17 11月

府中市 5歳児健診で情緒発達障害の早期発見を・・目黒区で5歳児健診を実施、品川区も実施予定に

府中市議会議員(改革保守系 無所属)の ゆうきりょう です。

私は12月議会の一般質問で児童の情緒発達障害の早期発見のためにも、府中市で5歳児健診の実施を求めて一般質問を行う予定です。この健診ではすでに都内では目黒区が実施しており、こうした健診の必要性について質疑をしたいと思います。

1,目黒区の5歳児健診の目的・・4歳、5歳児は基本的な生活習慣が確立し、社会性を身につける重要な時期です。そのため、目黒区では精神・情緒及び運動機能の顕著な発達期にある4・5歳児の健康診査を実施しております。

2,対象者・・目黒区内在住で、当該年度(4月から翌年3月まで)に5歳になる幼児で、対象者には6月下旬に「4・5歳児健康診査受診票」をお送りしますので、目黒区内指定医療機関で受診すること。

3,健診内容・・身体の発達状況、疾病の有無、尿検査、保健等の指導、区内52の医療機関

4,費用は無料、ただし、受診票に書かれている診査項目以外の検査、治療を行った場合は、料金は支払うこと。目黒区では以上のような5歳児健診を実施しています。

★都内では品川区が5歳児健診を実施予定へ

また10月13日付読売新聞多摩版に、大田区が「5歳児健診」を実施して、発達障害の早期発見、支援を行うとの記事があります。記事によると、すでに試行的に区内の保育園でスタートしているそうで、26年度にはすべての未就学児を対象に実施する考えとのことです。記事では「現在実施している就学時健診より精神面の発達に力点を置き、時間をかけて検査することで、発達障害の早期発見と支援につなげる」とあります。

★5歳児健診は自治体の判断で実施、5歳児健診で発達障害の早期発見による、不登校数が減少した研究結果も

この記事にもありますが、「法律が自治体に義務づける小学校入学前の健診は、1歳6ヶ月と3歳児、年長の秋から冬ごろにかけて就学時健診の3つ」が義務づけられていますが、5歳児健診は自治体の判断に任されているそうです。

一方で記事では「5歳児健診で学童期の不登校発生数が減少したとの研究結果がある」とされ、発達障害の早期発見につながる期待が大きいとされているそうです。そこで大田区ではすでにモデル事業として実施し、「モデル事業では、子どもの精神面に関するアンケートを保護者らに実施、子どもの様子を集団のなかで観察したり、保育士から聞き取ったりするなど、発達に特化した健診を行う」としています。

★太田区では専門医との連携により、発達相談会につなぐ仕組み

また発達障害の健診がでた子どもは、「区が保健所に設置した発達の専門医で構成される『発達相談会』につないで支援する」とあります。また記事では「大田区が5歳児健診を検討する背景には政府の姿勢もある」とし、「政府は5歳児健診を広めるため、今年1月から申請してきた市区町村に対して、集団健診1人あたり3千円を補助を始めた」そうです。一方で記事では、「医師不足の自治体もあり、事例を増やしたい」(子ども家庭庁)とあります。

★5歳児健診は個別健診や少人数健診なので発達の特性を見やすい

記事のなかで、佐久間医療センター小児科の坂本昌彦医長は「将来的いは法律で定めて自治体の義務とすべきだ」「就学時健診でもある程度のフォローはできるが、大人数で一斉に行う集団健診なので、発達の状況を見抜くには限界がある」とし、「5歳児健診は個別健診や少人数の集団健診になるので、その子の発達の特性をみつけやすい」と指摘されています。

~私も以前、府中市内で児童の発達障害を専門としている医療期間、「すみれクリニック」の院長先生にお話を伺ったことがありますが、発達障害の早期発見についても識見を述べられていました。私あてにも発達障害のお子さんを持つ保護者の方からの相談が複数寄せられますが、発達障害を抱えた状態で学校に進学し、その障害が重くなることへの不安の声を、伺っています。この大田区の制度について、私も一度話を伺い、ぜひ府中市においても「すみれクリニック」などとの連携により、5歳児健診が実現できないものかどうか、ぜひ提案、要望をしたいと考えています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、ozzio.jp苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@

13 11月

府中市 学童クラブ(放課後児童育成事業)「Clover Hill」(民設民営学童クラブ)・・学童クラブのなかでも「いじめ」が起きる原因とは(その2)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

(11月12日付ブログの続き)

府中市内には4つの民設民営の学童クラブがありますが、そのなかの1つ「Clover Hill」があります。同社のHPによると、「府中市にある小学生向けの総合教育型民間学童クラブ(放課後児童健全育成事業)、3歳~5歳児を対象とした認可外保育園、そして0歳から小学生までを対象にさまざまな教育ブランドの習い事を提供するアカデミックモールを兼ね備えた教育複合施設です」(同社のHPより)。

同社が運営する民設民営の学童クラブでは、保護者や児童のニーズに応じた多様な学習サービスをサポートしていますが、同社のブログにおいて、学童クラブといじめの問題について、大変興味深い内容が掲載されていましたので、以下、2回にわけて掲載させていただきます。

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

★学童クラブにおいては「いじめはいけない」というルールを作ることが重要

3,大人の関与の不足
いじめは、しばしば大人が注意を向けていない時間帯に発生します。学童保育の指導員やスタッフが、子どもたちの行動を常に見守り、適切な介入を行うことで、いじめを防ぐことが可能です。しかし、関与が不十分な場合、いじめが放置されることになります。

4,いじめが起きた場合の対処法

学童保育でいじめが発生した場合、適切な対処が必要です。以下に、いじめが起きた際の具体的な対処法を5つ紹介します。

4-1いじめを許さない環境づくり
まず、学童保育において「いじめはいけない」という明確なルールと環境を作ることが重要です。日頃から、いじめがどれだけ悪いことかを教育し、子どもたちが共通の認識を持つことが求められます。指導員や保護者が協力して、いじめを許さない雰囲気を醸成することが大切です。

4-2 被害者の心のケア
いじめの被害者となった子どもには、まず心のケアが必要です。親は、子どもの気持ちを受け止め、安心感を与えることが重要です。子どもがどのように感じているかをしっかりと聞き、その気持ちを否定せずに受け入れる姿勢が大切です。また、必要に応じて専門家の支援を求めることも考慮しましょう。

4-3加害者へのアプローチ
いじめの加害者に対しては、単に「いじめてはいけない」と伝えるだけでなく、なぜその行動に至ったのかを理解することが重要です。加害者の背景やストレス要因を把握することで、適切な対応が可能となり、いじめの再発防止につながります。

4-4指導員への相談
いじめが発生した場合、学童保育の指導員に相談することも重要です。子ども同士だけで解決することが難しい場合、指導員の介入が必要です。指導員には、いじめの状況を観察し、必要に応じてグループ替えなどの対応を依頼することができます。

4.5 環境の見直し
いじめ問題が解決しない場合、学童保育の環境を見直すことも一つの手段です。公立の学童保育から東京都府中市の教育複合施設Clover Hillへの変更を検討することが有効です。Clover Hillでは、教育的なプログラムや習い事が充実しており、いじめが発生しにくい環境を提供しています。

5,まとめ
学童保育でのいじめ問題は、さまざまな要因が絡み合って発生します。子どもたちが健やかに過ごすためには、いじめの原因を理解し、早急に必要な対策を講じることが求められます。いじめが発生した際には、適切な対応を行い、必要に応じて環境を見直すことが大切です。

もし、いじめ問題に悩んでいる方は、東京都府中市の教育複合施設Clover Hillを検討してみてください。Clover Hillでは、学童保育と20種以上の習い事を両立させることができ、子どもたちが充実した時間を過ごすことができます。このような環境であれば、いじめのリスクを軽減できる可能性が高まります。

6,おわりに
いじめは決して許されるものではありませんが、適切な対処や環境整備によって防ぐことが可能です。子どもたちが安心して過ごせる学童保育を実現するためには、家庭と学校、そして地域社会が一体となって取り組む必要があります。Clover Hillのような教育複合施設での活動が、子どもたちの心の成長を促し、いじめの発生を未然に防ぐ一助となることを期待しています。(以上、「Clover Hill」のブログより転載)。

~いじめの問題は学校の課題であると一般的に思われていますが、このブログにもあるように、学童クラブ内におけるいじめの問題というのは、私も気がつかなかった課題です。この点に着目した「Clover Hill」の視点は、注目されます。このブログを見た保護者の方で、関心のある方はぜひ「Clover Hill」のHPにアクセスされてください。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、ozzio.jp苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@

 

12 11月

府中市 学童クラブ(放課後児童育成事業)「Clover Hill」(民設民営学童クラブ)・・学童クラブのなかでも「いじめ」が起きる原因とは(その1)・・ 

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

府中市内には4つの民設民営の学童クラブがありますが、そのなかの1つ「Clover Hill」があります。同社のHPによると、「府中市にある小学生向けの総合教育型民間学童クラブ(放課後児童健全育成事業)、3歳~5歳児を対象とした認可外保育園、そして0歳から小学生までを対象にさまざまな教育ブランドの習い事を提供するアカデミックモールを兼ね備えた教育複合施設です」(同社のHPより)。

同社が運営する民設民営の学童クラブでは、保護者や児童のニーズに応じた多様な学習サービスをサポートしていますが、同社のブログにおいて、学童クラブといじめの問題について、大変興味深い内容が掲載されていましたので、以下、2回にわけて掲載させていただきます。

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

★学校だけでなく学童クラブのなかでも、こどもどうしのいじめが起きるのはなぜか

1. はじめに
学童保育は、放課後の子どもたちが集まり、安心して過ごす場所として機能しています。しかし、子ども同士の人間関係が形成される中で、いじめが発生するリスクも存在します。本記事では、学童保育におけるいじめの可能性や原因、具体的な対策について詳しく解説していきます。

2. 学童保育でいじめが起きる可能性
学童保育は、異なる年齢や学区から集まった子どもたちが一緒に活動するため、さまざまな人間関係が形成されます。この環境は、いじめが発生する潜在的な要因を持っています。特に、以下のような理由から、学童保育でいじめが起こる可能性があると言えます。

2.1 人間関係の多様性
学童保育には、異なる年齢の子どもや、異なる学校からの子どもが集まります。このため、上下関係や友達関係が複雑に絡み合い、いじめの原因となることがあります。高学年の子どもが低学年の子どもをいじめたり、仲間はずれにしたりすることがしばしば見られます。

2.2 環境のストレス
ストレスが多い環境では、子どもたちの心に不安や苛立ちが生まれ、これを解消するためにいじめに走ることがあります。たとえば、学校での友人関係や家庭内でのトラブルが影響し、学童保育での小さなトラブルをきっかけにいじめがエスカレートすることもあります。

2.3 同調志向の影響
子どもたちは、集団から排除されることを恐れ、周囲の意見に同調する傾向があります。このため、周りの子どもがいじめを行っている場合、自分も加担してしまうことがあるのです。また、いじめを見て見ぬふりをする傍観者の存在も、いじめを助長する要因となります。

2.4 多様性の受容不足
子どもたちの中には、他の子どもと異なる能力や背景を持つ者に対して過剰に反応する場合があります。特に、特別な支援が必要な子どもや、家庭環境が異なる子どもに対する理解が不足していると、いじめの対象になりやすいのです。

2.5 大人の目が届かない時間
いじめは、大人が見ていない時間に発生することが多いです。子どもたちは、いじめが悪いことだと認識している一方で、大人に見つかると叱られることを理解しているため、周囲の目がない時を狙っていじめを行うことがあります。

3. 学童保育でいじめが起きる主な理由
学童保育でいじめが発生する理由は多岐にわたります。ここでは、主な理由について詳しく解説します。

3.1 ストレスの多い環境
いじめが発生する大きな要因の一つに、ストレスの多い環境があります。学校での学業や家庭での問題が影響し、心に余裕がない状態で他の子どもと接することが多くなります。このような場合、ちょっとしたことが原因で感情が高ぶり、いじめに発展することがあります。

3.2 同調圧力
同調圧力は、特に集団生活を送る子どもたちにとって重要な要素です。子どもたちは、仲間外れになりたくないという気持ちから、いじめに加担したり、傍観したりすることがあります。これにより、いじめが助長されることがあるのです。

3.3 多様性の否定
異なるバックグラウンドや能力を持つ子どもたちが集まる中で、互いに理解し合うことができないと、いじめが生じやすくなります。たとえば、言語の違いや文化の違い、身体的な特性に対する偏見が、いじめの原因となることがあります。(その2へ続く)

府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、ozzio.jp苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@

 

31 10月

府中市小学校 小1の壁を打開する施策を・・・品川区が朝の学童クラブ創設を検討へ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★複数の小学校で朝食を無料提供するモデル事業も実施検討へ

先日の朝日新聞多摩版に品川区が区内の小学校の全37校について、朝の学童の創設の検討をしているとの記事があります。記事によると、「そのうちの数校では朝食を無料で提供するモデル事業も検討」しているそうです。

品川区の森沢区長は都内の講演のなかで「保育園より登校時間が遅くなり、朝の出勤に影響し、仕事を続けにくくなる朝の小1の壁」を指摘し、「子どもが登校時間まで一人で過ごし、さらに朝食を食べない子どもも一定数いる」ことを指摘したそうです。

これは大変興味深い取り組みです。小1の壁の問題は全国的な課題となっていますが、府中市においても同様で複数の議員さんも質疑をされています。ぜひ私もこの課題について、一度、調査して品川区のような制度の創設を、市議会でも提案したいと思います。

★こども家庭庁が小1の壁の問題で全国調査を実施へ

また9月8日付読売新聞朝刊に、「小学生になった子どもの預け先が見つからず、親の就労が困難になる『小1の壁』の問題について、こども家庭庁は今秋、市区町村に対し、初めて全国調査に乗り出す。地域の取り組みや親の要望を把握に乗り出す」との記事があります。

★豊中市(大阪府)の取り組み(午前7時からの学校開放)を参考に

★「小1の壁」を打開するために、東京都が独自の認証学童クラブを検討

また8月2日付朝日新聞多摩版に小学生の学童クラブ(放課後児童クラブ)について、都が独自の認証制度の創設にむけて乗り出しているとの記事があります。この記事では「国の基準とは別に、都独自の新たな運営基準を設けて認証を行う」とし、有識者による専門家会議を開催したそうです。同記事によると、「都内の学童保育は1958ヶ所(23年5月)、登録児童数が13万2648人、空きを待つ「待機児童」は15年から3000人以上が続いているそうです。「預け先や勤務時間が見つからずに退職や勤務時間の短縮を余儀なくされる『小1の壁』」と呼ばれているとし、「都は(学童クラブの)サービスの質や多様性を高めたうえで、都独自の認証制度を創設、今年度当初予算に1億円をもうけた」としています。

★国基準を超えて運営されている現場の学童クラブ運営

また都によると保育の質の課題について、学童保育は厚労省が作成した基準を参考に、各自治体が定員などを条例で定めるが、国基準の順守は義務ではないそうで、国が「1支援単位(クラス)を、おおむね40人以下」の適正規模基準にしているが、実際はそれ以上の大規模化している学童クラブが増えている可能性があることも、懸念されているそうです。こうした状況をうけて、都は今後、子どもや保護者、自治体からアンケート調査ななどを行い、この秋ごろをめどに制度案をまとめるとしています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、ozzio.jp苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@

27 10月

府中市 「小1の壁」親御さんの苦悩・・・府中市議会議員 ゆうきりょう TIKTOK動画第7弾

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

毎月1回、TIKTOK動画を配信、今回は第7弾です。今回のテーマは「小1の壁」です。子どもが小学生になると、保育園の時よりも家を出る時間が遅くなるために、親の出勤時間、勤務形態の見直しをせざるえないことが問題になっています。

 

@yuuki.ryo

これを経験しているあなたはどう思いますか?#府中市 #東京

♬ オリジナル楽曲 – ゆうき りょう – ゆうき りょう