府中市出資会社の㈱フォルマが三越伊勢丹相手に、賃貸契約解除の条件が折り合わず訴訟へ
府中市議会議員の 結城りょう です。
11月30日付き日経新聞で、府中市が出資している㈱フォルマ(伊勢丹府中店があった建物を管理している会社)が、三越伊勢丹を相手に、8000万円の支払いを求める民事訴訟を起こしている記事を掲載しています。この記事では「同ビルには、三越伊勢丹が別業態の商業施設を出店する予定だったが、条件が折り合わず、フォルマが解約を申し入れた。その後、賃借料や共益費をめぐる争いとなった」とあります。さらに記事では「フォルマによると、三越伊勢丹側と、百貨店とは別業態の商業施設開業でいったんは基本合意した。その後、賃借料など詳細な条件の詰めで折り合わず、フォルマが賃借料の解約を三越伊勢丹に申し入れた」と報じています。
三越伊勢丹は2031年まで、㈱フォルマとの間で賃貸契約が残っていましたが、この記事によると伊勢丹側は契約を解除まで決断したが、詳細な条件で折り合あいがつかず、民事訴訟ということになったようです。日経新聞という大手マスコミで明らかになったのですから、事は重大でしょう。恐らくこの係争はもう少し時間がかかるのではないでしょうか。また年が明けた1月26日投開票の府中市長選挙において、この伊勢丹問題と府中駅再開発事業の在り方は、争点になることでしょう。
※参考 結城りょう 2018年12月4日ブログ「伊勢丹府中店は閉店でどうなるのか・・伊勢丹府中店閉店後は?(府中市議会一般質問の質疑から)」