府中にも「食」の助け合いの輪を・・三鷹市でフードバンクが設立
府中市議会議員の 結城りょう です。
今日(7月1日)付きの東京新聞多摩版に、三鷹市で家庭で余っている食糧品を持ち寄り、生活困窮世帯へ配る「フードバンクみたか」が6月29日、三鷹市内で設立総会がされたと報じています。
私は5月23日付きブログ「府中市にもフードバンクの創設など積極的な協力を求めたい」でも記載しましたが、「格差と貧困」が広がるなか、府中市でも行政が後押をして、フードバンクの設立を求めたいと思います。
とくに三鷹市では社会福祉協議会が支援をしています。記事にもありますが、市民が缶詰やレトルト食品など約10キロを寄せ、今年3月から5月まで試験的に実施した4回のフードドライブでは、114人から計214キロの食糧品が寄せられ、市生活、就労支援窓口などを通じて23世帯に配布されとあります。
記事では三鷹フードバンクの代表の方のコメントとして「フードバンクの認知度向上や、企業からの提供に備えた食料の確保が課題。食のセーフティーネットをつくるために賛同者を広げたい」とコメントされています。
府中市内でもブログで紹介した、府中緊急派遣村のみなさんが生活困窮者の方々への食糧配布活動などを積極的に行っています。また市内でも増えている子供食堂の運営のためにも、行政がこうした民間団体とも大いに連携して、食料確保と配給活動を行うことは「格差と貧困」社会を解消するために、必要です。私もぜひこうした三鷹の取り組みを参考に調査して、議会でも取り上げたいと思っています。