府中市議会で「加齢性難聴者の補聴器購入、使用で国に助成制度創設を求める意見書」の陳情が、委員会で不採択に
府中市議会の 結城りょう です。
今日(9月9日)の府中市議会厚生委員会において、「高齢期問題を考える府中連絡会」が提出した「加齢性難聴の補聴器購入、使用で国に助成制度創設を求める意見書」提出の陳情が採択され、採択と不採択が同数となり委員長判断で「不採択」となりました。
陳情事項として①加齢性難聴者への「聞こえのバリアフリー」「聞こえの支援」について、国に対して自治体任せにせずに高齢者の実情を把握し、難聴者の必需品である補聴器の購入、調整を支援する公的助成制度を創設することを求める、府中市議会の意見書を提出するというものです。
陳情説明にたった小松雄三さん(府中社会保障推進協議会会長)は、国会や都議会での審議の状況などを伝え、補聴器があまりに高価で年金暮らしの高齢者に購入できない状態であること、また加齢性難聴が認知症の原因にもなりうることが、国際アルツハイマー病会議でもその1つとして発表されていることなどを理由に、早期に助成制度を国に作らせることを求めました。
陳情の採決においては、採択を主張したのが3人(共産党、市民フォーラム、生活者ネット)、不採択を主張したのが3人(市政会2人、公明党)の可否同数のため委員長判断で「不採択」となりました(委員長は公明党)。ただ本会議ではまだ逆転裁決の可能性も残されてはいます。ぜひ18日の本会議場に起こしください。
★結城りょう 街頭市政報告&相談会
(朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近も予定