27 3月

府中市内の福祉関係施設で働くケアマネージャーの声、要望をうけとめる仕組みを市に求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

昨日のブログで市内の高齢者福祉施設などで新型コロナ感染者が発生した場合に、ケアマネージャーへの情報伝達と施設利用者に対する情報交換に関する支援を市に求めることを記載しました。

★ケアマネの関連団体で取り上げるのが難しいのではないか

私は令和3年度の予算要望のなかに「福祉施設や介護現場で働くケアマネージャーの要望を本庁(市の関係部署)が吸い上げる仕組みをつくるよう検討してほしい」と要望しました。市の回答は「ケアマネージャーの要望については、関連団体でとりまとめのうえ、市に要望をいただければ検討します」というものでした。

一般的回答としてはこれでいいのですが、関連団体でとりまとめられないのが現状のようです。一人ひとりのケアマネージャーから、市に対して要望するのはやはり「困難」ではないでしょうか。今日では市の方から、新型コロナの感染拡大防止のために、積極的にケアマネジャーから意見や要望を聞くという姿勢こそ求められていると思います。

★ケアマネ間の横の連携をアシストする仕組みを市が援助を

「ふれあいの里」のクラスター発生の件で、近隣周辺の方からも不安の声が寄せられました。同施設を通所やデイサービスなどで利用している方のなかで、「もし自分が感染していたら」と不安に思った方もいるはずです。ケアマネの方々は複数の施設で勤務されている方が多数いるそうなので、ケアマネどうしの「横の」情報伝達を市が援助する仕組みがあれば、「『ふれあいの里』でクラスターが発生したので、この施設で通所やデイサービスを利用されている方などは、感染拡大防止に最新の注意を払ってほしい」という情報を、ケアマネ間に広げられると思います。

情報は怖い側面もありますが、新型コロナ感染拡大は人の命がかかっている問題です。今後も市に対してこうした意見要望を取り上げていきます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

26 3月

府中市内の福祉施設で新型コロナ感染者が発生した際のケアマネージャー間の情報伝達について、市に指導を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

私は第1回定例会の一般質問で「ふれあいの里」のクラスター問題を取り上げましたが、そのなかで高齢者福祉施設で働くケアマネージャーに対する市の指導、情報交換の重要性について質疑をしました。

私は福祉施設を利用している市民の方から、「高齢者施設などでクラスターの発生したことや、新型コロナの感染者が出たなどの情報を一番つかんでいるのはケアマネージャーだ。ケアマネージャーは複数の福祉施設を出入りしているので、施設を通所している人やデイサービスなどを利用をしている人へ、コロナの感染情報の共有、情報を伝えるなどの指導を市は行ってほしい」との声をいただきました。

★質問⇒市内の福祉施設で働くケアマネジャーに対して、福祉関係施設で発生した新型コロナ感染者に関する情報伝達と情報共有について、市の考えを伺いたい。

★市の答弁⇒「ケアマネジャーをはじめ、介護施設への情報伝達につきましては、医療機関と介護事業所が使用している専用検索サイト、名称を『ayamu(アヤム)』といいますが、このサイトを活用することで、本市で把握している感染情報を共有するよう取り組んでいます」。

★質問⇒2点目の「クラスターが発生した施設に通所、またはデイサービスの利用者に対する、他施設への通所対応について、どのような対応を求めているのか」。

★市の答弁⇒「クラスターが発生した施設には、保健所の指導のもと、濃厚接触者の特定と検査が行われるため、施設利用者の他の施設への利用制限についても、そうした指導の中で行われるものととらえています」。

「また、国からの見解では、『介護サービス事業所が、根拠なく感染を懸念してサービスの提供を拒むことは、正当な理由に該当しない』と示されておりますので、そのような事由があった場合には、状況を確認のうえ、適切に指導していきます」。

※この続きは明日のブログでお伝えします。私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

 

22 3月

府中市でも高齢者福祉施設などで働く職員へ、新型コロナ感染の相談体制を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

新型コロナ感染拡大が続く中、介護施設など特に高齢者福祉施設で働く方がたへの、ケアの必要性を実感します。3月16日付朝日新聞では「介護職員につのる心の負担」「集団感染への不安 続く緊張」との見出しで、「介護現場で働く人達が、精神的な不調を訴える例が増えている」「介護従事者は感染すると重症化しやすい高齢者のケアをしながら自らも感染の不安と向かいあう緊張の日々を強いられている」としています。

記事によると、特別養護老人ホームなどの事業者が加盟する全国老人福祉施設協議会の相談窓口には、そうした介護従事者から悩みが寄せられているとのことです。

この記事にもありますが、高齢者福祉施設などで働く方や介護従事者の方は、検温や送迎車の換気、消毒作業などの感染予防をするものの、食事の介助や移動補助といった身体接触が欠かせない場面が多いです。

とくに昨年の年末から今年の年始にかけては、全国で高齢者施設でのクラスターが増加、府中市内でも「ふれあいの里」で発生しただけに、職員の方々の不安と緊張は大変なものです。

記事によると「厚労省は介護職員向けのメンタルヘルス相談窓口の体制整備を支援するために、20年度の補正予算に約2億3千万円を計上。1月に民間委託してメンタルヘルス相談窓口を開設、改善事例などのガイドブックを発行した」とのことです。

ぜひ府中市においても形態はどうあれ、福祉施設や介護従事者に対する相談のケア体制を求めたいと思います。

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09 3月

府中市でも在宅介護職員が条件付きで新型コロナワクチン接種の優先対象に・・厚労省が方針

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

先日、厚生労働省は、在宅介護職員についても条件付きで新型コロナワクチン接種の優先対象とすることを決めました。これについて3日付NHKニュースでは「病床がひっ迫する中で、感染しても入院できずに自宅で療養せざるを得ない高齢者がいることから、在宅介護サービスを提供する職員も条件付きで優先接種の対象にすることを決めた」。

「対象となるのは、市町村が感染状況などを踏まえて介護サービスの継続が必要と判断し、かつ本人と介護事業所が、感染や濃厚接触者をした高齢者に直接、接する形でサービスを提供する意向を示した場合などに限られます」「事業所が、これらの条件に該当する職員の人数などを自治体に登録すると、優先接種を受けるのに必要な証明書が発行できる」と伝えています。

すでに厚労省が全国の自治体に通達をしているとのことです。この課題については、私も2月24日の市議会一般質問で取り上げ、「在宅介護職員へのワクチン優先接種については、本来、国がやるべきだと思うが、現在のところ予定がないので、市独自に優先対象としてもらえないか」と質疑をしました。高齢者施設で働く方々は優先接種対象だが、在宅介護職員の方々も日々感染の恐怖と戦いながら勤務されていることを訴えました。今回の国の方針をうけて、ぜひ府中市内で働く在宅介護事業所への周知徹底を求めていきます。

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04 3月

府中の介護老人保健施設「ふれあいの里」のクラスター発生後、入所者への対応はどうだったのか

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

私は3月議会の一般質問で、1月に発生した府中市内にある介護老人保健施設「ふれあいの里」のクラスター発生問題を取り上げましたが、市民の方から「施設側は新型コロナの感染者が発生した後、どういう対応をしたのだろうか」という声が寄せられました。この点について、私は質疑のなかで以下のように問題提起し、質問しました。

★保健所に感染者の入院を求めても、受け入れてもらえないケースが各地で続発

質問⇒「新聞報道によると、各地のクラスターが発生した施設では保健所に感染者の入院を求めても、受け入れてもらえないケースが多くあることを伝えています。読売新聞2月5日付報道では『入院できず施設に残る人たちも基礎疾患のある人が多く、急変したら命の危険がある』と報じています。そこで今回のクラスターで陽性反応がでた入所者のなかで、保健所に入院を求めても入院できなかった方に対する対応策はどうだったのかについて伺いたい」。

この質問に対する市の答弁⇒「(新型コロナ感染拡大の)第3波のなかで発生した、今回のクラスター対応におきましては、医療の逼迫から入院が制限されたため、多摩府中保健所の指示のもと、陽性反応が出た入所者のうち、無症状の方や症状が軽い方について、施設内での経過観察となったものと伺っております。またそうした入所者への対応につきましては、施設内において、職員が担ったものと報告を受けております」。

★入院の行き場を失った認知症の入所者の方に、自治体の対応求める声

答弁を受けて私は、今回の「ふれあいの里」クラスターとほぼ、同様なケースが、毎日新聞2月7日付記事で報道されていることを指摘、「昨年7月、熊本県の介護老人保健施設で、入所者と職員の計49人が感染。3人が亡くなり、患者の大半は認知症だった」「保健所では当初、認知症に対応できる地元の病院に患者を入院させようとしたが、全員の受け入れは難しく、30人が行き場を失った」と報じています。記事では「日々の介護にあたる家族や支援者からは、認知症の人が感染した場合の対応方針や支援策を打ち出すよう、自治体などに求める声があがっている」と発言しました。

 

こうした質疑のやり取りをうけて、今回のクラスターの教訓としていかすべき課題として、私は2月27日付ブログ「『ふれあいの里』のクラスターの原因をさぐる・・認知症入所者の方への対応の教訓(府中市議会一般質問)」と、2月26日付ブログ「府中の介護老人保健施設『ふれあいの里』と『あさひ苑』のコロナ感染防止策、その対応の違いはなにか(府中市議会一般質問)」に掲載したので、ぜひご覧ください。

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