28 3月

朝日町で建設中の新給食センターの見学に行きました

今朝(28日)は府中駅北口デッキであいさつ、午前中は府中市議会の議員全員による、朝日町で建設中の新給食センター(市内全ての小中学校の児童、生徒を対象に調理)の見学に行きました。全国で一番の大規模を誇る給食センターであり、2万2千食を調理するマンモス給食センターだけあって、まだ建設途中ではありますが、そのスケールの大きさを実感しました。

私は学校給食については、自校方式(学校ごとに給食調理場を設けて行うやり方)が望ましいとは思いますが、一方で府中市が今年の9月から新給食センターを完成させ稼働する以上は、子どもたちにとって安全安心、おいしく良質な給食の実現、とくに地元でとれた地産地消の野菜や果物を大いに使った給食の実現を求めたいと思います。また最近発生した立川市の共同給食センターの食中毒事故などの原因も大いに検証し、今後の安心安全な給食実現のために、その教訓を導き出さなければなりません。こうした立場から、今後は府中市の小中学生の児童、生徒たちの食育を発展させる立場から、議会でも積極的に論戦していきたいと思っています。

26 3月

貧困ビジネスから生活困窮者を守れ!

先日、府中市内で生活保護を受給されている方から相談がありました。お話を伺うといわゆる「貧困ビジネス」の犠牲になっていることがわかりました。その名称は「ルームシェア」と称し、戸建の家を1棟借りて、生保受給者に対しては4畳半か6畳の個室部屋に住まわせ、住居価値以上の割高な家賃を請求しているようです。また水光熱費も不透明な計算方法で割高な請求するなど、生活保護者から「利益」をむしりとるようなやり口が、よくわかりました。

国会では共産党議員団がこの問題を取り上げ、また以前には、しんぶん赤旗でも特集記事もありました。今回、伺った相談の件については調査中なので、詳しくは現段階では記述できませんが、私も生活困窮者の問題については、複数回、一般質問で取り上げてきたこともあり、この貧困ビジネスの実態についても、今後現場の声を聞いて、議会でも取り上げたいと考えいてます。

16 3月

府中市議会定例議会が終わりました・・新たな情勢でどう戦略を構築するべきか

今朝(16日)は府中駅北口であいさつ、午前中は市議会最終日で本会議。私は2017年度府中市予算案に反対討論に立ちました。反対は共産党と生活者ネットワークで、他は賛成多数で可決しました。

今年の市の予算の特徴を一言にすると、新市庁舎建設とオリンピック・パラリンピックへの準備と、市民協働への取り組みを柱とする内容で、前年までの大幅な市民サービス削減という「施策」内容はとくに見当たりませんでした。市は「景気は回復傾向にあり、税収も増えている」とありますが、これまで市の財政計画である4年間で88億円の減収を見込んでいた「計画」は、当たらず増収となりました。共産党議員団は「これまでの財政計画を見直し、市民サービス削減の行財政改革推進プランは見直すべきである」と主張しました。また今回の予算特別委員会ではどの議員も触れませんでしたが、やはり東芝の動向が気になります。昨日のブログでも伝えましたが、東芝株が管理銘柄になり、上場廃止の可能性も報道されています。やはり東芝府中事業所の動向がどうなるか、誰もが気がかりに認識しているはずです。

私は府中市政を支える「思想的」柱は、行財政改革と市民協働の考えだと思っています。そうした「思想」を支える物資的支えとしての、東芝、NEC,サントリーなどの大企業の存在が企業城下町としての府中市の財政、雇用、産業などの物資基盤を下支えしていると思います。この基盤の1つが崩壊する可能性があるのですから、府中市もその戦略を見直さざるえないでしょう。私も、そして共産党をはじめとする、民主的勢力も新たな「対府中市戦略」を構築し、運動をすすめるべきと思います。明日の朝は北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学の卒業式に来賓で出席予定です。

13 3月

府中市議会予算特別委員会・・教育費の質疑、いじめ問題で発言

今朝(13日)は西武線多磨駅であいさつ、終日、市議会予算特別委員会に出席。さて今日は教育費について発言しました。私は昨年3月議会の一般質問で取り上げた、いじめ防止対策問題で発言しました。この間、私に相談があった内容をもとに質疑を行いました。

相談があった内容(いじめにあったお子さんの親御さんから要望)のなかで、一番強かったのは学校側の対応の問題です。とくに学校の校長先生や担任の先生の対応に不満があったケースについて、相談体制の在り方と教育委員会事務室の在り方を質しました。府中市には学校以外の相談機関としては、市の教育委員会と教育センターで相談体制があるほかは、東京都の相談センターを紹介しているとのこと。私は市独自のフリーダイヤルの相談体制の整備や、そうしたいじめの相談機関の紹介を、親御さんたちに周知徹底することを要望しました。また、いじめの解決については、学校現場任せにしないで、市の教育委員会も具体的に指導、援助できる体制と実行を要望しました。

小中学校の子どもたちは、大人になる過程での思春期であり、この時期にいじめが原因で今後の人生に深い傷を負うことは、不幸なことだと考えます。私は今後もこのいじめ問題については、現場の声もよく聞いて議会で取り上げたいと思います。

09 3月

府中市議会 予算特別委員会2日目・・オスプレイ問題、生活困窮者自立支援制度などを取り上げました

今日(9日)は午前9時30分から午後5時まで、市議会予算特別委員会に委員として出席。今日の委員会では府中市の平成29年度予算案の審議が行われ、「歳入」と「議会費、総務費、民生費」の項目で質疑が行われました。

私は午後4時15分ごろから約30分間のやりとりを行い、総務費の関係では横田基地に今年中にも配備予定の米軍用機オスプレイ配置に対する府中市の態度を、民生費では生活困窮者自立支援制度の運用改善と、生活困窮者に対する国民健康保険の制度運用について質疑をしました。オスプレイ問題では、この間共産党議員団が一般質問で取り上げてきた議論の到達点も踏まえ、府中市が横田基地をかかえる近隣自治体とも深く連携して、オスプレイの横田基地配備に反対の意思を明確にするよう求めました。府中市の態度は近隣自治体とも連携することは明言しますが、動きが鈍い状況。私は「オスプレイが府中市上空を飛来する」ことは、市も答弁で認めているので、他自治体と強く連携して反対の動きもを明確にするよう伝えました。

生活困窮者自立支援制度については、昨年6月議会一般質問で取り上げ、その後の経過について質疑しました。一番嬉しかったのは、市の生活困窮者自立支援制度を紹介するチラシ、カードを市内のインターネットカフェに設置してほしいという要望を実現してくれたことでした。さらに今後はコンビニも設置を要望しました。事実上の「路上生活者」が多く集まるネットカフェに、こうした制度を知る機会を得ることは、大変嬉しいことです。

3つ目の生活困窮者に対する国民健康保険活用の問題では、平成21年7月の厚生労働省通達「生活困窮者に対する国保の運用について」の周知徹底と、その活用を求めました。市の答弁では、率直に言ってあまりこの通達を意識して、実施しているとは言えない状況であると、私は認識しました。府中市でも所得の上からも「格差と貧困」が広がるなかで、生活困窮者が国保にアクセスできない状況があってはならないとの思いで、私も今後もこの問題を取り上げたいと思います。