。人数に限りがあるのは重々承知ですが、長期の休み中、「けやきッズ」は午前9時からで、通常学校が始まる時間よりも遅く学童対象外の場合、仕事を持っていてもそれにあわせなくてはいけません。また1年生の場合、入学前の春休みや入学後しばらくは利用することすらできず、その間は仕事の休みをもらわなければなりません。しかし、半月間の休みというのは現実的ではありません。

また給食がなければ、午後からしか利用できないため、保護者は入学時にパートを退職せざるをえないという話も周囲でちらほら聞きおよびます。フルタイムで働く人へ重心がいきがちで、その他の人が置き去りにされているようにたびたび感じます。ぜひ改善を要望したいです。

★PTAの成り手がいない現状を考えて改革を

もう1つの要望はPTAについてです。たびたび取り上げていただいていますが、PTAのあり方にいてはコロナ禍でだいぶ変わったところもあるようです。しかしながら、現在、子供が通っている学校はまだまだ古い体質を残しており、要望をだしても一蹴されてしまいました。学区として通う学校が決められているのであれば、学校の特色もわかりますが、ある程度同じ負担感にして欲しいと思います。

隣の調布市ではPTAが廃止になっている学校もあるそうです。そういったところを府中市が主導で提言なりして、進めていってほしいと思います、PTAの役員決めの暗黙の了解など、明確に説明されておらずわかりづらいです。PTAの改革もぜひしてほしいものです(市民の方の要望より)。

※ゆうきりょうの PTAに関するブログ↓

府中市内の小中学校のPTA活動を持続可能なものに改革する時・・府中第六小学校のPTA活動の改革方針

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

 

08 9月

(府中市)府中市が実施している産後ケア事業について運用改善求める(令和5年度9月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先の市議会一般質問で子育て対策について、府中市が実施している産後ケア事業についてその運用改善について求めました。

1,産後ケア事業の運用マニュアルの作成を求める

★ゆうきりょうの質問⇒国は産後ケアの内容や安全面、衛生面で施設ごとに質の違いがないように、自治体でマニュアル作成をするよう求めているが、府中市の現状はどうか。

★府中市の答弁→ 都からはこの7月に重大事案など発生時の報告様式などの変更が通知されているが、国においても産後ケア事業のガイドラインを今後見直す動きもあることから、国や都の動向などふまえて、府中市のマニュアルについても改定をしたいと考えている。

2,産後ケア事業については府中市と個々の産科医院との個別契約にすべき

★ゆうきりょうの質問⇒ 府中市は産後ケア事業を市の医師会との契約をしているがその理由は

★府中市の答弁→同会に所属するすべての産科医院が当該事業を実施しており、緊急事態の対応などに関わる質の統一が図られるほか、同会も個々の医療機関とではなく、会として集合契約を締結したいとの意向があったためです。

★ゆうきりょうの主張⇒ そもそも産後ケア事業は母子保健事業であり、医療保険事業ではない。医療保険事業なら医師会への委託契約は一般的なことだと思うが、この産後ケア事業の場合、産後ケアの実務の実態がない医師会と主契約を結び、実務を会員施設に依頼しているが、安全管理のガバナンス上、不安があり、問題があるのではないでしょうか。医師会の責任でことが済むのかどうか、懸念があります。個別の医療機関との契約にするのが妥当だ。

3,年度予算編成時においては予算案の編成前に産科医院から意見要望を聞くべき

★ゆうきりょうの質問⇒ 次年度の産後ケア事業における事業計画のヒアリングについて、現状どのようにしてるのか

★府中市の答弁→今年度についてはすでに6月に当該連絡会(各実施機関が一同に会する連絡会)を開催しているので、各機関からの情報や要望などふまえ、来年度の予算編成を進めていきます。

★ゆうきりょうの主張⇒今後も、産後ケア連絡会議などを定期的に開催し、産後ケア事業の実務を担う産婦人科どうしの連絡会、コミュニケーションの場を設定、また次年度の予算編成以前にこうした連絡会の開催することもあわせて提案要望します。

4,府中市の税金を使う事業であるから、市民の利用者を優先にした制度にすべき

★ゆうきりょうの質問⇒府中市の財政により整備されている産後ケア事業であるので、府中市民を優先的に利用できるルール作りが必要だと思うが。

★市の答弁→現時点では府中市民の利用に大きな影響はないと認識しているが、今後、府中市民以外の利用者が増大し、府中市民の利益が損なわれる事態が予見された際には、運用方法の変更などの対応策を検討したい。

★ゆうきりょうの主張⇒マスコミ報道によると政府は産後ケアの希望者全員に料金補助を拡大するとの報道がありました。政府は「利用者全員を料金補助の対象として、1回当たり2500円を5回まで支援する」とし、6月30日付で自治体に通知を発出したそうです。あわせてすでに住民税非課税世帯以外の利用者についても 金額、回数を設定して支援するとあります。産後ケア事業について、今後も他の自治体の先行を行く施策を引き続き求めて、終わります。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで