府中市立総合体育館、復旧に1年の見込み・移設案も(読売新聞)
今日(11月28日)の読売新聞多摩版に、台風19号の影響による停電で使用ができなくなっている市立総合体育館について、「復旧に約1年かかる見込み」と報じています。
記事では「地下水が老朽化した施設の亀裂を通じて地下2階の電気室に侵入した可能性が高い」とし、長期的には同体育館を移設する構想も示したとあります。当面同体育館で行われる予定だった、来年1月26日投開票の市長選挙の開票作業、五輪キャンプ地として受け入れについても、市内の別の体育館で代替するとあります。ちなみに移設先については、高野市長は「浅間町にある府中基地留保地跡地に建てる構想」を示したとのことです。
この問題では、すでに基地跡地等特別委員会において、同留保地に総合体育館の建設が計画に入っています。しかしながら今回の台風による、現行体育館が1年間も使用不能になるとは、予想外だったことでしょう。また現在の総合体育館は1971年に完了し、現在、耐震化の工事中に今回の被害が発生したとのことです。
今回の台風による水害は府中市にとって、ある意味「初めての」経験であり、想定外のことだったと思われます。今後、公共施設の安全対策を見直す必要があると思います。今度の12月議会では多くの議員の方からも、この問題で質疑があると思われますので、注視したいと思います。