28 6月

府中でも空き家活用へ鑑定士の育成を・・宮城県塩釜市の取り組み

 府中市議会議員の 結城りょう です。 (HP検索→結城りょう)
 宮城県の塩釜市のシルバー人材センターでは、高齢社会のなかで増え続ける空き家の利活用を促すために、民間の資格である「木造空き家鑑定士」をもつ会員の育成に乗り出しているとのことです(河北新報4月12日付き)。
記事では「講習会と試験を4月11日に実施し、会員ら5人が合格基準を満たした」そうです。木造空き家鑑定士は空き家所有者の依頼を受け、20項目の簡易鑑定を行い、①解体、②修繕後の活用、③流通活用のいずれかを勧める鑑定書をまとめ、家屋に使用されている構造部材の評価額も提示して、所有者の判断に生かしてもらうとのことです。塩釜市のシルバー人材センターの事務局長は記事のなかで「空き家の再生は全国で広がっている。(シルバーの)会員が鑑定した空き家が利活用されれば、障子張りなどなどセンターの仕事も増え、高齢者の社会参加に生かせる」としています。
これは大変示唆に富む取り組みだと思います。塩釜市ではシルバー人材センターの会員を対象にしていますが、たとえば東京土建などの建設組合の会員や建築物などにかかわりのある市民の方々が、こうした資格を取得して、空き家の利活用促進を図ることは、府中市においても大いにできるのではないでしょうか。
私も東京土建組合で仕事をしていましたが、工務店の方は建築物については専門家であり、最適の方がただと思います。ぜひこうした取り組みについて、調査して市が空き家の活用を奨励するような提案したいものだと思います。

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