27 12月

待機児童 保育の潜在需要 国、自治体に「把握を」(朝日新聞)

★厚労省も待機児童解消のために支援策を拡充

 

今朝(27日)は京王線東府中駅北口であいさつ、午前中打ち合わせ、午後は赤旗拡大行動、夕方に駅頭宣伝を予定、夜は自治会の夜警に参加予定。さて今朝の朝日新聞3面に、厚労省が各自治体に対して、待機児童、保育の潜在需要の把握に努めるよう、指示を出したとの記事があります。記事では「認可保育園に希望しても入れない待機児童を抱える自治体に対し、厚労省は潜在的な需要を把握した上で、保育施設の整備計画を作るよう要請した。申し込む前に入園を断念する親もいて、政府の整備目標が甘いと指摘されているためだ」。また国からの支援策としては、「保育需要が増えると見込まれる市区町村には、国の施設整備費の補助割合を通常の2分の1から3分の2に引き上げる」また自治体に対しては「市区町村には、保育サービスを適切に提供できる範囲として設定された区域ごとに、①2021年度までに各年度4月1日時点の申込み数、②必要な整備数、③待機児童数・・について0歳児、1~2歳児、3歳児以上の年齢別に推計するよう求めた」とあります。

 

★府中市は危機感をもって待機児童解消に乗り出すべき

 

府中市議会においても待機児童、保育の潜在需要の把握については、今年9月の決算特別委員会でも他会派の議員の方が質疑で求めていました。市の担当者の答弁は「大変厳しいご質問で、なかなか(待機児童数の)把握ができない状況です」と述べていました。府中市は、多摩26市でワーストワンの待機児童数の自治体です。私が見聞きしたケースでは(2年前)、市内で暮らす共働きのご夫婦の方が、お子さんを保育所に入れることができず、結局奥様が会社を1年間休職してお子さんの育児をされていました。この奥様は「府中市に来れば保育所も整備されていて、子育てしやすい環境と思い新築の家を購入したのに、家計の計算が狂ってしまった」と嘆いておられました。また最近でも、市内の保育所に入所できず近隣の立川市内にある保育所にお子さんを入所させているというご夫妻のお話しも聞きました。

府中市が待機児童の解消に一歩でも近づけるためには、よほどの危機感のある取り組みが必要だと思います。府中市の場合、市内の東京都が保有する都有地の活用もまだ行っておらず、積極的な対策が必要です。たとえば杉並区のように、待機児童解消を求める、お母さんたちの運動を広げることができれば、行政に対して危機感をもって動かすことができると思います。共産党議員団としても、この問題、最優先課題として取り上げていきたいと思います。

26 12月

府中駅周辺の市街地活性化計画は、利用者市民のニーズに応えてこそ実現できるのではないか

★「ル・シーニュ」の駐輪場は使いづらい

 

今朝(26日)は府中駅北口デッキであいさつ、終日赤旗拡大行動など、夕方に駅頭で訴え、夜は自治会の用事など。さて府中市にとって今年最大の行事は、7月22日にオープンした府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のオープンだと思います。それ自体は喜ばしいことですが、一方で駅周辺を利用する市民の方々からは、様々な声を聞きます。1つは、駐輪場の問題です。やはり当初から予想できましたが、「ル・シーニュ」の地下駐輪場は使いがってが悪いとの声をよく聞きます。甲州街道から南側の「ちょこりん・スポット」が廃止されることにともない、代替としてできた駐輪施設ですが、私も利用していて不便さを感じます。たとえば、駐輪施設として「固定式ラック」と「稼働式ラック」の2つがありますが、「稼働式ラック」は本当に使いづらいものです。また地下から地上に自転車を移動させる際、ベルトコンベアのようなものに乗っけるのですが、なかなか要領を得ない方も多いのではないでしょうか。

 

駅周辺で働いている駐輪整備係の方に聞くと、「ル・シーニュ」の駐輪場はいつも空きが多い。やはりあの駐輪施設には、自転車をとめずらいという声をよく聞きます」、「(甲州街道から南側の)ちょこりんスポットが廃止されて以来、甲州街道の北側の「ちょこりん・スポット」に置く自転車がものすごく増えた。なんとかならないものか」などの相談が寄せられています。となるとやはり、駅周辺の地上部分に駐輪場が必要だと思います。京王線府中駅西側高架下に近い将来、駐輪施設が設置されるとのことですが、他にも適切な箇所があればぜひ駐輪場増設を要望したいと思います。

 

★市民のニーズに応えてこそ、中心市街地活性化計画も成功するのではないか

 

他にも市民運動団体のみなさから寄せられている要望としては、①「ル・シーニュ」の各階に、トイレ案内表示「だれでもトイレ」マークを追加してほしい、②府中駅の駅西側高架下に設置される駐輪場 台数掌握と全部を固定式ラックにしてほしい、③平成30年3月末で閉鎖されるグリーンプラザ別館の「ギャラリー」を年度内延長してほしい、④府中駅構内における市の使用スペース(期日前投票所など、平成30年4月オープン)に証明自動交付機設置と、ノンアルコールの飲みものの喫茶などにしてほしい、⑤旧京王ストア跡地(来年から京王のショッピングモールに改装される予定)に新設される、男女別トイレの利用時間を電車の始発から終電まで利用させてほしい、などの要望が寄せられています。

 

市は府中駅周辺市街地活性化計画を推進していますが、駅周辺に市民のみなさんが気軽の集まってこれる手段、利便性がなくてはいけません。その要の1つが、駐輪場対策ではないでしょうか。共産党議員団、私も引き続きこの問題を取り上げていきたいと思います。

 

 

22 12月

結城りょう通信1号ができました

今朝(22日)はJR北府中駅であいさつ、午前中打ち合わせ、午後雑務、夕方に宣伝、夜は会議を予定。さて「結城りょう」通信18年1月号ができました。今回の1面は、私の12月定例議会における一般質問の要旨と、私の質疑を本会議場で見ていただいた市民の方の感想を掲載しています。2面は、府中駅周辺にかかわることをはじめ、市政の話題、私の近況活動などについてトピックス的な記事で掲載しています。

 

今回も11000部発行。東部地域(多磨町、朝日町、紅葉丘)は商業新聞(読売、朝日、毎日、東京)に3100部を折込(26日朝刊で)、ポスティングでは紅葉丘1~3丁目には1100部、若松町2~5丁目には2600部、緑町1丁目と3丁目に300部ずつ、八幡町に300部、府中町1丁目に400部、同町2丁目と3丁目に300部ずつ、晴見町に2100部をそれぞれポスティング予定です。また緑町と府中町には毎日・東京新聞に300部を折込予定をしています。このニュースを見ての生活相談や議会質問への要望などをいただくようになり、本当に嬉しい限りです。住民の方々、読者のみなさんから、喜ばれるニュースをめざしていくように頑張ります。

19 12月

府中市議会 平成29年度第4回定例議会 終わる

今日(19日)、12月4日から開会した第4回定例会が終了しました。市から提案された17つの議案(先決処分承認の1議案も含む)に対する、各会派の審議結果は以下のとおりです。

 

共産党 賛成14 反対3

 

市政会(自民党)賛成17 反対0

 

市民フォーラム 賛成17 反対0

 

公明党 賛成17 反対0

 

生活者ネットワーク 賛成16 反対1

 

自由 賛成17 反対0

 

府中リベラル 賛成17 反対0

 

市長提案議案のいずれも賛成多数で承認されました。ちなみに来年の第1回定例議会は2月19日から開会する予定です。

 

15 12月

府中市議会市庁舎建設特別委員会・・現段階の建設費は211億円

★そもそも市民にとって市役所とは・・

 

今朝(15日)はJR北府中駅であいさつ、午前中、市議会市庁舎建設特別委員会に出席、夕方に街頭宣伝、夜に市民要求連絡会に出席予定。さて今日の市議会、市庁舎建設特別委員会において、現段階での建設費用の概要について説明があり211億円(当初の概算予定は150億円)と、説明がありました。しかしながら、今後建設労務費や資材の高騰、追加工事などもあることが予想されることから、まだ費用は膨らむことだと思います。また今日は設計を担当している業者の方から、市庁舎の模型と議会棟のデザインなどについても説明がありました。市役所や議場の建物の素材については、けやきなどの木材も活用して、国府が置かれた都市、府中市の「風格」を醸し出すデザインとなっています。

 

また新市庁舎のポイントは、「おもや」と「はなれ」の2棟構造が最大の特徴です。全体のデザインとしては、府中が宿場町であった面影をそのデザインに生かし、JR府中本町駅と京王線府中駅の間の人の導線をつなぐために、「おもや」と「はなれ」の間に通路が確保されているデザインになっています。工期については、平成33年度中の完成をめざしていますが、恐らく工期はまだ延長すると思われます。

 

市民にとって市役所とは行政サービスの用事が足せば、それで済む施設ではあります。一方で行政サイドにとっては、自治体のひとつのシンボリックな象徴でもあるのが市役所の建物です。確かに府中市役所の建物は、26万都市の自治体にしては老朽化して質素だと、私も思います。耐震性の課題もあることから、建て替え自体は私も認識は一致します。一方で、市役所の任務は、市民に対する行政サービスを実施するところであります。その点からすると、今度の新市庁舎のデザインと作りは、府中駅周辺をはじめとする、市街地の街づくり政策の要としての、市庁舎建設の色が強いのではないかと、私は思います。いずれにしても、新庁舎建設が市財政に与える影響を極力少なくしてほしいと思います。私もこの点、執行部に対しても、明確に主張していきたいと思います。