府中市 5歳児健診・・こども家庭庁が5歳児健診を実施する自治体に費用補助、28年度までに100%達成めざす
府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。
私は12月市議会の一般質問で、5歳児健診の実施を求めて質疑をする予定ですが、今日の読売ネットニュースにおいて、こども家庭庁が5歳児健診の実施について自治体に補助を行い、28年度までに全自治体で実施を目指すとの記事があります。
★母子保健法では5歳児健診は任意ではあるが
読売ネットニュースでは、「こども家庭庁は来年度から、発達障害の可能性を見極めるのに有効な『5歳児健診』の普及に乗り出す。早期に障害がある子どもを支援し、症状の改善につなげるのが狙い。健診に必要な医師らを確保する費用や研修費を自治体に補助し、14%にとどまる実施率を2028年度までに100%にすることを目指す」。
同ニュースによると、母子保健法では、1歳半と3歳児の健診を自治体に義務付けているが、5歳児健診は任意となっており、22年度の実施率は14・1%にとどまっているとのことです。「多くの子どもは3歳児健診後、小学校入学前に受ける『就学時健診』まで、約3年の空白期間がある」としています。
★5歳になると社会性が高まり、発達障害が認知されやすくなるときこそ健診が必要
また記事によると文部科学省では、「22年度に自閉症などの発達障害があって特別支援学級に通う児童は、約13万人に上った。就学時健診を機に発達障害が判明しても、進路選びや学校側の支援体制の構築に時間が足りないという課題があったと分析、さらに「5歳になると社会性が高まり、発達障害が認知されやすくなる。5歳児健診を実施している大分県竹田市で行われた研究では、自己表現や集団行動が苦手だった発達障害の子どもの多くが、支援を受けた結果、通常学級で過ごした」とのことです。
この記事にありますが、5歳の段階でおこさんが発達障害をもつかどうかの判定は、極めて大事であると推察できます。この5歳の段階で発見し、発育への支援を行うことで、こどもの将来が大きく左右されることは言うまでありません。私あてにも発達障害を持つ保護者の方からのご相談をいただきますが、ぜひ私も政府の方針も踏まえて、府中市においても5歳児健診の実現にむけて取り組みたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
※5歳児健診のチェツク項目
〇片足で5秒以上経てるか 〇ボタンのかけはずしができるか
〇しりとりができるか 〇じゃんけの勝敗がわかるか
〇かんしゃくをおこすことがよくあるか 〇順番を待つことができるか